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仮面ライダーカブト

かめんらいだーかぶと

仮面ライダーカブトとは、2006年に放送された、『平成仮面ライダーシリーズ』第7作目である。全49話。
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概要

2006年1月29日から2007年1月21日までテレビ朝日系列で放映された平成ライダーシリーズ第7作目にして仮面ライダーシリーズ35周年記念作品
キャッチコピーは「天の道を往き、総てを司る」、「俺が正義」。
かつて【最強】をテーマとした『仮面ライダーストロンガー』に倣い、平成における最強ライダーを主題として製作された。実際、主人公であるカブトはその変身者共々チートライダーとして扱われる程の強さを誇っている。

同時に、それまでに登場した平成ライダー達の物語性、パフォーマンスを踏襲しつつ、随所に盛り込まれたお料理要素やコメディ描写など、これまでのシリーズとはまた一味違ったセンスが特徴といえる。公式サイトでも、テレビ朝日版にて料理レシピが掲載されたり、東映版にて料理シーン撮影の裏話が掲載されたりしている。

総合的な評価

良くも悪くも今見てもとにかくぶっ飛んだ作風であった。
世界観こそシリアスでまじめな話も多々あるが、ある意味それ以上にギャグのインパクトが強く、テーマ性や連続ドラマ要素を抑え娯楽色に傾いている点には今でも評価が割れている。
加えてストーリーの粗に関する指摘や、物語が続く上での積み重ねが感じられないといった批判も散見される。
また本作は多人数のライダーが活躍する作劇となっているのだが、出番が均等だったとは言い難い。主人公ライダーであるカブトは出番が多くて当然なのだが、5人目のライダーにして実質的な副主人公でもある仮面ライダーガタックや後半からの登場ではあったが強烈な印象を視聴者に与えた仮面ライダーキックホッパー以外はかなり活躍もまばらであり、「全体を通してのストーリーラインが作りにくくなった要因ではないか」という考察も存在する(本作一のギャグキャラにして戦闘力も高い仮面ライダーサソードも変身前のイメージが強すぎるので……)。

しかしスタイリッシュな戦闘シーンやライダーの純粋なカッコよさ、これまでの平成ライダーからやや離れたアニメチックな濃いキャラクター達は非常に高い人気を誇る。特に後者は『仮面ライダー電王』などにも受け継がれていくこととなる。

その為、本作に肯定的か否定的かは問わず大抵の特撮ファンは「話はまだしもキャラクターの個性は出ておりアクションはカッコいい」「なんだかんだで好き」と評している。様々な意見や感想が出る平成ライダーにおいてここまで評価が一致する作品はそうそう無いので、そういう意味では最も完成した作品と見ることも出来るだろう。

物語

1999年渋谷に突如として振り注いだ隕石により、人々は大きな痛手を受ける。
しかしその「渋谷隕石」と共に、謎の地球外生命体「ワーム」が飛来、渋谷隕石の落下地点である渋谷を中心として増殖、猛威を振るいはじめる。
警察によって組織された対ワーム殲滅部隊ZECTの隊員である加賀美新は、前線に出て人々を守ろうと熱意を燃やすが、後方支援にばかり回されその未熟さから空回りする日々が続いていた。そんな中、市街に現れたワームによって部隊が危機に瀕する。加賀美が新しく開発された新兵器「マスクドライダーシステム」の力を借り、ワームと対峙しようとしたその時、謎の青年天道総司が現れ、なんと仮面ライダーカブトに変身してしまう。

そしてこのときから、二人はワームと人類の生存をかけた戦いの渦中へと飛び込んでいくことになる。

ライダーとしての能力

変身ベルト

本作のライダーへの変身は、ジョウント移動というワープによって出現する「ゼクター」という専用機器で行う。
その為、変身ベルトはゼクターを装着する機能のみである。
その他ゼクターには、各必殺技・特殊能力を使用する場合に各能力の状態をアナウンスで伝える機能も存在する。

キャストオフ⇔プットオンで切り替える2つのフォーム

ほぼ全てのライダーは、

の2種類のフォームを使い分ける事ができる。
詳細はマスクドライダーシステムを参照。

クロックアップ

成体のワームや各ライダーフォームが、体に流れるタキオン粒子を用いて、時間の流れを操作することで行う超高速の特殊移動方法。
詳細は当該項目を参照。

ワーム

ワーム練習

ベルバーワーム


渋谷隕石に取りついて地球に流れ着いた謎の生命体。
サナギ体から成虫形態へ変貌する、二段階の成長を行う。成虫は、何故か地球に生息する昆虫・クモ類等の節足動物に似た外見・能力を持つ。
サナギ体では一般人の用いる通常の武器で対抗できる程度であるが、これが成長を遂げると成虫へ変態し、クロックアップ能力の使用をはじめとし、サナギ体とは比較にならない戦闘能力を発揮する。
更に特徴的なものが人間に擬態する能力であり、襲った人間の一切の記憶や性癖を完全にコピー、コピー元の当人を殺害して入れ替わり、人間社会に紛れ込む。

成虫には様々な個体が存在し、番組後半では海に棲む甲殻類や、昆虫とはかけ離れた軟体動物などへ羽化した者も現れた。

登場人物

主人公・仮面ライダー


主人公を支える人物


ZECT


ワーム/ネイティブ


その他

※実際の役名は表記されていないが、劇中描写や各種媒体などでの記述から、『仮面ライダーTHE FIRST』版の本郷猛と解釈できる。

ゲスト

  • 警備員:原田孝司
  • 刑事A:田村円
  • 刑事B:下塚恭平
  • IT社長ウエムラ:村上幸平
  • 宏子:馬場梨里杏
  • アナウンサー:下平さやか(テレビ朝日アナウンサー)
  • マネージャー:石井苗子
  • 相良和彦:松本博之
  • 亜美:大宮司愛磨
  • 戸塚:阿南健治
  • 岡村京子:竹中絵里
  • フランス人:メクダシ・カリル


呼称表

が\に天道加賀美矢車影山風間ひより田所
天道加賀美矢車影山風間ひより田所
加賀美天道矢車さん(ジオウでは「矢車」)影山さん(ジオウでは「影山」)?ひより岬さん田所さん
矢車天道加賀美影山/相棒風間大介??田所さん
影山天道加賀美矢車さん/矢車/兄貴???岬さん田所さん
風間天道???私/俺??岬さん?
天道カ・ガーミン????ミサキーヌ?
ひより天道加賀美??????
天道君加賀美君矢車さん影山君?剣君ひよりちゃん田所さん
田所天道加賀美矢車影山???

スタッフ

  • 原作:石ノ森章太郎
  • スーパーバイザー:小野寺章(石森プロ)
  • プロデューサー:梶淳(テレビ朝日)/ 白倉伸一郎、武部直美(東映)
  • 監督:石田秀範、田村直己、長石多可男、田﨑竜太、鈴村展弘、柴崎貴行
  • 脚本:米村正二、井上敏樹
  • 音楽:蓜島邦明
  • アクション監督:宮崎剛(JAE)
  • 特撮監督:佛田洋
  • 撮影:いのくままさお、倉田幸治
  • 助監督:柴崎貴行、伊藤良一、山口恭平、杉原輝昭ほか
  • プロデューサー補:和佐野健一
  • タイトルバック(演出):田﨑竜太
  • クリーチャーデザイン:韮沢靖
  • 妖精デザイン :唐橋充
  • 編集:長田直樹
  • 技術協力 :オーエイギャザリング(初回?2006年5月上旬) → アップサイド、東映ラボ・テック、KYORITZ
  • 制作協力:石森プロダクション(クレジットなし)
  • 製作:テレビ朝日、ADK、東映


スーツアクター

  • 仮面ライダーカブト、仮面ライダーダークカブト:高岩成二
  • 仮面ライダーザビー、仮面ライダーガタック:伊藤慎
  • 仮面ライダードレイク、仮面ライダーザビー(代役):押川善文
  • 仮面ライダーサソード、仮面ライダーダークカブト(代役):渡辺淳
  • 仮面ライダーキックホッパー:大岩永徳
  • 仮面ライダーパンチホッパー:永瀬尚希
  • ゼクトルーパー:福沢博文岡元次郎、小島美穂など


主題歌・挿入歌

主題歌(オープニングテーマ)

『NEXT LEVEL』
 作詞:藤林聖子
 作曲・編曲:渡部チェル
 歌:YU-KI(TRF

挿入歌

『FULL FORCE』(2話~32話)
 作詞:藤林聖子
 作曲:nishi-ken
 編曲:RIDER CHIPS・渡部チェル
 歌:RIDER CHIPS
『うきうきバースデイ』(21話)
 作詞:森由里子
 作曲:いけたけし
 歌:影山瞬(内山眞人)
『LORD OF THE SPEED』(33話~49話)
 作詞:藤林聖子
 作曲:渡部チェル
 編曲:RIDER CHIPS・渡部チェル
 歌:RIDER CHIPS featuring 加賀美新(佐藤祐基)

各話リスト

正式なサブタイトルは存在せず、サブタイトルとするものは新聞紙やTV情報雑誌に記載されている。
登場マスクドライダーはカブトを除き、ダークカブト以外初登場時のものを記述。

話数サブタイトル登場ワーム、マスクドライダー
第1話最強男アラクネアワーム・ルボア、アラクネアワーム・フラバス、アラクネアワーム・ニグリディア
第2話初2段変身アラクネアワーム・フラバス、アラクネアワーム・ニグリディア
第3話俺が正義!!ランピリスワームベルクリケタスワーム
第4話愛を説く!!ベルクリケタスワーム
第5話捕獲指令!!エピラクナワーム
第6話オレ様の花プレクスワーム
第7話2号新登場仮面ライダーザビーベルバーワーム、ベルバーワーム・ロタ
第8話怒れる豆腐ベルバーワーム、ベルバーワーム・ロタ
第9話蜂の乱心!!コレオプテラワーム・アエネウス、コレオプテラワーム・クロセウス、コレオプテラワーム・アージェンタム
第10話友じゃねえコレオプテラワーム・クロセウス、コレオプテラワーム・アージェンタム
第11話合コン燃ゆ仮面ライダードレイクミュスカワーム
第12話化粧千人斬ミュスカワーム
第13話チーム解散セクティオワーム、セクティオワーム・アクエレ
第14話裏の裏の裏白サナギ
第15話怪人名医!?フォルミカアルビュスワーム、フォルミカアルビュスワーム・オキュルス、フォルミカアルビュスワーム・マキシラ
第16話まさかの嵐フォルミカアルビュスワーム、フォルミカアルビュスワーム・オキュルス、フォルミカアルビュスワーム・マキシラ
第17話甦る記憶!!ビエラワーム
第18話さらばゴンビエラワーム
第19話さそり富豪仮面ライダーサソードセパルチュラワーム
第20話ねぇじいやセパルチュラワーム、スコルピオワーム
第21話VSクワガタブラキペルマワーム・オーランタム、ブラキペルマワーム・ビリティス
第22話誕生特別編仮面ライダーガタックタランテスワーム・パープラ、ブラキペルマワーム・オーランタム、ブラキペルマワーム・ビリティス、スコルピオワーム
第23話謎+謎=Xジオフィリドワーム
第24話ラーメン道ジオフィリドワーム
第25話驕る捜査線ウカワームジェノミアスワーム
第26話激震する愛ジェノミアスワーム
第27話俺!?殺人犯アキャリナワーム
第28話なぜ!?絶命アキャリナワーム・アンバー
第29話闇キッチンキュレックスワーム
第30話味噌汁昇天キュレックスワーム、スコーピオンワーム
第31話衝撃の事実フォリアタスワームシシーラワーム
第32話解ける謎!!フォリアタスワーム、シシーラワーム
第33話萌える副官仮面ライダーキックホッパー、ウカワーム、キャマラスワーム
第34話砕け超進化仮面ライダーカブト(ハイパーフォーム)、ウカワーム、キャマラスワーム
第35話地獄の兄弟仮面ライダーパンチホッパーネイティブコキリアワーム
第36話赤い靴暴走ネイティブ、コキリアワーム
第37話学校の怪談レプトーフィスワーム
第38話あぶない妹レプトーフィスワーム
第39話強敵黒カブトウカワーム、サブストワーム仮面ライダーダークカブト
第40話最大の哀戦ウカワーム、サブストワーム、仮面ライダーダークカブト
第41話敗れる最強カッシスワーム・ディミディウス、ネイティブ
第42話最凶VS.最恐カッシスワーム・ディミディウス、カッシスワーム・グラディウス、仮面ライダーダークカブト
第43話俺を狙う俺カッシスワーム・グラディウス、仮面ライダーダークカブト
第44話生きるとはカッシスワーム・グラディウス、仮面ライダーダークカブト
第45話Xマス激震スコルピオワーム、カッシスワーム・クリペウス
第46話さらば剣!!スコルピオワーム、カッシスワーム・クリペウス
第47話最終章突入サナギ体、ネイティブ
第48話天道死す!!グリラスワーム、ネイティブ、仮面ライダーダークカブト
第49話(最終話)天の道グリラスワーム、ネイティブ、仮面ライダーダークカブト


余談

第14話では同時期に公開された『仮面ライダーTheFirst』の主人公本郷猛がゲスト出演した。

ニコニコ生放送にて行われた一挙放送ではライダーがクロックアップを使うとコメントが流れるスピードが遅くなるというお遊びが行われた。
おい公式何やってんだよもっとやれ

関連タグ

仮面ライダー 平成ライダー
仮面ライダーOOO仮面ライダーゼロワン:生物の力を使うライダー。

ニチアサ同期:轟轟戦隊ボウケンジャー(30分前)、ふたりはプリキュアSplash☆Star(30分後)

仮面ライダー響鬼⇒今作⇒仮面ライダー電王
駈斗戦士

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