概要
『仮面ライダーカブト』第11話「合コン燃ゆ」、第12話「化粧千人斬」に登場。ハエに似た能力を持つワーム成虫態。
背中の翅で空中を自在に飛び回り、口腔から腐食性の毒泡を吐いて相手を溶解する攻撃を得意としている。
屋形船での合コンに参加した女性に擬態していたが、ゴンが屋形船の屋上で死体を目撃し、風間大介に報告したことを発端に擬態が判明。(結局他の3人もサナギ体による擬態だったが)
ワームの性質かは不明だが、風間大介曰く「化粧ノリが妙に悪い」。
天道に正体を見破られ正体を表すも隙を見て逃走。
別の女性を殺して擬態した後、第12話前半にて大介にメイクアップされた女性・由香里を殺害し再擬態。本人を装って大介に接近するが、大介がメイクの仕上げに用いる『ハピネス』の香水の香りがしないという理由で天道に擬態を看破された。
正体を現し多数のサナギ体をけしかけ、ドレイクと対峙し由香里の姿と記憶でドレイクの戦意を削ぐ。その隙を突いて一方的に痛めつけるも、サナギ体と交戦していたカブトが隙を見て参戦。ライダーフォームとなったカブトと桜が舞う中クロックアップで交戦した後、ライダーキックで絶命した。
派生作品
『仮面ライダーウィザード』の魔宝石の世界に登場。
サナギ体から羽化したキャマラスワームとキュレックスワームの戦いに加勢するが、ファイズアクセルフォームの強化クリムゾンスマッシュを受けて爆死した。
余談
名前の由来はラテン語でイエバエを意味する「musca」。
見た目はハエらしからぬゴツゴツとした外見だが、これはモチーフにヨロイバエの一種を採用している為。
スーツはウカワームに改造された。
『仮面ライダーディケイド』のネガの世界ではこの第11話の合コンのオマージュと思われるシーンがある。(擬態してるのは虫の怪人だし、更に青いトンボの怪人という…)
第12話で擬態された女性・由香里を演じた英玲奈女史は、『龍騎劇場版』で霧島美穂の姉役を演じていた。
後に『炎神戦隊ゴーオンジャー』にて楼山早苗役、『仮面ライダーOOO』にてエイサイヤミーの宿主・佐倉優美役で出演している。
関連タグ
ハエ男、テレビバエ、ハエ怪人、ムスカ・ゾディアーツ、ベルゼバブ、グラニュート:ハエをモチーフにしたライダー怪人。中でもムスカ・ゾディアーツは名前の由来も同じ。