演:五十嵐貴子
概要
『仮面ライダーカブト』第33・34話に登場する鮮やかな水色が特徴のエビのワームで女怪人。他のワームとは一線を画する特徴的な鳴き声を発する。
腕の形状やカラーリングからエビというよりカミキリムシに近い印象を受けるが、肩や胸にエビの脚が生えており、スカートはエビの尻尾になっていることがわかる。
長い触角は暗闇でも敵を察知するセンサーで、深海でも活動が可能。
武器はハンマー状の鉤爪で、これにパワーを集中して敵を破壊する。他の甲殻類型の例に漏れず、戦闘力はかなり高い。
ウカワーム配下の喪服の女に擬態しており、キックホッパーの妨害で一度は撤退している。
ガタックとの戦いでは鉤爪の一撃で爆死させるが、ハイパークロックアップで時間を越えてきたカブトハイパーフォームに阻止されたことでガタックの死がなかったことになる。その後はハイパーフォームに圧倒され、必殺技の「ハイパーライダーキック」を喰らって倒された。
よくガタックが通常攻撃で爆殺されたかのように言われるがよく見るとライダーの必殺技と同じタキオン粒子を纏っており、爆死したのもそれ程不自然では無い。
派生作品
『レッツゴー仮面ライダー』ではカブトとモチーフを同じくする仮面ライダーストロンガーに襲い掛かったが、軽くいなされてしまう。
『仮面ライダーウィザード』第52話にて魔宝石の世界の怪人として登場。
操真晴人を襲ったワーム(さなぎ)が羽化し、その内の1体がキャマラスワームとなった。
同じく羽化したキュレックスワームやミュスカワーム共々、最期はハルトのライダーリングで召喚されたファイズアクセルフォーム、カブト(ライダーフォーム)のダブルライダーキックに敗れた。
余談
名前の由来はスペイン語でエビを意味する「camarón」と思われる。
ハサミが極端に大きいのでテッポウエビがモチーフかもしれない。
擬態元を演じたのは女優の『五十嵐』貴子氏であり、
声優の『本田』貴子氏ではない。
そのため長年ピクシブ百科事典で誤解を与えたまま修正されていなかった。
『五十嵐』氏は他にサブストワームの擬態元も担当している。
スーツはビエラワーム の改造。
実はビエラワームをデザインした韮澤靖氏の近所に住む子供がエビの怪人と言っていた為、本当にエビになった。
また、シオマネキモチーフのウカワーム(白色)やザリガニモチーフのサブストワーム(金色)同様、甲殻類モチーフの怪人にあえて赤色を採用しないのは「赤色だと美味しそうに見えてしまうから」だそうな。
ちなみに、カルビーから販売された『仮面ライダーチップスR』にておまけカード化もされている(カードNo.は460)。
『カブト』に登場する一般怪人の中では(名前はともかく)知名度はそこそこ高い。
というのも、彼女の活躍する第34話はハイパーフォーム初お披露目回であり、彼の強さを引き立たせる為にガタックがキャマラスワームに一撃で爆散されるというシーンが視聴者の印象に強く残った為である(それもテーマソング『LORD OF THE SPEED』開始と同時にである)。
詳しい詳細はウンメイノーにて。