概要
『仮面ライダーカブト』第37話「学校の怪談」、第38話「あぶない妹」に登場。(鳴き声以外とてもそうは見えないが)キリギリスに似た能力を持つワーム成虫態。
70mの驚異的なジャンプ力を誇り、体内で練り上げた殺人音波を腕の先から放ち敵を攻撃する能力を持った(意外にも)強豪怪人。必殺技は腕にエネルギーを込めて放つパンチ。
7年前、天道の義妹・樹花が通う聖華学園の合唱部員全員と入れ替わったワームたちのリーダー格であり、その姿のまま全国大会に出場して優勝し、偶然真相を知った学園の理事長に合唱部の部屋ごと封印されるも、結局学園の栄光欲しさから学園長と契約を結び結託。
学園長の流した“呪の鏡”の噂に釣られてやって来た生徒たちを次々に殺害して本物と仲間とをすり替え、本物に成り変わり、学園内部に潜伏していた。
その過程で小林恵子という女子生徒を狙い襲撃するが、偶々場に居合わせたとパンチホッパーと交戦し、圧倒。駆けつけたカブトとガタックも翻弄し逃走する。
(ちなみに影山はこの場所にいた際ZECTに密かに写真を撮られており、仮面ライダージオウで地獄兄弟の紹介する場面で使われてる)
(おそらく)ウカワームの指示を受け監視役を務めていた黒装束の女の指示で、最も危険な人物であるカブトをハイパークロックアップする前に始末しようと再び交戦するが、何処からか飛んできたパーフェクトゼクターに圧倒され一端その場より逃走する。
その後、真相を知った天道たちの前に、部下のワームたちと共に7年前に失踪した聖華学園合唱部の女子生徒に擬態した姿で現れる。
契約者である理事長が岬に銃を向けられた際に擬態を解いて正体を現すと“生徒の望みを叶えただけだ”と自身の悪行三昧を棚に上げて開き直る理事長をその場に残し、その前の晩、お祝い程度の軽い気持ちで鏡に願い事をした樹花にすり替わるべく、キャンプへと向かうバスを配下と共にトンネル内で襲撃するが、バスに乗り合わせていた加賀美たちに阻止される。
トンネルを抜け出た林でガタック、彼に加勢に駆けつけたサソードと激闘を繰り広げ2人を圧倒するが、樹花を助ける為に駆けつけたカブトハイパーフォームが2人に合流した事で形勢は逆転。
最後は発動された『マキシマムハイパータイフーン』に自ら突っ込んで行き、監視役の黒装束の女たち共々横なぎに両断され爆死した。
ちなみに、学園長は岬たちによって拘束されて逮捕された模様。
余談
名前の由来はキリギリス上科を意味する「Leptophyes」から。
スーツはフォリアタスワームの改造。後にラスボス怪人のグリラスワームに改造された。