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学校の怪談

がっこうのかいだん

学校の怪談は、都市伝説の一種。これをモチーフとした小説・映画・アニメなども制作されている。
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テレビアニメ版はこちら → 『学校の怪談(テレビアニメ)
映画版はこちら → 『学校の怪談(映画)

概要

学校の怪談
あーそびましょー


学校の怪談と呼ばれることがあるその多くは、小学生を中心に語られる怪奇的なの集合体である。
学校に通う児童生徒が語る噂であるので学校内で起こることのみとは限らず、通学路など子供が日常を過ごす場所であれば、会話の中に含まれている場合がある。故に、学校のみで起こる事象を基にした怪談というよりも、学校で知り合う者同士で語る噂が基になった怪談である。そのため、人面犬口裂け女など、学校外で出現する怪異が含まれていることがあり、必然的に夏休みや宿泊行事での怪綺談も「学校の怪談」扱いされるというわけである。。

このような事情から、語り手や怪談の提供者が「学生」(中高生や大学生も含む)や教師などの「学校関係者」、はたまた「学生の親族」であれば、「学校の怪談」と呼べてしまうわけであり、車など子供には扱えない道具に関する話があっても何の不思議でもない。

これらの怪綺談を「学校の怪談」というジャンルに纏め上げた人物こそ民俗学者の常光徹氏であり、講談社KK文庫やポプラ社から刊行されている「学校の怪談」シリーズの著者として有名。ユーザーの中には図書館でこれらの書籍シリーズを見て育ったという人も多かろう。のちにこのシリーズを基にして実写映画テレビアニメドラマなどが制作された。

子供向けの怪談として夏休みなどの時期においては、納涼肝試しなどの一環として定番となっているテーマの一つである。
そのため、関連したホラー風味のグッズも商材として注目されている。また、イラストや漫画の題材としても描かれることが多い。

怪談の例

いわゆる都市伝説の類も学校の怪談として語られているものがあれば記載する(随時追加希望)。

妖怪系

都市伝説妖怪を参照。主にタグとしての使用例や項目のない妖怪をここで取り扱う。
総じて人に危害を加える妖怪が多い。

足売り婆さん

夕暮れの通学路で足を売っている奇妙な婆さん。
「足いらんかね?」と尋ねられて「いらない」と答えれば足をもぎ取られ、「いる」と答えれば足を付け足される。
助かる方法は「私はいらないので〇〇の下へ行ってください」と具体的な人名を添えて押し付ける他にない。

ウンコかけババア

学校のトイレでうんこをぶっかけてくる婆さん。これが本当の「クソババア」というやつであろうか。
講談社から刊行された「ゲゲゲの鬼太郎遊BOOK」ではトイレで全裸になるなどマナーを弁えない人間に一生匂いの取れないウンコをぶっかけて罰を与えると解説されている…あの、それトイレ汚しちゃうから本末転倒じゃありませんか?

ポプラ社の「学校の怪談大事典」では「クソカケババ」表記となっている。ちなみに関西圏では「ババ」にはウンコという意味がある。

爪切り婆さん

深夜12時に滑り台の上に出現する婆さん。
爪を切るかどうか聞かれた際に「はい」と答えたものの指を切断し、「いいえ」と答えたものの肩を切断する恐ろしい妖怪。うーむ子供の夜遊びを戒めるための存在なのであろうか?
笠間書院の「日本現代怪異事典」やポプラ社の「学校の怪談大事典」で存在が確認できる。

肩たたきババア

肩を叩いて振り向いた相手を刃物で切り裂く老婆。

トコトコさん

テケテケの男版。
ポプラ社の「学校の怪談大事典」で存在が確認できる。

お風呂坊主

夜8時に自宅の風呂に出現し、お湯を掛けた対象からあらゆる欲望を奪い取り、衰弱させて殺してしまう。
下半身がロボットで上半身が人間という奇妙な姿をしている。

黒マント

怪人赤マントの派生に当たる話で、こちらは文字通りの黒マント。
質問内容も色から体の部位に変わっており、好きだと答えた体の部位をもぎ取るという。
ポプラ社の「学校の怪談大事典」で存在が確認できる。

タナカくん

初出は恐らくジャパンタイムズから刊行された「夢で田中にふりむくな ひとりでは読めない怖い話」。
学校のロッカーに閉じ込められて死んだ少年の霊で、夢の中に出現し、肩を叩いて振り向いた相手をロッカーもとい夢の中に閉じ込める。「人」と書いた紙を枕の下に敷いておけば難を逃れるとも。
講談社から刊行された「ゲゲゲの鬼太郎遊BOOK」でも紹介された。

アンデッド看護師

深夜の学校にアンデッドの看護師(ゾンビまたは幽霊)が台車を引いており、追いかけられる。
主人公はトイレの一番奥の個室に逃げ込み、看護師がトイレの個室を一つ一つ開けていく。突然、扉を開ける音は消え、安心して便座から立ち上がると頭上には看護師がじっとこちらを睨んでいた…というオチ。
もし、アンデッド看護師に出会った場合、「今日の回診は終了しました」というと消えるという説も。
なぜ看護師が学校に出てくるんだよという疑問が出てくるが、学校になる前は病院だったと説明付けされる事が多い。
ちなみに後述の丑の刻参りも同様のオチで終わる。

噂のマキオ

元は世にも奇妙な物語に登場する噂が具現化した存在で、自らの噂をでっち上げて発信した存在を次の噂で語られる存在にしてしまう。のちに講談社KK文庫の「学校の怪談」第7巻や「日本のおかしな現代妖怪図鑑」で一緒に遊んだ人間を消滅させる都市伝説妖怪として取り上げられた。

ランニングベイビー

放課後に校内を走り回る赤ちゃんで見ると幸福が訪れる。
この手の怪談には珍しく、人に幸福を運ぶ存在である。座敷わらしの学校版のようなものか。

カマイタチ

古来より日本に伝わる妖怪で、古典的なかまいたちは切り傷を作るぐらいの妖怪とされるが、この手の現代伝承では車に乗っている人間の部位をすれ違いざまに切断する妖怪として語られている。

たけしくん

渋谷の外れにある銅像の名前で、自転車で周回しながら、「たけしくん遊ぼう」と声をかけると「たけしくん」が遊びに来る。もし、遊ぶのを断った場合は銅像に変えられるか、どこかへ連れ去られるという。
間違っても岩の妖精でもないし、バカヤローさんでも剛田さんでもない。こいつらが来たらそれはそれで怖いが。

噛み男

突然人体に噛み付いて来る謎の存在。
確かに噛まれた感触は残るが、姿は見えず、透明人間のような存在ではないかと言われている。
ゲーム女神転生シリーズでは口のある群体の球体として描かれており、P4GAではかみおとこに酷似したシャドウが登場、イザナギにボコボコにされていた。

学校の七不思議

詳しくは該当項目参照。


学校施設に関する話

学校の特定の場所で起こる怪綺談。
深夜に教材が動く、深夜に妖怪や幽霊が授業を受けているといった話が定番。

銅像

深夜に学校に建造されている銅像が動くという話。
二宮金次郎像が動くというパターンが有名。

理科室

人体模型と骨格標本の楽しい理科室


人体模型や標本が動くという話が定番であり、学校の怪談を元にした作品では人体模型が妖怪の一つとして登場する事も。

美術室

主にデッサン人形や石膏、名画、生徒の作品が動くという怪奇現象が起こる。
また、死んだ生徒の霊が完成させることができなかった作品制作に取り組んでいるという話もある。

音楽室

「月光」-Sonata quasi una Fanta-


深夜に音楽家の肖像画が動いたり、目が赤く輝く、誰もいない音楽室で突然、ピアノの音が聞こえる。
また、ピアノの音(「エリーゼのために」など諸説あり)を聞いたものは呪われて死ぬという説も。

放送室

誰もいないはずの放送室で突然、校内放送が始まる。

校長室

深夜に歴代の校長先生の霊魂が現れる、もしくは写真から抜け出て会議を始める。

体育館

深夜に死んだ生徒が生首でバスケットボールをしている、深夜にバスケの試合をすると遊んでいた子が消えているなど。

校庭

特定の場所で転ぶなどの不幸が起こりやすい、死んだ生徒が夕暮れ時や深夜に遊んでいる、不自然に動くブランコなど。

家庭科室

深夜に包丁が舞う、得体の知れない何か(幽霊など)が料理をしているなど。

怪談の踊り場などにある鏡の前に特定の時間に立つと鏡の世界に行ってしまうなど。
間違ってもこいつの仕業ではない

プール

何者かに足を引っ張られて溺れそうになるという話が定番。
プール以外にも宿泊行事で川や海を泳いでいる際に足を掴まれるというケースもある。こちらのパターンでは手の正体は水難事故で死んだ亡霊だとされる。

トイレ

  • カミをくれ

半開きになったトイレの個室で何者かが「カミをくれ〜」と頼むので、主人公がトイレットペーパーを渡すと「これじゃない、お前の「髪」だ!!」と叫んで髪を引っ張られてトイレに引きずり込まれる。

  • 赤い紙、青い紙

あかちゃんとあおちゃん


用を足していると、「赤い紙、青い紙どっちが好き?」とどこからともなく声が聞こえる事があり、赤い紙と答えると見るも無残な姿に変えられる、青い紙と答えると血を抜かれて真っ青な状態にされる。特定の色を答えると助かったり、地域によって質問される色などが異なるケースもある。助かる色に関しては「黄色」や「白」など質問された色以外を答えるといいとされるが、何を答えても殺される理不尽なパターンもある。
類話として「赤い半纏」(ちゃんちゃんことも)という話も確認されている。こちらは「着せてみろ」といった相手を血まみれにして殺すという話である。
半纏要素どこ?と突っ込みたくなるが、鮮血に染まった衣服が赤い半纏のように見えるとされたり、返り血によって壁に斑点が描かれたなど様々な説がある。後者に至っては完全にダジャレである。

この手の何らかの「色」が関わってくるというパターンはトイレの怪談に結構多く、その代表格が怪異が好きな色を聞いてくる怪談だと言える。

開かずの間

学校には鍵が厳重に掛けられた場所「開かずの間」があり、扉を開けると怪奇現象が起こるという話。
オチとしては異次元に飛ばされて戻ってこれないなどの説がある。

階段に関する話

深夜に学校の怪談を登ると段数が変わっているという話。登ったが最後、異界に行ってしまうなどのオチがある。
エレベーターでも同様に存在するはずのない階に行くと異次元や冥界に行ってしまうという話もある。
これが本当の学校の階段…。

学校の建設前は…

「学校が建てられる前はどんな場所だったか」に関する怪談。
墓場の場合は幽霊が出やすくなる、古戦場の場合は戦国時代の鎧武者が深夜に現れて合戦をする、水辺の場合はそこで自殺した霊魂が出現するといった話である。


戦死者に関する話

第二次世界大戦太平洋戦争に関係した話。小学生は進級するにつれ、戦争に関する学習も行う為、必然的にこうした話題も学校の怪談に組み込まれていったのであろう。学校の怪談との関連付けとしては戦時中に学校が空襲に遭った、防空壕があった、軍事施設として使われていたなどである。

深夜の学校で空襲で焼け死んだ子供の霊が「熱いよ〜熱いよ〜」といううめき声をあげる、旧日本兵の霊が現れるなどの怪談が語られており、怪奇現象が起こる日付は終戦記念日や空襲のあった日とされる事が多い。


占い系

こっくりさんやエンジェル様といった降霊系の占いに関する怪談が定番。

恋占い

深夜にカミソリを加えて、水を張った洗面器を覗くと将来の結婚相手がわかるという怪談もあり、この話は試した女の子が口からカミソリを落とした所、洗面器の水は鮮血に染まってしまい、顔を隠す結婚相手に理由を問いただすと「お前のせいだ!」と激昂されたというオチで終わる。

このような「お前だ!」オチはコインロッカーベイビーなどでも確認できる。決してフェニックスが出てくるわけではない。

乗り物に関する怪談

救急車のサイレン

救急車のサイレンが聞こえたり、霊柩車が通ったら親指を隠さないと不幸になる。

踏切の霊

踏切で自殺した霊が仲間に引き入れようと手招きする。

タクシーに乗る女の霊

タクシー運転手が深夜に女性を乗せた所、乗せていたはずの女性が消えていて、代わりに席がぐっしょりと濡れていた。霊の正体に関しては席がぐっしょりと濡れていたことから水死者ではないかと言われる。

幽霊トンネル

とんねる


心霊現象が多発するトンネルに出掛けたサークル(もしくはパリピ)が怪奇現象に出くわすという怪談。
車に無数の手形や血痕が付着していたり、謎の手に足を掴まれたという怪奇現象が語られている。

その他

見たなぁ?

宿泊行事などでの怪談。
肝試しやトイレに行った際に人影を目撃し、それに追いかけられるという話。
人影の正体については墓場で骨を貪っていた同級生や妖怪、丑の刻参りなど諸説あるが、決まって「見たなぁ?」というお決まりのセリフを話す。人影に捕まって手足にアザが残るというオチで終わる事が多い。
ちなみに、丑の刻参りに関しては見られた側に呪詛返しが起こるのだが、だからと言って口封じをされない保障はないだろう。

今度は殺さないでね

転生を参照。

ムラサキカガミ

紫鏡を参照のこと。

だるまさんが転んだ

風呂でだるまさんが転んだをすると背後に霊が現れる。

真夜中の足音

寮や宿直室で生活する学生や用務員さんが就寝中に不自然な足音が聞こえるという奇妙な体験をした。
足音がランナーのそれだと知った主人公がゴールテープを張ってみた所、不気味な足音が鳴る事は無かったという。

赤いネッカチーフ

いつも首に赤いネッカチーフを巻いた幼馴染または同級生が出てくる怪談。
理由を問いただしても、大人になるまで教えてくれず、結婚すると理由を教えてくれるが、ネッカチーフは生首と胴体を繋ぎ止める為のアイテムだったというオチ。

天井のシミ

学校が舞台ではなく、生徒の自宅が舞台となる怪談。
天井のシミが人の顔に見えるというありきたりな出だしから始まるが、日に日にこちらを見つめていくような感覚に襲われ、気持ち悪くなって壁紙を貼っても不自然に剥がれるなどの怪奇現象に襲われて以降、部屋を使用しないか、引っ越したというオチで終わる。

山小屋での怪綺談

とある4人の山岳部が登山中に遭難し、運良く山小屋を見つけることが出来たが、外は猛吹雪、山小屋の中も暖房設備がない為に、もし眠ってしまえば全員が凍死という状況下であった。
なんとかやり過ごそうと一人が簡単な運動を提案する。その方法とは山小屋の四隅に4人が座り、リレー形式で肩を叩きながら壁伝いに部屋を一周するというものであった。この目論見は見事成功し、4人は生還することが出来たものの、1人足りないと辻褄が合わなくなる事に気付くというオチ。
このリレーを成功させた最期の一人に関しては諸説あって、登山中に死亡した5人目の部員という説や人外の類という説がある。

ひとりかくれんぼ

該当項目参照


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