概要
古墳の上に建てられたという、某小学校に伝わる学校七不思議の一つ。
そのピアノを弾いているのが、このカマキリ男爵なのである。
名前の通りカマキリのような男であると想像されている。
しかし、その姿を見た者はおらず、もしカマキリのような腕をしているとしても、それでどのようにピアノを弾いているのか誰も分からない。
余談
全国的に知られているピアノの怪は、勝手に音が鳴るというものが多く、弾いている存在の名がはっきりしているのは珍しい。
何故古墳跡に現われるのかも不明であるが、古代人にとってはカマキリは身近な存在であったといわれ、図像が描かれた銅鐸が発見されている。
この他カマキリの怪異として、鎌鼬の一種である蟷螂坂や、公園のトイレに潜み足首を切るカマキリ男、カマキリを虐めたものが学校のトイレに入ると攫うというカマキリさんなどが伝わる。