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具体的にはは「人から人へと伝わっていく特定の事象に関する情報」を指す。

 この情報に関してはソースを示す必要も特に存在しないため、伝わるごとに内容が変化したり、場合によっては内容に虚偽が含まれる情報に変化することも存在する。

内容の変化について

 この情報はいわゆる伝言ゲームの要領で伝達されるため、情報を受け取った人間が自分の持つ正しいとは限らない情報知識を付け加えたり、逆にもともと存在した内容を欠落させたりして発生する。

 状況によって変化するが、内容が美化されたり逆に誹謗中傷的なものになったり、場合によっては面白おかしく改変されたり、大げさになるなどすごい話になることもある(尾ヒレがつくとはこの事である)。

 例で挙げた伝言ゲームで例えると"最初に話した内容が最後の人に伝わると全く違ったものになっていた"といった感じである。例えば・・・

噂の変化の一例

※内容は全てフィクションである。


Aくん「なあなあ、ここにもしも大きな地割れが起きるとしたらどれくらいの地震だろ?」

Bくん「そうだなぁ・・・震度6くらいだろうか?」

Aくん「震度6か・・・それが来たら怖いな


この時点では想像の話だが、この二人の会話をたまたま近くにいたCさんの耳に入る。

Cさん「聞いた!?ここって震度6くらいの揺れが来ると大きな地割れが起きるんだって!

Dさん「嘘!?ここってそうなの!?怖いよそれ!」

Eさん「あながち間違いないかもしれないよ!この間、近所のおじさんが知り合いから聞いた話でどれくらい昔なのかはわからないけど、この県で夕方に大地震起きて地割れした事あったんだって!!

Cさん&Dさん「えーっ!!震度6の地震で地割れあったのーっ!?


さらに最初の想像の話からソース元が曖昧な話が加わり変貌する。よりにもよってこの会話の一部をたまたま聞いた町の情報通で有名な配達のおじさん・F氏がいた。

F氏「毎度!F商店でーす!・・・聞きました?この辺りって地割れ起きた事あるそうですよ?」

お得意様「え?そうなんですか!?地盤がしっかりしてるから最近引っ越してきたばかりなのに・・・」

F氏「いやいや、私も初耳ですよ!なんでも夕方に震度6の地震が来て地割れが発生したって」

お得意様「夕方に震度6の地震で地割れ・・・


・・・最初の想像の話がより具体的な話になってしまった。この後、噂は噂を呼び流れていったものはとんでもない話に変わっていた。

「おい!今日の夕方6時に大地震が来るってよ!!

「ああ!震度6で地割れだろ?

「そういや、今日はやけに鳥が静かだったのはもしや・・・」

「嵐の前の静けさって言うからな!!避難しないとやばいぞ!」


・・・何故か発生時刻や偶然の出来事まで加わりリアリティが増してしまっている。最終的には「今日の夕方6時に震度6強の大地震で街が壊滅するほどの地割れが発生する」の話に発展してしまい、街中が大パニックになってしまった。


これが噂が当初と違う話に変貌してこうなったという結果である。


噂の虚偽性の実例

 この実例としては、芸人である江頭2:50氏はインターネット上で流布されている自身のソースの確認できていない情報、都市伝説のほとんどは否定されるものであると語っている。

 また、豊川信用金庫事件、すなわち噂の伝達における情報の変化により金融機関の取り付け騒ぎに発展した事件において真相の解明を行った結果、噂の変化およびパニックの発生に関して仕組みがある程度明らかとなったといわれる。

表記ゆれ

うわさ ウワサ 噂話

関連タグ

個別

疑問 都市伝説 口コミ ゴシップ

ペルソナ2 (噂屋という情報屋のような人々から情報を集めて『轟探偵事務所』にて噂を流すことにより噂が事実になるというゲームシステムがある)

又聞き 風評被害 死亡説


「噂」を含む作品タグ

噂屋 人間噂八百 街で噂の伯爵様

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