概要
その名通り人間の頭部(もしくは顔面)を持った犬で、都市伝説や妖怪の一種とされる。
人面獣の中では最もメジャーな存在と思われる。
英語ではJinmenkenと表記するが、旧ヘボン式のローマ字表記法ではバ行・パ行・マ行の前に「ん」が来た場合は「n」ではなく「m」を使うためJimmenkenと表記する事もある。
都市伝説における人面犬
中年男性の顔を持ち、人の言葉を話す犬とされる。
1990年頃に流行した都市伝説。体は犬だが、首から上だけが人間という奇妙な姿をしている。自動車並みのスピードで走れるともいわれ、高速道路で見かけたという話やゴミを漁っていたら追い払われて文句を言ったという話もあり、総じて口が悪い描写をされる。
正体に関しては大学の生物実験で誕生したキメラというチュパカブラじみた説もある。
同時期に人面魚などの人面動物がブームとなったが、単なる目撃証言しかなく、写真どころか死体すらも捕獲されていないため、それらは「たまたま人間の顔のように見える普通の動物」でしかないようだ。