概要
『仮面ライダーカブト』第17話「蘇る記憶‼」第18話「さらばゴン」に登場する地球に棲息するバイオリンムシに似た姿と能力を持った成虫態のワーム。
名前の由来はおそらくバイオリン属の楽器の一つ「ヴィオラ」から。
右腕の触手を自在に操り、打撃や刺突を用いた戦法を得意としており、バイオリンをかき鳴らしたかのような悍ましい鳴き声を発しながら獲物に襲いかかる。
人が集まる場所に現れてはその場にいる人間を無差別に襲い皆殺しにする大量殺人を繰り返すという不気味な習性を持っており、普段はバイオリンを構えた坊主頭の少年に擬態している。
なお、バイオリンの腕前はお世辞にもうまいとは言い難く擬態を解いた際にはバイオリンが一体化していることからこのバイオリンは肉体の一部と思われるが詳細は不明。
ゴンこと高山百合子とその母親である順子が搭乗したバスを襲った張本人で、ゴンが記憶喪失になった元凶。
更にこの事件以降も仕留め損ねた2人を執念深く探し回り、付け狙い続けていた。
二度目の襲撃の際はライダーたちの妨害でゴンを取り逃がしてしまい、その後風間大介がゴンと順子を引き合わせた所に出現すると順子に襲いかかるが大介が変身したドレイクに邪魔されたために戦闘へと突入。
戦いの最中にドレイクの抹殺の使命を帯び戦いに乱入して来たザビーとも戦うが、最後はザビーに気を取られた隙を突かれドレイクが放った『ライダーシューティング』を受けて爆死した。