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天道語録

てんどうごろく

おばあちゃんが言っていた…この記事には『仮面ライダーカブト』の劇中にて主人公・天道総司が発言した名言の数々が記されている。
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おばあちゃんが言っていた…編集

仮面ライダーカブトこと天道総司がことあるごとに発言する名言(迷言?)であり、彼の尊敬する数少ない人物である「おばあちゃん」の残した言葉。

これを言う際には、必ず「おばあちゃんが言っていた…」という言葉から始まり、かなりの確率で人差し指を天に突き上げる例のポーズを行う(メイン画像参照)。

…のだが、よく聞くと実は「それ本当におばあちゃんが言ったの?」と突っ込みたくなるような言葉も多い。

ちなみにが嬉々として犯罪者に関する話題をしていた時には、教育的指導が必要だった為「おばあちゃんが言っていたろ」と若干強め・キツめの口調で咎めている。


どれもなかなか説得力のあるいい言葉ばかりなのだが、実際に日常生活で使用すると少し周りから変な目で見られることもあるので注意が必要。

また、子供の教育にいいということで保護者方からの評判もいい。

ちなみに、超全集にはこの天道語録まとめが掲載されている。


勘違いされることもあるが、天道のおばあちゃんは本編に登場しないだけで今なお健在である


天道語録一覧編集

  • 天の道を往き、総てを司る男。
  • 俺が望みさえすれば、運命は絶えず俺に味方する。
  • 世界は自分を中心に回っている。そう思った方が楽しい。
  • 人は人を愛すると弱くなる…けど、恥ずかしがる事は無い。それは本当の弱さじゃないから。弱さを知ってる人間だけが本当に強くなれるんだ。
  • 花は全ての女性を輝かせる。
  • 太陽が素晴らしいのは塵さえも輝かせることだ。
  • 二兎を追う者は二兎とも取れ。
    • 「二兎を追う者は一兎も得ず」ということわざに対するアンチテーゼ。その後、彼の口から「決して妥協するな」という意味であることが補足された。
  • 病は飯から。食べると言う字は人が良くなると書く。
    • あまりにもシンプルな喩えであるが故に医療従事者からも絶賛された。
  • 友情とは友の心が青くさいと書く。
    • 直前に鯖味噌パーティーを開こうとしていた加賀美の行動を汲んだやり取りの一部でもあり、「友情は青臭い」という前言から「青魚は美味い」と切り返した天道なりのエールでもあった。
  • 食事は一期一会、毎回毎回を大事にしろ。
  • 全ての女性は等しく美しい。
  • 男がやってはいけない事が二つある。女の子を泣かせる事と食べ物を粗末にする事だ。
    • うどんを粗末にするセクティオワームに対して。食事を大切にする天道にとってはこのワームの行為は非常に許し難いものであった。
  • 本当の名店は看板さえ出していない。
  • 戦いはへそでするものだ。
  • 仕事は納豆の様に粘り強くするものだ。
  • 悪魔の囁きは時として天使の声に聞こえる。
  • 未熟な果物は酸っぱい。未熟者ほど喧嘩をする。
  • 食事の時間には天使が降りてくる。そういう神聖な時間だ。
  • 子供は宝物。この世で最も罪深いのは、その宝物を傷つける者だ。
  • 人のものを盗むヤツはもっと大事なものを無くす。
    • 怪盗シャドウの話題をしている妹を咎める際に言った教育的指導の言葉。
  • 男はクールであるべき、沸騰したお湯は蒸発するだけだ。
    • これには「じいやが言っていた。男は燃えるもの。火薬に火をつけなければ花火は上がらないってな。」と反論。どっちも間違った事は言っておらず、彼らの在り方の違いが分かるセリフとなっている。
  • 本物を知る者は偽者には騙されない。
  • 誰にもわからない様に隠し味をつけるのは楽しい。だが、それを見つけるのはもっと楽しい。
  • 美味しい物を食べるのは楽しいが、一番楽しいのはそれを待っている間だ。
    • 行列を抜かして我先にと中華そばを食べようとする剣に対しての苦言。
  • 美味しい料理とは粋(すい)なもの、さりげなく気が利いていなければならない。
    • 対する剣は「美味しい料理とは粋(いき)なもの、煌びやかで最高の素材を使わなければならない」と述べる。
  • どんな調味料にも食材にも勝るものがある。それは料理を作る人の愛情だ。
  • まずい飯屋と悪の栄えたためしは無い。
    • 銀行強盗を叩きのめしてのキメ台詞。
  • 強さにゴールはない。俺はさらに強くなる。いつまでも、どこまでもな。
  • 手の込んだ料理ほど不味い。どんなに真実を隠そうとしても隠し切れるものじゃない。
  • 刃物を握る手で人を幸せに出来るのは料理人だけだ。
    • 他に刃物で人を幸せにする職業は理容師とかあるだろ!というツッコミがあるが、後年の作品でその法則が外れてしまったのはなんたる皮肉か。公式には植木職人はどうした!と突っ込まれていた。
    • もっともこのセリフは料理を人類支配の道具にしようと目論んだ生簀に対してのセリフであるが。
  • 自分に溺れる者はいずれ闇に落ちる。
  • たとえ世界を敵にまわしても守るべきものがある。
  • 料理の味を決めるのは下準備と手際のよさ。
  • 人生とはゴールを目指す遠い道…重い荷物は捨て、手ぶらで歩いたほうが楽しい。
    • この言葉を聞いた蓮華は言葉をそのまま受け取り、荷物を手放すのであった。
    • かの徳川家康の名言のオマージュ。
  • 俺の進化は光より早い。全宇宙の何者も俺の進化にはついて来れない。
  • 子供の願い事は未来の現実。それを夢と笑う大人はもはや人間ではない。
    • ワームを利用し、未来を担う生徒たちの願いを踏みにじって尚、開き直る理事長に叩き付けたセリフ。よほど天道がおばあちゃんに大切にされた事が窺える。
  • 絆とは決して断ち切る事の出来ない深いつながり。たとえ離れていても心と心が繋がっている。
  • 男と女は時として化学反応を起こす。何があってもおかしくない。
  • 人が歩むのは人の道、その道を拓くのは天の道。
  • 俺は世界の中心。ならば世界は俺が救ってやる。
  • 本当に美味しい料理は食べた者の人生まで変える。
  • 正義とは俺自身!俺が正義だ。
  • 世の中で覚えておかなければならない名前はただ一つ。天の道を往き、総てを司る男…天道総司。
  • 強きを助け、弱きをくじけ。強い者だけが生き残ればいいんだ。
    • 劇場版にて状況が状況だったとはいえ、天道の人物像からして本来の言葉の意味は弱肉強食を肯定するという意味ではない…はず。
  • ちゃぶ台をひっくり返していいのは、よほど飯がまずかった時だからな。
    • 劇場版にてハイパーフォームに変身し、第二の巨大隕石を渋谷隕石と衝突させて粉砕する際のセリフ。劇場版の世界はこうでもしないと人類にはどん詰まりの世界だったのである。
  • 人のまねをするのも悪くない…“本当の自分”を見つけるためには。
  • 美味い料理と美しい人は余計な装飾をしない。この鱧のようにな。

番外編編集

  • 同じ道を往くのはただの仲間にすぎない。別々の道を共に立って往けるのは友達だ。
    • 最終回で天道が発言した、おばあちゃんの受け売りではない天道自身の言葉

  • 愚問だな。太陽に向かってあなたは太陽ですかと聞くか?太陽に向かって何故輝くと聞くか?
  • 俺とお前は友達じゃない。今度うちに遊びに来い、飛びっきり美味いもんを食わせてやる。
  • (料理を美味しく作るコツは)幸せな気分で作ることだ。特に揚げ物は油に涙の一滴も落とさないくらい、幸せな気持ちでな。
    • 前述の通り最終回では彼自身による言葉であることが特に強調されたが、それ以外にも本編で時折彼自身の名言が発せられることもある(ただしお馴染みの天を指すポーズは無し)。

  • 毎朝、鏡の前で、顔を洗う男、カガミ(加賀美)、洗った(新)。


  • 真の才能は少ない。そしてそれに気づくのはもっと少ない。
    • カブトの世界のおばあちゃんが残した言葉。

  • 世の中には慌てて飲み込んじゃいけないものが二つある!テレビの言う事とお正月のお餅だ!ハハハッ! ーーーー無駄口聞くんじゃないよ!食べ物は出てきた瞬間が一番美味しいんだ!

  • いつでも帰れる場所がある。だから俺は離れていられるんだ。

  • 冒険が人間を強くするってな。
    • スーパーヒーロータイムEDのミニコーナーでの言葉。ちょうどボウケンジャーが放送開始された日でもあった。

  • どうせ冒険するなら大冒険に限るってな。
    • スーパーヒーロータイムミニコーナーでの言葉。言うまでもなく大冒険とダイボウケンを掛けたダジャレ。

  • プレシャスが宝なら俺は宇宙の宝だ。
    • 珍しく「おばあちゃんが言っていた」からは始まらない言葉。自信満々に例のポーズを取る所が天道らしい。

  • 35年の中で一番強いのが俺というわけだ。
    • スーパーヒーロータイムミニコーナーでの言葉。これも珍しく(ry
    • 一応コンセプトは『最強』なので間違ってはいない。また歴代平成ライダーが映るシーンで何故か龍騎だけ資料映像に使われたのは、TVSPにおける「龍騎が多数の仮面ライダーに取り囲まれるシーン」というどこか悪意を感じる映像選択だった。(他のライダーは必殺技を決めていたりと胸熱なシーンばかりだった)

  • 彼がstrongerなら俺はstrongestだ。

  • 神は言いました。天の青空に光ありて、昼と夜とを分かち、また、印のため、時のため、陽のため、歳のためになるべし。神は言いました。汝、天の青空にありて、地を照らす光となるべし
    • 神父に扮し、聖書の言葉を拝借した天道語録。第8話にして神という単語が登場してしまった。また、天道の台詞にしては珍しく他人行儀な言い回しである。ついでに同話で矢車星がどれだけ輝いても太陽には勝てないとも言い放っている。

  • 御膳は急げ、急いでいる時は同じ方が頼んだ方がいい
    • ファイナルステージより。キャラ崩壊している9人ライダーの中で珍しく原典の要素が強いカブトの発した語録。
    • 響鬼の蕎麦屋にて何を頼もうとしたか察したディケイドに「鯖味噌、麻婆豆腐、ハモ酢味噌はない」と突っ込まれていた。
    • イクサのイタリアンレストランで同じものを頼もうとして「〇〇なさい」の三段活用でイクサに止められている。

  • プレイする時は部屋を明るくし、できるだけテレビから離れるようにってな…。また、プレイする時は健康の為、1時間ごとに15程度の休憩を取る事も大切だ。みんなも守ってくれよな。
    • PS2版での注意喚起。神代剣版については後述。



  • オレの知る限り…、仮面ライダーとは、本来誇り高き、戦士の名だ。勿論、このオレを含めて、な…。彼らは悲しみを表に出したりはしない。そして、それを憎しみに変えることもな…!!
    • 彼自身の名言。「ライダージェネレーション2」において、"悲しみを背負った異形の戦士"という上っ面だけを読み取っただけで仮面ライダーの名を騙るコアに突きつけたセリフ。
    • 曰く、仮面ライダーの記憶を有しているのならおばあちゃんの教えも脳内に入っているはず、それに背いたのが敗因との事である。一見、ぶっ飛んだ理論だが、おばあちゃんの教えを守っている天道が強いのだから、ぐうの音も出ない。

  • 人の魂を奪うヤツは既に自分の魂を捨て去っている。

  • 人は自分より強い種を恐れる。だが、その恐れは人をより弱くする。
    • 同上。ハート・ロイミュード戦にて。これにはハートも感心していた。
    • ライダーシリーズ内外を見ても、このセリフは真理を突いていると言える。強大な存在を前にしているからこそ、人としての心を強く持たねばならないという事。

  • 口数の多いやつは自分の言葉に溺れがちだと。
    • 同上。グレムリン戦にて。天道のペースに乗せられたグレムリンはイライラしていた。

  • 己の目的は決して敵に明かすな。なぜなら敵というものはそもそも目的を奪うから敵なのだ。

  • 欲を喰らう者はやがて自分の欲に食らわれる。
    • 同上。ウヴァ&カザリ戦にて。メダル争奪戦の末に身を滅ぼしたグリードたちにとっては耳が痛すぎる発言である。
    • ここで天道がおばあちゃんやじいやを尊敬する理由の一端が明かされており、それは「知識と経験の宝庫」であるから。

  • 希望に固執しすぎるものは他人の絶望に無頓着になる。

  • 敗北を知る者は勝利しか知らないものよりずっと賢い。
    • 同上。シャドームーン戦にて。奇しくも太陽の神と月の組み合わせとなる。
    • シャドームーンもこの語録に納得している一方で、あくまで欲する者は智慧ではなく力の方だと答えている。


  • 相手に気持ちが伝わらないのは自分がその気持ちに恐れを感じているからだ。
    • 同上。ユートピア・ドーパント戦にて。図星を突かれたのか、お相手さんはご立腹の様子。
    • 続けて天道は「それはお前が本音を曝け出してないからだ」と二度刺し!!
    • 実際に他作品でもそのせいで人間関係をこじらせた人物がいる。時には勇気を出して相手に歩み寄る事も大事なのだ。

  • 裏切られ、それでも相手を許した者は仲間を決して裏切らない。
    • 同上。ホースオルフェノク戦にて。
    • 思い込みによって暴走しやすい傾向があり、裏切り者に対しては容赦無い木場こそが本当の「裏切り者」なのではないか?という哲学的な語録。友である海堂直也から見れば終盤の彼は「共存派のオルフェノクを裏切った存在」に見えていた事だろう。
    • ちなみに、同じカブトムシのライダーは「裏切られた」事についてネタにされてしまう事もあるが、彼は裏切られても相手を信じる心を失うことはなく、世界と友の両方を救ってみせた。

  • 不屈の魂は必ず勝利を掴み取る。
    • 同上。眼魔ウルティマ戦にて1号ライダーに送ったセリフ。恐らくは眼魔眼魂に引っ掛けたシャレでもあると思われる。

  • 心の通っていない者たちでは決して力を合わせることは出来ない。
    • 同上。眼魔ウルティマ&グレムリン&ゴルドドライブ戦にて。確かに協調性のなさそうなメンバーである。
    • ある意味で悪の組織がヒーローに勝てない理由を端的に表した語録。
    • 流石のグレムリンとウルティマもこれには納得していたが、蛮野は天道語録を過去の遺物と吐き捨てている。アナタ、他人の忠告を無視するからあんな末路を辿ったのでは…。
    • そんな蛮野の姿勢を見た天道は「先人の言葉に耳を傾けない奴は身を滅ぼすぞ…」と忠告した。

  • 執念や憎悪を夢と言い換える者は悪夢しか見続けられない…。
    • 同上。ネヴァン戦にて。

  • レシピ通りに料理を作ることは誰でもできる。本当に価値があるのは、新しいレシピを作ろうとする挑戦だ。
    • 仮面ライダービルドのヒーローショーにて。復活した三島正人の「スマッシュを利用し、全人類をネイティブ化させる」野望を自分で解決しようとした桐生戦兎。しかし、三島の野望は天道がスマッシュからネイティブ化する成分を含んだフルボトルを抜き取る活躍によって解決したため、「結局あんた一人でなんとかできた」という戦兎の言葉に対して。
    • 実際、後の令和ライダーでは、かつて仮面ライダー達を全滅寸前に追いやった強敵怪人再生怪人として登場した際は、仮面ライダー達がさらに成長と研鑽を続けた事がもとで雑魚同然にやられてしまった。



おまけ編集

加賀美語録…?編集

天道とは反対におじいちゃんが言っていた語録らしい。

加賀美のおじいちゃんが「芋を盗むなァァァ!」とキレたトラウマを思い出した為か、詳細は不明なままで終わる。ワーム相手に加賀美語録でキメようとした際には鉄パイプに躓き「よっこらしょ…腰が痛くてね…」と言う始末で、天道に「頭が痛い」とまで言わしめた。ぶっちゃけ本編を見る限りでは父親の方が語録らしい語録を残しているような…。


神代語録編集

「じいやが言っていた」で始まる神代剣の名言集。

  • 男は燃えるもの、火薬に火をつけなければ花火は上がらないってな。
  • 美味しい料理とは粋(いき)なもの、煌びやかで最高の素材を使わなければならない。
  • 高貴な振る舞いには高貴な振る舞いで返せ。
  • 友情に勝る財産はない、一生の宝にしろ。
  • プレイする時は部屋を明るくし、できるだけテレビから離れるようにと…。また、プレイする時は健康の為、1時間ごとに15程度の休憩を取る事も大切だ。みんなも守ってくれよな。

関連タグ編集

天道総司 仮面ライダーカブト 名言 おばあちゃん 語録

スーパー説教タイム仮面ライダーディケイドこと門矢士の語録。

人生が変わる1分間の深イイ話:先述の「人のものを盗むヤツは~」が本編映像を交えて紹介された。

アロエ(花騎士):「おばあちゃんが言ってた」仲間その1。

七瀬遙:こちらも「おばあちゃんが言っていた」仲間その2。しかも彼も天道の様に鯖をよく食べる。但しこちらのお婆ちゃんは鬼籍に入っている。

和実ゆい:「おばあちゃんが言っていた」仲間その3。詳細は和実語録にて。

婆ちゃん語録スナックワールドにて発される似て非なるもの。


外部リンク編集

テレビ朝日公式サイト

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