概要
キュアプレシャスこと和実ゆいが劇中で事ある毎に発する名言(迷言?)であり、彼女が慕う「おばあちゃん」、和実よねが残した言葉の数々。タグ名の由来は仮面ライダーカブトの天道語録から。
ゆいがその名言を披露する時は、
「おばあちゃん言ってた! ○○○だって!」
という構文になるのが常。
天道同様右手の人差し指を天に翳すポーズを行っている場面が多いことからも確実に意識されている。
よねは第10話のアバンに写真で登場しているが、写真立ての前にお供えの桜餅が置かれていたことから本編の開始時点で既に故人であったと見られる。
おばあちゃんの名言はよね自身の言葉であることが多いが、一般的なことわざや格言をよねが喋っていた場合でも、ゆいにとって印象に残っていれば「おばあちゃんの名言」になる。
ただし、一般的なことわざや格言の場合は、ゆいが言葉を間違えて覚えているのがお約束になっている。
和実語録一覧
※はゆいが間違えて覚えていた場合 太字は間違えていた箇所
語録 | 備考 | 話数 |
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ごはんは笑顔 | (第1話他) | |
この世で一番強いのは、誰かのために頑張る心 | (第2話) | |
人の力も出汁も、合わせるのがミソ | 翌年の劇場版にも登場 | (第4話) |
失敗は成功のもと | ※「失敗はすいとんのもと」と間違える。 | (第5話) |
同じ釜のご飯を食べたものはずっと友達 | ※「同じ浜のご飯を食べたものはずっと友達」と間違える。 | (第6話) |
迷った時こそ、他に何かいい方法があるはずだ | その際にゆいは「パンもごはんもダメなら、うどんがある」と言葉を続けた。 | (第8話) |
違う味が仲良くなれば、味噌も人も旨味が増す | 忘れて中々思い出せなかった初の言葉。 | (第9話) |
小さじ一杯大事な一杯 | (第10話等) | |
勉強は、いろんな事を知って、いろんな想像が出来るようになるためにする | (第11話) | |
喉に刺さった魚の小骨と悩みは、放っておくな | (第14話) | |
笑う門には福来る | ※「食べる門には福来る」と間違える。但しこれはゆい自身の言葉である可能性が高い。 | (第15話) |
昨日食べたものが今日の自分を作る、今日食べたものが、明日の自分を作る | 「過去は変えられない。でも、未来はこの瞬間から作っていけるんだよ。」と続ける。 | (第18話) |
果物や野菜を育てている時、元気がないとすぐお水をあげるけど、それが原因じゃないこともあるからちゃんと様子を見なきゃだめ | (第21話) | |
雨降って地固まる | ※「おばあちゃんが言ってた! 雨降って……何が固まるんだっけ?ゼリー?」 | (第24話) |
おむすびはコメだけにしてならず | 元ネタは「ローマは一日にして成らず」か | (第25話) |
幸せの味は、明日への道標(みちしるべ) | (第28話) | |
鍋とバットは思い切り振れ | (第29話) | |
迷った時は欲張り全部乗せ | (第30話) | |
悩みと糠床は眺めたままじゃダメになる | 劇中の20年前本人がジンジャーに対して言った言葉 | (第38話) |
ひと手間がおいしさの分かれ道 | (第39話) | |
手作りで健康作り | (第39話) | |
手作りは想いの詰め合わせ | (第39話) | |
美味しいの笑顔は一番のごほうび | (第39話) | |
味付けに迷ったら、大切な人の笑顔に答えはある | ゆいではなく、はつこと拓海が発した珍しい言葉 | (第43話) |
ごはんひと粒、あまたの思い | (ドリームステージ) |
言葉の経緯
第38話で語録の経緯が語られたが、本人曰く「この言葉はね、バトンなの。娘を生んだ時思ったんだけど、この子もいつか私が感じたような幸せを喜び、同じような苦労をするんだろうなって。だからね、次の世代が壁にぶつかった時乗り越えられるようお手伝いが出来たら…そうしてバトンを渡していけば、きっと素敵な明日が来るんじゃないかってね。」と語っていた。
第39話にて、ゆいはいつものようにおばあちゃんの言葉で友人の玉木わかなを励まそうとするが、わかなの共感を得られずに落ち込んでしまう。
これまで祖母の言葉に支えられてきたゆいにとっては試練となった第39話だが、セクレトルーと戦うなかで祖母の言葉も大切だが、自分自身が生きて感じた言葉を届けることが必要だと気づいたゆいは、戦いの後改めて自分自身の言葉をわかなに伝えたのだった。
そして、第44話では「『ありがとう』にはそんな力がある。たった一人から始まった温かい思いが、たくさんの人を繋いだ。『ありがとう』を重ねて結ばれたこのバトンは誰にも奪えない!」と、おばあちゃんの受け売りではないゆい自身の言葉でゴーダッツに向けて語った。こちらの方も向けた相手の立場は異なれど、最終回で天道がおばあちゃんの受け売りではない天道自身の言葉で語った事と共通する。