概要
本作のキーワード・テーマ。
主人公・和実ゆいのおばあちゃんの言葉。ゆいはこの言葉を大切にしている。また、ゆいの口癖である「デリシャスマイル〜!」の発祥と言える。
各話の詳細
第10話
第10話は「ごはんは笑顔」の重要回であり、ゆいはおばあちゃんの言葉では「ごはんが笑顔」が一番好きと語っている。ハートジューシーミキサーを誕生させるきっかけとなった。
第13話
第13話では、レシピッピだけではなくその料理にまつわる大事な思い出も奪うナルシストルーに対して、ゆいはあまりの身勝手さに憤る。
「何で怒るの? そもそもレシピッピをつかまえたところで君には関係ないことだろ?」
「関係ある! ごはんは笑顔だから! おいしいのそばにいてくれるレシピッピも、お料理との大事な思い出もあたしたちにとって笑顔のもと。だから自分勝手に誰かの笑顔をうばうのは、ゆるせない!」
ナルシストルーとゆいの問答で、ゆいがただローズマリーに巻き込まれた訳ではなく自分の意思で「ごはんは笑顔」を守るためにプリキュアとして戦っていると品田拓海の考えを改めさせている。
第22話
第22話ではゆいだけでなく、ゆいの母であるあきほにも「ごはんは笑顔」の言葉はよねから受け継がれている事が明らかになった。
第27話
新たな怪盗、スピリットルーは見た目はひょうきんなロボットだが、製作者であるナルシストルーによって偏狭なデータしかインプットされておらず、「ごはんを食べる幸せ」が理解できずにいた…。
「ごはんは…楽しくない。ごはんは…つらい」
スピリットルーにプレシャスは問いかける。
「教えて!どうしてそんなふうに思うのか!」
「それは…」
「その必要はない」
ナルシストルーはスピリットルーの動力源であるスペシャルデリシャストーンを抜き取り彼を機能停止させた。
まるで自分自身の心の闇を隠すかのように…。
第28話
ナルシストルーとの決戦にて、
「おばあちゃん言ってた!『幸せの味は明日への道しるべ』!コメコメとまたごはんを食べたい。その未来を思うと力が湧いてくる!」
「コメコメ、いつも傍にいてくれてありがとう!」とみんなの声でコメコメの心が歓喜に満たされた時、パーティキャンドルタクトが誕生する。プリキュア達はパーティアップスタイルにチェンジし、新必殺技プリキュア・ライト・マイ・デリシャスでゴッソリウバウゾーを浄化した。
敗れたナルスシトルーはキュアフィナーレに悪態を突くが、ローズマリーに取り押さえられた。
『ごはんは笑顔』の力でナルシストルーとゴッソリウバウゾーに打ち勝ったが、彼の過去と心の闇については未だ明らかになっていない。
第31話
ゆいとマイラ・イースキ王女との入れ替わり大作戦にて、自分の心を押し込めていたマイラ王女に本当の「自分の好き」を思い出させ、ほほえみの王女であったマイラに本当の『ごはんは笑顔』を取り戻すことができた。
ラストシーンはマイラとゆいの心からの笑顔で締めくくられた。
ゆい「うん!やっぱり『ごはんは笑顔』だね!」
第33話
ローズマリーが時々、クッキングダムからナルシストルーの様子をうかがっている事が判明した。
ナルシストルーはクッキングダムには自分に合う食べ物があまりなかったこと、好き嫌いが激しいこと、極端な猫舌などの理由で、みんなと一緒に食事をするのが苦手だった。
彼が食事に恨みがある事をローズマリーから聞いたゆいは「ごはんは笑顔じゃ無かったのかな…」と呟いた。
彼女はごはんを美味しく食べる楽しさを、誰もが感じている訳では無いという事実を初めて知ったのかも知れない…。
第38話
コメコメの力で20年前にタイムスリップしたゆい達は、在りし日の和実よね本人に会う。
ゆいも「未来から来た孫」だと名乗る事は出来なかったが、「よねさんと話したいって思うんですけど、何だか傍に行くと言葉にならなくて…うれしくて…すみません…」と、おばあちゃんに再び会えた喜びを伝えるゆい。
「よねさんは素敵な言葉を一杯持ってますよね!あたし、特に『ごはんは笑顔』が大好きです!」とうっかり口を滑らせるが、よねは「あら、何で知ってるの?」と特に怪しむ事はなく「この言葉はね、バトンなの」と自らの思いを語り始める。
関連タグ
ナルシストルー:彼は「食事に恨み」を抱いており、本作のテーマである『ごはんは笑顔』とは相容れない、ゆい達とは価値観が根本から異なる人物。
ニチアサ関連
天道語録(仮面ライダーカブト):16年前の日曜朝の先輩で、主人公がおばあちゃんの言葉を引用する。
特撮関連
外星人第0号メフィラス:本作放送中に公開された映画に登場するキャラクターで『ごはんは笑顔』を言った事がある。