CV:内田雄馬
概要
主人公・和実ゆいの幼馴染。おいしーなタウンの私立しんせん中学校に通う3年生。
誕生日は11月3日(第16話放送後に公式サイトで公開。調味料の日)。ローズマリー同様プリキュアシリーズでは珍しく、プリキュアキャラ以外で誕生日が公式で判明している。
学年的にはゆいの一年先輩にあたるが、二人は「ゆい」「拓海」と呼び捨てで呼び合う仲。
第14話より本格登場する戦士クックファイター・ブラックペッパーの正体でもあるが、これについては後述する。
名前の由来は諸説あり、
・母親のあんと合わせて和食に合う漬物の代表格「たくあん」から取った
・第13話で登場した父親の品田門平の名前は香辛料の「シナモン」が由来と見られることから、同じ香辛料繋がりで「クミン」から取ったダブルミーニング
・料理などの芸術分野で優れた人のことを意味する「匠」から
等がある。
人物像・性格
想いを寄せるゆいに対しては素直になれないせいなのか、ぶっきらぼうな態度やからかうような態度をとりがち。しかしながら面倒見がよく、心優しい一面を持つ少年でもある。いままでのウバウゾーと遭遇した時に彼がとった行動などを考慮すると、恐らく思慮深い性格で考えてから行動をする性分と思われる。ただ、考えた上で判断を下した後はすぐに行動に移す。
常識人でツッコミ役に回ることが多いが、意外と散々な目に遭うことも多く、不憫キャラが定着している。自分に正直な性格で、自分の考え方をハッキリと主張できる。また、自分の意見ばかりを言うわけではなく、相手の気持ちを組みとってそれを尊重することも欠かさない。また、クールに見えて意外と喜怒哀楽が激しかったり、照れ屋さんだったりと感情表現は豊か。その感情表現の豊かさが原因で敵味方関係なくからかわれたり煽られたりすることが多い。しっかりしているように見えるが、早とちりをする、動揺するとズッコケるなどといった意外とおっちょこちょいな一面もある。特に早とちりをしてしまうことに関しては、22話で彼が悩むきっかけにもなる。22話は、ゆい以外のプリキュアメンバーやゲストの櫻井麻恵との交流が描かれ、ゆいや母親に対して多少物言いがきつくなるが年上にはきちんとした敬語を使うなど基本的に人当たりは良く、女性ウケが良いことが明らかになった。
学力においては第11話でゆいや華満らんの補習の手助けをしたあたり、標準、あるいはそれ以上の学力があると言える。
部屋にはエレキベースを置き、棚の上に鉄アレイがあったり机の下にサッカーボールが転がっていたりと男の子らしさがでている。
部活動などは描写されていないが、買い出しや福あんの玄関を掃除する場面がよく登場しており、放課後や休日はおもに母親を手伝って福あんのハウスキーピングを行っているのだと思われる。
体は鍛えているようであり、ゆいほどではないが身体能力も非常に高い。とくに脚力は凄まじく、大人の伸長より高く宙返りすることができる。
食の好みは目玉焼きにケチャップとマヨネーズをかけたり、何にでもコショウをかける。
普段はよく外食をしているようである。恐らく母親が働いているからだろうか‥。料理の手際はよく、家の食事もよく作っているようである。味の好みが極端なわりに腕前はゆいのお墨付き。伝説のクレープの再現や、チンジャオロースー、パンなど様々な料理を作成し、コメコメのキャラクター弁当も作り、手打ち蕎麦まで作ってしまう。クリスマスにはブッシュ・ド・ノエルも作っており、その味は和実ひかるにも好評である。
専門店の関係者には知識などで及ばないところも見受けられるが、料理の研究に熱心であり、純粋な調理技術は主要人物中でいちばん高いようである。おそらく料理上手な父親の才能を受け継いだのだと思われる。
学校で昼食を食べている男子生徒から「拓海」と名前が呼ばれていた事から、下の名前で呼ばれる男友達はいるようである。
このときの友達2人は拓海とドリーミアにも遊びに行っており、どうやら仲良し3人組を形成しているようである。
物語当初、ローズマリーに対して素性を怪しんでおり、第12話までは、ローズマリーがゆいを戦いに巻き込んでいると疑っていた程である(この疑惑は第13話で、ゆいが笑顔を守る為に戦っていることがゆいの口から明らかになり、考えを改めさせている)。但し、当の本人は拓海のゆいへの気持ちを察しており、第20話では拓海のことをパーティーに誘ってあげるなど、仲間思いな部分が見られる。
容姿
身長は約173cm。(キャラクター対比表より)
茶色の髪の毛とつり目が特徴的。瞳の色は青(同じく青の瞳を持つあまねと比べると彩度は低い)。
後述の通り純粋な日本人ではないが、外見は現実の日本人と比べても大きな差はみられない。
服装
青い服や白い服を着ていることが多い。
私服(春)
白のパーカーの上から青色のアウターを着ていて、黒いズボンをはいている。靴は赤いスニーカー。
私服(夏)
黒のインナーの上から、白いTシャツを着ている。青色のズボンを着用していて、右腕には黒いリング状のアクセサリーを2つ身に付けている。
私服(冬)
灰色のインナーの上から、青色のパーカー付きの黒いジャケットを羽織っている。ズボンは青色。
制服(春)
制服は共通してダークブラウンのブレザータイプ。学校指定の赤いネクタイは締めておらず、カッターシャツのインナーに青いシャツを着ている。
制服(夏)
一般生徒で男子の制服は判明しているが、拓海の夏服姿は劇中では未登場。
ただし、本作のキャラクターデザインの油布京子によれば「設定自体は存在している」とツイートしており、彼女の書き下ろしイラストから、水色のTシャツの上にカッターシャツを前を開けたまま羽織っているという着こなしである模様(アニメージュ増刊号にも掲載)。
制服(冬)
カッターシャツのインナーの上から、紺色のカーディガンを羽織っている。登校時には首に黒いストールを巻いている。
エプロン
水色で、紐が青色のエプロンを着用している。
クックファイター・ブラックペッパー
拓海の父親である品田門平は、実はクッキングダムからやってきた異世界人である。
拓海はその事実を本編の1年前に父から知らされ、その父からデリシャストーンを譲渡されている。
この経緯は視聴者に対しては拓海の回想シーンと言う形で第13話にて明かされたが、その時点では拓海は誰にもこの秘密を話していない。もちろん、ゆいも知らない。
父の門平からはデリシャストーンの力はおいそれとは使ってはならないもので、本当に大切な時に使えと釘を刺されていたが、第13話で初めてその力を使うことになる。
これは、ゆいがプリキュアとして戦っていることを偶然知ってしまい、影から彼女を助けることを決意したためである。
拓海はデリシャストーンの力を解放することで、クックファイターとしての力を得ることができ、プリキュアに匹敵するレベルの戦闘力を得る。
またデリシャストーンの力によってレシピッピ強奪による認識改変の影響から守られており、デリシャスフィールドに入ることもできる。
拓海がクックファイターとして戦う際には、父譲りの派手なコスチュームを着込むことになる。これはプリキュアの変身と同じく避けられないことのようだ。しかしそのおかげで、ゆい達の前に現れても自分が拓海だと気づかれることはない。
拓海はクックファイターとして戦う自身に対し「ブラックペッパー」と言うコードネームを付け名乗っている。
ブラックペッパーが初登場したのは第13話。キュアプレシャスがモットウバウゾーに攻撃を貰いかけた時、光弾で岩を砕いてモットウバウゾーを押し潰し、ピンチを救った。しかしその時は姿を直接は表さず、マントの影がチラリと画面に映っただけだった。
第14話でプリキュアたちの前に明確に姿を表し、自身をブラックペッパーと名乗った。
この時点ではゆいやローズマリーも含めて誰も彼の正体が拓海とは気付けていない。
しかし、第14話放映後の公式サイトで、拓海のキャラクター紹介の欄に彼がブラックペッパーであることが明記され、視聴者向けにはこの時点で拓海=ブラックペッパーと明示された。
なお、拓海が自分がブラックペッパーであると堂々と名乗らないのはシリアスな理由があるわけでなく、単にゆいに対する気恥ずかしさからである様子。
第22話で本人が語るところによると、父が(詳しく聞かされてないが)何らかの事情を抱えているクッキングダム関係に無断であれこれ踏み込むわけにもいかないという部分からも来ている。ゆいの助けにはなりたいが両親の迷惑にはなりたくないという板挟みにあるようだ。
但し、ブラックペッパーはゆい達に戦う理由を明らかにしてない為、キュアフィナーレからは不信感を抱かれている。ブラックペッパー自身はフィナーレの事を「新しいプリキュア…?」と言う位で、あまり気にしていないように見えたが、その実力には畏怖しているらしく第22話で「下がっていろ」と言われた際には引き下がっていた。
なお、これで拓海はプリキュアシリーズ初の異世界と人間界のハーフキャラであるということが判明した。
拓海はハートキュアウォッチのようなレシピッピ強奪を察知するアイテムを所持しておらず、また父親の抱える問題のためローズマリーに正体を明かせずゆい達に同行できないため、ブンドル団の犯行現場を自力で見つけなければならない。そのため戦闘に参加できないことや、家のお遣い中に事件が発生して戦闘に遅刻することも多い。また連携を前提にプリキュア達と絆を深めることや、事前の作戦会議などもできない。
ブラックペッパーとしての活動を開始してからしばらくの間は活動は手探り状態が続いたが、その戦闘への中途半端な関わり方を第22話でナルシストルーに指摘され、活動中止を考えるほどに悩むことになった。しかし同話で拓海の身近な人物がブンドル団の悪事の被害を受けたことで、ゆいを守るだけでなくブンドル団の悪事そのものを許さない心に目覚め、またキュアプレシャスからお礼を受け取ったことで自信が付き、その悩みは解消されたようである。
第30話では家の買い出し中に事件が発生し、駆けつけたのは戦闘終了後になってしまったが、戦闘が長引かず自分の出番がなかったことに対してまず真っ先に「事件が無事に解決してよかった」と安堵するまでになっている。
第38話ではプリキュア達が過去の世界にタイムスリップしている間にセクレトルーがおむすびのレシピッピを奪ったため、彼1人でプリキュア達が現代に戻るまで孤軍奮闘することになる。
家族構成
実家はゲストハウス「福あん」を営んでいる。
母親のあんはゲストハウスの管理人を務めている。
父親の門平は上記の通りクッキングダムからやってきた異世界人であるが、今は人間界の住人として振る舞っている。
現時点ではゆいの父のひかると遠洋漁業の漁師をやっており、拓海とは離れている。
第13話では遠洋の船からWEB経由で数十分だけ家族とリモート面会をする機会に恵まれ、ひかると共に2人揃って登場した。
アニメージュアニメグランプリにて
2023年8月号で発表されたアニメージュ第45回アニメグランプリ(投票期間2023年4月10日~5月9日、5月号の綴じ込みハガキの投票を集計)、キャラクター部門で品田拓海(ブラックペッパー)が14位(得票数88point)にランクインしている。(今回から男女キャラ別の部門は廃止)
各話ネタ
TV本編
◾︎第1話
- 初登場。なごみ亭で働いている母、品田あんに「母さん俺、昼はオムライス食べに行ってくるわ」と伝える拓海。外食は自由な家風なのだろう。
- 「オムライス?いいな、いいな~」と羨ましがるゆいに「相変わらず食い意地張ってるな」と呆れながら揶揄する。そして、ひょんな流れからゆいと一緒にオムライスを食べに行く事態になると、赤面しながらも「仕方ねえなあ……」と了承した。
- 2人でおいしくオムライスを食べていたが、レシピッピがジェントルーにさらわれ、オムライスの味がバグってしまい驚く。そしてその異変は店中に…。
- その上ウバウゾーが街で暴れ始める。大勢の人が逃げる中、拓海はいきなりお店から飛び出していなくなったゆいを探す。その時、たまたまローズマリーを見て……。
◾︎第2話
- 息を切らしながら和実家にやってきて、「心配したんだぞ…!」と軽めにゆいを叱る。
- 彼女から謝罪されると同時にローズマリーを紹介される。ローズマリーから「どこかで会ったかしら??」と聞かれるが、拓海は目を逸らして「知らないけど…」の一言。
■第3話
- ゆいに褒められたくて1匹でおつかいに行き、森で迷子になったコメコメ(人参持ち)を保護した後、たまたまゆいとローズマリーと遭遇。無事にゆいの元にコメコメが帰ることができた。
■第5話
- 制服姿で初登場。朝礼後にゆいに軽く挨拶をした後、ローズマリーについてさりげなく探りを入れてくる。「ローズマリーは何をしにおいしーなタウンに来たのか?」という質問に対してゆいは「観光に来た」と誤魔化していたが…。
- その後、ゆいが友達になったここねに挨拶をするも、ここねがかなり緊張ながらゆいに「お・・・・おう。」とあいさつしたことに対してゆい共々戸惑っていた。おそらくここねは、彼がゆいに「おう。」とあいさつしたのを参考にしたのだろう。
◼️第8話
- 学校へ登校する拓海。ハンバーガーの割引券を手にゆいを誘うもスルーされてしまう。ちなみに、その時「聞きたいこともあるし…」と発言していたが、恐らくもう一度ローズマリーについて何かを聞き出そうとしていたのだろうか‥‥??
- ハンバーガーダイナーで偶然ウバウゾーを目撃、植木の後ろに隠れる。そしてジェントルーとウバウゾーを閉じ込めるためデリシャスフィールドを展開するローズマリーの姿を見て驚いた顔をしていた。
◼️第11話
- 菓彩あまねの校内放送で「実力テスト」を実施。ゆいは補習となってしまい、ローズマリーとパフェを食べに行く約束を詫びる様子を拓海は偶然目撃してしまう。
- 補習の課題に追われ「ダメだ~全然終わらない~」と絶望するゆいとらんのいる教室の前を通りかかる拓海は、補習になったゆいをからかう。ゆいに強引に手を引っ張られ「これ解くの手伝って!」と頼まれる。初めは「ズルすんなよ!」と断るが、「ヒントだけでいいから!」というゆいの言葉と、ゆいとらんからのものすごい圧に押されて2人の課題を手伝う羽目に。
- 課題を終わらせた後、ゆいにローズマリーとの関係を問う。そして、怪物と一緒にローズマリーが消えた瞬間を見たと証言し、ローズマリーが怪物の仲間なのではないかと疑っていたが、ゆいから「違うよ!マリちゃんはそんなんじゃない!」と反発。まだ納得できていない部分はあるものの、幼馴染のゆいの言葉をいったん信じた模様。
- 最近おいしーなタウンに出没している怪物が一般市民を攻撃したわけでも街を壊したわけでもないことに対する疑問を口にし、それがきっかけでゆいがあることに気づく大事な糸口を作った。
◼️第12話
- ハンバーグ店から出て来た拓海。偶然、ジェントルーとゆい達4人と遭遇。ジェントルーはレシピッピを奪い手回し式のフードプロセッサーを素体にしたウバウゾーを召還、8話に続いてローズマリーがデリシャスフィールドを展開し、ゆい達が中に入って行くのを目撃する。
- 新技ミックスハートアタックでウバウゾーを浄化したプリキュア3人。その裏で、デリシャスフィールド内に拓海が侵入していたのであった。どうやら彼は戦闘の一部始終を目撃した模様。その手には、クッキングダムの王家の紋章が付いた箱が握られていたが…。
◼️第13話
- 1人港に佇む拓海、その手に握られていた小箱の中にはなんとデリシャストーンが……
- 翌日、校門でゆいを待つ拓海。「話がある」と問う拓海、ゆいはローズマリーとの関係について問われたとここねとらんに語るも、「話をごまかした」と反らした。
- 帰宅した拓海、夕方なごみ亭でリモート通話をするという。拓海曰く「父さんに聞きたいことがあった」とのこと。
- 1年前のある日、漁の準備をする父・門平。この時、デリシャストーンを落とし拓海が手にしたその時偶然光り出し、父も吹き飛ばされるが咄嗟に拓海の手から奪い取りなんとか場を納めた。拓海は父からクッキングダムの存在とデリシャストーンの真実を打ち明けられ、父からデリシャストーンを託される。その時の門平の話によれば、石の不思議な力は石が選んだ人物のみが使用することができ、その力はおいそれと使ってはならないとのことだったが…。
- 夕方、なごみ亭でリモート通話。父・門平に「ゆいちゃんが大好きだから」と言い出され、門平とイチャつくあんに拓海は困惑するばかりだった。
- 幼い頃、ゆいを泣かせてしまった拓海。ゆいの祖母よねからおむすびを手渡される。ゆいから「デリシャスマイルだよ」と言わせられるも、照れ臭かったのか結局言えなかった。
- 「シラス丼が食べたい」と言い出すゆい、拓海も「相変わらず食い意地張ってるな」と呆れるばかりだった。
- 突如、ゆいのハートキュアウォッチが反応、ゆいは店を後にする。
- 海鮮丼の店前でナルシストルーと対峙するゆい・ここね・らん・ローズマリーに、拓海も後からやって来た。
- ナルシストルーとゆいの問答で、ゆいがただ巻き込まれた訳ではなく自分の意思で「ごはんは笑顔」を守るためにプリキュアとして戦っていると気づく。
- デリシャストーンを手にした拓海もデリシャスフィールドに侵入する。
- 電子レンジを素体にしたモットウバウゾーに苦戦するプリキュア達、その時何者かが現れピンチを救った。
- 1人部屋に籠る拓海。ゆいはローズマリーに強制されて戦っているわけではなく、彼女の意思でプリキュアとして戦っているのなら、自分はどうするべきか…。
- そして、幼い頃の写真を見つめながら「お前の笑顔を守る」と拓海は心に誓ったのだった。そして部屋のクローゼットには、白を基調とした衣装があった。
◼️第14話
- ある日の放課後、一年下の後輩本間ともえに公園に呼び出される。「話って何?」と聞くと、なんとともえから告白される。突然の告白に驚き、赤面する拓海。その場でともえに何かを言いかけようとしたが、ともえはそのまま走り去ってしまった。
- その夜、なごみ亭に夕食を取りに行くと、ローズマリーと遭遇。「あんたに聞きたいことがあるんだけど。」と聞く。
- ローズマリーの「…ゆいのことよね。」という言葉に驚く拓海。「いつか話さないといけないとって思っていたの。つまり…。」そして、緊張しながら次の言葉を待っていた。
- 「何時から好きなの?ゆいの事。」というローズマリーの質問に椅子事ひっくり返るほど動揺し、「ななな・・・何の話だよっつ!?///」と、恥ずかしさで顔を真っ赤にしながらあたふたする。さらに、今日公園で自身がともえに告白されていた場面をローズマリーどころかゆいまで目撃していたと聞き、驚きと恥ずかしさのあまり「はああああっ!?」と声を出してしまっていた。一応、ゆいの反応を聞いてみたものの「『すごーい』って言ってた」との返答に「それだけ…?(゚ロ゚)」と目を点にしていた。
- そのうえゆいがちかくにやってきて、拓海とローズマリーが仲良くなったと勘違いする。さらにおいうちをかけるようにローズマリーが拓海が恋をしていることを示唆するような発言をし、「あーっ!もういいからっ!!」と顔を真っ赤にしながらローズマリーを制止した。
- 結局、ローズマリーに聞きたかったことが聞けなかった拓海。ローズマリーのことを悪い人物ではないと認識するようになった。そして、自室で父親の門平から預かったデリシャストーンを手に取りながら、「俺にできることをしなくちゃ。」と改めて決意を固める。
- ちなみにローズマリーからプレゼントされた初恋の味がすると話題の「スイートクリスタル」を食べていた。その『初恋の味』は「苦っ!」とのこと。
- 後日、パスタやの前でナルシストルーがもっとウバウゾーを召喚。「やれるさ!」と己を鼓舞し、ゆいたちを追って自身も再びデリシャスフィールドの中へ…。
- ともえと再び公園で会い、彼女の告白をお断りする旨を伝えた。ただ、友達でいることには了承した模様で、2人で握手を交わしていた。
◼️第15話
- 和実家に回覧板を届けにやってきた拓海。その時買い物から帰ってきたゆいたちは何やら「ホントかっこいいよね~、突然あたしたちの前に現れて」と話している。先日の戦いに颯爽と現れた自分のことだと思って聞き耳をたてる。
- ……が、会話の内容は荷物も乗せて家まで送ってくれたここねの家の運転手・轟さんについてのことだった。これを聞いた拓海は盛大にズッコケ。その物音に気づいてやってきたゆいに回覧板を渡して「んだよ、もう~」と走り去っていった。
- なお、後にブラックペッパーのことも話題に挙がるのだが、らんが「あー、ブラペね?」と言ったことから、これがそのままプリキュア側での通称となってしまった。
◼️第16話
- 落ち込んでふらふら歩くらんとそれを追いかけるゆい・ここねの姿を校内の窓越しに見つめていた。
◼️第17話
- 買い物の途中でナルシストルーを目撃。対応にかかろうとする。
- デリシャスフィールドでモットウバウゾーに苦戦するプリキュアたち。そこでブラックペッパーが加勢するのだが、モットウバウゾーが一同を踏み潰そうとする……が、ここでプレシャスがその力で食い止める。ブラックペッパーは「サンキ…」と素のまま言いかけたところで、まずいと感じ、「ゴホン、ありがとう」と咳払いしてから言い直した。
- モットウバウゾーのおたまとしゃもじを結ぶ紐部分が緩んでいるのに気づいたローズマリーの言葉を受けてスパイシーとヤムヤムが連係攻撃。そしてプレシャスとブラックペッパーは力を合わせてモットウバウゾーの足を持ち上げ、押し返した。
- その後プリキュアたちが浄化してフルーツポンチのレシピッピを救い出す。……が、ブラックペッパーは「やべ!買い物の途中だった!」と素の拓海で独り言、そのまま慌てて去って行った。
◼️第19話
- 今回はブラックペッパーの姿のみで登場。ふるい型モットウバウゾーにふるいにかけられるプレシャスを救おうとする……のだが、先週出ていなかった為知らぬ間に加わっていたキュアフィナーレが颯爽と出番をかっさらい、プレシャスをお姫様抱っこして救出。面食らったか「新しいプリキュア……?」と思うも、モットウバウゾーが攻撃を加えてくる。
- フィナーレの活躍でモットウバウゾーは浄化され、去ろうとするときにローズマリーに呼び止められる。「あなたってシナモンと関係があるの?もしそうだとしたらあの人に謝りたいの」しかしブラックペッパーは「私とは関係は無い」と言って去って行った。
◼️第20話
- ローズマリーから、ゆい達とのレストランデュ・ラクでのランチのお誘いを受け、白いタキシード姿で会場入り。しかし、ナルシストルーに遭遇したため、プリキュア達を援護すべくこっそりとブラックペッパーに変身。
- モットウバウゾーに蹴りを入れるなど、今回はかなり活躍したブラックペッパー。プレシャス・ヤムヤムと共に(スパイシーとフィナーレが百合ってる間3人揃ってヘトヘトになるまで)モットウバウゾーを攻撃していた。いつものように戦い終了後はさっさとその場から退散していた。
- 少し遅れて会場に再び戻ってきた。おめかしをしたゆいの姿に内心ときめいていた。ローズマリーのアシストもあり、ゆいとペアを組んでダンスをすることができた。
◼️第21話
- かき氷型のモットウバウゾーに4人が氷で動きを封じられ、キュアプレシャスがかきプレシャスになりかけた所をブラックペッパーとして攻撃を打ち込んで4人の拘束を解き、プレシャスをお姫様抱っこで救った。
- 戦闘終了後、プレシャスに引き止められ、キュアフィナーレから「お前は何者だ?どうして私達を助ける?」と問われるが、「助けたいから助ける。ただそれだけだ」と言い残し去っていった。
◼️第22話
- 冒頭で丸まな板と小さじの計量スプーンを素体としたモットウバウゾーと戦うプリキュア達、そこにブラックペッパーの姿があった。気弾で攻撃するも、跳ね返されてしまった上に、プリキュアたちがいる方向へと飛ばされてしまう。ブラックペッパーの光弾の攻撃とモットウバウゾーとの相性が悪いと判断したのか、フィナーレは彼に「撃つな!全て返されるぞ!」「ここは下がっていろ!」と指示。さらにナルシストルーに煽られる。ブラックペッパーは悔しさを露にし「済まない」と立ち去った。
- しんせん病院のベンチで佇む拓海、「俺のやってる事って余計なお世話なのか?」と1人苦悩する。そこに、「どうしたらいいんだ」と叫ぶ男性の姿が、その男性は拓海の知人湊陽佑だった。話によると「幼馴染みの麻恵に伝説のクレープを食べさせたい」という。そこで拓海は「なんとかなるかも知れない」「俺に手伝わせて下さい」「大丈夫、任せて下さい」「また連絡します」と宣言し、その場を立ち去った。
- 舞台変わってフルーツパーラーKASAI、ゆい達5人でジャンボパフェを堪能。コメコメも食べたいと飛び出す。その様子を拓海が外から覗いていた。
- 結局ゆいに気付かれてしまい、彼女に伝説のクレープについて問い掛ける。「伝説のクレープを作りたい?」と問われ、「ああ、あの味覚えてるよな?あれを再現したいんだ」と打ち明ける。「それならみんなで作ろうよ」「拓海とお料理作るの久しぶりだね」と言い出すゆいに、「一緒に?」「それは悪いし……」と拓海は困惑するばかりだった。
- 拓海もゆい達と合流。ここね曰く「神出鬼没のワゴン車で販売し、数分で完売していた」という。らんも「常夏のリゾートにいるようなトロピカった気分になれる」と独自のコメントで表現。コメコメに「こんにちは」と挨拶され「この子は?」と問い、ローズマリーの親戚の子と誤魔化されるが拓海は困惑するばかりだった。
- 拓海も加わり、5人でクレープ作りに挑戦。此処で、ゆいの発言から料理上手であることが判明した。最初は「生地がサクサクし過ぎ」、次は強力粉を加えて「モチモチし過ぎ」、その次は小麦粉とバターの配合を微調整し、ようやく「イメージ通り」に。ゆいに「拓海の作ったクレープ、美味しいからもっと食べたい」と励まされ、気合いを改めた。
- 「小麦粉量るね」と意気込むゆい。しかし、粉まみれになってしまい、呆れた拓海がタオルを手渡して「案外、世話焼きなんだな」とあまねに冷やかされ、拓海も困惑して「いや……別に……そういう訳じゃ……」と照れるばかりだった。あまねはその様子を見て「なるほど」と何かを察した模様。
- 陽佑もクレープを試食。話によると「麻恵とケンカしてしまった」という。また自分が早とちりをして余計な気遣いをしてしまったと拓海は再び落ち込むことに…。しかし、陽佑は「このクレープが麻恵と仲直りするきっかけになる」と考え、腹をくくって麻恵と会うことを決意した。あまねからクリスタルシュガーボトルを手渡され、拓海と共にお見舞いに出掛けた。
- 舞台変わって病院へ。麻恵のお見舞いに訪れた拓海と陽佑、麻恵曰く「優しいガキ大将だった」とのこと。しかしその後、喫茶店からクレープのレシピッピがナルシストルーによって盗まれ、陽佑と麻恵の異変を目の当たりにする。
- ナルシストルーと対峙するゆい達5人。前述の出来事から拓海は一瞬尻込みしてしまうも、ブラックペッパーとして再び登場し、角まな板と大さじの計量スプーンを素体としたモットウバウゾーに立ち向かう。ナルシストルーに「また邪魔しに来たんだ?プリキュアの仲間でもないんだろう?正体も分からない奴に出されても、プリキュアも迷惑」と一蹴、しかしブラックペッパーも「たとえ迷惑だとしても大事な思い出は返してもらう!」と反論、再び立ち向かった。前述の攻撃が跳ね返されてしまった場合の対策もしっかりと考えてきており、跳ね返された光弾をナルシストルーの立っていた岩の方へ跳ね返すことでプリキュアたちに光弾の攻撃が向いてしまうことを防いだ。プレシャス達と共にウバウゾーを攻撃、新たに「ペッパーミルスピンキック」を初披露。最後は久々に3人のMIXハートアタックで浄化した。
- 立ち去ろうとするブラックペッパー、プレシャスに「ちょっと待って」と呼び止められる。
- 後日、陽佑から拓海に大量の野菜をお裾分け。拓海の部屋には「ブラックペッパーさん いつも ありがとう。 プレシャスより」と書かれたクリスタルシュガーボトルが置かれていた。
◼️第23話
- ブラックペッパーの姿のみの登場。プリキュアをサポートした。
◼️第24話
- 鮮やかかつ正確な光弾のショットで危うく丸焼きにされそうになったプレシャス・スパイシー・ヤムヤムの救出に成功する。
- その後はフィナーレと共にナルシストルーと直接対決をする。光弾で応戦するも蹴り返されたことにびっくりする。
- マントを利用した防御の精度が格段に上がり、ローズマリーも「デリシャストーンの使い方がうまくなっている」と言っていた。
- しかしナルシストルーに背後を取られ蹴り飛ばされてしまった。
◼️第25話
- ゆいがキャンプ用の鍋を忘れてしまい、湊陽佑が運転するにこにこ青果店のトラックに乗せてもらって鍋を届けに来た。ゆいたちに誘われ、昼食の仕度を手伝い、一緒にパエリアやバーベキューを味わった。
- 帰りのバスに乗ろうとキャンプ場の出口に向かう途中でブンドル団のスピリットルーが料理を変にしている現場を目撃。ブラックペッパーとして戦い、他のプリキュアと共にウバウゾーを倒すきっかけを作った。
◼️第26話
- ここねとコメコメがピーマン嫌いだった事が話題となる中、実は拓海も幼少期にピーマンが嫌いだったとゆいが暴露。幼少期はピーマンを持ってきた(おそらく食べさせようとした?)ゆいから全力疾走するほど嫌いであった。しかしあんの話によると、門平がハンバーグの中にピーマンを混ぜるなど工夫して料理した結果ピーマン嫌いを克服。むしろ今ではピーマンを好んで食べられるようになったという。
- そこで、ここねとコメコメが食べられるようなピーマン料理作りをゆいと手伝う事になったが、その努力も虚しくピーマン嫌いを克服させることができなかった。また、コメコメが急成長していることに驚いていた。
- 今度こそここねにピーマンを克服してもらいたいと意気込み、にこにこ青果店から大量のピーマンを購入した拓海の前を、スピリットルーが通過。拓海はスピリットルーを追いかける。
- ブラックペッパーに変身してプリキュアに加勢。前転しながら襲い掛かろうとするモットウバウゾーから必死に逃げるなど苦戦を強いられながらも、光弾を放ち反撃。スパイシーによる浄化後、ハラペコったプレシャスから「拓海が何か作ってるかも?」と言った上にヤムヤムは「拓海先輩と一緒に食べよう」と言ったために、慌てて退散する羽目に・・・。
- ここねとコメコメは、ピーマンカフェでテイクアウトしたピーマンの肉詰めを食べてついにピーマン嫌いを克服。その間に拓海はチンジャオロースを作り、ゆいからすごく美味しいと感想を言われると「俺の自信作だからな」と自慢げな様子だった。料理をゆいに褒められてまんざらでもなかった模様。
◼️第28話
- 福あんの出入口付近を掃除中、ブンドル団の反応を感知して走って行くゆいたちを見かけブンドル団の出現を察知するも、ドア近くに拓海がいるのを知らなかったローズマリーがいきなりドアを開けた為にドアにぶつかってしまう。
- 戦闘中に吹っ飛ばされたプレシャスを助ける。その時にプレシャス=ゆいから「どこかで会ったような?」とバレそうになり「油断するな!」と反らした。
◼️第30話
- ゆい達が屋台メシグランプリの優勝を目指して出店した『やきそばマリちゃん』に立ち寄り、「あんた、何やってんだ?」とローズマリーに呆れ、浴衣姿のゆいに見とれる。さらにあまねからやきそばマリちゃんのPVを視聴されて「めちゃくちゃ力入ってんな」と呆れ、海鮮焼きそばの屋台を出店したライバル店「鉄板ふじの」を経営する藤野夫妻から恋のエピソードを聞かされる。この中で藤野夫妻は、よねから「お祭りの花火を一緒に見ながら同じものを食べた2人はずっと一緒にいられる」というジンクスを聞かされたことを話していた。ローズマリーに「いい情報聞いたわね」と振り回され、「何がだよ!」と憤慨し呆れた。
- 今回はデリシャスフィールドに到着した時には既にゴッソリウバウゾーを浄化し終えていたが、セクレトルーを目撃し「新しいブンドル団?」と警戒していた。(前回クッキングダムには行っていないのでセクレトルーとは初対面である。)
- その夜、みんなで花火を見ながら焼きそばを食べる中、藤野夫妻がよねから聞いた祭りのジンクスを思い出そうするらん。拓海も焼きそばで噎せてしまい、ゆいは「花火を一緒に見ながら同じものを食べると、みんなずっと一緒にいられる」と間違えてしまい、拓海はちょっとガッカリしていた。
- ローズマリーが4人をまとめてハグする中、拓海にもその輪の中へ誘っていたが拓海は照れながら「は、入んねぇ!」と返答した。
◼️第31話
- ゆいに扮しておいしーなタウンを散策していたイースキ島の王女マイラ・イースキに遭遇。スカートを上げ「ごきげんよう」と挨拶する行動に最初は「何か悪いものでも食ったか?」と、ゆいと勘違いしていたようだが、すぐにゆいではないことに気づいた。
■第34話
- 和実家・品田家とは親交の深い、又さんこと浅井又三郎が孫の宏輔を連れて久しぶりにおいしーなタウンを訪れる。宏輔が野球の練習をしたいと言うのでゆいの提案で皆を集めて練習、拓海も後から合流する。別の町で暮らしていた宏輔と拓海は初対面であった。
- ゆいに一目惚れした宏輔、ド直球に「2人って付き合ってるの?」と問うと、拓海は慌てふためきながら「何言ってんだ!?んなわけねぇだろ!」と返すが、ゆいはあっけらかんに「うん!ないよ!」とこっちも剛速球の返答。拓海、ドンマイ。
- だが、ここで宏輔から「勝った方がゆいちゃんと1日デート」を賭けた勝負を挑まれる。拓海は驚き「デートなんてどうでもいいけど」と言いつつもやる気を見せる。
- あまねの速球を気合いの一発で打つが、打球はコメコメの元へ。ところがコメコメは捕球ではなくなんと尻尾で打ち返してしまう。その球をゆあんが掴んで走ってくる拓海をタッチしようとしたその時、拓海はジャンプ!八艘飛びのごとく前方宙返りしてゆあんを飛び越え、ベースを踏む。これにはあまねも「なんて脚力だ……」とド肝を抜かれるが、してやったりの拓海は「毎日鍛えてるからな!」とドヤる。
- 宏輔との勝負は引き分け、練習も終わり皆と別れて帰宅した拓海は、和実家でよねの遺影を見ながら一人つぶやく又三郎に「又さんのおでん、俺も久々に食べたくて」と声をかけ、早速作ってもらう。そして宏輔の話になり、「食の素晴らしさを教えたいと思っただけなんだが」と言う又三郎に、拓海は「その食のこだわり、俺は尊敬してるよ。でも、宏輔のやりたいこともかなえてやってよ。かわいい孫の頼みなんだから」と告げた。「拓海に諭される日が来るとは」と又三郎が笑みをたたえたその時、おでんの状況が変わったことで拓海は異変を察知する。
- ブラックペッパーとしてはプリキュア達の戦闘に駆けつけ、プレシャスへのゴッソリウバウゾーの攻撃をマントで防ぐ活躍も見せた。
■第37話
- 文化祭で手打ちそばのお店をやっていた。難易度の高い手打ちそばを作るためにたくさん研究した模様。ゆいにもその努力を讃えられ、まんざらでもなかった様子。
■第38話
- プリキュアたちが過去へタイムスリップしている頃、あんに買い物の使いパシリにされていた。
- そんな中、街中でセクレトルーがおむすびのレシピッピを奪っている所を発見。ブラックペッパーとなって追いかける。
- 郊外の林にまで来たところでセクレトルーは七輪のゴッソリウバウゾーを召還。ゴッソリウバウゾー相手に一人立ち向かう。
- プリキュアたちが現代に戻って来るまでにゴッソリウバウゾーを食い止めることが出来たが、戦闘の際に散々痛めつけられたせいか満身創痍な姿で気を失ってしまう。デリシャストーンの力で治癒回復し、目覚めたものの、ローズマリーにシナモンの関係者であることがバレて問い詰められてしまう。プレシャスはブラぺを心配していたが、ローズマリー曰く「いつの間にか姿を消した」とのこと。
■第39話
- ベッドに横になりながらデリシャストーンを見つめ思いにふける。それは父がクッキングダムにいられなくなっておいしーなタウンへ来たこと、そしてこのことをクッキングダムの者に自身や父のことを知られてはならないと思っていたこと。
- そのころ、あんは門平とリモートで会話。これまで心配かけたくなくて話していなかったが、ジンジャーのことを知っていると聞いてようやく話す。門平の過去を知っている人物、ローズマリーが来ていることを。そしてあんは門平のことを「シナモンさん」と呼んだこと。
◼️第40話
- 久々に父・門平がゆいの父・ひかると共に漁から帰省。
- ローズマリーも門平ことシナモンと久々に再会し泣き崩れる。門平の話によると「ローズマリーの持つデリシャストーンは直せる」「もう1つのデリシャストーンは拓海が持ってる」という。そこに拓海が帰宅、ローズマリーから「拓海君がブラペだったの?」と問い詰められ困惑してしまい……
- 自室で父に「使ってごめん……」「正体を隠してた……」「力になりたい……」と謝る拓海。父から「お前はデリシャストーンに選ばれた、今後はマリちゃんに任せろ、スペシャルデリシャストーンが直せればマリちゃんクックファイターの力が戻せる」と言い出され、拓海も「今までやって来た」と反論。父のシナモンは「今までよく頑張った」と息子をねぎらう一方で「お前は正式なクックファイターでもプリキュアでもない」「これからますます戦いは厳しいものになる」と論じ、言うことを聞くように促す。渋々ローズマリーに自身のデリシャストーンを手渡した。
- 翌日、登校の最中「今更言えないよな……」と落ち込む拓海。セクレトルーの話題を出したゆい達3人の会話を偶然聞いてしまい「セクレトルー?」と不思議がる。そこに背後から「何をニコニコしている?」とあまねに話し掛けられ「いたのかよ?」と驚く拓海。結局ゆい達に気付かれてしまい、ゆいから「話したい事があった」「ブ……ブ……ブッシュ・ド・ノエルを拓海に作って欲しい」「クリスマスパーティ一緒にやろう」と言い出され、拓海も困惑するばかりだった。
- 街を歩く拓海、そこでローズマリーとコメコメと遭遇。カフェでホットコーヒーを飲もうとするも「熱っ!」と火傷、拓海はローズマリーに「(ブラペの事は)言わないで欲しい」「今更言えない」と口止めする。ただ、やはり、デリシャストーンを返却したことはまだ納得していない模様。
- そこにセクレトルーが現れ、クリスマスケーキのレシピッピとそれを助けようとしたエナジー妖精達を捕縛、絶体絶命のピンチに陥る。
- セクレトルーと対峙するローズマリー、そこにゆいが現れ拓海は木の影に隠れる。そこで粉ふるいを素体にしたゴッソリウバウゾーを召喚。ローズマリーがデリシャスフィールドを出そうとするもセクレトルーのロープ攻撃で両手を拘束されてしまう。ゆいのピンチに拓海が現れ、突風で吹き飛ばされたゆいを助ける。「コメコメ達は俺が助ける!」と意気込む拓海・・・。彼の目にもう迷いはなかった。その時、ローズマリーに預けたデリシャストーンが反応、「やっぱり見てるだけなんて嫌だ!!」とデリシャストーンを手にブラックペッパーに変身。以前は動きに付いていくのがやっとだったにもかかわらず、セクレトルーを上回る速さでエナジー妖精達をあっさりと救出し、ローズマリーの拘束も破って見せた。しかし、この出来事でゆいに正体を知られてしまう。そこにここね達3人も合流、ゆい達はプリキュアに変身した。
- 拓海がブラックペッパーであった事に驚きを隠せないプレシャス、「ウバウゾーは任せろ!やるべき事をやれ!」「セクレトルーと話がしたいんだろう?」とブラペに励まされ、プレシャスはやる気を取り戻した。
- ウバウゾーのビーム攻撃とバリア防御に苦戦するスパイシー達3人、ブラックペッパーも倒れてしまう。そこにプレシャスも加勢、ブラックペッパーも「俺はクックファイターでもプリキュアでもない……けど……気持ちは誰にも負けない!!」と再び立ち上がり、「まだだ!……プリキュアの力はこんなものじゃねえだろ?」とプレシャス達を励まし、4人のプリキュアと共に5人のキックでウバウゾーのバリアを打ち破り「今だ!!」と叫ぶブラックペッパー、最後はプリキュア4人のマイライトデリシャスでウバウゾーを浄化した。
- 戦闘後、ブラックペッパーは元の拓海の姿に。「ほわ~」「拓海先輩?」「品田がブラペだったのか?」と驚きを隠せないスパイシー達3人に「驚きよね~私もびっくりよ」と反らすローズマリー、突如泣き出すプレシャスに拓海も困惑するばかり。この光景にさすがのフィナーレも呆れ顔だった。
- 和実家で泣き止まないゆいにおむすびを手渡す拓海、ゆいも「拓海がブラペで私嬉しいよ、これからもよろしくね」と励ました。
- 父に「やっぱり続けたい」と宣言する拓海。父からも「お前はもう立派な仲間だと」と認められ、拓海のデリシャストーンも拓海の手元に手渡された。
- 翌日、拓海は父・門平とローズマリーと共にスペシャルデリシャストーンを修復するため旅立った。
◼️第41話
- 門平とローズマリーと共に洞窟を探索。
- 終盤、ゴーダッツとしての正体を表し、プリキュアたちに攻撃を仕掛けるフェンネルの前に、門平やローズマリーと共にブラックペッパーの姿で現れ、ゆいたちのピンチを助けた。
◼️第42話
- 門平の指示に従い、ゴーダッツによってダメージを受けたプリキュアたちの治癒回復に勤しむ。治癒能力は門平に教わったとのこと。
- 門平はウバウゾーの攻撃からゆい達を庇って倒れ、門平とブラックペッパーの能力で快復したゆい達が変身してウバウゾーを撃破したが、ゴーダッツは空間転移ゲートを開いて退却してゆく。怒りに燃えるブラックペッパーが後を追い、プレシャスとローズマリーも続いて転移ゲートに飛び込んだ。
- ブンドル団アジトの通路をひた走るブラックペッパーの腕を掴んで引き留め、「待って!落ち着いて!あたしと一緒にフェンネルさんに会おう」と説得するプレシャスだが、ブラックペッパーは「落ち着いてなんていられるか!父さんは…故郷のクッキングダムを本当に大切に思っていた。だから父さんは故郷を守るクックファイターの使命に誇りを持っていたんだ。なのに、あいつが…ゴーダッツが父さんの大切なものを奪った!俺はあいつを許せない!」目に涙を浮かべながら怒りと悔しさをぶちまけると、プレシャスを振り切って行ってしまった。ブラックペッパー=拓海のそんな顔を初めて見たプレシャスはしばし茫然となるも、ローズマリーとコメコメに励まされて気を取り直す。
- アジトのメインルームまでやって来たブラックペッパーに対し、「お前はデリシャストーンに選ばれた。その力、私の元で生かしてはどうだ?」と誘い水を向けるが、無論ブラックペッパーが受け入れるわけがない。父を侮辱され、「お前が父さんを語るな!」と怒りのまま殴りかかろうとするブラックペッパーの前に、プレシャスとローズマリーが駆け付けた。しかし、ローズマリーとゴーダッツの戦いに「ゴーダッツは俺が!」と加わろうとするブラックペッパーを、プレシャスは両手を広げて通せんぼした。
「どけ!」「どかない!これ以上行かせない!」「俺はあいつを倒さないといけないんだ!」「違う!みんな誰かを傷つける事じゃなく、守りたいから立ち向かうの!シナモンさんもマリちゃんもあたし達も…拓海だって!」プレシャスの必死の訴えに、たじろぐブラックペッパー。その間にローズマリーとゴーダッツが相討ちとなって倒れたため、ブラックペッパーはゴーダッツにとどめを刺そうとするが、プレシャスは再びその手を掴んで制止する。「やめて!フェンネルさんだって、きっと自分が間違ってたって気付いてくれるはず!だってシナモンさんやマリちゃん達と同じ釜を食べた仲間だもん!」あくまでもフェンネルとして彼を信じようとするプレシャスの真摯な瞳に、ブラックペッパーも攻撃の手を止めた、が……。
- そんな思いを踏みにじるがごとく、倒れていたはずのゴーダッツの攻撃でブラックペッパーは打ち倒される。やられた振りをしていただけだったのだ。ゴーダッツは気を失って変身解除した拓海を「甘く、どこまでも愚かだ」と嘲笑う。
再び攻撃を仕掛けるゴーダッツ、今度はプレシャスが変身解除。絶体絶命のピンチに陥ったその時、「オムスビヒャッコムリデッセー!」と叫ぶコメコメ。拓海達はゆいの部屋に脱出し、その後コメコメは力尽きてしまう。
◼️第43話
- 前回のゴーダッツとの戦いで傷ついた拓海。未だに意識は戻らず、品田家で両親とゆい、らんとローズマリーに見守られる。一方、コメコメも力尽きてしまい、未だに回復せず……。
- ようやく回復した拓海、なごみ亭でゆいと遭遇。ゆいに「ごめんなさい」と詫びられるも「謝るなよ」と励まし、よねの言葉を思い出したことをゆいに伝える。ゆいもようやく元気になり、「みんなを笑顔にしたい!美味しい笑顔で満たしたい!」と意気込みを改め、拓海も呆れながらもホッとした。
- その時、突如ミニスピリットルーが現れ追われるも、なごみ亭に避難、ゆいの両親は「思い出せない」と絶望していた。初めて「ゆい」の名前の由来を聞いた拓海に、突如「おむすび」と言い出すゆい。その時、招き猫が光り出し街中に大量のおむすびが降り注ぐ。ようやくコメコメも回復し、キュアプレシャスに変身。拓海と握り拳を交わし合い、ブンドル団のアジトへ向かうプレシャスを見送った。
- 回復出来たはいいものの、デリシャストーンは拓海を助けるためひび割れてしまい、この時点では戦闘不能に。
- 次回予告でもブラックペッパーの姿は一切なく今作でも幼馴染はラストバトルを見守るのかと思われたが、実は予告の「ごはんは笑顔!」という台詞の中にしっかりと拓海の声が混じっていた。
◼️第44話
- プリキュアたちがゴーダッツとの最終決戦の最中、門平と共にブラックペッパーとして、ゆいたちの前に現れ、門平と共に変身が解けてしまったプリキュアを治癒する。ほかほかハートのおかげで、デリシャストーンが復刻し、再びブラックペッパーの姿になれたという。
- その後は、プリキュアたちと共に巨大化したゴーダッツ相手に共闘した。
◼️第45話(最終回)
- 一連の出来事が解決し料理が戻ったことを祝っておいしーなタウンでは街を挙げてのお祭り。なごみ亭ではベジタブル丼のお弁当を販売するが、ゆいがガンガン売ってたら在庫切れ……とすんでのところで拓海が補充。ゆいに対して呆れ気味だが、しっかりとサポートするのは流石ではある。
- 父やゆいたちと共にクッキングダムへ。ここでも旅立つ際に年甲斐なくいちゃつく両親にツッコミを入れつつも、王宮では父がシナモンとして名誉が回復したのを見届けるとともに、拓海もブラックペッパーとしてプリキュアたちとともにクッキングから賞賛の言葉を受ける栄誉に浴した。
- そして祝宴で持ち込まれた巨大ケーキ、あまりにもでかすぎてろうそくに火が点けられない。とここでゆいたちはプリキュアに変身しパーティキャンドルタクトを用いてライト・マイ・デリシャスで点火という荒業。さしものブラペも「そんな使い方あり!?」とツッコミを入れたのだった。
- 時は流れ、春うららかな日。縁側でおむすびにかぶりつくゆいを見つめる拓海。2人きりで良い雰囲気なそんな時、ゆいが「あたし、いつか世界中の招き猫に会いに行きたい。拓海も一緒に行かない?」というと、拓海は「えっ?2人で?」と思わずドギマギ。しかし「ここねちゃん達も誘って一緒に行こうよ!」と続けられ、拓海はズッコケる。ただ、実はゆいがこのことを話したのは拓海が最初だという。改めてドキドキするも、良いところで仲間たちがやってきて再度ズッコケ。ランチ会の買い出しに付き合わされることになり、「しょうがねえな」といいつつも拓海も同行するのだった。ゆいが拓海の気持ちに気づくのがいつなのか、拓海が想いを告白するのがいつなのか分からないものの、エンディングでは2人きりでハンバーガーを食べに行っているのを見るに、これからの2人の仲は一歩ずつ進んでいくのかもしれない。
また、2023年アニメディア3月号のSDの深澤氏のインタビューにて、『ゆいと拓海の今後について、深澤さんはどうなっていくと思いますか?』という質問に対して、深澤SDは「硬派な中3男子が愛の告白をするって、なかなか難しい!と思うんです。でも、ふたりはこのままいろいろありつつも仲よく過ごして、いつの間にか付き合ってて、もしくは拓海がもう少し大人になって告白することができて、結婚して、子どももできて、お互いの店を継ぎつつも幸せに暮らすのかな〜と思います」とコメントしている。
映画
■『夢みる♡お子さまランチ!』
- 他の男子の友人とともにドリーミアを訪れた際にゆいたちとばったり。見れば見知らぬ少年少女が一緒におり、疑問に思う。
- ゆいから「一緒にお子様ランチ食べよう!」と誘われるが、この時気恥ずかしさもあってか「大人はお子さまランチを食べない」と言って断る。この言葉がコメコメに影響を及ぼすのは拓海は知るよしもない。
- この時、ゆいのほっぺにご飯粒がついていたのを見て、それとなく取っていった。もちろんこのこと(特にその後ご飯粒をどうしたのかという点)が話題となり、公開日に生配信された特番で「このシーンをちょっとだけ見たい!」という投票企画では7割を超える得票で堂々の1位と相成った。
- 異変が起きるドリーミア。ローズマリーはぬいぐるみにされ、コメコメたちはさらわれてしまう。逃げた先の調理室で警備ロボットに囲まれるゆいたち。そこに颯爽と現れたブラックペッパー、ワイヤーを上手く操り4人を回収して助ける。この時ゆいから「ブラペ!?」と声をかけられるが、これまでブラックペッパーとして変身前のゆい達と顔を合わせた事がなかったことから「君とは初めて会ったはずだが?」とクールに返答。
- ゆいたちと別れローズマリーを探すためぬいぐるみにされた大人たちの倉庫へ。そしてローズマリーを見つけると自らのデリシャストーンを使うと元に戻る。ブラックペッパーも確信し、ローズマリーとの考えも一致したのは、この一連の出来事がスペシャルデリシャストーンの力による物だった。
- ドリーミアロボとの戦闘ではプリキュアたちと共闘。この時素性を知らないとは言えフィナーレとの同学年攻撃も始めて見せた。直後プリキュアと妖精たちがお子さまランチドレスになったのにはびっくり。
- エンディングで。なごみ亭ではお子様ランチデー。喜ぶゆいたちを横目に恥ずかしながらもあきほからお子様ランチを受け取る拓海だったが、一口食べるとその美味しさから一気に頬張り始めるのだった。
- ブラックペッパーの姿で終盤に登場。
ショー関連
■ドリームステージ
- ステージ上では終始ブラックペッパーとして登場。プリキュアのピンチに駆けつけるが、戦闘直後吸い込まれモチツキ王国に。道に迷ったりもするが、アクションシーンではナルシストルーとのバトル、プレシャスとのダブルパンチを見せたりもした。
■デパプリ感謝祭
- 話の序盤でゆいが「拓海と大豆ミートのハンバーガー一緒に食べた」というのが触れられる。
- 終盤で観客の応援の力によってプリキュアたちが再び立ち上がるとともに、「秘密に奏でるかぐわしきアクセント!ブラックペッパー!おいしい笑顔は私が守る!」と名乗りながら5人目としてブラックペッパーも強制召喚的に登場。ブラックペッパーをセンターにして5人が「デリシャスパーティープリキュア!」と仁王立ちポーズを決めるのだった。
- 直後のアクションシーンではナルシストルーとの共闘を見せる。「背中ががら空きだぞ」とナルシストルーに援護された時に言われてムッとしていた。
- そして拓海と門平の力で『新たなジェントルー』のスペシャルデリシャストーンの試作品の力を安定させ、事態収拾が図れそうな状況になったのをうけ「拓海すごーい!」とプレシャスから感謝され、「お、おう」と照れるのだった。
- プレミアム公演ではこれにプラスアルファ。途中に挟まれる朗読劇では先のハンバーガーの件を受けてあまねとローズマリーが「ゆいと拓海がデートする中に進展するなんて」とひそひそ話。それを聞いて「ゆいとデートしたいコメ!」とむくれるコメコメ。そしてそれぞれの理想のデートを語って最後にゆいは「一緒に料理したいな」と言いつつ他の面々が語った内容もやってみたいと言うのだった。
- このゆいの思いを「品田に伝えよう」と決めていたあまね。最後の戦闘直後、フィナーレから「品田、後で伝えたいことがある」と言われたブラックペッパー、「えっ!?なんか怖いな……」と身じろぎするのだった。
余談
演者について
内田氏は第1話の先行カットの記事で「歴史あるプリキュアのシリーズに参加できてとても光栄です。今回は演じる拓海は主人公であるゆいちゃんの幼馴染。一見ぶっきらぼうに見える彼ですが、実は心に秘めた想いがある、可愛らしい人です。まだまだ収録も始まったばかりで、知らないことがいっぱいあります!この一年で拓海やゆいちゃん達の事を深く感じて、演じていきたいです!デリシャスパーティプリキュアは食べ物をテーマにしています。僕も食べることが大好きなのですが、それを大切な人と共有することは、とても幸せなことで、人生を豊かにすることだと考えています。ぜひ、今回のシリーズで食の大切さや愛しさを感じていただけると嬉しいです!」とコメントした。
『夢みる♡お子さまランチ!』の公開記念に行われた前野智昭とのトークショーで内田氏はオーディションの段階で既にブラックペッパーになってプリキュアをサポートするという設定は資料で伝えられた模様。
また、実姉の内田真礼氏は次作で敵首領の少女時代を演じ、姉弟出演を果たした。
公式グッズ
『プリティストア』にて、拓海の公式グッズが販売されているが、アクリルスタンドが販売開始当日からメインのプリキュアキャラを差し置いて全国各地にて売り切れ完売続出という異例の事態が起こった。
関連タグ
デリシャスパーティ♡プリキュア ブラックペッパー(プリキュア) 和実ゆい
プリキュアシリーズ
- 相楽誠司:プリキュアシリーズでメインキャラクターとして紹介されている、主人公の幼なじみのボーイフレンド繋がり。
- 藤村省吾:プリキュアの幼馴染だが一学年上の男子キャラクター。
- 知念大輔、中野みつる、藍原ゆうき、阿万野ひなせ:同じくプリキュアシリーズで、主人公に想いを寄せる幼馴染/クラスメイトの中学生の男の子繋がり。
- 虹ヶ丘ましろ:次作に登場する異世界人の家族を持つ人物。こちらはクォーター。
- 兎山悟:次々作に登場するプリキュアの正体を知る男の子。
プリキュアシリーズの歴代協力者
人魚の女王←ローズマリー・品田拓海/ブラックペッパー→虹ヶ丘ヨヨ