CV:樫井笙人
概要
ここねや彼女の両親を車で送迎をしている。ゆい達と出会い変わっていくここねを温かく見守っている。第30話にて、ヘリコプターの操縦も可能と判明した。
芙羽家の面々を支えるという自分の仕事に誇りを持っているが、かつては忙しさにかまけて日々の食事を疎かにしていた時期があった。
そんなある日、「忙しいので手早く食べられればなんでもいい」という軽い気持ちで手にした屋台のホットドッグが見た目にも力を入れていることに感動し、食事というものは単なる栄養補給ではなく「楽しむ」ためのものであることを思い出したのだという。その後は、忙しい中でも食事のためのゆとりを作るように生活するようになった。
そして、自分でも食事を美味しそうに彩ることを趣味として楽しむようになり、綺麗にデコった食事をキュアスタにて「ソロもぐちゃん」というアカウント名で投稿して、定期的にバズらせている。
因みに美味しい時は「ボーノ(Buono)です」という(イタリア語で「美味しい」という意味)。
彼にとっての食事の時間は、仕事の誇りも芙羽家との絆も関係しない、「自分だけのお楽しみ」の時間となっている。
そのため、投稿趣味のことも芙羽家の面々に語ることはなかったが、第15話でここねが「食事は一人よりもみんなで食べた方が楽しい」という理想に凝り固まっていることを懸念して自分のエピソードをカミングアウトし、「みんなと楽しむ食事は素晴らしいけれど、他人に気を遣って楽しむことができないくらいなら、”おひとりさま”を楽しんだ方がよっぽど気が楽」という当たり前のことを肯定的に諭した。
このことは、「シェアする喜び」をテーマにする本作において、そのテーマが持つ負の側面をさらりと指摘したことで注目に値する。
皆から「轟さん」と呼ばれる。雇い主のしょうせいやはつこからも「さん」付けで呼ばれており、敬意を払われていることが窺える。
「ここね様、わっしょいでございます!」
第30話にも登場。ヘリコプターを使用してやきそばマリちゃんのチラシを空から撒き、ド派手な宣伝を行った。
余談
演じる樫井氏は本作がプリキュアシリーズ初出演。ニチアサでは『仮面ライダー電王』にてワスプイマジンの声を演じており、ニチアサ自体の出演は15年ぶりとなる。