麻薬戦争(ヒューマンバグ大学)
ひゅーばぐまやくせんそう
これは限りなくウチへの宣戦布告に近い。
奴らは俺たちを舐めていると言っていいだろう。
マッドカルテル、みんな日本で死ねばいい。
舐めるなよ。逆らった者は全てこの世から消す。
京炎戦争終盤、香坂慎太郎率いるマッド・カルテル旧日本支部は本隊から独立し、麻薬専門の新興マフィア「裏神」を設立した。彼らが狙うのは京極組のシマである黒焉街と獅子王組のシマである花宝町であり、ヤクの蔓延を防ぎつつ共通の敵である裏神に対抗するため、京極組と獅子王組が手を組み、「京獅子連合」が成立した。又、竜桜町に住む粛清屋の新城杏太郎が京極組の助っ人として参加している。
一方、メキシコを拠点とする「マッド・カルテル」では裏神の離反を受けて、日本の麻薬市場の奪還と裏神の完全破壊のため、複数人の武闘派を日本へと送り込んだ。
こうして、京獅子連合、裏神、マッド・カルテルによる麻薬を巡る三つ巴の睨み合いとなったのだが、ダヴィッツが阿蒜寛太を瀕死に追い込んだ一件で本格的に開戦した。
なお、「麻薬戦争」というのは2024年6月24日の動画で判明した呼称である。
共通点
相違点
京獅子連合
- 現トップ: 京極組組長の五十嵐幸光と獅子王組組長の眉済俊之は両者とも人情派であり、構成員のためなら敵対者に命を差し出すほど。構成員からも尊敬されている。
- 派閥: 平時は京極組と獅子王組という2つの組織に分かれて行動しているが、どちらも良識派で活動目的も同じである。
- カタギへの対応: カタギは基本的に守る対象。シマのサツは極めて腐敗していることもあり良識派連中はカタギから強い信頼を寄せられている。
- 麻薬販売: 京極組・獅子王組のいずれも構成員による麻薬販売は不可としている。また、シマ内での麻薬売買は粛清対象である。
- 人員: 単体ではそこまで大きくないものの、京獅子連合としてみれば大規模組織と見なすことができ、他の極道組織と協力関係を築いている。また、京極組はスカウトも含めた新しい構成員の補充を進めている。
- 構成員の人間性: 主力の構成員は任侠や義侠と言う言葉が似合う人格者が大半で、それ故に強い仲間意識で結ばれている。更にはほぼ全員が組に対して強い忠誠を誓っており、命を賭す覚悟を決めている。
- 組織体な弱点: 構成員の数は京極組と獅子王組を合算しても、裏神はともかくマッド・カルテル本体には遠く及ばない。また、暴対法による社会的な縛りも無視できないところも欠点である。
- 天羽組との関係: 京極組も獅子王組も天羽組とは元々犬猿の仲だった。前者は天京戦争を経て仁義外れの構成員達がほとんど一掃され、良識派で構成された任侠組織に戻ったことで関係は良化した。しかし北岡隆太を殺害した一条康明への心情は厳しく、当の本人は天羽組への謝罪を望んでいるものの(特に北岡の直接の兄貴分だった小峠華太、弟分だった速水泰輝など)天羽組の構成員達からは面会を謝絶されている。後者は河内組と田頭組だった時代から、シマの利権を狙って散発的な衝突を繰り返していた。河内の跡目を争った内部戦争が終結し眉済政権が誕生してからは過去の因縁は払拭され、外道討伐で共闘するなどこちらも関係は良化している。
- 伊集院茂夫との関係: 京極組の場合は久我・一条を始め構成員の多くや食客の新城とは面識がある。獅子王組でも内部抗争後、犬亥鳳太郎・井上月麦・伊武隼人の3名と面識がある。(他組織にも言えるが)伊集院が始末する外道が被る時は共同戦線を張り、護衛の人間だけ始末してからターゲットの身柄を引き渡している。
- 羅威刃との関係: 京獅子連合とは現在も敵対関係。前者は初代トップの稲村政権時代から因縁があり、稲村が久我に殺された後、ナンバー2だった城ヶ崎賢志が組織を掌握。天京戦争では事務所を爆破したり、後に勃発した京羅戦争では執拗に京極組を追い詰めた。しかし、高城を含めた幹部の大半が死亡(※幹部の小湊は伊集院の手により死亡)し、城ヶ崎も戦争終盤に一条との死闘で敗死した事で統率を失った事で一時壊滅状態にされた。その後は生き残り幹部の東雲竜政と秋元詩郎が組織を再興し、京炎戦争では戒炎に協力しながら、京極組を追い込んでいたが、後述の獅子王組の排斥によって活動停止に追い込まれた為、戦争から離脱、戒炎との同盟も解消した。戦後に活動を再開し、戒炎解体を利用しながら勢力を拡大させている事、未だ京極組への復讐を考えている為、久我は『城ヶ崎の怨念が体に染み付いている。』と第二次京羅戦争の勃発に警戒している。後者は河内組時代から因縁があり、シマである『花宝町』にてシマ荒らしを行っていた為、傘下組織が粛清されていた。しかし内部抗争で京極組の久我と犬飼が眉済派の助っ人として参加していた為、敵対派閥のトップ黒澤航太郎は対抗措置として東雲と秋元を黒澤派の助っ人として参加させていた。その後、内部紛争の終盤に久我達が離脱した為、足並みを合わせるように東雲達も離脱。しかし、紛争時に龍本雅幸が東雲に下半身不随にされた事の報復と京炎戦争中盤に、京極組と呼応した眉済政権となっていた獅子王組による排斥活動で末端の構成員が多く殺され、東雲は井上月麦、秋元は伊武隼人との戦闘で重傷を負った為、長期の活動停止に追い込まれた。京炎戦争後も依然として獅子王組から排除対象にされている。
裏神
- 現トップ: 香坂慎太郎は部下想いの良い上司だが、組織内に野心家が多いこともあり完全に部下を信頼しているわけではない。因みに必要な時は自ら前線に赴いて、戦う事もある。
- 派閥: 大きく分けて旧マッド・カルテル日本支部の流れを汲む香坂派閥、能力主義的な傾向の強い反町琥治郎が率いる反町派閥、強さを求める純粋な野心家という傾向の強い鳳崎桔平が率いる鳳崎派閥の3派閥存在している。反町派閥と鳳崎派閥は、いずれは香坂慎太郎を追い落として裏神を乗っ取ることを狙っており、香坂派閥も乗っ取りを狙っていることは認識したうえで敢えて容認している。
- カタギへの対応: 麻薬の販売先(顧客)という認識。現時点では、麻薬販売以外でカタギに危害を加えている様子は確認できない。
- 麻薬販売: 組織の主力事業であり、構成員には麻薬販売を推奨している。ただし、派閥によって麻薬販売への熱量は異なり、香坂派閥が麻薬販売に積極的なのに対し、鳳崎派閥は麻薬販売に対して消極的である(反町派閥はこの中間だと思われる)。
- 人員: 旧マッド・カルテル日本支部出身の構成員以外にも、京炎戦争後に吸収した戒炎の残党、目的の為に利害が一致している半グレ組織を多数服従させながら戦力を増やしている。また、反町・鳳崎・烏丸・深瀬の4名は外様だが幹部待遇を受けている。
- 構成員の人間性: 野心家気質の構成員が多く在籍していることもあり、半グレにしては組織への忠誠心が高い部類の構成員が多い。特に旧マッド・カルテル日本支部出身の幹部は香坂に対する忠誠心が高い。しかし中には偽反町とか伊集院に始末された二瓶和晃と人身売買で結託していた「苦猿望」のようにマッド・カルテルに寝返る輩も存在する為、一枚岩とは言い難い。又、香坂達は裏切り者には徹底的な粛清を行っている。
- 組織体な弱点: 裏切るような形でマッド・カルテル本隊から独立しているため、本隊の武闘派に狙われる機会が多く、戦力ダウンの可能性が常に拭えない状況にある。京獅子連合とは六車謙信との取引で京極組のシマである黒焉街及び獅子王組のシマである花宝町から手を引いているものの、何らかの不手際のせいで再び激突する可能性も孕んでいる。
- 天羽組との関係: 2023年12月に天羽組のシマ『空龍街』で行われていたクリスマスマーケットのバックヤードでカルテル時代の香坂がヤクの売買をしていたカルテルの売人を尋問していた須永陽咲也と激突している。この時は青山琉己が駆け付け、不利と悟った香坂は口封じに売人を始末し、須永に『自分達と事を構えると、誰1人生き残れないと』警告をしてから撤退した。京炎戦争後、裏神は天羽組のシマである空龍街と朱雀町の丁度真ん中に隣接する久遠町に拠点を置いた為、天羽組の組員達は警戒している。しかし、天羽組のシマは裏神のターゲットから外れている事、天羽組は神城組との天城戦争、裏神はカルテルとの抗争が熾烈な為、交わることはなくなっているが野田等、東京の残留組からは警戒されている。
- 伊集院との関係: 現在面識があるのは香坂派閥の香坂慎太郎、鳳崎派閥の鳳崎桔平と深瀬大也の3名のみ。
- 羅威刃との関係:現時点では目立った衝突はしていない。しかし、薬物関連では競合相手である為、場合によっては敵対関係になる可能性がある。
マッド・カルテル
- 現トップ:ボスのモンテロは人物像について不明な点が多いものの、構成員のことをファミリーと認識している様子やあくまでも自分たちの利益のついでとはいえ、窮地に陥ったり、絶望して途方に暮れた人間に対してせめてもの救済を与えるなど多少の優しさや筋の通った一面を見せる様子が確認できる。大多数の構成員からはどう思われているかは不明だが、少なくとも過去に恩に着せられたダヴィッツやジェフからは深く感謝されている。ダヴィッツなどの幹部クラスになれば彼とフランクに話せる関係性の者もいる。
又、敵対組織のトップとは違い、カルテルのボスは、メキシコの本部に留まっている。
- 派閥: 全世界に支部をもっている。支部にはある程度の裁量が認められているものの、基本的には本部に絶対服従である。
- カタギへの対応: 麻薬の販売先(顧客)という認識。「カタギを守る」という感覚は皆無に等しく、必要ならインフラ施設の破壊等、カタギに被害が出るような作戦も躊躇なく実行に移す。
- 麻薬販売: 組織の主力事業であり、裏神と戦争する傍ら、構成員には麻薬販売を行うよう指示を出している。
- 人員:大規模組織として知られるが、本部がメキシコにある都合上、日本には少人数しか送り込めていないのが現状である。因みに日本での麻薬販売は現地の人間を使い、フリーの売人や傘下に入れた半グレ組織に売らせている。更に、ダヴィッツ達は裏神傘下の半グレ組織を力でねじ伏せ、寝返らせてからカルテル側の陣営に引き入れている。
- 構成員の人間性: ヒューマンバグ大学における海外マフィアの典型例である。支部はともかく本部所属の構成員には組織への忠誠心が高い者が多い。また、良くも悪くも組織内の序列を重んじている節があるが、格下の構成員は駒扱いされる一方、同格の構成員どうしはビジネス的だが比較的良好な関係性を築いている。
- 組織体な弱点: 目立った欠点は見当たらず、強いて言うなら警察に嗅ぎつけられるか、白人至上主義故に香坂の様な離反者が出てしまう可能性が少なからずある事か。
- 天羽組との関係: 小林幸真には天京戦争時に協力者だった日下孝次郎をカルテルの護衛諸共殺され、羽王戦争最終盤でもカルテルの息が掛かった丸高組の構成員を殺害されるなどの因縁はあるが、現在に至るまで交戦していない。
- 伊集院茂夫との関係: 現時点で面識があるのはダヴィッツのみ。伊集院は何らかの依頼が無ければ動かないものの、伊集院の盟友の一人であるメキシコ在住のフェルナンドがカルテルにより危機に陥る事態が起これば話は変わってくるかもしれない。
- 羅威刃との関係:完全な敵対関係。日下の死後、前日本支部が新たな取引相手として城ヶ崎政権の羅威刃と協力関係と結んでいたが販路を手に入れるや、羅威刃を切り捨てた為、裏切り行為に激怒した城ヶ崎が東雲と高城を連れてMCの拠点を急襲し、報復として前日本支部は全滅させられた。この報復を恐れたのかMCは城ヶ崎が死ぬまで日本に手が出せなかった。又、カルテルのボスは裏神の殲滅を最優先にしている為、現時点では目立った衝突は起きていない。因みに前支部長は羅威刃を切り捨てた理由を『本部の命令』と主張していたが、後任として派遣された香坂は『前支部の独断』と話していた為、真相は不明。
→ 麻薬戦争まとめを参照。
裏神
- 山口修二
ファビアンに取引を見つかり排除される。
- 古溝昭二
柳楽チーム4名の襲撃を受けて敗死。
- 下っ端数人
マッドカルテルにより割れた窓に爆弾を投げ込まれ、回避できずに爆散した。
- 裏神お抱えの闇医者
ファビアンが仕掛けた爆弾で病院ごと爆破される。
鳳崎とファビアンの戦闘で、鳳崎が劣勢になったところで戦いに乱入。その直後に地下からの爆破で重傷を負った上に追撃され複数被弾、挙げ句の果てにジェフの参戦と圧倒的に不利な状況に。鳳崎が復活するまでボロボロになりながらも時間稼ぎをし、加勢した森川・タンタンも含め四人掛かりで決死の抵抗をするもついに限界を迎える。最後は凶弾から鳳崎を身を挺して庇い、鳳崎・タンタン・森川に見とられ力尽きた。
- マッド・カルテルを追っていた男
綾小路に袈裟斬りにされて瞬殺された。
- 軽い男&着物の男
軽い男はジェフに内臓を砕かれて海に沈み、着物の男は棍棒で頭を潰された。
- 梱包場の作業員2名
ヤクを魅力的なパッケージに詰めていたところジェフに水攻めにされ、死にたくないとぼやきながら溺れてしまった。
ジェフに両足と脊髄を破壊されるも銃殺したが、その隙をダヴィッツに突かれて放った2発(1発目はジェフ銃殺前)がいずれも急所に当たり射殺された。
マッド・カルテル
- 付き添いの構成員2名
麻薬受け渡しの偵察中、犬飼によるロケットランチャーの攻撃を受けて殉職。
- ニセ反町琥治郎
ファビアンの指示で特殊メイクで反町とそっくりの顔となって裏神に潜入して情報を流すも、本物の反町と烏丸に見つかり捕縛、(おそらく反町の命令で)ZOOMでファビアンにニセ情報を流された後始末された。
香坂慎太郎との交戦で左手人差し指の第1関節より上の部分を失った。
後に反町と凄まじい戦闘にもつれ込み、最終的には反町の想像以上に科学的かつ合理的、そして凄まじい戦闘能力の前に致命傷を負ってしまう。
死の間際、スターになりたかった無念と生まれ変わっても韓国人が良いと言う願いと今度は健全的にスターになりたい事を思いながら、その命を散らした。
鳳崎と再戦。最初は憎悪に飲まれて動きが単調な鳳崎を圧倒するも、鳳崎が亡き深瀬の言葉を思い出し、憎しみを忘れて喧嘩を楽しむようになってからは立場が逆転。華麗な八極拳で圧倒され倒れる。最後の抵抗でスマホ爆弾を渡し、鳳崎の右腕を破壊するも、それでも鳳崎を倒せず、再度の八極拳で完全に戦闘不能に。敗けが確定したファビアンは埠頭に這って行くも、途中で背中から肺を突かれ、両親と故郷を思いながら黄泉の国に逝った。
- ヘスス&手下4名
豪華客船に乗り、麻薬の密輸と子供の人身売買を同時に行っていたが、手下は香坂のチャカの速射であっさり撃沈され、ヘスス本人も香坂自身の過去もあって怒った香坂に一方的にナイフで刺され、海の藻屑になった。
- ヤク中の運転手
ジェフの指示で裏神の梱包場の入り口に突入し、入り口を封鎖する。その後香坂がトラックをどかす為にダイナマイトを投げられ、トラックごと吹き飛んだ。
香坂に切り刻まれても一度は耐えヤクで最後のチャンスを得るが、タンタンに至近距離から4発(字幕では5発)撃たれ敗死。
香坂と壮絶な殴り合いの末、ビルの屋上から転落、動けなくなったところをナイフで突き抜かれて、遂に致命傷を負う。
そして死の間際、ストリートチルドレンとして過ごした幼少期の頃やその時に出会い、その後死んでいった仲間達との思い出を回想しながら死亡した。
京獅子連合 | 裏神 | マッド・カルテル |
---|---|---|
阿蒜&鮫洲(敗) | - | ダヴィッツ(勝) |
- | 鳳崎(分) | ダヴィッツ(分) |
- | 山口(敗死) | ファビアンJr(勝) |
柳楽チーム(勝) | 古溝(敗死) | - |
久我(分) | - | パク(分) |
- | 鳳崎(分) | パク&ファビアンJr(分) |
- | 辰巳(敗) | ダヴィッツ(勝) |
一条(勝) | - | ダヴィッツ(敗) |
守若(分) | 反町(分) | - |
久我&犬飼&花沢(勝) | - | 下っ端2名(敗死) |
久我&犬飼&花沢(分) | - | パク&ファビアンJr(分) |
- | 香坂&鳳崎(敗) | パク&ファビアンJr&ジェフ(勝) |
- | 反町&タンタン(分) | パク&ファビアンJr(分) |
- | 反町(勝) | パク(敗死) |
- | 反町&タンタン(敗) | ファビアンJr(勝) |
- | 反町(敗) | ファビアンJr(勝) |
- | 鳳崎(敗) | ファビアンJr(勝) |
- | 深瀬(敗) | ファビアンJr&ジェフ(勝) |
- | 鳳崎&深瀬&森川&タンタン(敗、深瀬は殉職) | ファビアンJr&ジェフ(撤退) |
- | 香坂(勝) | 吉田チーム[裏切者](壊滅) |
綾小路(敗) | 香坂&タンタン(勝) | ダヴィッツ&ファビアンJr&吉田チーム[裏切者](敗、苦魔悶の2人は敗死) |
- | 鳳崎(勝) | ファビアンJr(敗死) |
- | 香坂&辰巳&タンタン(勝) | 吉田チーム(敗死あるいは傀儡化) |
- | 香坂(勝) | ヘススチーム(全員敗死) |
- | 軽い男&着物の男&立派なスーツの男(敗、軽い男と着物の男は敗死) | ジェフ(勝) |
- | タンタン&香坂&作業員(分、作業員2名は殉職) | ジェフ&ヤク中運転手(分、運転手は殉職) |
- | 香坂&タンタン(分、タンタンは一時戦線離脱するも復帰) | ジェフ&ダヴィッツ(分、ダヴィッツは後から参戦) |
- | タンタン(相討ち) | ジェフ(相討ち) |
- | 香坂(勝) | ダヴィッツ(敗死) |
※番外
伊集院(勝)VS二瓶&苦猿望の半グレ(敗、二瓶は拷問死、苦猿望は上述通り)
※京極組軍団視点
先行きの見えない戦争
これまで天京戦争・京羅戦争・京炎戦争を経験してきた京極組だが今回の麻薬戦争はそれまでの戦争以上に先行きが見えないものとなっている。これは河内組時代に天羽組(旧田頭組)との散発的な争いや内部戦争を経験したが、外敵との本格的な戦争は実質初めての獅子王組にも言える。
これは
- 作中史上初の3陣営の戦争という複雑さ
- この先、麻薬販売のライバルである羅威刃や麻薬に厳しいエルペタスなど更なる勢力の介入もあり得ること
- マッド・カルテルには膨大な人数がいることや先の戦争での羅威刃や戒炎とは異なり、孤児から戦闘員を育成するスタイルである(これを無くさないと倒しても永遠に新たな戦闘員が送り込まれてくるためいずれジリ貧となる)ことに加えてメキシコに本体がある以上(天王寺組以上に)それを破壊することも困難もしくは事実上不可能に近いため、マッド・カルテルが手を引く、もしくは(羽王戦争のように)モンテロなど上層部が日本に直接粛清に来ない限り終わる可能性が現状余りにも低い
などによるものである。
12月16日の動画が公式からは一応の最終回とされたものの、同時にマッド・カルテル本隊には他にも猛者がいることも明らかにされ、ダヴィッツも死んで日本に送られた部隊は全滅した以上どう考えても彼らが追加で攻めて来ないはずもないので実質的にはまだまだ続いていると言える。
12月18日の動画でマッド・カルテル最強のセルジオの存在が明らかになり、モンテロは裏神を潰すことに変わりがないことが判明した。ただ、香坂の策によるアジアを中心とした反乱の影響は大きく、立て直しの為にしばらくは関わってこない模様。
裏神内部の裏切り者探し以降、『裏神 VS. マッド・カルテル』の構図になってしまい京獅子連合の出番は激減した。久我はナレーションのみでの登場の回も多いため、ナレーターに転職したとネタにされている。
またマッド・カルテルvs裏神ということで(天京戦争のように)ストーリー上京極組の敵として登場したという点で同格の組織による初のヴィランvsヴィランという新鮮さが特徴となっているが、(マッド・カルテルにはない)裏神構成員がメインナレーターを務めたり、エンドカードが裏神の一枚絵の回、京獅子との接触回数も圧倒的に裏神が多いなど両者の扱いに差がついている点が多く、これに対して(主にマッド・カルテルが好きな人から)「公式が明らかに裏神を勝たせよう、できる限り死なせないようにしているのが透けて見える、せめてこういった細かい部分では差をつけないで欲しい」、「もはや裏神が(京獅子とは連絡を取り合い、利害関係の上とは言えマッド・カルテル討伐に協力、更には不戦協定まで結んだ点もあって)中途半端な味方と化している、これでは裏神の悪役としての魅力も中途半端になってしまう上に(対するマッド・カルテルはガッツリと全ての組織に牙を剥く容赦のない完全悪役なこともあって)結局いつもの主人公vsヴィランと変わらない」、「ヴィランvsヴィランというこの戦争の特徴、どっちが勝つか分からない一番の面白さを完全に潰してしまっている」、「展開が完全に読めてしまってつまらない、展開自体はスピーディーかつ内容も1話1話が濃くて見応えがあるだけにここだけは残念すぎる」と批判の声も上がっている。
極道 ヤクザ 半グレ 戦争 ギャング マフィア 麻薬 ドラッグ
エルペタス戦争(ME戦争) - 同時期に並行して行われていた株式会社モーリーとエルペタスとの戦争。こちらは麻薬戦争と異なり、ネームドキャラの死者が中々出ない泥沼戦であり、さらに多数の勢力の動きが多重に重なり合って混沌とした状態になっていた。しかし、エルペタスが御堂に謀反を起こし、エルペタスとモーリーが和睦することでモーリー側に1人も死者を出さずに戦争は終結した。しかしこの和睦により、今度は対御堂グループ戦の新章開幕が予告される(戦争の名称はまだ未定)。
天城戦争 - 2024年5月に開戦し同時進行している天羽組&家入組と神城組の戦争。こちらは麻薬戦争と同じく、開戦早々ネームドキャラが戦死、24年10月までに山井充・柴原洋司・家入雅和・宇佐美純平・立川・杉下・長門碧と双方合わせてネームドキャラ7名が死亡し多くの構成員が負傷した。