愚問…裏切り者を殺しにきたのだ…圧倒的に潰れるがいい
CV:酒味たろう
概要
マッド・カルテルの本部に属する幹部構成員兼任武闘派戦闘員。異名は「鉄巨人」。
京極の轍に登場している。戦闘と兵站(密輸と麻薬販売)を兼任する幹部である。
人物
容姿
オレンジ色の髪と異様に発達した筋肉が特徴的な男性。頭に黒いヘッドバンドをつけている。
左腕には本国メキシコの国章をモチーフにしたと思われるヘビを咥えたワシのタトゥーを入れている。
性格
麻薬が入った麻袋を投げて攻撃するなど豪快かつ無骨な性格。「圧倒的」が口癖。「醜く足掻くのは美学ではない」という持論を持っている。
仲間意識は皆無に等しく、死んだ仲間の遺体を前にしても「しくじれば死ぬ、ただの日常」「死ねば無能、ただそれだけ」と冷徹に吐き捨てている。これは組織に貢献したファビアンへの手向けとして、遺体を故郷に送ったダヴィッツとも対照的である。
能力
圧倒的な筋力がウリの武闘派らしく、そのパワーは大量のヤクが入った麻袋を4袋同時に投げれるほどである。また、ヤクの運び込みという重労働をたった一人で行ったにもかかわらずほとんど疲労していないことから、持久力もかなり高いと思われる。
戦闘では、異常な耐久性に比べ、どのような劣勢もひっくり返す一発を持ち、戸狩玄弥の耐久力と祇園織文のパワーを併せ持つと言える。
また、大柄な図体に反して俊敏であり、その俊敏さは、並みの実力者、下手をすれば上位の実力者も圧倒するほど。
ダヴィッツに比べると力と耐久力でゴリ押ししているような印象が見られるが、マッド・カルテル仕込みの搦め手にも精通しており、作戦立案能力を合わせれば穴がないと言っても良い。
得物は二箇所に湾曲した極太のトゲが付いた棍棒。ジェフが持つと名前の通りの「鬼に金棒」である。
一見すると脳筋キャラに見えるが、配管の構造や機能、役割に精通しており、奇襲や罠を仕掛ける際にはそれらを遺憾なく発揮する頭脳を見せる。
活躍
初登場。
麻薬を密輸するためメキシコから派遣されファビアンJr.やパクと合流し、麻薬を船に乗せる。そして、麻薬を船内に運び込むがその間に裏神のトップ香坂慎太郎が襲撃しにきてパクと交戦していたため、船内から出てきて香坂に数十キロはあろうかという麻袋を4袋投げつけた。最終的には人数不利を悟った香坂が撤退したことで戦闘は終わり、自分たちも撤退した。
「さあ、この島国の文化を変えようか」
日本に派遣された武闘派の一人、パク・ソジュンが殉職したことによる緊急会議に参加。パクの死に対しては「しくじれば死ぬ。ただの日常よ。」とダヴィッツと同様に冷淡な態度を見せる。そして、そのまま続けてパクの遺品となった大量のダイナマイトのストックを発見したことを他の武闘派にも共有、パクの仇討に名乗りを上げたファビアンJr.にダイナマイトのストックを譲渡した。
その後、場面は変わり裏神傘下の半グレ組織を襲撃した際には、圧倒的な怪力で4・5人の構成員を窓の外に放り投げて戦意を喪失させ、強引にマッド・カルテル傘下に引き入れた。
「何を食っている。戦闘者として軽すぎる!」
- 2024年8月24日の動画(久我虎徹)
ファビアンJr.の計画のため戦場の真下の下水道に爆弾を仕掛けて、鳳崎桔平と深瀬大也に重傷を負わせた。そして、自身もファビアンJr.と動けない鳳崎を守る深瀬の戦いに参戦した。
「圧倒的な破壊というものを教えよう」
- 2024年9月9日の動画(久我虎徹)
自身の戦闘能力やファビアンとの連携力の高さで深瀬をどんどん追い込んでいく。
しかし、深瀬が粘った影響で鳳崎の参戦を許してしまう。
鳳崎の掌底をまともに喰らうも程なく復帰。だが、舎弟の森川や幹部のタンタンの加勢で不利な状況となる。
その後、ファビアンが深瀬の殺害に成功して撤退を選択したことにより共に撤退した。
「しぶといと言うなら粉々にしよう」
- 2024年10月16日の動画(久我虎徹)
鳳崎に討ち取られたファビアンJr.の遺体を見ても、パクが死亡した時と同様「死ねば無能。ただそれだけのことよ」と冷淡な反応を見せた。
「だが認めねばなるまい。裏神、難敵だ」
- 2024年11月1日の動画(久我虎徹)
ダヴィッツとの会議の後、持ち前の配管などへの知識で麻薬の梱包作業を監視するタンタンを地下室ごと水責めにする。しかし、救援に来た香坂に一瞬の隙を突かれて扉を爆破されてしまいタンタンが脱出したため、2人と得物の棍棒を手に相対した。
「敵が何人いようが変わらん。一掃するのみだ」
マッド・カルテル 怪力無双の鉄巨人 VS 裏神 魅力的なトップ&幼き魔弾の射手 壮絶な死闘
- 2024年11月13日の動画>(久我虎徹)
裏神のトップである香坂及びタンタンとの激闘が描かれる模様。
余談
醜く足掻くのを良しとはしない彼だが、今のところ彼同様、日本に派遣されたダヴィッツ、パク、ファビアンJr.は三者とも、生き残るためならばどんな卑怯なことも辞さなかった。
彼は追い詰められた際も果たして美学を貫けるだろうか?