「痛えなコラ…… 俺じゃなかったら死んでたぞ」
「運命は自分で変えるんだよ」
「おぉお黒猫だぁ! 今日帰っていいかぁ?」
CV:ヤシロこーいち
公式サイトでの解説
金砕棒を得手とする中堅構成員。
異様と言っていいほどに打たれ強く、車に轢かれてもそのまま戦闘を続けたという伝説を持っている。
なぜか食事中にトラブルが起きることが多く、カチコミに飯を食いながら行くこともある。
ロケットランチャーを使うのが上手い。
「ロケットラン...ちゃ〜」
京炎戦争にて、我妻と対峙。別の戦闘で負傷した状態ながらも根性で応戦。視野が奪われた後に、背中を切り裂かれ最期を迎えた。
概要
「骨が粉になるまで砕きまーす! ヒャーッヒャッヒャッヒャァッ!!」
「死ぬんだ! 面白れェなァ! ヒャヒャヒャ! 打ってみろォ!!」
YouTubeチャンネル「ヒューマンバグ大学」で紅林二郎を主役としたシリーズで初登場した極道組織京極組の武闘派の中堅構成員。京極の轍にはレギュラーメンバーの1人として登場する。金砕棒を得物としている事から「金砕棒の海瀬」の異名を取る。誕生日は8月3日
人物
容姿
ツーブロックの白髪にコワモテな悪人ヅラ。瞳の色はグレー。左眉には切り傷がある。右耳にスイングピアス。黒いシャツの上から緑のジャケットを着用しており、下半身は白いズボンに黒い革靴である。
相良颯誠を呼び捨てしていたことや中堅という共通点から、相良の同期もしくは兄貴分であると思われていたが、後の序列紹介で同期だと明らかになった。一方で35歳の六車謙信とタメで話す高砂明夫は兄貴分であり、30歳の二階堂将平よりも年齢は下でありアラサーと推測されていた。2023年8月14日の動画にて、一条康明と同期である事が判明した。このため木村達也や九節鞭の藤宮も同期に当たる。
身長は180センチ。
性格
日下孝次郎組長時代の京極組仁義外れの構成員の例に漏れず極めて卑劣な性格で、悪徳医師と結託して健康な患者を騙して必要ない手術をして金を巻き上げるという悪質極まりないシノギを行っていた。当時若頭の五十嵐幸光や若手の久我虎徹といった良識ある極道を小馬鹿にしているような舐めた態度も目立ち、それ故久我からは内心「馬鹿」呼ばわりされ一条康明にも冷たい目で見られていた。
……と思われていたが後に実は前々からあくどいシノギには辟易していた事、病院でのシノギは元々日下からの指示で行っていた事が明らかになった(それを裏付けるかのように、浮浪者から全ての血を抜くという殺人を前提にした非道な金稼ぎのやり方を苦い顔をしながら「エゲツねぇな」と評価している)。
かなり早い段階で汚いシノギは一切やめており、本心ではそれまでの行いを反省していたが意地を張り合って生きる極道の性質と彼自身の素直ではない性格から和解が出来なかったらしい。
その為海瀬の事を見下していたと思われていた久我も実際は「元々悪い人じゃない」という評価をしていた。
また話数が進むと久我に「土下座しろ」と命令したにもかかわらず彼が実行すると「本当にやるとは思わなかった」と焦っていたり、敬語を使う久我に困惑して「キモイな!」と気味悪がったり、言動を逆手にとられてからかわれたりと久我のペースに乗せられてコミカルなやり取りやリアクションを見せる等、どこか憎めない人物として描かれるようになった。今では久我と顔を合せた際もコミュニケーションを取るようになるくらいの仲になり、偽札事件の解決のために謹慎を解かれた刺身包丁の守若冬史郎とカチコミに行く際は、守若の恐ろしさを丁寧に教えたり、久我が傷を負って帰ってきた際もぶっきらぼうながらに心配する等、険悪さはほぼ改善されている。
「崖があったら基本落ちると決まってんのか俺は」とボヤく程の不幸体質でもあり、そのせいか「朝、黒猫が目の前を横切って不吉だから帰っていい?」と言うなど、不吉の前兆に関して妙に迷信深い一面もある。
ちなみに時々だが、何かと食事中にトラブルが起きることが多く、カチコミする際はご飯を食べながら行くことも珍しくなく、カップ麺やピザを食べながらカチコミしたことがある。なおいつも食事を優先しようとするが久我に引っ張り出される。
何故か彼は0から数えることを好んでいるのか、金砕棒を当てる数が1回増えている。
他にも紅林と再会した際は、外道から良識派に舞い戻っており、戦闘能力が増大していた。その為、元から私利私欲で戦うよりも他者の為に戦う方が力を発揮しやすいのだろう。カタギの人物の哀しい過去や経緯を聞いた時はもらい泣きする等、感受性が強く優しい一面もある。
この一面は回を追うごとに強く現れており、京炎戦争において上堂の居場所を探るために傘下の暴走族を脅した際には
天羽組や京極組等の他の狂人極道なら暴力や拷問等に走るのが常だが海瀬は一切暴力を振るわず力を誇示することでの脅迫に留めた。
しかも自身と上堂の戦闘が始まった場合はできるだけ多くの仲間を集めてその場から逃走するように指示。粛清を恐れる彼に対して「俺が確実に上堂を消す」「だから心配するな」という言葉をかけている。
改心後は久我曰く「厳しく見えるが本来はめちゃくそに良い男」である。
戦闘時には後述する圧倒的な耐久力への絶対の自信と喧嘩において絶対に身を引かない執念深さを発揮し、たとえ打ちのめされたとしても反撃を浴びせる程の根性を発揮する、実力者に相応しい強靭な精神力の持ち主。
戦闘では武闘派狂人らしく、特徴的なセリフを吐きながら敵対者を血祭りに上げるが、彼の場合は「骨を折る」「骨折」「骨を砕く」またはそれに類する言葉である。数は0から数えることが多くカウントよりも1多い攻撃をぶちかまし攻撃された相手に突っ込まれることがある。
それに加えて組を思う気持ちが強いため相手が誰であろうと敵対者を恐れることはない。
天京戦争において日下が暗殺されてしまった際には「天羽の首をとらにゃ天秤が合わねぇな」と静かな怒りと異次元の戦力を前にしても全く折れることの無い戦意を顕にしていた。
久我と和解して以降は彼と最も親しくもはやコンビと言っても良いほどの間柄の組員となった。カチコミや事務所の番などの行動を共にする事が非常に多く、久我を始めとする舎弟達から果てしない信頼を寄せられるようになっていた。
故に戒炎との抗争において命を落とした際に初めて世話になった花沢伊織は葬儀開始前から大泣きしており、久我に至ってはその死を受け入れることが出来ず暫くの間涙と現実逃避を繰り返すことなってしまったほどであった。
能力
タフネスモンスター
「類をみない化け物」と呼ばれる男。
彼の最大の強みはその異常なまでの「打たれ強さ」である。
打たれ強い人物なら紅林や流川隆雄・冨樫宗司・龍本雅幸らがいるが海瀬のそれは彼等とは一線を画する。
作中だけでも
・頭部に木刀や鉄パイプで思いっ切り面を受けても逆にへし折れる。
・時速100kmの自動車に追突されても無傷な上に平然としていられる。
・あの紅林が全力で放ったパンチが直撃してもほぼ無傷で済ます(紅林曰くパンチを耐えられたのは人生で初めてとの事)。
・「落ちたら死ぬ」レベルで高い崖に猛スピードで投げ出されて滑落しても擦り傷程度で済ませてしまう。
・凄まじい頑強さを持つ紅林ですら肋骨が折れる程のダメージを負った鉄球砲の一撃を、頭部にモロに喰らっても怯むどころか平然としておりろくなダメージは見られなかった。
・中国武術からの金的を受けても気合で耐えきり、体にめり込むほどの金的をやり返す。
・サラシを巻いていたとは言え、固めた腹筋だけでプロの軍人のナイフ刺し攻撃を受けても致命傷にならない。
....等、凄まじい頑強さを披露した。まさに異次元すぎる頑強さの持ち主である。
特に車の追突を無傷で済ませた事に関しては、同じように猛スピードの車に追突された久我や冨樫が致命傷クラスの重症を負っていたことから、完全に無傷だった海瀬がいかに馬鹿げたタフネスをしているのかが分かる(一応、冨樫を轢いた車は軍用車のような大型車両だったことを考慮する必要はあるが)。
特に紅林と再会した際は、巨大鉄球を2回も喰らいその上崖から落ち、戦線復帰してすぐに頭に鉄球砲をまともに受けても倒れるどころか見事に返り討ちにして足軽に帰路につくと言う、回を追う毎に頑強さとタフネスに磨きがかかってすらいる。
久我から度々その頑強さを心から驚嘆するセリフを言わせており、どうすればそこまで頑丈になるかと言われた際は本人曰く、「ゆで卵(正確にはゆで卵等のタンパク質)だよ」と返している。戒炎のトップである我妻によると、「骨が太い」と評している。
戦闘力
素手の喧嘩のセンスも抜群であり常軌を逸したスピードと反射神経を持つ久我の顔面にパンチを当てたり(久我にクリーンヒットを当てる事が出来たのは彼が初である)、一撃で相手を一回転する勢いで吹っ飛ばし意識を沈める程のパンチを放つ、相手の腹まで陥没する最早金的と言っていいかわからない程に凄まじい金的を繰り出すといった芸当も披露した。
戦闘では前述のタフネスぶりで相手の攻撃をものともせず、その怪力で得物の金砕棒を振り回して敵を徹底的に破壊する。そのため「金砕棒の海瀬」の異名を取る。
成人男性二人をそれぞれ片腕で持ち上げる程の怪力の持ち主で、巨大な金砕棒を軽々と片手で扱い、本編では高く飛び上がりながら金砕棒を振り回すという常軌を逸した挙動も見せる。
そのスピードは紅林をして「速い」「ほぼ見えない」というレベルであり、卓越した腕前であることが窺える。
威力も一撃でも喰らわせれば全身の骨を粉々に破壊できるという即死レベルのモノ。
久我もこれは流石にマズイと判断したのか、相良と戦った時には特殊警棒を使わせていたのに対し、海瀬と戦った時は自ら武器なしの殴り合いを申し込んでいた。
また、戦闘における状況判断能力も優れており、カーチェイス中にトラックの荷台にいた相手が銃を抜くそぶりを見るや否や、いち早く反応し久我と野島翔の二人を無理やり伏せさせる事で銃撃を回避させた(海瀬がいなければ2人とも射殺されていた。)
意外な事に銃器の扱いにも長けており、特にロケットランチャーに関しては右に出るものはいない程の腕前を持つ。海上戦では敵船に狂いなく当てるほどのコントロールを披露した事もある。なお、舎弟二人諸共の銃弾回避はこの海上戦でもされている。
また他のトップレベルの極道と同様銃弾を回避することも可能。
元より戒炎屈指の銃の使い手であり薬物で脳を活性化させて格段に速さを増した上堂の銃撃をも回避している。
まとめると桁違いのパワーとスピード、そして最強の耐久力を持った京極組組屈指の超戦力と言える。喧嘩においては全く隙の無い強さを誇っているが、不幸体質ゆえに修羅場では真っ先に事故に巻き込まれて強制退場させられるのが玉に瑕である。それでも化け物じみた耐久力で致命傷に至らないため、すぐに戦場に復帰するのでやはり非常に頼りになる戦力である。
その実力から公式からは一条と並んで、「京極組の中でも最強戦力」である事が明言された。
またメンバーシップ限定で公開されたとある動画では天羽組の京極組要注意のリストに久我、六車、近藤と共に掲載されているのが確認できる(しかもリスト上では1番上かつ久我の横である)。
久我からは「京極組の建て直しのためには絶対に必要な人物」、天羽組との抗争が始まってからは「絶対に外せない戦力」としてなんと人生で初めての土下座をしてまで彼と友好関係を築こうとしていた。
本来プライドの塊と評される久我がそのプライドをかなぐり捨てた上、天羽組が異次元の実力を持つ事を知っている上でそれと戦う為に海瀬は必須であると内心強く思っていた事から久我が他のどの組員よりも高く海瀬を評価しているか分かる。
また、紅林も殺し屋ジェイクとの戦闘前に今まで戦ってきた猛者達5人を思い浮かべた際、久我や一条に野田一や藤宮と共に彼の顔を浮かべていた。
久我は因縁のライバル、一条は異次元の実力を持った京極組の最強戦力、野田は天羽組の中でも指折りの実力者、藤宮は(卑怯な手を使ったとはいえ)一条が来なければ紅林を殺せていたほど追い詰めた強敵である等、この際思い浮かべていた5人は紅林の中で特に印象に残っている者達であると推測される。
つまり紅林にとって海瀬は上で挙げた歴戦の猛者達と同等以上の脅威だったのであろう。
作中では紅林に倒されたり、久我に圧倒されていた為、彼等や他の極道達よりは劣るとする声もある。
しかし紅林が海瀬を倒した際はアドレナリンマックス(髪に金色のメッシュが入った)状態であった上、怒りでリミッターが外れた状態で放った「耐えられる者は存在しない」程のパンチであった。(因みにそのパンチで暫くダウンしていたが警察が来る前にはその場から逃走している)
アドレナリンマックス状態のパンチを耐えた人間には須永陽咲也と先述の龍本がいるが須永を殴った時は事前の戦闘で足元すらおぼつかない状態であり、龍本を殴った時は既に主犯格を倒していた為、それほどの怒りはこもっていなかったりと、明らかに海瀬戦の時ほどの威力では無かった。
さらに久我に圧倒された際は殺し合いではない単なる喧嘩だった上、お互い武器を持っていない状態であった為、これだけで戦闘力を判断するのは不可能である。
また、いくら頑丈でも銃弾や刃物には耐えられないのでは無いかという声もあるが、須永や西園寺健吾のように腹部に銃弾を受けても耐えていた者や久我や小峠華太のように刀やドスで切られても戦闘を続行できる者もいる為
彼等以上の防御力を持つ海瀬なら銃弾や刃物にすら耐えられたとしても何らおかしくはない。
これらの事から、上記の評価は過小評価と言わざるをえないであろう。
そして京炎戦争では戒炎の幹部の二丁拳銃使い上堂と対戦した際には銃弾の嵐に晒されナイフで腹を刺されながらもその全て耐えきり戦闘を続行。遂には撃破することに成功している。
ただ骨の太さが売りな故か袈裟斬りへの耐性は犬飼や西園寺ほど高くなく我妻京也との戦いでは袈裟斬りによって命を落としてしまった。
使用した武器
金砕棒
「イソギンチャクになっとけえええ!!」
異名の通り、海瀬の代名詞である武器。我妻戦で命を落とし、葬儀会場で戒炎の幹部や傘下の半グレ達が襲撃してきた際は犬飼も使用した。その後、海瀬の火葬の間際に犬飼が引き継ぐことを申し出た事と六車がそれを後押しした事で正式に犬飼の武器となったことが2023年11月11日付の動画で明かされた。
ロケットランチャー
「もー怒った!! こうなりゃ海瀬の秘密兵器じゃあ!!」
スナイパーライフルのように、たむらけんじ氏のノリで使用。本人曰く秘密兵器で京極組随一のロケラン使いらしい。
拳銃(チャカ)
「頭おかしいんかクソガキ! 死んどけコラァァァ!!」
お馴染みの武器。海瀬の場合敵が射撃してきた時のカウンターに使うことが多い。
パンダちゃん
上堂戦で盾がわりに使用。
活躍(初登場〜天京戦争終結まで)
- 2021年12月6日付の動画(紅林二郎)
紅林がK病院でバイトをしている最中に患者が不衛生なことや、訪問診療に同行した際、訪問先が生活保護者ばかりであり、やけに手術を強要したりと違和感を感じていた。更に病院の屋上では患者数名が院長の進めで「ワッハッハ療法」という毎日15分太陽に向かって笑い続けるという治療法を行っていた。紅林は半信半疑ながらも、院長は慈善で行っているものだと思っていた。…はずだが、その日の帰り道に、海瀬と医院長がワッハッハ療法を観て大爆笑をしている姿を見たと同時にワッハッハ療法は完全なウソの治療法であることが分かった。また、実は院長は健康な患者を騙して必要のない手術をしており、さらに生活保護者の医療費は全て行政が負担する制度を悪用して、手術代と入院費を行政に請求して荒稼ぎをするなど、慈善の欠片もない悪徳医師だったのだ。だがさすがにそろそろ潮時だと察したのか、院長は来月に売り上げが3億に達すると同時に雲隠れして、他の場所で同様の不正医療を再開しようと企てていた。
その後紅林が突撃するはずだったが、同行していた先輩「藤野」が義憤に駆られて先に突撃して院長に詰め寄るが、藤野は海瀬に頭を叩きこまれ、重傷を負ってしまう。その後堪忍袋の緒が切れた紅林は例のごとく全力パンチをお見舞いした。
…はずだが、前述の通り彼は異様に頑強で、紅林の全力パンチすら耐え抜いてしまう。
その後はさらに金砕棒で紅林の頭を殴打し、これまでに無い大ピンチへと陥れる。
しかし、史上最大の怒りで上昇したアドレナリンによりリミッターが振り切れ、別次元の威力となったパンチには耐えられず、顔面が陥没し気絶した。
その後、院長は逮捕されたが、海瀬はうまく逃げ去っていた。また、藤野は奇跡的に一命を取り留めた。
「あぁん? 聞いちまったのか? ガキ共…」
「院長。死体は二体……処理はいつも通り頼むわ……」
「素人にしちゃあ、いいパンチじゃねぇか……」
「さァ、残虐ショー再開! 無能な脳みそ出てこいやァ!」
- 2022年1月7日付の動画(久我虎徹)
逃げおおせた海瀬が登場したものの、相変わらず汚い金儲けをしているらしく、久我から軽蔑されていた。
カシラの五十嵐から組長の車が盗まれた報告をした後に海瀬が久我に調査を押し付けてきたが、久我は承認せず舐めた口をきき、それにブチギレた海瀬が久我と殴り合いをした。スピードを活かした久我には一方的に滅多打ちにされてしまい顔面にダメージを負うも、気合の一発を見舞った。
その後久我から相良と同じように、クソみたいなシノギはやめてくれと懇願されたが、相良と全く同じく久我からの指示を聞くことはなく考えを改めることはなかった。そしてこの戦闘以降関係がさらに最悪になり、二度と口を利くなと告げていたらしい。
「久我ァ、お前がやれや? 組の役に立てて嬉しいだろう…?」
「誰に口を利いてんだ? ブチ殺すぞコラ!」
「上等じゃあクソガキ! 表出ろ!」
「うるせぇ! テメェの指示なんて聞くかよ!」
- 3月26日付の動画(久我虎徹)
久我からシマ荒らしをしている半グレ組織「喪好闘」を粛清するために頼まれたが、久我との戦闘で2人の中は犬猿の仲であったため、最初は乗る気ではなかった海瀬だが、久我からどうしたらいいと聞かれ、土下座と自分のことを海瀬様と呼べと指示し、久我はそのまま言われたとおりに行った。が、海瀬は久我がまさかやるとは思っていなかったらしく、動揺していた模様。その後約束通り久我と共にカチコミを行った。このカチコミの後に、久我に土下座したことを聞き、「喧嘩両成敗なら俺から謝罪するのが筋」と答えられ、海瀬はすっかりと改心し、今後は何でも言ってくれと久我に協力することを約束した。
「あぁん!? 二度と話しかけんなって言っただろうが久我ァ!」
「あぁん? まずは頭を地面にこすりつけて詫びろ! あとぉ……あれだ。海瀬様って呼べ」
「アホ! 何してんだ!? 立てよ! やらねえと思って言ったんだよ!」
「どうもー! クソを掃除しに来た街の掃除屋です!!」
「へっ! テメェには負けるわ。相良も改心するしよ。俺も下らねぇシノギには辟易してたからな」
- 4月11日付の動画(久我虎徹)
京極組が出資している闇金の社長から依頼を受け、「令和の借金王・村田」を捕縛する為に久我に野島と共に動員される。しかし、「自分の前を黒猫が横切った」と言う理由で完全に消極的な有様。当然ながら久我には「ダメです」と一蹴され、作戦に連れていかれる事になった。その直後の峠のカーチェイスで久我と共に拳銃で応戦。しかしながら敵が放った銃弾がタイヤに直撃して車はスピン。その衝撃で崖下へと真っ逆さまに落ちていってしまった。久我と野島の二人からは「如何な海瀬と雖もあれでは生きているまい」と思われていたが、なんと自力で崖を登り切って戦線復帰。自分の命を盾に逃亡しようとした村田の度肝を抜き、彼を一撃K.O.した。その直後、京極組御用達の闇医者の元に担ぎ込まれるが、なんと打撲と切り傷だけで他は無傷と言ってもいい状態だった。これには流石の久我も絶句し「どんな体してるんですか?」と内心呆れていた。因みにこの動画では久我を下の名前である「虎徹」と呼んでおり、前回の登場以来距離は縮まった模様。
「虎徹〜、今日黒猫が横切ったんだよ。勘弁して……」
「頭おかしいんかクソガキ! 死んどけコラァァァ!」
「クソがああああ! やっぱり黒猫かァァァァ!!」
(村田から何故生きていると聞かれ)「あぁん? 崖から落ちたくらいで極道が死ぬかァッ!」
「ボケがァ! 滑落如きで死ぬかァ! 気合いでなんとかなるに決まってるだろうが!」
(久我「一緒にせんで欲しいな……」 野島「はい。僕なら見事に死ぬと思います……」)
- 5月16日付の動画(久我虎徹)
黒焉街で発生している偽札騒動では、戦闘シーンこそないものの、解決のためにトラブルを起こして謹慎を起こしたが、戦力アップのために戻ってきた刺身包丁の守若とカチコミに行く際は、守若の恐ろしさを丁寧に教えた。
久我が傷を負って帰ってきた際もぶっきらぼうながらに心配していた。
- 5月20日付の動画(久我虎徹)
組管轄の闇金で収集した現金を窃盗団「ファントマ」に奪われてしまい、報復に久我と共に乗り出した。途中で河内組の柳楽和光と遭遇するが、柳楽の目的がファントマの粛清だった事を知ると、共闘。ファントマを血祭りに上げた。因みに、ファントマの構成員を尋問した際、「骨を5ヶ所折る」と宣言しておきながら、0から数えて計6ヶ所折っていた(勿論、久我には突っ込まれた)。
「ようこそ、骨折祭りへ。一人30箇所折ってやるよ」
「クソガキ、テメェらのヤサを言え…… じゃねえとまずは右脚を5箇所折る」
(ファントマ構成員「な、仲間は売れない……」)
(ファントマ構成員「ザイル!」)
「ボキボキボキボキ! 簿記2級!」
(ファントマ構成員「税理士!」)
- 2022年6月3日付の動画(久我虎徹)
冒頭で少しだけ登場。カップ麺にお湯を入れている中シマ内の店からヘルプの連絡が入ったと久我から伝えられ、「お湯を入れたところ」とゴネるも当然のごとく一蹴され”カップ麺を持ったまま”応援に駆け付けた。
「今カップ麺にお湯入れたところだぞ? 一人で行ってくれよぉ」
「カップ麺パワーで頭突きじゃぁ!」
(シマ荒らし「ニッシン‼」)
- 6月4日付の動画(小峠華太)
白武利光と共謀して天羽桂司の妻・京子を殺害し間接的に五十嵐を消し組長の座を狙った幹部組員・桑田裕二を詰問する形で五十嵐とともに登場。「その後桑田を見たものはいない」とだけ言及されていたので桑田を粛清したとみて間違いないだろう。
「アンタみてぇなクソは京極にいらねぇんだよ……」
活躍(京羅戦争終結まで)
- 6月17日付の動画(紅林二郎)
紅林が上堂リサと以前のデートで楽しめなかった埋め合わせのために黒焉街には珍しい見晴らしの良いレストランでデートしている中、海瀬はレストランのオーナーや従業員と共に、レストランへの度重なる嫌がらせに対する相談を行っていた。
すると不意に巨大な鉄球をレストランの従業員数名と共に喰らってしまう。そんな中で海瀬は何事も無かったかのように立ち上がるも、再び巨大鉄球を喰らってしまった挙句に崖から転落してしまう。
それでも、紅林が羅威刃の「鉄球ブラザーズ」と交戦している中で復帰・乱入する。紅林でさえ戦慄する鉄球砲を頭に食らったにもかかわらず全く動じず、平然と返り討ちにして見せた。
再び紅林と会話した際はかつての非礼を詫び、「また勝負しよう」と言ってその場を去った。同時に紅林は仁義に目覚めた海瀬は本当に強い事に驚きつつも心から更生を喜んでいた。
「やっぱり朝に靴紐が切れたからダァァァァァ!」
「崖があったら基本落ちるって決まってんのか俺は……」
「お前、骨ある? 一旦全部折るわ」
「軟体動物にしたらあああ! イソギンチャクになっとけやあああああ!」
「紅林、あん時は悪かったな。詫びと言っちゃあなんだが、救急車呼んどくわ」
(紅林「海瀬……」)
「だが、今の俺は強ぇぞぉ。仁義の為に戦うからな。いつかまた勝負しようや」
- 7月23日付の動画(久我虎徹)
京極組の大きなアガリの一つである綾波町のナマコ漁が密漁によって窮地に立たされている事を知り、久我や野島と共に粛清に乗り出す。この際、「北枕で寝てしまったので帰っていい?」と可笑しなジョークを言っていた。
その後はターゲットの半グレ集団「九羅剣」を発見し、海上での銃撃戦と慣れないシチュエーションに加え数的不利もあって防戦一方だったが、本人曰く「秘密兵器」としてロケットランチャーを取り出す。
大型銃器を正確にターゲットの船に当てると言う普段の粗暴な振る舞いに似合わぬ正確さと用意周到さを見せた。白兵戦に持ち込んだ後は雑魚数人を始末した後に敵のボスと対峙。
鍔迫り合いになる中で相手の金的攻撃を受けてしまい、流石に膝を尽きそうになったが精神力でこれを凌駕する。お返しに浴びせた際は股間どころか腹部までめり込む勢いで浴びせると言う最早金的と呼んでいいかすら分からないパワーで倒した。
「もー怒った! こうなりゃ海瀬の秘密兵器じゃああ!」
「全員海の藻屑になれやぁぁ! ロケットラン、ちゃ〜」(ロケラン「ドカーンッ!!」 久我「うちの兄貴はイカれてるんだよ!!」)
「一瞬で三人潰したらあああ! ゼロ! イチ、ニー、サーン!!」
(九羅剣構成員A「スタート、0から数えてるゥゥゥ!」 九羅剣構成員B「結局四人!」)
「舐めんなぁあ! 本場の金的見せてやらああ! つぶれとけええ! 本場の金的は1発で潰すんじゃああ!」
- 9月16日付の動画(久我虎徹)
ドライバー担当の舎弟の樫木と共に五十嵐を送迎していたところ、城ヶ崎賢志が引き抜いた戦闘集団「破亜裂火」の高城蓮太郎と秋元詩郎に襲われる。銃撃で車のタイヤをパンクさせられた為、海瀬は樫木に指示をして無理矢理車を動かすが、高城の投げた手榴弾により樫木が車ごと爆死。海瀬は銃撃で太腿を撃たれたが、五十嵐を守る為に応戦する。先に相手となった高城にドスで腹を刺されるが持ち前のタフネスで爆進し高城を金砕棒で吹き飛ばした。一方の五十嵐は秋元と対決していたが、こちらも脚を撃たれ絶体絶命になる。そこへ応援要請で駆け付けた一条の加勢によって危機を脱し、乱戦状態。劣勢となった高城と秋元は手榴弾で隙を作り逃走してこの場は終わった。樫木の死という大きな代償を払ったものの、海瀬は五十嵐を守り切る事には成功した。
「クソったれぇ!ローに入れろ! ベタ踏みしろぉおお!」
(樫木「うわぁあああ!」)
「これくらい問題ありません…… モーニングルーティーンみたいなモンです」
(五十嵐 「そんなルーティーン無ぇ!」)
「やかましい! 頭と心臓さえ撃たれなきゃ俺は死なねえんだよおお!」
「サラシを巻いて腹筋を固めた俺を舐めんな……」
(高城「な!? 深く入らない!」)
「クソがぁあああ! 外道共がぁ! 樫木をよくもやってくれたなああああ!」
- 10月5日付の動画(久我虎徹)
京極組の幹部候補であり精神的支柱のような存在であった国生英明の訃報を聞いて、久我と共に動揺していた。
「ちょ、ちょっと待て。全く理解が出来んぞ?」
- 10月21日付の動画(久我虎徹)
先の高城や秋元からの奇襲で受けた怪我が治った事で現場に復帰し、羅威刃の構成員を捕まえ凄みを効かせながら型に嵌めている。
「幹部の居場所を言え。脚の関節、もう10箇所増やすかぁ?」
- 11月15日付の動画(久我虎徹)
京羅戦争の終結と京極組の勝利に終わった事を五十嵐から知らされ、久我らと共に勝利を喜んだ。
活躍(京炎戦争中盤まで)
蛇咬と言う強盗集団に妻と娘が襲われ凌辱や殺害をされた依頼者が黒焉街で情報を売る詐欺に遭って暴行を受けている所に現れて加害者の脚を折った。勿論、「脚三ヵ所折る」と言いながらゼロから数えたので実質4ヶ所折った。
その後は京羅戦争の終結で羅威刃の空中分解で半グレ集団が蔓延っているから危ないと言うも、依頼者は海瀬の奥に眠る優しさを感じて縋り事情を打ち明けた。その後は事情を知ってもらい泣きした後に久我もとい京極組御用達の情報屋である風谷を紹介した。この際風谷から「海瀬の旦那」と言われている事から久我と同じく旧知の仲か個人的にも懇意にしている事が明らかになった。
海瀬が罪人発覚の突破口を開いたが、のち蛇咬は鬼頭丈二を襲撃しようとして伊集院茂夫・元雲嵐・流川により壊滅、事件を起こしたメンバー2人は伊集院特製鍋を食わされ毒殺された。
「お前らか…… この黒焉街で金を騙し取ってるクソは……」
「お前ら二人とも、脚3箇所折っとくわ。0、1、2、3!」
(半グレA「ぎゃああああああ!」)
「0、1、2、3!」
(半グレB「0から数えたら4箇所ォォ!」)
「俺は京極組の海瀬ってんだ。おっさん何してるのか知らねぇが、今の黒焉街はやめとけ。羅威刃ってのが潰れて、無法地帯なんだよ」
(風谷に客人はそいつかと問われ)「ああ、奥さんと娘さんを、殺されたんだってよ。話聞いて泣いちまったわ」
- 12月27日の動画(久我虎徹)
秋田への「地獄のような京極組温泉旅行」に登場。宴席で飲み過ぎたら五十嵐に怒られるかと高砂に尋ねるが謎の金言で返された。宴もたけなわとなった頃、京極組貸し切りの筈の旅館に無理に宿泊をねじ込んだらしい地元のチンピラが宴席に乱入し国生ら故人への膳を蹴り飛ばした際は、五十嵐からの許可を得た後チンピラを叩きのめした。 ちなみに高砂よりも年齢は下である。
- 2023年1月7日の動画(久我虎徹)
京極組が守代と引き換えに懇意にしていた花沢商事が事業失敗で立ち行かなくなり、社長子息である花沢伊織を新人組員として預かることになった。
最初は人材難が改善すると喜んだものの、新人極道にしては余りにも軽薄で世間知らずな振る舞いに一瞬で呆れ、海瀬は久我と教育係を押し付け合う。
一方、ファンを食い物にする悪辣な営業活動で問題視されている黒焉街の地下メンズアイドルグループ「アヌビス」(実体は羅威刃の残党である半グレ集団「亜怒似巣」)の粛清の為、海瀬は久我と共に花沢を連れてカチコミに行く。
海瀬はいつも通り凄まじい強さと打たれ強さを見せるが、花沢が極道の覚悟も無く怖気付いて棒立ちでいる事を咎め、頭突きを喰らわせた上で“鉄火場に来たならやる以外の選択肢は無い。やらなければ自分が殺す”と凄んで突撃させる。花沢は失禁しながらもヤケクソでドスを持って突っ込むがあっさり躱される。ギリギリで根性を見せた事を海瀬は認め、半グレ集団のボスをぶちのめした。
放心状態の花沢に対し、今まで親に頼り切りで甘ったれていた事を指摘。“どんなに逞しい親でも歳を重ねれば弱っていく。それまでに子供が力を付け、逆に親に頼られるようにならなくてはいけない”と活を入れ、今がどん底ならば今後は上がるしかないから意外と良いのだと諭す。失禁については自分も下っ端の頃にした事があるとフォローを入れていた。その後花沢は何も言葉を発する事なくとぼとぼと帰っていった。その消沈した様子に、きつく言い過ぎたせいで心折れて辞めてしまうかもしれないと久我と共に危惧していた。
しかし翌日花沢は最初と変わらぬ溌溂とした無邪気さで出てきて、海瀬の叱咤をありがたく受け止めており、飲みに誘って失禁経験談を聞きたいと爽やかに笑っていた。そして花沢は海瀬を尊敬するようになった。
「虎徹ぅ~。全面的に任せるぞぉ」
(久我「イヤです。寺すらも見捨てた奴ですよ……」)
「ウチのシマを荒らしたゴミは死ぬんだわ……」
「鉄パイプでこの海瀬将悟が殺れるかぁ!」
「いいか? テメエは親に見放されてここに来た。 ウチでダメなら破滅しかねえんだよ」
「鉄火場に来たならやれ。 じゃねぇと俺が殺しちまうぞ」
「早く突っ込めや。鉄火場に事前相談なんてねえんだよ。それとも俺にブチ殺されてぇのか?」
「よーし突っ込んだなら許してやる」
「今まで親のスネかじってぬくぬく育ってきたんだろ? クソガキ。 でもなぁ、どんな逞しい親でもな年を取ったら必ず力を失っていくんだ。 それまでに子供が力を付けて逆に親に頼られるようにならなきゃならねえんだ。 今回テメエの親が困った時何ができたんだ? お前が稼ぐくらいの気概がねえのか馬鹿野郎! あとなドン底ってのは上がるしかねえから意外と良いんだよ。 俺もぺーぺーの時失禁したことがあるわ! こっからだボケぇ!」
(久我「この感じはやめますかね? 海瀬の兄貴……」)
「やり過ぎたなぁ。やめると思う。五十嵐の親父に何て言おうかなぁ……」
- 2023年1月14日の動画(久我虎徹)
届きたてのピザを食べようとしている中、自身が担当している店から呼び出しを受ける。出来立てなのもあってごねたものの、久我からピザ毎持っていくように言われ駆け付ける。ピザを食べながら来たので当然半グレにツッコまれたが、鬱憤が溜まっていたのもあって定番のギャグを言いながら肘打ちをかまして場を収め、残った分も食べた。しばらくして半グレ集団の動きが鈍化している状況を嵐の前の静けさと捉えていたものの、東北最大の巨大半グレ組織戒炎が関東に進行している事を知り、動きが大きくなる前に潰した方が良いと進言した。
「はぁ!? 今ピザが届いたところだぞ! 見ろぉ! こんなトロけてる!」
久我「ダメです! 持ってきてください」
半グレ「ヒザぁあああ!」
「ヒジだろぉおおお!」
- 2023年3月17日の動画(佐古大和)
戒炎の構成員数名がカタギが多数いる黒焉街の街中で五十嵐・大園銀次・ルーク黒羽根を襲撃する事件が発生する。五十嵐は無事だったものの、大園は入院し黒羽根に至っては意識不明の重体になってしまう。
戒炎のあまりの所業に五十嵐もとい京極組は報復に決行する事を聞いた際は怒りを露わにしていた。
「戒炎だか叙々苑だか知らんが食ったるわぁ!」
- 2023年3月27日の動画(佐古大和)
戒炎が黒焉街のすぐ隣にある貴凛町を制圧し京極組と正面からやり合おうとしている事を知って闘志を燃やした。
「その位置ならバチバチですね。 望むところですが」
京極組 タフネスモンスター VS 戒炎 笑う死神 覚悟の特攻
一条が戒炎の幹部である遊馬大介・上堂新一・角中正樹の襲撃を受け重傷を負わされたことで怒り心頭の五十嵐の下、京極組は一丸となって戒炎を殱滅する為動き出した。怒りに燃える海瀬は上堂に狙いを絞る。海瀬は上堂が東京上陸と共に一帯の暴走族を支配下におさめたことを掴み、佐古と共にそのうちの二人に接触。狂気混じりの凄まじい圧で脅しをかけ、身の安全を保証する代わりにスパイをさせる。次の集会の日、海瀬は支配されていた暴走族たちには逃げるよう通達すると連中の集会場所である廃墟の遊園地へと佐古と共に忍び込んだ。やがて到着した上堂は集合人数の少なさに違和感を覚えた。
海瀬は潜んだアトラクションからロケットランチャーで奇襲をかける。咄嗟に躱した上堂は生存こそしていたが、至近距離の爆撃で大ダメージを受けていた。倒れる上堂に追撃を与える為飛び出したが、それは海瀬を油断させる罠であり、緊迫の接近戦へと発展する。
上堂の早撃ちで海瀬は肩と脇腹に被弾するが、構わず至近距離まで駆け金砕棒を振るう。惜しくも躱されるがそのまま金砕棒を手放し、遠心力を乗せたショルダータックルからの強烈な頭突きを二発喰らわせ、頭蓋骨陥没の大ダメージを与えた。倒れて痙攣する上堂へトドメを刺そうと金砕棒を拾うが、振り向くと上堂は狂気的な笑みを浮かべながら立ち上がっていた。違法薬物のせいで痛覚も麻痺し脳が異様に活性化している上堂は拳銃一丁を拾い上げて速射し、海瀬はダッシュで回避すると遊具の影へと滑り込んだ。
海瀬は、もう一丁を拾い二丁拳銃に戻った上堂の猛射からの盾代わりにしていた遊具を押し飛ばし隙を作ろうとする。当然躱されるが、遊具を隠れ蓑にして急接近しておりスライディングで銃弾を躱し足めがけて金砕棒をフルスイング。上堂はジャンプで躱すも想定済みの海瀬はその体勢から撃ち脇腹に当てた。しかし、上堂は全く意に介さず銃弾が海瀬のコメカミを抉り、加勢しようとする佐古の気配も察知しそちらへも速射で黙らせる。いつの間にか使用していたらしい追加の薬物でさらに感覚を研ぎ澄ませた上堂に金砕棒も避けられ、海瀬は近距離故に銃弾を避けられず徐々に削られていく。
やがて上堂の右手の銃が弾切れとなりすぐさま左をメインにするが、その一瞬のラグで海瀬が金砕棒を振り抜き上堂の左手を破壊。上堂は即座に右の銃を捨てドスを持って海瀬の懐へ突っ込んだ。しかし海瀬は腹を刺す上堂の腕を、三発被弾している筈の左手でがっちり掴むと距離を取らせず強烈な蹴り上げで金的を潰した。それは痛覚麻痺していたはずの上堂にも硬直するほどの激痛をもたらし、その決定的な隙を逃すことなく金砕棒による渾身のフルスイングを上堂の上半身へと叩き込んだ。尚、この時に叫んだ台詞は何故か亡き武闘派兄貴の決め台詞を彷彿とさせるものであった。
上堂は我妻の強さを嘯いて事切れ、戦いは海瀬の勝利に終わった。
佐古が重傷の海瀬を闇医者に連れていこうと駆け寄り肩を貸すと、海瀬はまず、上堂へ銃を向けた佐古の根性を称える。非力を詫びる佐古に「生きてりゃ勝手に強くなる その時返せ」と力強い言葉を与えるのだった。
「コンクリ破壊殺!皐月バージョンォオオン!」
「ここぞはやっぱり ロケットラン‥ちゃ〜」
「パンダは実は凶暴なんだよぉおお!」
「これくらいの怪我モーニングルーティンなんじゃああ!」
「見晒せ!これが本場の金的じゃああ!」
- 2023年5月31日の動画(久我虎徹)
上堂との戦いで受けた傷が想像以上に深かったのか、しばらくの戦線離脱を余儀なくされた事が明らかになった。
- 2023年7月10日の動画(久我虎徹)
京炎戦争で命を落とした大園と浪岡の合同葬儀に参列する。いくらか回復し、持ち前のタフネスもあって松葉杖を付きながらの参列となった。
自分の不甲斐なさと兄貴分の責任を果たし切れなかった事に号泣する野島を諭し、大園には世話になった言葉や自分があの世に行ったら自分が一回くらい奢るから日本酒を飲みかわす約束を涙ながらにする。
後にこの約束が現実になってしまう事をこの時は誰も知るよしがなかった。
「その分強く生きるしかねえ 浪岡の覚悟を背負うんだ」
「カシラ本当にお世話になりました‥そっち行ったらまた日本酒やりましょう いっぺんくらい奢りますんで」
- 2023年7月31日の動画(久我虎徹)
上堂戦で受けた傷が概ね直った事で現場復帰。そんな中で姐さんであり五十嵐の妻である五十嵐梢が喘息持ちのため、その護衛で久我と共にかかりつけの医者に向かう。この際、退院祝いで鮨を出前で取ったが、うっかり任務を忘れていたため食べ損なった。
病院帰りに戒炎の我妻京也と麻生成凪が梢の行動パターンを情報屋を通して把握されたために襲撃されてしまう。梢を利用する麻生の攻撃に久我は早速大ダメージを負ってしまい、逃げる事を最優先に行動する。追いかける我妻と麻生に不意打ちで襲い掛かるも回避されてしまい、上堂戦で受けた傷が全快し切っていないせいで動きが少し遅くなってしまう。久我らを襲う麻生を止めようとして進んだ際に我妻に背中を斬られてしまうが、構う事無く突っ込み麻生に多少のダメージと拳銃を破壊する事に成功する。しかし、すぐに我妻に妨害されてしまい、久我や梢らと分断されてしまう。
後に久我は麻生との戦いで傷つきながら機転を利かせ抱きかかえながら橋の下の川に飛び込んだ事で振り切る事ができた。
そして海瀬は手負いの状態ながら、戒炎トップ・我妻京也との一対一の勝負に挑むのだった。
京極組 手負いのタフネスモンスター VS 戒炎 愛の処刑人 漢の生き様
- 2023年8月2日の動画(久我虎徹)
一触即発の中、我妻は海瀬の神経を逆撫でするような挑発を行い、海瀬は爆進する。我妻は海瀬を調べ尽くしており、仲間想いの海瀬に効果的な煽りを意図的にしていたのだった。海瀬の攻撃はいつも以上に直線的だったと同時に上堂戦で受けた傷が万全でないのもあって主導権を握られたままだったが、傷が開いた事で海瀬も冷静さを取り戻す。
しかし、直情型の海瀬と暗器を交えながら淡々と追い込んでいく我妻とでは、海瀬にとって相性はこれ以上ないほどに最悪であった。
左半分の視界まで奪われた海瀬は最早絶望的な状況となり、我妻から強烈な袈裟切りを受けてしまう。海瀬は凄まじいタフネスで堪え切り、金的を浴びせようとするが、我妻が刃で受けた事でダメージを重ねてしまい、動きのキレは完全に鈍り、我妻に顔右半分を切り裂かれてしまう。
両目が潰され、絶望的なダメージを負った海瀬だが・・・それでも我妻を地獄に送る決意を胸に抱き倒れなかった。その執念とタフネスは我妻に初めて余裕の表情を奪い去り、遂に捉えるまでに至った。
海瀬は我妻の身体を掴みかかり強烈な頭突きを2発浴びせる。
しかし、我妻は上堂戦で受けた傷に抜き手を浴びせる事で攻撃を止めさせ、容赦なく痛めつけていく。海瀬も頭突きを返すも、既にその力は入ってすらいなかった。我妻はダメ出しの金的を浴びせ、海瀬は掴んだ手を放してしまい、我妻は背後に回った。
そして我妻は海瀬の身体を完膚なきまでに切り裂き致命傷を浴びせた。その時、海瀬の頭には走馬灯が過った。海瀬の命の炎はもう消えようとしていた。
「みんな……馬鹿で不器用で……すまねぇ……死ぬのは怖くねぇ……けど……お前らと離れるのは寂しいよ……京極組は俺の誇りだ……こんな奴らに……負けんじゃ……ねえ……ぞ……」
タフネスを持ち味としてきた京極組の海瀬は、心の中で自分の不器用を呪い、死ぬ事は恐くなくともかけがえのない人達と離れてしまう寂しさを思いながら、京極組は自分の誇りだと信じ、仲間達にエールを送りながら、その命を散らした。
SNS上でも海瀬が死んでほしくないと言うコメントで溢れていたが、同時に死亡フラグもかなり立っているコメントや考察も多く出ていた。今回の我妻や麻生による奇襲においても以下の要素があった。
・梢の護衛のために食べそこなった鮨だが、そもそも重要な場面で食べ物の話をするのは失敗イベントである(直前には天王寺組の岸本隆太郎も、同じく食べ物の話をした直後に負けていたので尚更であり、「鮨(すし)」を平仮名で逆から読むと「しす(死す)」とも言える)。
・戒炎の幹部だった上堂との戦いで受けた傷が全快し切っていないまま戦闘に入る。
・我妻に背中を斬られてしまっている。(先の戦争において海瀬同様、パワーとタフネスに優れた兄貴分の西園寺健吾が敵のトップの城ヶ崎賢志に背中を斬られた末、設楽紀明の手で命を落としている。)
・戒炎の副将である麻生が久我と梢を取り逃がしてしまい、その麻生が海瀬と我妻の戦闘に乱入し背後から不意打ちしてくる可能性も大いに高い状況。(戒炎の幹部の一人である榊原周が不意打ちで京極組の若頭だった大園銀次を襲撃し、大園はそれが原因で殉職している。)
・古武道を極めた我妻がタフネスだけで耐えられない攻撃を容赦なく行えるアドバンテージ。(伊集院茂夫に稽古を付けてもらった紅林二郎自身、伊集院から「急所を狙われたらタフさだけで耐えられない」や「タフさに頼るな‼」のアドバイスをされながらその通りに敗北している。)
我妻との戦闘やその前にあったせいで、あまりに悲しくも、それらの考察が現実になってしまう結果となったのだった。更に、今際の際に彼が懸念していた事態も起こってしまった
死後
- 2023年8月14日の動画(久我虎徹)
彼の死は京極組にかつて無いくらい影を落とす。ムードメーカーであった彼が居なくなったことで組内は静まり返ってしまう
更に元の人の良さと高い実力からとてつもなく人望が厚かった上に上述のように常識外れなタフネスを持っていた彼の死を誰も受け入れられなかった。特にコンビで行動する事の多かった久我は暫く号泣と現実逃避を繰り返す生活を余儀なくされるほどであった。
その後五十嵐の意向で厳戒態勢で葬儀を行われる事となる。
我妻との戦いで酷くボロボロにされていた傷跡がほとんど見えないように綺麗に死化粧されており、棺の中には海瀬の得物であった金砕棒が納められていた。
五十嵐は京極組のために頑張り、自分を命懸けで守ってくれた感謝の言葉を送った。
真っ向から敵にぶつかっていく姿は自分の憧れであり、その死を受け入れきれない仙石。
自分がオネエに目覚めた際は最初に受け入れた優しさに涙ながらに思ってくれた高砂。
続いて、一時は険悪だったが、紆余曲折を経てコンビと言っていい仲になった舎弟であった久我は改めてその遺体と向き合った。そして見るや否や堪え切れずに号泣、もっと共に過ごしたかった願いと「これが最後の別れなんて……嫌だ」と言う悲壮な想いを吐露して膝から崩れ落ちた。
久我の次に守若が棺の前に立ち、海瀬の遺体を能面のようにジッと見ていた。
京極組の中でも狂った姿を一際見せる守若も、海瀬と意外なくらいに馬が合い、彼の暴走を止められる数少ない存在だった。
守若も海瀬の事を本心では慕っていたのか、その死を受け入れられずに「ねえ 海瀬の兄貴がいないと 笑えないんですけど」と涙こそ流さなかったが、いなくなって寂しい感情を素直に曝け出した。
長く共に京極組に貢献してきた後輩である死を悲しみ、戒炎の打倒を誓う六車。
遺体を見てもなお受け入れきれずに号泣するルーク。
その誰もが涙なしに自身が眠る棺に言葉をかけずにいられなかった。
五十嵐や他の武闘派兄貴、久我ら若手らから涙ながらに惜しまれる中、高砂と仙石のやり取りからなんと我妻の手によって場所を特定されてしまい、大人数の半グレ達に襲撃されてしまう。その中で手榴弾の一つが遺体の近くに転がってしまい爆破されかけたが、守若の迅速な対処のお陰で事なきを得た。
2023年8月21日の動画では戒炎の麻生・緋田に羅威刃の副将である秋元詩郎が襲撃し、六車と手負いの犬飼が交戦した際、犬飼は窮地を切り抜けるために棺に納められていた金砕棒を咄嗟に使用した。犬飼は既にボロボロだったが振るった際は動体視力とディフェンス力に優れた麻生でさえ余裕を失くしてしまい、「不思議と手に馴染む」と感じるほどにフィットしており、再び闘気を取り戻させた。
海瀬は死してなおも、京極組の仲間達に力と戦う意志をもたらしたのだった。
- 2023年8月25日の動画(佐古大和)
戒炎の中心傘下半グレ組織である「朝流斗」の構成員が黒焉街に害を及ぼしていた。その首謀者が京極組からバックレていた半グレ上がりの若衆である鉄刀兄弟である事が判明してしまった。それだけならばともかく海瀬は生前から鉄刀兄弟に飯を奢ったり仁義を教えたりと手塩にかけて気に掛けていたが、鉄刀兄弟は(佐古や花沢らと対照的に)愛のある指導と世話を踏みにじるかのように、真面目な態度は表向きで結局更正しないばかりか京極組を裏切る所業に及んでいた。
最終的には自身が成長を信じた佐古の手によって鉄刀兄弟の両名は屠られる事になった。
- 2023年11月11日の動画(久我虎徹)
多くの重傷者は出したものの、葬儀は終了した。後に五十嵐や参加できる構成員らの見送りで火葬炉へと送られる間際・・・
号泣する犬飼は、タフだと常々言われた自分よりも体格の小さな海瀬が痛みへの覚悟や気合いの量が凄まじかった事への敬意を再度表し、海瀬の二つ名であった金砕棒を自分に受け継がせて欲しいと請い願う。
最終的には組員の総意でそれを認められ、本当の意味で今生の別れとなった。
- 2024年3月30日の動画(久我虎徹)
花沢の回想シーンで登場。
見回り中に花沢が何故打たれ強いのかと好奇心で質問したところに、「打たれ強さなんてもんは覚悟なんだよ」、「どんな痛みでも耐えられると思えば耐えられる 人生も一緒だ 肝に銘じとけ」と生前中に教え説いていた事が判明した。
花沢は沖縄旅行でやっていたビーチバレーで守若の強烈な一撃を見事に耐え切りスパイクを決めかけるも、空振りして佐古に当たってしまって気絶させたせいでノーゲームになってしまったが…。
それでも、久我からは成長を喜ばれた。
余談
タフネスの小ネタ
- 後に久我も車に轢かれてしまい、(複数人の不良に鉄パイプで袋叩きにされた事もあってか)肋骨は3本折れ、内臓にダメージを受けてしまい、2週間程度は絶対安静する羽目となった(怒りで無理矢理動いたが)。この事から、この海瀬のタフさが余りにも飛び抜けていたことを改めて知らしめる事となった。公式でもTwitterで海瀬の凄まじい耐久力を言及している。
- 因みに本人いわく、このタフネスの源は紅林と同じくゆで卵であるらしい。(公式からは河内組(現獅子王組)の龍本雅幸もゆで卵を食べている可能性が示唆されている)ヒューマンバグ世界ではゆで卵を食べればタフネスが化け物級になるとでも言うのだろうか……
外道時代
- 当初は仁義外れの構成員である海瀬だが、同じく仁義外れであった相良はある出来事を機に改心しており、一部から改心を期待している声が挙がっていたが、実際に3月26日の動画で叶う事となった。
- 病院で外道なシノギをしていた頃、カタギである紅林やその先輩の藤野を死ぬ寸前までボコボコにしていた事から久我の「元々悪い人じゃない」という評価には少し疑問が残るが、本来なら一撃喰らえば即死であろう彼の金砕棒による一撃を頭部に喰らったにもかかわらず、藤野は死ぬ事はなかった上に、紅林と戦った時も2回ともわざとパンチを受けたり、最初から頭部を狙わなかったりとかなり手加減をしているように見える事から飽くまで推測に過ぎないが2人を本気で殺す気はなかった可能性も存在する。「死体の処理はいつも通り頼む」と院長に指示していたが、毎回事実がバレていてその度に始末していたとは考え辛い為、普段から敵対組織の死体の処理を院長に任させていたのでその事を指して「いつも通り」と言ったと解釈する事もできる。
- 現時点で今も尚ほとんどの主要キャラが明かされてる中、国生、近藤と並んでフルネームが未だに明かされていなかったが、2022年9月3日に「海瀬将悟」と判明した。2022年10月5日には国生のフルネームも「国生英明」と判明したものの、同時に国生が秋元と戦って命を落とす事になると言う、余りにも皮肉で悲しい結末だった。
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須永陽咲也…京極組と同じく武闘派ヤクザである天羽組に所属する武闘派狂人極道。彼は傷を負っても標的を絶対に見逃さず、海瀬と同じような生命力を持つ(彼の場合超スピードで急所を避けているのだが)。ちなみに海瀬の妙に迷信深い部分に対し、彼も星占いという一種の迷信を信じているため、この点においても共通項が見られる。また、最近では須永と海瀬共にギャグ要素が増えているという点でも共通項が見られる。それ故に須永と海瀬が遭遇するFAを描いているファンや、遭遇を願うファンも多かった。
相良颯誠…同組織の武闘派ヤクザ。登場当初は外道構成員だったが、久我に諭され改心し良識派に転向した点、抗争の中で命を落としてしまった点が共通している。相良は攻撃の際「~が砕ける音」と呟いており、海瀬が上堂を斃す際に放ったセリフが酷似している。また、後に相良(+一条)とは同期であることが判明した。なお、海瀬の死後に一枚の写真が出てきており、その写真は海瀬が相良、久我と仲良く肩を組む写真であった。
白武利光…同組織の仁義外れ構成員。武器を使って骨折させることを得意とする点、両者とも当初は仁義外れであった点は共通していたが決定的な違いとして海瀬は改心して久我と共に行動したのに対し、白武は骨の髄まで腐りきっていたため、改心することなく天羽組の永瀬光一に殺されている。戦闘力についても京極組の中で最高戦力と称される海瀬と比較して、白武は武闘派の中では取るに足らない実力しかないと見受けられる。
犬飼鷹四郎…同組織の構成員で、元半グレという経歴を持つ。彼の使用武器はスレッジハンマーであるが、「軟体動物にする」という点で共通点が見られる。更にタフネスさ故に海瀬の死後は彼が金砕棒(後には言い方も含めてロケットランチャー)を引き継いだ。
小峠華太…京極組と比肩する組織、天羽組に所属する構成員。海瀬と小峠は組織の中で中堅、武闘派で、急襲に逢い可愛がっていた舎弟が爆死する所を見た、舎弟に対しては厳しい教育をするが、舎弟からの信頼が厚いという点が共通している。
金鳳智…CODE-ELに所属する一流暗殺者。「骨を折る」というフレーズを発しながら骨折させる点、涙もろい点が共通している。一方で、海瀬は車で轢かれていることに対し金鳳は車で轢くという違いがある。
ステラ・ヴァーミリオン…落第騎士の英雄譚のヒロイン兼もう一人の主人公。パワー、防御力、スピード、全て兼ね備えた圧倒的フィジカル、高い戦闘センス、武術の使い手、意地っ張り、コメディ要員、所属組織の最高戦力など、共通点が多い。
京極組仁義外れの構成員 外道:改心前の彼。そもそも最初から根っからの外道というわけではなかったことも判明。