CV：ヤシロこーいち
公式サイトでの解説
アームナイフを得物とする中堅構成員。
かつては仁義外れなシノギに手を染めたが、国生の導きにより良識派に転身。
五十嵐の親父を体を張って守った際に、めちゃくちゃ臭い液体まみれになった。親父はそれを感謝している。
概要
「この女どもは稼がせるゥ。邪魔するなら殺すゥ」
2021年12月24日日付の紅林シリーズにて初登場した京極組のアラサー中堅極道。「アームナイフの二階堂」の異名を持つ男でその異名の通り肘から手まで伸びる長いナイフを装着して相手を切り裂く。紅林二郎が働いていたサバークラブにてNo.1店員である瀧本薫の用心棒として登場しター村界隈の女の子二人(アヤカとレナ)を無理やりピンクビデオ10本出演するという契約者を書かせようとした。袈裟斬りの吉岡など今まで戦ってきた京極組の組員同様殺気が違うらしく、紅林にも「異様な空気を持つ男」「正真正銘の殺戮者」と思わせるほどである。
ベテランに見える見た目に反して彼は意外にも30歳と若く、中堅のアラサーの武闘派である。ただし現在では戦闘よりも事務がメインになっている。
身長176センチ、誕生日は6月21日。
人物
容姿
黒と黄色が混合した髪の男で、スーツは上下とも白。その中に白い縦線の入った藍色のワイシャツを着ている。
ただ次の動画では服装が変わっており縦縞の模様が入ったスーツに水玉模様の青色のワイシャツを着ている。
性格
登場当初は我が道を行くタイプ。日下孝次郎が組長だった時代には仁義外れの外道であり、前述した通り女の子をピンクビデオに無理やり出演させて稼がせようとするなど冷酷非道な性格だった。更に暴走したところをレナに止められた際は自身の武器であるアームナイフで斬りつけるなど女性相手にも容赦がなく、後にこれが紅林のリミッターが外れる原因にもなった。
しかし、彼は兄貴分である国生英明を非常に慕っており、日下の指示で仁義外れのシノギに手を染めたことに相談を持ち掛け、国生からの「任侠道に邁進すればまた認めてくれる」という言葉で彼は良識派に転身した。彼は良識派になって以降は、「組に恩返しするまでは死なない」と任侠を貫くことを決意した。
その成果もあって現在は名誉挽回に成功して、現組長の五十嵐幸光からも護衛を任されるなど厚く信頼されている。
能力
グリップとバンドの付いた長い刃物を腕に装着する「アームナイフ」という武器の使い手。基本的な攻撃方法はそのリーチを生かしながら相手を斬りつけるのみだが、不意打ちとは言え紅林を斬りつけ一発で重傷を負わせたため相当手慣れていると思われる。スピードは早い模様。状況に応じて普通のナイフをもう片方の手で直接持って二刀流として戦う事もあり、素手での喧嘩も意外に強い模様である。
とはいえ、紅林がこれまで相手にしてきた白武利光・相良颯誠・袈裟斬りの吉岡・ルーク黒羽根・海瀬将悟らと比べると、型落ち感は否めない。事実、ブチギレた紅林に手も足も出ずに倒されている。ただし、良識派に転向した後ではあるが普通の一般人である佐竹博文からは「真の鬼」と評価されており、京炎戦争では大量の雑魚を殲滅できる程の強さは見せている。
活躍
- 2021年12月24日付の動画(紅林二郎)
瀧本と共にサバークラブにてター村界隈という身寄りがなく施設育ちで精神的に不安定な女性をターゲットにピンクビデオに強制出演させるという汚いシノギをしていた。アヤカとレナもターゲットにされており契約書を書かされていたが、その最中たまたまそのクラブに紅林がアルバイトをしに来ており、更に彼女たちの意思ではないことも発覚。紅林と交戦になる。瀧本がアヤカに乱暴をし始め止めに入ろうとした紅林の脇腹を切り裂き重傷を負わせるものの、止めに入ったレナを容赦なく切りつけたため紅林は激怒。深手を負わせて油断していたのかは定かではないが渾身の彼のパンチには全く対応できずそのまま顔面を陥没させられた。
「手応えありだ。相当えぐれただろう?」
更生して再登場。日下の指示で仁義外れのシノギに手を染めていた過去のせいで五十嵐新体制における京極組内での立場を失っていたが、兄貴分の国生に手を差し伸べられて任侠道に立ち返るべく汚名返上に邁進していた模様。それ故、国生の元で偵察に回った舎弟の佐古大和と浪岡常吉の護衛に自ら志願し、偵察の1人である手嶋がブザーを鳴らした時は国生と共に出撃した。だが、それは羅威刃の秋元詩郎に10万円で買収された手嶋の罠であり、二階堂は国生共々誘い出されてしまった。そして、手嶋を始末した国生と共に秋元を倒そうとするが、兄貴分の高城蓮太郎を殺された怒りで覚醒した秋元の剣速は国生でも見抜けるものではなく、回避が間に合わなかった国生は右耳をぶった切られてしまう。
あまりの事態にビビった二階堂だったが国生は更生しようと考えまだ未来がある二階堂に逃走を命令、従った二階堂は組に戻るが国生の訃報を聞き｢こんな事になるなら更生するなんて言わずに兄貴に見捨てられて死んだ方がよかった！｣「俺が死ぬべきだったんだ！」と後悔の中泣きじゃくる。しかし五十嵐から「国生がお前を助けて良かったと思えるように任侠に生きるのがテメェにできる唯一の事だろうが！」と拳骨で活を入れられ、命をかけて任侠に生きると心に誓うのだった。
「国生の兄貴が動くなら、俺も力になりたいなと」
「俺が更生するなんて言ったから…更生するなら若い奴は生きろって！こんな事になるなら更生するなんて言わずに兄貴に見捨てられて死んだほうが良かった！あんなかっこいい兄貴が何で俺なんかのために死ぬんだ！俺が死ぬべきだったんだぁああ！」
「う…はい…親父、すみませんでした…命をかけて任侠に生きます」
- 11月5日の動画(久我虎徹)
直接の登場はないものの舎弟の久我虎徹に秋元の情報を提供していた事が判明。そのおかげで久我は覚醒した秋元に勝利することが出来た。
- 12月2日の動画(佐竹博文)
京炎戦争の始まりとなった回。五十嵐の護衛として登場。すれ違い様に五十嵐にぶつかった佐竹博文にすごい剣幕で詰め寄るが五十嵐に「その人はカタギだ」と止められ、すぐに謝る。その後五十嵐を狙っていた戒炎のヒットマンを発見してアームナイフで斬りつけようとした所、工場のタンクが壊れて腐敗した工場廃液が近くにいた佐竹やヒットマン諸共降り掛かり、粘液地獄に囚われる。その後救急隊によって助けられ、佐竹とヒットマンと共に病院送りになってしまう。佐竹は勿論二階堂も何とか執念で生き延びた。その後ヒットマンが看護師を脅しながら五十嵐に襲い掛かろうとするも復活した二階堂はヒットマンを馬乗りしながらボコボコに殴ったため身体に毒が残っていたヒットマンは間も無く死亡する。しかしこの行為は五十嵐を守るために正当な行為とされたためお咎めなしとなった。
「どこのもんだコラ！親父を的にして生きて帰れると思うなよ」
ちなみに彼は京極組の温泉旅行回には登場しなかったが、視聴者からはこの時のダメージがまだ癒えていなかったのではないかと見る向きもある。
戒炎の麻生成凪・緋田功哲郎による京極組の解説で紹介された。戦線離脱扱いになっておらずようやく復帰した可能性が高い。
- 8月14日の動画(久我虎徹)
海瀬の葬式に参加するがそこに戒炎傘下の半グレがカチコミを仕掛けてくる事態が発生。舎弟とルークを守り手一杯となってしまった。
- 8月21日の動画(久我虎徹)
近藤と共に舎弟を守り切れたが戒炎が撤退するまでに瀕死になっており久我と共に病院に緊急搬送された。
- 2024年2月17日の動画(佐古大和)
約半年ぶりの登場。
海瀬の葬儀会場襲撃で受けた重体を受けたが、長期的な療養を経て復帰の兆しを受けた。
しかし、状況が状況だけに戒炎の幹部である麻生と緋田は兄貴分の六車や弟分の仙石薫が打倒した事を初めて聞かされた。その上自分が療養で眠っている間に久我が自分より入退院を繰り返しながら頑張っていた事や守若からも見舞いがてらに「死んだと思ってました」と茶化された挙句、「五十嵐の親父の話し相手になってください」とバッサリ否定され、話し相手と事務作業を頑張る方向になった。尚、佐古は二階堂の体調面等も鑑みて、野島が戦死した事を伏せていた。
久々の登場なのに、またしても不遇である。
- 2024年3月30日の動画(久我虎徹)
事務方に転身しており平時においては最も忙しい兄貴になっている。沖縄旅行では幹事を務めるルークと佐古をサポートした。
余談
久我を支持しない派閥の京極組構成員が久我派閥に移るのは彼が三人目である(一人目は相良颯誠、二人目は海瀬将悟)。
初登場から長らく本名が判明しなかったが、メリケンサックの近藤もとい近藤新平太やカチコミのゾノもとい大園銀次と同じく、2023年1月31日の動画の状況整理で不意に本名が判明した。
9月19日付の動画にてバグアカデミアの佐竹博文シリーズにて登場する予定だったのかもしれなかったのだが、17日付の動画が審査の影響で延期したため没となった。
そのため、後の状況整理などでは近藤、ルーク、二階堂の中で唯一京極組のカットで登場するどころか、負傷状態から脱することができなかった。2024年2月17日の動画で復活するも、結局戦線復帰はまだ叶わず後方支援に留まると言う不遇ぶりを受けた。
関連タグ
ヒューマンバグ大学 京極組 京極組仁義外れの構成員 京極組良識派の構成員
小峠華太：天羽組所属の武闘派極道。二階堂とはアラサーの中堅であること、尊敬する兄貴が死んだ際に自分が死ねばよかったと泣いて自分を責め兄貴分からキレられたこと、事務方に関与しているため平素でも忙しいという共通点がある。
宅間俊介：小峠の兄貴分。現在の二階堂とポジションが近い。
来栖三成：獅子王組所属の武闘派極道。両手にナイフ系の武器を持って戦う共通点がある。
仮面ライダーアマゾンネオ:似たような武器の使い手
