マフィアの背開きだー
概要
「殺し屋くぅん、刺身になってくれよぉ」
「たまには刺身、食う側から食われる側になってみなよ」
「京極組の武闘派・久我虎徹」に登場する京極組の武闘派構成員。
蟷螂拳と刺身包丁を組み合わせた独自の戦闘スタイルを用いる狂人で、「刺身包丁の守若」の異名を取る。その他「京極組の避けられない災害」とも呼ばれる。作中時間における数ヶ月前、問題を起こして謹慎を喰らっていたが、戦闘員の穴埋めの為に謹慎を解かれた。基本的に京極組の名有りの構成員は2つある派閥で分類されていたが、彼はどちらともとれない希少な存在と長らく思われていた。一応彼にもある程度良識は備わっており、五十嵐率いる良識派に協力的ではある。しかしその行動は異常としか言いようがなく、今まで登場した外道構成員らのように汚いシノギにこそ手は出さないものの、彼等が壊滅した現状では最も仁義外れ側に近い構成員であると断言して間違いない。
バグ大ファンからは「モリワッカ」と呼ばれることも。
誕生日は1月21日。
人物
容姿
薄茶の髪色の短髪にヤンデレ染みたハイライトの無い黒目(紫色の場合もある)。オレンジの半袖のポロシャツに、丈の短いチノパンを穿いている。顔立ちは端正な童顔でイケメンの部類。公式で「少年のような男」と称されている通りである。しかし頻繁に異様な笑顔を浮かべており、まともな人間でない事がありありと見てとれる。
組内では若手の方らしく、一条や仙石にはタメ口をきかれていた。身長は184cmと高く、高砂と並ぶ。
性格
京極組どころか、これまで多種多様な狂人が登場したヒューマンバグ大学でも屈指の狂人。
軽く揉めただけの半グレを縛り上げて問答無用で人間刺身にするなど底無しの狂気の持ち主。刺身包丁を得物としているだけに会話の随所に魚の名前や食材を捌く時の技術名を用いたがる癖がある。
極端なまでに人間性が薄く、子供の様に無邪気に笑いながら敵対者を流れ作業のように淡々と解体するなど、他の狂人達がせいぜい「ものすごく変わっている」「行き過ぎた求道者」「自らの目的の為に狂気に身を任せた者」「頭がおかしい」「戦闘狂」「悪意の権化」などあくまでも人間の範疇であったのに対し、彼はそう言ったものを通り越して「人間の皮を被ったケダモノ」または「人間の姿をした何か」である。
共にカチコミに行った久我は守若の人間離れした狂気は底無しと直感した上「何というか、感情がない」と評し、京極組屈指の実力者であるタフネスモンスターにすら「悪魔ってのが存在するとしたらアイツ(守若そのもの)の事だ」と言わしめるほど。更に痛みを知らないのかそれともからかっているだけか、敵対者を痛めつけては「痛い?」と聞いたりする。
さらにはブラック企業顔負けの労働環境をキャストに強いているピンク店の粛清に乗り込む際は若い舎弟(といっても、基本的にターゲットにされるのは佐古)を「嫌だと言えばお前も殺す」と脅して強引にカチコミに連れて行った挙句、操り人形のように強引に身体を動かし、怪我をしようがお構いなしに敵と戦わせる悪辣ぶりを見せている。他にも自転車の二人乗りを強いた挙句ノーブレーキで急坂を降ることを命令するなど明らかに危険な行動をさせる場面もあった。
前述の通り感情も人間性も希薄だが、本人は相手に「感情がない」と言われると瞳孔が開き、ドスの利いた声でブチギレる。高砂曰くかつては完全に感情が死んでいたらしく、この反応にも何か触れられたくない過去があるのかもしれない。
戦闘及び「他人を刺身包丁で魚の様に捌く事」にしか興味を示さず、その他の事にはまるで無関心。それ故、天羽組との抗争には「関与しない」という態度を貫いている。但し、拾ってくれた相手である五十嵐の言うことだけは素直に聞いており、慰安旅行での宴席において酔った勢いでその恩と感謝を伝えていた。また、年上の兄貴分達と話や飲みの席では普通に敬語で話している辺り、礼儀知らずと言うわけでもない。
悪人の悪事に関する嫌悪感はあるようで、詐欺師や性犯罪者には相応の制裁を与え被害者を助けることもある。
現時点では「愛すべき、憎めない脇役」とも「自分勝手で厄介事ばかり引き起こす爆弾」とも捉えられるような人物像である。
舎弟との関係
一方で舎弟にはフランクに接しており久我に積極的に話しかけている。事実、守若が出ていた話ではほぼ毎回久我のカチコミに同行している。ただし一方的に話をする傾向は味方にも同様で、久我は守若に仁義外れ達に見せる拒絶反応までは起こしてないが守若に唐突に刺身の話をされて反応に困っていた。
しかし、久我にこそフレンドリーだが、他の舎弟にはそうでもなく、たとえば組に入って二年目の佐古には平然と脅しをかけた挙句、前述の通り佐古を操り人形にして敵と戦わせた。これに関しては、遊びで行ったわけではなく彼なりの愛情で若手の佐古を鍛えるために実戦の訓練を強制していたのではないかとする視聴者の意見も多かったが、真相は不明である。元々は舎弟に構うタイプではなかったようで、高砂はしきりに佐古を構う話を聞くと「そんなの初めてかも」と語っている。
経歴
五十嵐に拾われて京極組に入ったらしいが、どのような経緯で出会ったのかは語られておらず、それ以前に何をしていたのかも不明。
昔を思い出したくないからと過去を語りたがらないが、お気に入りの弟分である久我と佐古には時おり断片的だが過去について話す事があり、それによると彼は学生生活をしたことがなく、蟷螂拳のスパルタ指導をされ、誰彼構わず殺してばかりであった……らしいが、久我はこれを兄貴なりのジョークと疑っている。
声優
天羽組の様々な狂人兄貴を担当している「畑耕平」氏が担当している。畑氏が京極組の狂人兄貴を担当するのは初である。
戦闘
能力
中国武術の一種である蟷螂拳の達人。文字通りカマキリめいた異様な動きで敵対者に接近しては、得物である刺身包丁で魚の様にその肉体を捌く。
彼の強みはその異常人格によるトリッキーかつ予測困難な動きである。敵の意表を突くことにも長けており無意識下から現れて驚かせて解体するという暗殺技を見せた。他にも、大して気力を込めた素振りがないにもかかわらず人が一回転以上するパンチを放てる、強力な爆発を至近距離で受けても立ち上がり尚も攻め立てる、片腕で成人男性を首根っこや片足ごと持ち上げる等、細身な体格から想像できないパワーやタフネスも持っている(補足すると吹き飛ばされた鷹橋修也は新米極道ながら即戦力となる程の強さでかなり打たれ強い)。裏社会の災厄とも言われる伊集院茂夫の本気の頭突きを2発食らっても、意識を飛ばすことなく立ち上がっている。また、速さもあのスピードモンスター久我に「速い」と言わしめる圧倒的速度であり、0から100へと凄まじい加速を見せる。
刺身包丁の他にも魚を狩る武器の一種である銛も得物としているようで、水中で使用した際はかなりのスピードとコントロールで飛ばしターゲットを貫く離れ業も見せた。後述する疑惑からあらゆる武器を使いこなす、もしくはその辺にあった物を武器として使うことに秀でていると思われる。その他にも持ち前の視力の良さ、天才的な戦闘勘から敵の暗器を見抜いたりそこから敵の戦闘スタイルや作戦を全て見通すことすら可能。更には先読みの精度や視野の広さにも優れており、驚異的な回避能力を持つ羅威刃の神原に確実に攻撃を当てていた。
刺身包丁を得物にし人を魚のように無感情で捌ける人格のお陰もあってか、死体処理と隠蔽の技術も相当なものである。実際、組に告げず独断でダニ刑事を腹開きにして始末した際は、即刻死体を片付けており、久我や野島も告げられるまで気づけなかったほど。
総じて、高次元に揃ったパワー・スピード・テクニック、先読みの精度と視野の広さを含めたバトルセンス、気配をほぼ完全に消して接近できるスキルを鑑みれば、京極組最強クラスの猛者と同等かそれ以上の強さを持っている可能性も秘めている。
ちなみにお酒には弱く、二杯飲んだだけでベロベロに酔っては誰彼構わず絡むなど酒癖が悪い。
使用した武器、道具
- 刺身包丁
文字通り刺身を引く際に使用する包丁で普通の包丁よりも長細い。柳刃包丁とも言う。切り心地から好んで使用しており、守若はこれで敵の体を切り開いて惨(斬)殺する。
- 銛
何故か目をつけている舎弟。扱いは遊具に等しい。
- 拳銃(チャカ)
- 投げナイフ
普段は刺身包丁と組み合わせる形で使っているが、本来の蟷螂拳は徒手格闘なので守若自身も徒手格闘に長ける。その実力は高城に「素手での正攻法では勝てない」と言わしめる程。
活躍(初登場〜京羅戦争終結まで)
現在進行中の天羽組との戦争及び武闘派半グレ羅威刃による爆破テロによって、一条、六車、近藤が戦闘不能、相良が死亡した事によって戦闘員を大幅に欠いた京極組の穴を埋める為、五十嵐によって謹慎を解かれて呼び戻され、京極組のシマである黒焉街で起きた偽札事件解決の為に久我と共に動員される。
偽札事件の首謀者であるベトナミーズマフィアと半グレ集団「我苦闘」のアジトに久我と共にカチコミし、ほぼ一人で両組織の構成員を血祭りに上げた。その後の死体処理を含む後始末を久我にほぼ丸投げして去って行った。
余談であるが、カマキリがカマを持っている理由は手のように獲物を捕らえるためであり、足が進化したものである。また、カマキリを漢字表記にすると「蟷螂(とうろう)」であるが……これは偶然なのだろうか。
(五十嵐からこの件の首謀者を粛清しろと言われ)「ハァイ、刺して来まーす。マグロは美味いよね、久我くぅん」
「人間の解体ショーだぁ! 脳内麻薬が耳から漏れそうだぁ、久我くぅん!」
「カマキリは強いよねぇ…… でも何でカマ持ってんだろー!!」
(ベトナミーズマフィア「知らないィィィ!」)
- 6月3日付の動画(久我虎徹)
なお、これに関しては「さすがにやり過ぎだ」と久我も怒っており、また、この話を聞いた野島は守若の恐ろしさに震えあがっていた。
守若が佐古にした事に久我が怒るのは確かであるが、佐古自身は顔に切り傷数か所こそ付けられたものの、武器で攻撃された際は強引だがしっかりと佐古を躱すように動かし、まるで渡り合えてるかのように上手く動かし、最後はフィニッシュに持ち込ませている辺り守若が持ちうるセンスや身体能力を暗に示す事となった。
久我も改めて守若がずば抜けた実力の持ち主てある事を認めてはいるものの、佐古を強引に操って戦わせた件も含め心を通わせられるかどうか自問自答する事となった。
「久我くん、どこ行くの? 僕も連れてってよー」
「佐古ぉ、お前もカチコミ来いよ。楽しいよ。断ったら殺すから」
「遅すぎる。まずはテビチを、切り落とす」
「佐古行けー。トドメさせー。腹の中を出して地面に並べてやれー」
(佐古「え? 俺……ですか……?」)
「早くやれよ。お前から殺すぞ」
「伝説の男、佐古の勝ちー!」
「あー久我くん怒ったの? ごめんねー。今後はやらないからさー多分」
なお佐古は佐古で、自分は猛者になったと思い込んでいる模様……
- 6月15日の動画(久我虎徹)
動画終盤では、今回の件で黒焉街総出でこれまでの蛮行を世間に公表され刑事をクビになった上に逮捕される事となった秀丸に、組に告げず独断で襲撃を仕掛け、腹開きにして殺害。そしてその死体をこれまた独断で処理した。
「久我くぅん。このバカは誰ー? 刺身にするかーい?」
「薄ぅくスライスするじょ」
「離せよー」
(鷹橋「ぶるぐえぇぇ!!」)
「クソ刑事の腹開きー! 見事に死ねー!」
- 6月21日の動画(久我虎徹)
相手は刃物にコブラの毒を塗って仕掛けようとするも、目にも止まらぬ速さで毒の入った瓶を奪い取るだけでなく、その瓶の中身をあの危険行為のノリで無理矢理台湾マフィア数名に飲ませると言う凶行に及んだ(佐古も飲まされかけたが、「死んだら伝説が終わる」と説明しすんでのところで切り抜けて飲まされずに済んだ)。
台湾マフィアのボスと向き合い、「感情がない」と発言されるや否や今まで機械のように淡々と笑顔で言っていた姿が嘘のように静かながらも凄まじい怒りと殺意を抱き、両目を潰した上に顔面をしこたま殴りつけ正座させた挙句、毒を飲ませて腹を裂いたと言う、これまでとは比にならない残虐なやり方で抹殺した。
この事から、守若本人はサイコパスや無感情呼ばわりを本心では嫌っている事が判明した。
「何語だそれぇ…… 死ぬ? それとも刺身?」
「外国産の外道さーん。悲惨・散々・ライジングサーン」
「感情がないだと……? おいボケ! あるだろうが! テメェは顔面潰すわ! ホラホラァ! 楽しいよー! 今俺!」
「打たれ弱いね君。座れよ。倒れたら殺すね」
「俺の毒が飲めねえのかコノヤロー。海開きのノリで腹開きしちゃうぞー」
- 7月3日の動画(佐竹博文)
そんな中で郷田が意図的に大津波を起こした事で市民プールは大パニックになってしまい、佐竹は巻き込まれる。郷田は佐竹と大津波の起きた水の中で揉み合う中、水中で銛をかなりのスピードで飛ばし正確に郷田の背中を貫く神業を見せた。
その後佐竹に手を出そうとする素振りを見せたが一切手を付けず、郷田を引きずりその場を後にした。
この回では守若はオーラを出していた。オーラは紫色(正確にはモーヴ)である。
「野島ぁ、のんびりとプール泳ぎたぁい」
「このプール、波が立つんだろ? ウチをナメた奴を刻んで、人間流しそうめんにしていーい?」
「飛び込むぞぉ! うっひゃあああ!」
「あ、郷田見つけたぁ! 虹色のレーザービィィィム!!」
「郷田ぁ、テメェこっち来ぉい。新鮮なうちに捌いてやるぅ~」
- 8月5日付の動画(状況整理)
「回れ回ぁれ佐古ゴーランッ」
(佐古「はっやああああああああ!!」)
(佐古「クカカカカ……」)
「佐古ぉ、そんなところに居たら風邪ひくぞぉ」
伝説の舎弟を探し出し、羅威刃の幹部との戦闘に突入
- 8月10日付の動画(久我虎徹)
「久我くぅん。俺血塗れになったぁ。たいへん」
(久我「うわ! 守若の兄貴!」)
予告通り羅威刃の幹部の神原と激突。神原は京極ガチャと称して黒焉街の店を荒らしていたところ駆けつけた佐古をフルボッコにしていたがギリギリで止めに入り戦闘になる(佐古の携帯電話にGPSを仕込んでいるとの事)。
「誰だお前、俺のオモ……いや、舎弟を返せぇ」
「誰がピグモンだ。俺は伝説の男佐古の手下だコノヤロー」
神原の暗器による格闘を尽く回避して神原の弱点である「脚を動かさない」ことを見抜き強烈な拳打を浴びせて吹き飛ばす。脚を止めたが逆の脚でナイフ込の蹴りを入れられ回避。
「包丁の開きがダメなら外道のたたきだぁ」
「バア! なんちゃって。おしかったねぇ」
しかしこの蹴りはナイフの他に爆弾が仕込まれており吹き飛ばされ大怪我を負ってしまう。
それでも、守若は咄嗟に右手を間に入れてダメージを軽減した事と凄まじいタフネスで立ち上がった。
「片腕持ってかれちゃったっ。今のが最終手段だったみたいだね…… じゃあもう死んでも悔いはないよねぇ!」
そして、脚が爆発して動けなくなった神原の腹を完膚なきまでに斬り裂き、チェックメイトをかけた。いつも通り佐古が勝ったことにした。
「オープン・ザ・腹ァァァ!!」
(神原「クソッタレェェェェェ!?」)
佐古を普段はオモチャのように弄っている守若であるが、神原に甚振られている様子を見た際は佐古の事を程度こそわからないが大切に思っている事が判明した。
「伝説の男佐古の大勝利-! これは凄い手柄だぁ!」
(佐古「いや……マジで……何もしてないっす」)
「何もせずに殺すなんて魔法使いだぁ!」
後日の状況整理で分かったことだが、間一髪で右腕を入れ、後ろに飛んだことにより直撃を防げた。その代わりに頭を強打し割れていたが、どうやら本人曰く頭で石を割る特訓をしていたらしく、行けると言っていた……
また、右腕ももう治るらしく、
「佐古ぉ。右手もう治るんだぁ。治った暁には目つきしてあげるね。視力なき伝説の男佐古に進化だぁ」
と、もはや進化なのか退化なのか訳の分からない発言をして佐古の視界を奪おうとしているらしい。結局佐古はあまりの恐怖に残像になるほど震えていた。
- 9月16日付の動画(久我虎徹)
「手が完治した記念の目突きだぁ。座頭市になれぇ!」
(佐古「伝説のおわりぃぃっ!?」)
「あれぇ? アイツら羅威刃っぽいなぁ……追いかけよぉっと……」
- 9月25日付の動画(状況整理)
佐古は向かいのマンションの三階に侵入してしまい怪しいものでは無いと家主に必死に弁解したが説得力がなかった。
「冬史郎、いきまーす」
「サコ・イン・ザ・スカイだぁ」
「伝説の不法侵入佐古だぁ。そんなところにいたら捕まるぞぉ」
「飛べない外道はただの外道だぁ!」
真価をかけた死闘の果てに。VS.高城蓮太郎
- 9月28日付の動画(久我虎徹)
五十嵐を倒し損なった高城を追いかけ、一人になった所で戦闘に発展する。
高城の軍人上がりならではの身体能力・戦術によって攻防が入れ替わる死闘になった。
それでも、今まで見せた事の無かった拳銃や投げナイフ、初登場の頃より更に練りあがった蟷螂拳で高城を完全に追い込み、高いビルから突き落とされる高城の戦線復帰を見事に阻止し、最後は勝利した。
羅威刃幹部を単騎で2人以上仕留めたのは、守若のみと言う凄まじい戦果を挙げた。
「久我くぅん、俺ボロボロになっちゃった。たいへん」
「やっぱりチャカはつまんない。刺身包丁で豪快に捌いてあげるねぇ」
「……僕はとびきり強いカマキリだ。捕食してやる」
「高城、お前頑張った方だじょー! 切だんだんだんだんだんだんだんだんだーん!」
「お前何おばさんを騙してんだ? 刺身にするぞコラァ」
「伝説の男、佐古直伝の顔面スタンプだぁ」
(佐古「いや何一つ教えたことないです……」)
元々五十嵐と仲が良かった河内組の眉済派から眉済、伊武、阿蒜が京極組の隠れアジトに訪れ五十嵐と今後の関係強化に向けた会合が行われ、久我が来客応対をした後せっかくだから顔合わせをしようと言う提案の元佐古と共に呼び出され酒席になる。
しかし酒乱の守若は唐突に伊武にウザ絡みをして喧嘩…ではなく腕相撲で勝負する事となる。お互い全く譲らない互角の腕相撲は開始から30分経っても続いたため次第にギャラリーも飽きてしまい、五十嵐は膠着状態の両名を放置して眉済と飲み直しに行ったのであった。なお決着は持ち越しとなった模様。
「伊武きゅんらっけぇ。キミ強いのかぁおい。スキンシップらろぉ~」
「手合わせしようよぉ手合わせぇ。これは喧嘩じゃないよぉ」
「伝説のぉぉ!」
回想で登場。国生と飲みに行っていた(当然佐古を添えて)際国生は守若に久我についてどう思うかを聞き守若は「開花したら戦闘の天才」と答えた。佐古と国生が久我について話している時、既に顔が赤くなっていた。
「アイツ多分開花したら戦闘の天才です。こわいこわい」
京羅戦争では幹部2人を撃破するという戦績を収めた守若であった。幹部を2人倒したのは彼と久我の2人である。
活躍(京炎戦争終結まで)
- 11月26日付の動画(状況整理)
レモンサワー1杯8万円という常軌を逸したボッタクリを働いたぼったくりバーにて泥酔状態でとんでもないことをしでかしたらしい。
- 11月27日付の動画(久我虎徹)
「これ高いろぉ〜? 99.99%オフにしろ〜しばくぞ〜?」
(ぼったくり犯「それじゃあ1杯8円じゃねぇかふざけんなよ! 払えねぇって言うなら裏で痛い目見るか? 兄ちゃん!?」)
「タイムイズマネー! 一旦髪の毛引っこ抜きま〜す。8円にしろぉ〜!」
「32円置いとくぞぉ? ご馳走様ぁ」
- 12月3日付の動画(久我虎徹)
- 12月11日付の動画(佐竹博文)
その後宣言通り車に乗って駆け付けたが、爆発に因って飛んできた佐古と佐竹をそのまま撥ねてしい、病院に運ばれて包帯に巻かれた佐古を「伝説のミイラ男」と呼んでいた。
「こんな楽しいシチュエーション無いよねぇ。大爆発から生き残って佐古のダイ・ハード伝説完成だぁ」
- 12月16日付の動画(久我虎徹)
それでもしつこく刃物を向けてくる強姦魔を制圧する方法として片手だけで強姦魔の片足を掴んで鮟鱇のように吊るし上げ、満面の笑みで無防備になった股間をカットした。カタギの家でとんでもない惨劇を巻き起こしたため久我と依頼人からはドン引かれたが、依頼人が心から安心したという事でギリOKとなった。後日、久我からこの事を聞いた仙石からは「センスあるわぁ」とバカ受けだった。
「ストーカーは刺身にしたらいいんだよ。合法だろ、佐古ぉ?」
「いいよぉ。滅茶苦茶暇なんだぁ、友達いないんだぁ」
「丸見えだぁ。ストーカーが来た途端に、八つ裂きだぁ♡」
「おいお前、何やってんだー? 一旦落武者になれー」
「何だと? キモ過ぎるぞコノヤロー」
「欲があるからいけないんだぁ」
「お前女になれぇ。これで円満解決だぁ」
(ストーカー「ギョオオオオオオオ!?」)
「俺は佐古の一番弟子だぁ。舐めんなよぉ」
- 12月27日付の動画(久我虎徹)
宴会中には地方の半グレ達に乱入された際は五十嵐のゴーサインが出たのもあって、真っ先に飛び出し何人かを落ち武者にした上に戦意喪失した相手を追い回す等の大立ち回りをした。
宴席では酔った勢いで泣きながら五十嵐に組に拾ってくれた恩を伝えていた。
- 2023年2月6日付の動画(伊集院茂夫)
今回は裏社会の災厄に喧嘩を売るという暴挙に出たこともあって五十嵐が伊集院宛に謝罪する事態となった(尚、伊集院本人からは「気を使う事無いのに」と特に気にしてはいなく、逆に組織のトップとは大変なものだと五十嵐に労らいの気持ちを持たれた模様)。
ちなみにこの動画から1か月半以上守若は再登場していなかったため、一部のファンから彼は再び謹慎処分になったという説があった。
「俺は佐古マン、に憧れるごく普通の男だぁ」
「お前は河童になれぇ。どうせ前世は河童だろぉ?」
(白虎構成員「どういう事ォ!?」)
「お前は落武者にぃなれぇ。来世は落武者だろぉ?」
(白虎構成員「来世が戦国ゥッ!?」)
「拷問ソムリエぇ、邪魔するなあ。なんかお前嫌いだな」
「アイツ譲ってあげる。でももうちょっと頭を柔らかくした方がいいよ」
戒炎の下っ端が五十嵐を狙ったことにより守若はいつも以上にスイッチが入っていた(佐古は非常にビビっており逆に敵に同情していたが)。
「ウチに喧嘩を売る奴はビンチョウマグロだぁ。全員刺身決定だよなぁ? デンセツノオトコサコォ」
考察
CODE-ELに所属していた可能性
誰彼構わず殺してばかりということと感情が希薄ということだけでなく、まだ守若が登場する前の瓜生シリーズで茶髪の少年が映っていたことから、CODE-ELに所属していた可能性が浮上している。高砂曰く昔は感情が無かったらしい。今は本人曰く「楽しい」感情があるようだが?
その後、状況整理の動画でカリンが何故か守若の下の名前を知っていたことから、組織に所属していた可能性はさらに高くなった。
- 2022年8月10日付の動画(久我虎徹)
2022年8月31日付の動画では、佐古の口から「昔頭で石を割る特訓をしていたらしい」とのことで、他にも筋骨隆々の男の正拳突きを食らってもビクともしない瓜生や、軽いヘッドバッドでペーペーならおかしいくらいにめり込む小林などが規格外の石頭を持つため、万が一所属していた場合、CODE-ELでは頭突きの特訓があったと思われる。
羅威刃の新幹部、高城蓮太郎とバトルした際に、ジェイクや瓜生と同じ不自然な姿勢でアッパーを躱していたり、カリンのように投擲ナイフを高城に投げていた。
- 2022年11月26日付の動画
- 2023年2月6日付の動画
ファンからの質問に対し、近いグループであったが毛利派ではなかったというツイートがなされており、彼がCODE-EL内の毛利派とは異なる派閥であることが明らかとなった。
カリンとの関係性
動画内でカリンが度々守若のことを「冬史郎呼び」していたり、酒に弱い点を知っているため、彼女とは面識があった可能性が高い。中には髪色が同じ茶髪、語尾に「じょ」や「だじょ」を付ける点から兄妹ではないかという説がある。
関連タグ
京極組 包丁 サイコパス 狂人 マジキチ どう見ても悪役 ※味方です
もりさこ 守若の兄貴と佐古の生き地獄日記!
京極組仁義外れの構成員:一応こちらにカテゴライズされてはいるが白武や日下の様な「腐れ外道」や「人間のクズ」ではなく「人間の基準でカテゴライズ出来ない化け物」と言った方が正しい。
作中の関連人物
小林幸真:敵対組織「天羽組」の構成員。この2人は共通点が非常に多く、組一番の狂人、学生をしていない、人間離れした身体能力を持つ、得物がナイフ、オーラや眼が紫色、舎弟をいじっている、古巣がCODE-EL、本気でキレると悍ましい形相になる、常に狂気的な笑みを浮かべている、絶対に死ぬ二択を言う、身長が180cm半ば、声優が畑耕平氏である、狂人ではあるが人間性や仁義というものがあることが共通している。一方で、機械めいて淡々と最速最短で敵を葬る小林と、トリッキーかつ相手を嬲り倒す様な戦い方をする守若では、戦闘スタイルが違う。また小林は毛利派閥であったのに対し、守若は毛利派閥ではなかったという違いがある。
仙石薫:同じく組でもトップクラスの狂人。常時狂気満載の守若とは違い、仙石は普段は良識ある常識人だがキレると狂気が爆発する。
投擲の香鈴:元CODE-ELの暗殺者で現在はうりゅうのメロンパンの看板娘。カリンと守若は茶髪で、語尾に「じょ」を付けるという共通点がある。が……守若はカリンの主武器である投擲ナイフに良い思い出がないと明言していて、前述した通り組織に入っていたことも示唆されていたり、カリンが守若の名前を知っているため、何らかの因縁があったことと、前述した「兄妹説」などが示唆されている。
その他似ている人物
バン(七つの大罪) - 酒好きだが即泥酔する、料理に関するネタがある、所属組織にて上位の戦闘力を誇るという似た者同士(ただしバンは料理に準えた脅し文句ではなく実際に店で料理をする)。
マイケル・マイヤーズ(ハロウィン) - 「愛用武器がキッチンナイフ(包丁)」「長身で怪力」「感情がないかのように淡々と他者を惨殺する」など共通点が多い。また、カリンとの兄妹説が浮上している守若に対し、マイケルにも縁を切った生き別れの妹がいる。