「はいてくれてありがとよ、じゃあ残りの人生隻眼で生きな」
「はい、成長していきます!」
CV:遠山春
公式サイトでの解説
京極組の若手構成員。
学生時代の先輩 久我の誘いで京極組に入門。
京羅戦争にて城ヶ崎賢志に真っ向から立ち向かうも命を落とした。
概要
久我虎徹が所属している武闘派のヤクザ「京極組」の若手構成員。久我の学生時代の後輩であり、久我が新人を探していた際に街中でたまたま再会し、久我と一緒にまた喧嘩ができるという理由から快く京極組に入った。
人物
容姿
青色の短髪で白色のマオカラージャケットを着ている。久我いわく愛くるしい見た目。
性格
久我のことを信頼しており、真面目で快活な性格である。極道の常識への順応も同じく武闘派新人極道と比べて早く初戦闘、初カチコミでも一切怯むことなく半グレを抹殺している。(なお初めての殺人に関しては久我や天羽組の小峠華太、天王寺組城戸派のNo.2だった浅倉潤のような強者ですらビビっていたためもしかしたら彼はやべーやつかもしれない)また戦闘の際は鬼になれるといわれている通り情報を得るために躊躇なく目を潰そうとし、情報引き出しても結局目をつぶしているなど苛烈な一面もある。
天羽組の冨樫宗司を殺害した相良颯誠のあまりにも卑劣な作戦にはかなりビビっていたが、その翌日の動画ではそのせいか弱い敵だと燃えるようになり、別のベクトルで心を病んでいた様子。一方で相良が戦争で死んだ際は号泣したりと本心では慕っており、その名残なのか彼の得物である特殊警棒で後に城ヶ崎賢志と激突した。
能力
久我からも「愛くるしい見た目とは裏腹になかなかのモンスター」と称される程に喧嘩が強い。また背後から頭をスパナで殴られても平然といられ、キレて顔面パンチ連打で反撃できるほど打たれ強い。実際、京極組に加入してから久我と行ったカチコミでもモブ戦闘員数名を相手にしても見事に撃破している。
2022年6月24日付の動画で羅威刃のトップと鉢合わせた際は相良が使用していた特殊警棒を持って立ち向かっている様子が描かれた。
活躍
- 2022年3月9日の動画(久我虎徹)
初登場、偶然再会した久我に誘われて五十嵐幸光に挨拶して極道になった後、野島翔と飲みに行く…のだがその店に半グレ集団「怒苦炉」が違法な取り立てをしていたためこれを制圧。なおこの半グレはこの店以外でもトラブルを起こしていたことを久我が調べあげていた(債務者に違法な利息で金を貸し付けて結果的に食い逃げを頻発させたというもの)。ちなみにこの頃から特殊警棒は持っていた。
当然シマ荒らしなので久我に野島と共に動員されて初カチコミに出る。敵は頭数を揃えていたが鷹橋との実力差は数でカバー出来なかったようで殺した。
「大振りなんだよ…ヨイショォオオ!」
「はいてくれてありがとよ、じゃあ残りの人生隻眼で生きな」
「街を腐らすウジ虫共が!死んどけぇぇ!!」
- 2022年4月28日の動画(小峠華太)
陣頭指揮を執る六車謙信の指示で相良と共に冨樫への攻撃に動員される。装甲車を用いた轢き殺しを相良から発案されるも、この卑劣な攻撃を躊躇う。しかし相良から圧を掛けられて決行。その後の相良と冨樫の戦闘にビビりながらも、予め相良に指示されていた通り冨樫を再び轢いて絶命させた。
「え…? でもこの車で轢いたらさすがに死にますよ…?」
「エグイです…これで生きてる人間はいないかと」
- 2022年5月16日の動画(久我虎徹)
飯豊朔太郎に殺された相良の遺体を見て嘘だよなと現実を受けいれられずに泣いていた。なお相良の最後の願いを受けいれた野田一の意向により無事である。また、恐らくこの動画以降で相良の特殊警棒を受け継いだと思われる。
「嘘だよ…こんなの…」
- 2022年6月15日の動画(久我虎徹)
腐敗でおなじみ黒焉街のサツの中でも特に腐っているダニ刑事こと秀丸が荒らしているキャバクラで秀丸がキャストに強姦しようとしていたところを止めに入った野島がダニ刑事に正当防衛を騙った不当なリンチを受けたと久我に報告。着いてきた守若冬史郎と共に野島救出に入るがダニ刑事にイラついた守若がいきなり殺しにかかったため久我と共に止めようとする。しかし守若の全く気の入っていないパンチで回転しながら吹き飛ばされた。
(守若「離せよー」)
「ぶるぐぇええ!!」
- 2022年7月1日の動画(瓜生龍臣)
前々から予告されていた野島によるうりゅうのメロンパンへのカチコミに同行していたことが判明。案の定、野島諸共ワンパンで敗北した。敗北後、瓜生龍臣からメロンパンを2個買うように言われた(最初は2京個だったがいつもの冗談と思われる)。動画では省略されたがその後、勝手に喧嘩したことで二人揃って五十嵐から制裁を受けた模様。
京極組の若き新人vs羅威刃 最恐の悪魔王子 その結末
- 2022年8月14日の動画(久我虎徹)
予告通り城ヶ崎とタイマンになった。一条康明による羅威刃狩りで幹部のヤサの1つは村雨町にあることが判明し、調査の末にたまたま車で移動中の城ヶ崎を発見。ここで城ヶ崎を逃せば次の機会はないと考え、コンビニの前で停車した車の後ろに発信機を付けようとしたが…
城ヶ崎「おい、お前。俺の車に何してんの?」
なんと城ヶ崎は自分の座席からでも車の周辺状況を完全に把握できるような改造を施しており、鷹橋はあっさりと見付かってしまった。彼はマフラーの改造を褒めるなど誤魔化しながらこの状況を乗り切ろうとするが・・・
城ヶ崎「お前、ちょっと目を見せろ・・・爆発に巻き込まれた奴等は元気か?」
次に投げられたこの問いに鷹橋は無関係を装ったが、一瞬目が曇ったのを城ヶ崎は見逃さず、京極組の人間であることを見破られてしまう。
「俺は京極組の鷹橋だ! 城ヶ崎ィィィ! ここでテメエをぶち殺す!」
城ヶ崎「鷹橋……? 知らねえなぁ。お前弱そうだなぁ。死にたくなかったら羅威刃入る?」
実力差は明らかだと分かっていながらも特殊警棒で攻撃したが、城ヶ崎には回避され、眼球を目掛けた斬撃を放たれる。眼球への直撃は避けたが、顔の出血で右目が潰され、脇腹も切り裂かれあっという間に致命傷を負った。
(強い…… 強すぎるよ…… 一体何なんだこの男……)
城ヶ崎「みんなすぐそっちに行くから、寂しくなんかない」
圧倒的な実力を誇る城ヶ崎に心が折れかけたところに、その城ヶ崎から仲間の情報を吐けば病院に連れていってやると取引を持ち掛けられる(本心か嘘かは不明)。
城ヶ崎「まずは五十嵐の自宅から教えてくれ」
「……舞浜駅から降りてまっすぐ行ったところだ」
それでも城ヶ崎には屈することなく、むしろ挑発した。そして自分はもう助からないと悟り、ビデオ通話を通じて久我に今の状況を教えた。
城ヶ崎「何をしてんだお前。勝手に撮ってんじゃねぇよ。一旦それ離しとけ、肖像権の侵害だ」
そして直後に右肩をドスで貫かれて更に深傷を負い、遂に腹を刺されてしまう。
城ヶ崎「よく頑張ったよ、人生お疲れさん」
「……やっとお前の身体に触れたよ」
城ヶ崎「ん?離せ死に損ない」
「頭突きだ……」
以前に久我から聞いていたどこかのメンタルモンスターの話を思い出して城ヶ崎の腕を掴み、頭突きを決める。しかし、既に虫の息であったため、力が篭っていない頭突きしか出せなかった。
「俺の頭突きを喰らうなんて大したことねぇな。うちの兄貴たちはすげぇぞ…… ゴフッ…… お前は絶対逃げられない…… あの世から楽しみに見させてもらう……」
城ヶ崎「くだらない遺言だ……」
「久我の兄貴…… 弱くてすみません……」
そして、恨み言を城ヶ崎にぶつけ膝から崩れ落ちた。
久我がやや遅れて現場に駆け付けた時には、鷹橋は既に無残な亡骸となっていた。
可愛がっていた舎弟を惨殺された久我は悲しみで慟哭すると同時に、城ヶ崎への怒りで心底から改めて羅威刃の殲滅を強く誓うのだった。
余談
彼はれっきとした京極組の舎弟でフルネームまで公表されていたのだが、なぜか闇社会をぶった斬るアニメ(いわゆる状況整理)にて1度も客演していなかった。他シリーズへの客演も野島と出演した瓜生シリーズの一度きりである。
関連タグ
北岡隆太 - 髪を青色に染めている点、シリーズの主人公と特に親しい仲だった舎弟である点、実力不足を理解したうえで最強クラスの敵対者と戦闘になって殺された点、「強力な兄貴たちが必ず報復に来るから首洗って待っていろ」というニュアンスのセリフを残して死んでいった点など、共通点が多い若手極道。