俺は天王寺組の城戸丈一郎…… 東京侵攻のため関西から来た超武闘派の極道や
ここから伝説つくるでえ…… 俺は幸せな人間やなぁ
公式サイトでの解説
天王寺組2大武闘派組織の一つ、城戸派のトップを務める武闘派構成員。
チンピラだった亡き父親の夢「組長になる事」を代わりに叶えるべく天王寺組の門戸を叩く。
戦闘能力は組の中でもトップクラス。
いちごパフェが好物。羽王戦争にて殉職。
概要
関西最大の極道組織「天王寺組」の幹部にして、武闘派集団・城戸派のトップ。
人物
基本情報
身長 | 182cm |
---|---|
誕生日 | 6月16日 |
年齢 | 推定20代後半 |
メインウェポン | 拳銃、ドス |
好きな食べ物 | イチゴパフェ |
将来の目標 | 天王寺組で組長になる |
経歴 | 高校卒業→天王寺組 戦闘員→城戸派トップ |
容姿とこだわり
黒髪に金髪メッシュの髪型にチェーン付の丸メガネが特徴の青年。後述の生い立ちより、年齢は20代後半ぐらいと思われる。後に発覚したが浅倉より2歳年上で、浅倉の兄(外道)とタメである。身長は182cmと長身である。
赤紫のジャケットを愛用しており、一見すると高級品のようだが本人曰く8000円との事で、舎弟の浅倉には「安!?」と驚かれた(ちなみに浅倉は3万円ぐらいと予想していた)。
物の金銭的な価値にはあまり執着せず、自分なりの「幸せ」にこだわりを持っており、ファミレスのいちごパフェがお気に入りで、一定の地位を築いた今でも一人で店に入って食べることがある。子供の頃、近所のファミレスで最も値段の高いいちごパフェを食べたくて仕方がなかったが、当時は家が貧しくて食べることができなかったため、後に天王寺組の幹部クラスに昇進して高収入の身分になっても、いちごパフェには特別な思い入れがある様子である。
その他にも甘党なのか、うりゅうのメロンパンにただの客として来たことがある。
性格
一言で言えば『勝てば官軍、負ければ賊軍』を体現したと言える人物。
普段は陽気で常に笑顔を絶やさないフランクな性格だが、戦闘の場では目的の為ならばどんな役目も全うし抜き、利用できるものは人物や事象問わずに使い倒す事も辞さない。
過去の不当に虐げられた経験上、ヤクザになる以前から舐められる事を相当嫌う性分をしており、どれほど過酷なミッションでも(成功時得られる成果や名声を加味して)嬉々としてやり切る色んな意味で狂った人物である。
一方で、自身の派閥に所属する副将であり駆け出しから苦楽を共にした浅倉潤は相棒として大事に思い強い信頼を寄せる等、天王寺組の中では珍しく仲間意識が強い性格で、浅倉は本来親から与えられるはずの愛情を城戸から教わった。また敵であっても認めた相手であれば素直に力や気概を認め、敬称で呼んだり、敬語で話すだけではなく、戦いの中でその意思を汲むという高潔さも持ち合わせている。
逆ギレのようなやり方で因縁を付ける上に大義があると判断したら冗長した態度を平気で取る人間が多い天王寺組の中ではそれを感じさせない武人肌な人物である。その為、緊急時には城戸を守るため、命令されるまでも無く自ら盾となって庇ってくれる部下もいたりと人望も相当厚い。
そのような人情味あふれる一面から、敵キャラでありながらも視聴者の人気は高く、彼には死んでほしくないと望むコメントも多かった。
能力
天王寺組の中でもトップクラスの戦闘力を誇り、城戸派の中でも他の武闘派とは別格の強さである。
メインの武器はドスと拳銃。個性的な武器は持たないが戦闘集団のトップを張るだけにパワー・スピード・テクニックが非常に高いレベルで備わっており、正面切っての戦闘では作中でもトップレベルと言っていい戦闘能力を誇る。
特にドスの腕に関しては超一級品であり、本気の須永さえ一度は斬り合いで圧倒し、打ち負かしてしまうほど。
関東侵攻に際して支部を作った同時刻にヤサにしていた半グレ集団の構成員から攻められても一瞬で頸椎破壊して抹殺し残った人物らを恐怖で従えて見せた。
殺しや戦闘の才能は天王寺組に入ってすぐの英才教育によるもので、20歳になる頃には一組織をほぼ単独で壊滅する程の極道になっていた。
また、過去には京極組最強クラスの男一条と戦い、お互い激しいダメージを負いつつも引き分けた経験がある。
羽王戦争では浅倉が浴びせたダメージがあったとはいえ、生ける伝説とまで言われた工藤を無傷で殺傷して見せた。
復讐に燃える本気の須永とも互角以上に戦い、歩けない程の重症を負わせる等、天羽組の狂人兄貴すら圧倒する戦闘力を遺憾無く発揮した。
更には天羽組屈指の実力者である永瀬との戦いでも、奇襲や危険物の使用を用いた方法を受けてもやや優勢、つまりまともな戦闘であり邪魔が入らなければ確実に勝っていた。
また、天羽組本部に直接襲撃した際には天羽組最強クラスの和中・小林の2人を相手にしながら天羽を仕留めるあと一歩まで追い詰める程の執念を見せ、小峠も「すげぇ男」と認めていた。
またこの際すでにボロボロという表現を超える程の満身創痍のダメージを負っていたにもかかわらず、小林のグリンをドスを刺された状態から跳んで回避、伊集院でさえスピードを殺さねば回避は困難な和中の一撃を回避し、その後追撃の燕返しを受けても倒れないという離れ業の数々を行いながら天羽を追い詰めた。
組の英才教育によって天賦の才を開花させたが、決してそれに胡座をかいていたわけではなく、血の滲むような努力を重ねた賜物である。
戦闘能力は勿論の事、武闘派チームのリーダーを担うだけあって相手や状況を見抜く戦術眼や洞察力、大局的な戦局を的確に把握し目的を淀みなく遂行する戦略的思考力もかなり優れている。
某アサシンギルド風の技術
天王寺組の戦闘カリキュラムを履修した際に習得したのか独学なのか、彼の技は瓜生シリーズでよく出るようなものが多い。
- 頚椎破壊
敵の後ろに周り首に腕を回し無茶な方向に引っ張って首の骨をおり殺害する。
- 変な回避
イナバウアーやマトリックスを彷彿とさせる回避。一条の斬撃を回避するために使用。
- 短剣術
凄まじい速度でドスを振るう。その実力は、京極組屈指の猛者で二刀流の一条康明を相手に互角で斬り合ったほどである(後述参照)。
- 早撃ち
構えたことに気が付かない銃撃。速水には見切れなかった。
過去
- 2022年10月18日の動画(城戸丈一郎)
「今でこそ“幸せ”言うてる俺やけど、ガキの頃は違った」
天王寺組サイドでは初の主役に大抜擢。同時に生い立ちと関東侵攻の経緯も明らかになった。
6月16日に生を受ける。物心つく前から母の顔を知らず、父はうだつの上がらないチンピラで極道組織の準構成員という、相当複雑な父子家庭で育ってきた。盃も貰えず出世など夢のまた夢であった下っ端の父にまともな収入源などあるはずもなく、借金まみれの極貧生活を送っていた。
一般的な目から見ればロクでもない父親だったが、それでも父のことが大好きだった。父も彼を虐待すること無く、貧しいなりに精一杯の愛情を息子に注いでおり、時間がある日はファミレスでささやかな贅沢をして過ごしたり、悩み事には真剣に向き合ってもらったりした。しかし、たまに父と二人でファミレスを訪れることがあっても、メニューの中で最も値段の高いいちごパフェだけは注文することができず、彼にとっていちごパフェは後々まで特別な思い入れのある食べ物となった。
父「丈一郎、見とけよ。父ちゃんは将来組長になるからな。ほんだら毎日いちごパフェ食べ放題や!」
「え!? 組長さんってそんなにお金持ちなの?」
父「当たり前や! ユニバも連れてったる!」
父が反社会勢力の人間という理由で、友達は碌に出来ないばかりか、学校でトラブルを起こしても頭の弱い担任教師に自分が全て悪いように決めつけられて怒られることが殆どだったが、父がよく口にしていた「将来組長になる」という大望を心の支えにしながら苦しい生活を乗り切っていた。
父「今日は特別に晩飯代多めにやるで。2000円や」
「……父ちゃん。また朝には帰ってくるやんな?」
父「……なんや、どうしたんや丈一郎。当たり前やんけ」
「父ちゃんはな、今日大勝負に出るんや。もうすぐ大金持ちになるからな……」
しかしある日、いつもは300円に満たない小遣いしか渡されないのに、急に父から1000円札2枚を渡される。僅かに震える声で頭を撫でてくれた父を見送ったが、それを最後に父が帰ってくることは二度となかった。
父「丈一郎……すまん…… 約束……守れんかった……」
父は組の鉄砲玉として使い捨てにされたのだった。
後に児童養護施設に送られて育つも、親の愛を確と受けられないまま成長したために中高時代は喧嘩三昧の荒みに荒んだ生活を送っており、高校を卒業する頃には自ら天王寺組の門を叩いた。
「お願いします! 俺を天王寺組に入れてください!」
「下積みから何でもやります! 死ぬ気で頑張りますから! なんとかお願いします!」
大嶽「……ガキにしてはええ目しとるやんけ。決意がある」
当時まだ若頭ではなかった大嶽に野心とポテンシャルを見せ付けた事で入門を決め、雑用から入るも、同時に父が見たかった景色を見たいと言う願いも抱く事になる。
自身には極道としての類稀なる才能があったようで、数年にして関西でも屈指の極道に成り上がる。
そんな毎日を送っていたある日、大嶽から声がかかる。
大嶽「2人で力合わせて関東かき回してこい。報酬たんまり用意しといたるから」
「ええんですか? 俺は幸せ者です。こんなチャンスもろて」
天王寺組の悲願である関東進出の足がかりとして、弟分の浅倉と一緒に尖兵として駆り出される事となる。当時から既に組内でも抜きん出た存在となっていたとは言え、駆け出しの若造にすぎない自分たちに命懸けの先発部隊を任されるなど、所詮はかつての父親のように捨て駒にされているに過ぎないと薄々察してはいた。だが死ななければいい、勝てば大手柄になる、捨て駒から勝ち馬に成り上がって見せる、これは千載一遇の出世の大チャンスであると嬉々として受け入れる。浅倉と共に東京の小規模極道を潰し回る中である男と遭遇する。
男「最近、平田組の人間を襲っている大阪のバカはテメエか……」
「あぁ? なんやお前」
しかし、生まれて初めての強敵に恐怖を感じるどころか名を上げるチャンスと捉え、改めて一条と向き直る。
「俺は天王寺組の城戸や。アンタの名前を教えてくれ」
一条「教えてやる。お前を殺す人間の名は、京極組の一条康明……」
そこからは互いに超至近距離で一歩も引かずに斬り合いを繰り広げるが……
「なんや、前が見えへん。電気つけてえな…… ゴフッ……」
一条「どこ行った…… あいつは一体…… どこ行った……」
凄まじい死闘の末、両者共に足下で血の水溜りができるほどの深傷を負い、出血多量で倒れてしまう。同時に一条も限界が来て倒れてしまい、京極組の天才との勝負は引き分けに終わった。
浅倉「……城戸の兄貴。本部に兄貴の状況を伝えたところ、今回の計画は中止という判断になりました」
「そうか…… すまんな、浅倉」
浅倉が病院に運んでくれた事で命は助かったものの、今回の状況を受けて東京侵攻は頓挫する事になった。
そして5年後……
大嶽「城戸、そろそろまた動き出したいんや……」
「あの時の俺とはもう別人です。東京を血の海に変えますんで、海の家出す準備しとってください」
若頭に出世した大嶽から再び関東に侵攻する計画を持ちかけられ、今度こそ計画を成功させようと迷うことなく受け入れる。
そして、出世の先にあるはずの「父が目指した場所」を確かめるためにも羽王戦争へと身を投じる事になる。
高校3年生の頃、目に付く相手をシメていた浅倉と殴り合いの末意気投合し、家族から見捨てられた浅倉が高校を卒業できるように学費を工面した。
「俺より男前は許さんのじゃあ!」
「学費は俺が何とかしたる。高校ぐらいはでとけ。」
活躍
- 2022年9月17日の動画(小峠華太)
初登場。大嶽の指示を受けて、大阪から舎弟15人を連れて村雨町のビルに支部を作る。その直後に半グレ組織「疑露珍」の構成員二人がやって来たが、それをものともせずに一人を殺害。もう一人に天王寺組の傘下になるか拒否して死ぬかを選ばせ、疑露珍を傘下に加えた。
「そんな楽しいこと僕がやっていいですか?幸せやぁ。東京血の海にしますんで、時間ある時泳ぎに来てください。」
「ここから伝説つくるでえ。俺は幸せな人間やなぁ」
「俺、約束まもるタイプやねん。」
- 2022年9月23日の動画(小峠華太)
城戸派の構成員15名に天羽組組長の天羽、若頭の阿久津、一度村雨町の支部を壊滅させた和中、今田派を壊滅させた小林、そして上層部と末端を繋ぐとして小峠の計5名の殺害を指示した。
その中で中心戦力である韮澤が小峠殺害に名乗り出るが、当の韮澤は戦いで優位に進みながらも自分の些細なミスで引っくり返されて命を落とす顛末を迎えた。
「韮澤……楽なとこ行くやん。ほんだら俺が和中とかになるやん。まあええわ、行ってきて」
少しだけ登場。浅倉とコントの様なやり取りをしていた。
「天羽組、意外にやるやん」
浅倉「えらいこっちゃに抹茶に紅茶ですね」
「それ俺が言いたいやつや」
終盤に登場。浅倉を仕留めたものの重傷の工藤と、瀕死の小峠を担いでいる速水の前に現れた。
「おいコラ……どこ行くんじゃ。生きて帰れるわけないやろ」
「浅倉を殺ってくれたみたいやな。お前ら皆殺しや。念仏を唱える暇も与えへん」
最愛の舎弟を失った彼は怒りに満ちた鬼のような形相で工藤たちの前に現れ、その場にいる天羽組構成員の皆殺しを宣言したのだった……
最愛の舎弟を討たれて復讐に燃える城戸は工藤と激しく斬り合う。万全な彼と満身創痍の工藤では最初から勝負は見えているはずだったが、舎弟の小峠と速水を逃がすために最後の気力を振り絞って城戸に立ち向かう工藤の抵抗は予想以上に激しく、もしも浅倉が工藤をボロボロにしていなければ勝負はどうなっていたか分からないと城戸は感服する。そして工藤がドスを捨ててボクシングの構えを取り、立ったまま絶命しているのを見た城戸は、伝説と呼ばれた工藤の偉大さを改めて思い知り、敵ながらも工藤の亡骸に敬意を表せずにはいられなかった。工藤が城戸の相手をして時間を稼いでいる間に小峠と速水が逃げた跡には血痕が残っていたが、城戸は自分の命を犠牲にして舎弟達を守り抜いた工藤の心意気を汲み、小峠と速水を追うことはしなかった。
工藤との闘いが終わった後、城戸は路上に横たわっていた浅倉の亡骸に寄り添い、浅倉を極道の世界に誘って無駄死にさせてしまったことに責任を感じて慟哭した。そして、最期まで自分を信じてついて来てくれた浅倉の忠義に報いるためにも、天王寺組の組長になるという当初からの目標を必ず実現させることを改めて誓った。
翌日、若頭の大嶽から城戸に電話が入った。浅倉が戦死したとの報告を受けた大嶽は、城戸の手で天羽組を潰すのは無理ではないかと判断して、大阪に帰ってくるよう城戸を促した。だが、城戸は浅倉の無念を晴らすため、また自分も出世コースから外されることを恐れて、自分の手で天羽組を壊滅させるまでは死んでも帰るわけにはいかないと大嶽に宣言して電話を切った……。
- 2022年12月17日の動画(状況整理)
今度は永瀬光一と激突することが確定した。
城戸と永瀬の対戦。数々の頭脳作戦を弄して城戸を倒そうとする永瀬であったが、それでも城戸の戦闘力には及ばず、永瀬は重傷を負って病院に運ばれる結果となった。一方の城戸は軽傷を負っただけであったが、永瀬の手榴弾攻撃を食らった際に舎弟の仁志が前へ飛び出して城戸の身代わりになり、かなりの重傷を負った模様。
- 2022年の大晦日の動画(飯豊朔太郎)
- 2023年1月4日の動画(小峠華太)
お抱えの情報屋と連絡が取れなくなり、情報屋が天羽組の手に落ちた事を察知する。水曜日の定例会議が情報屋経由で天羽組にバレたと勘付いた城戸だったが、定例会当日に天羽組が主力を村雨町に差し向けるだろうと予測し、この状況を逆手に取り村雨町の半グレを囮にして武闘派兄貴達を足止めし、その隙に手薄になった天羽組本部に単身カチコミを決行。門番二人をサイレンサー付の銃で屠り本部に乗り込もうとするが、これを読み切っていたブチギレた須永に襲撃されとてつもない早撃ちで軽傷を負った。1月11日に本格的な戦闘になる模様。
天王寺組 極限の武人vs天羽組 生きたドラキュラ 死闘勃発
須永「やっぱり裏かいてきやがったか城戸…… 工藤の兄貴の仇、取らせてもらうぞぉ……」
「俺を誰やと思っとんねん須永…… たった1人で死にに来たんか?」
予告通り須永との戦闘が幕を開けた。
開始早々、息を吐くように銃を放つ須永の銃弾に掠りつつも、皮一枚で躱す。
今度はドスで接近戦を仕掛けに来た須永の攻撃を見切ったかに思えたが…
須永「今日の俺に遊びはねえぞ」
「なんじゃあああ!!(動き出しが全く分からんかった!)」
ドスが突如拡大したかのように見えるほどの須永の攻撃を躱しきれず、頬を激しく斬り裂かれてしまう。逆に自身の攻撃は躱され、防戦一方となってしまうが…
「死んどけ須永あああ!!」
須永「ぐぅううう……(撃った瞬間に返ってきやがった…… あんなもん躱しきれるか)」
弾丸に脇腹を掠められつつも中心を外し、撃ち終わりの僅かな隙を突いて強烈な反撃を返す。そのまま足を止めての斬り合いとなるが、少しずつ確実に戦闘を有利に進めていき、須永の腹を裂いたとほぼ同時に蹴りで深傷を負わせ…
「トドメやぁ! 須永ぁ!! よう頑張ったぁ!!!」
須永「がぁあああ!!」
遂に袈裟斬りで捉えて倒すことに成功した。
そのまま天羽組へ突入すべく歩みを進めるが……
「なんやと……」
須永「俺は死なねえんだよ…… 何故なら本物のデビルマンだからなぁ……」
それでも須永は立ち上がったため、今度こそトドメを刺すべく鳩尾に強烈な一撃を放つ。
しかし、何故か自身の攻撃とそっくりな反撃が返ってきた。それに戸惑いつつも須永にダメージを負わせるが、同じことの繰り返しになってしまう。
須永「俺がなぁ…… 今まで色んな奴の攻撃をわざと受けてきたのは相手の攻撃をよく見るためだ…… お陰で再現できるんだよ」
(クソッタレが…… ダメージを負いすぎてる…… これ以上はアカン)
これ以上のダメージを負うわけにはいかないために追い詰められてしまうが、そこに一台の車が向かってきているのを確認する。
そして、意表を突いて車のタイヤをパンクさせ、須永の片脚を潰すことに成功する。しかし、須永も意地を見せ、深く斬り裂かれてしまう。
そんな状況の中、最優先させるべきは天羽の首と判断し、一つの決断を下す。
「お前、その足では動けんやろ…… 死ぬまでそこにおれ」
須永「待てやぁあ! 逃げんじゃねえ! クソがぁあ!!」
思うように動けない須永を尻目に駆け出し、追撃を振り切って天羽組本邸の中へ潜入した。
天王寺組 極限の武人vs天羽組 総攻撃 信念と生き様
- 2023年1月21日の動画(小峠華太)
「さあ見といてや…… オトン…… 浅倉…… 天羽を取って俺は天王寺組のトップまで駆け上がる……」
須永を振り切って天羽組事務所に乗り込み、飛び掛かってきた護衛2名を抹殺し天羽の首を獲らんと動く。
阿久津「ここから先は死んでも行かせねえ! くたばれぇえ!」
「甘いんじゃああ! 阿久津ぅうう!」
駆けつけた阿久津は拳銃で応戦するも、ほぼ瀕死の状態にかかわらず銃で返り討ちして見せた。
速水「工藤の兄貴の仇だぁああ!」
田中「うぉおお!」
舎弟である速水と田中も命を懸けて切りかかるも、これも対処する。
「おどれは俺にドスを向けたんは2回目やな…… その根性を讃えて殺しといたる」
二度も自身に刃を向けた速水を手にかけようとするも…
小峠「速水を殺らせるかこのクソ野郎」
そこに現れたのは小峠だった。完治し切っていない身体と車椅子に乗ったまま発砲する小峠だが、これも躱して迎撃し、脇腹を銃で抉る。
小峠「お前如きに日和って天羽組の武闘派が務まるかぁあ! どっからでもかかってこいよ!! 城戸ぉおお!!!」
「その身体でよう言うた小峠…… 殺すには惜しい男やで」
最早立つ事もおぼつかない小峠だが、工藤の仇を胸に凄まじい気迫で応戦する。須永とやり合ったダメージが凄まじいものの、小峠を退けた。
天羽「小峠を殺らすわけにはいかん! 俺が相手だぁああ!」
「やっと見つけたでえ…… 天羽」
小峠を守るべく姿を現した天羽を見つけ、銃弾を躱しつつ詰め寄り、銃の照準を合わせる。
「さぁ天羽…… 終わりや…… あの世に逝ってくれ」
発砲した弾は天羽を捉えたはずだったが、信じられない事が起きる。
和中「横行闊歩…… ここをどこだと思っている下郎が……」
小林「舐めてくれたねぇ…… お前内臓スムージーにするわ」
(アホな…… 早すぎる)
出払っていたはずの和中と小林が天羽組事務所に戻ってきていたのだった。
実は城戸が須永との戦闘で内部を見回っていた速水が勘付き、警備が手薄になっている事を恐れ、和中と小林に鬼電しまくり実情を話した事で間に合ったのだった。
小林「テメエに逃げ場はねえ。死んで当然 地獄行きだ」
和中「南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏…さあ城戸 この世に別れを告げろ」
和中と小林は万全な状態に対し、自身は須永との戦いで凄まじい大怪我を負っている事から、天羽を殺して逃走の手配をしていた車に飛び込むプランに変更し再度特攻を仕掛ける。
「天羽ぉ! 何がなんでもテメエは殺すんじゃあ!」
和中「親っさん 失礼します!」
天羽「うおおお!」
「1発避けたぐらいでええ気になんな…うっ!」
城戸は銃の速射で天羽を捉えんとするが、和中によって躱される。そしてすぐに2発目の照準を合わせるが
小林「誰弾いてんだコラ……工藤の兄貴の仇だよ」
「地獄へ直行! グリングリーン!」
「うおおお! やられるかあああ!」
小林のグリングリーンを刺された状態から跳んで回避し、再びスタートを切ったが小林の投げナイフをもらってしまう。
「これぐらいでこの城戸丈一郎が止まるかぁああ!」
しかし執念で倒れない。
和中「この町に根を下ろそうとしている仁義外れが…地獄に堕ちるがいい! チェリャアアアアアッ!」
「ここやぁああああ!」
そのまま和中と相対し、最初の斬撃を皮一枚で回避する。
和中「一太刀躱したくらいで何が嬉しい! 燕返しじゃああああ!」
「がっはぁああああ!」
だが逆袈裟に斬り上げられて王手をかけられてしまう。和中と小林の強烈な攻めを瀕死の身体で凌げるはずもなく、遂に倒れるかに思えた。
しかし…
「まだやぁ…まだまだここからやろ…が ゴフッ」
恐るべき執念でギリギリのところで踏ん張りを利かせた。
「これがホンマの最後の手段や……どうぞ」
隠し持っていた手榴弾で隙を作る事に成功し、またしても天羽に肉薄する。そして小林に向けて銃の乱射と直線上の位置で牽制する。
「やりきってみせる!俺は退かれへんのじゃぁああ!」
「天羽ぉ! 地獄に行く時やぁあああ!! もう逃さへんでぇえええ!!!」
天羽「むおぉおお!」
「もろたでぇ! 天羽ぉおおおお!」
遂に天羽を仕留めたかに思えたが…
小林「誰の前で親っさん刺そうとしてんだ……」
(アカン…腱が完全に切れてもうた)
「それでも逃げるわけにはいかん。オトン 浅倉 力を貸してくれぇええ…」
しかし、間一髪のところで小林の銃撃でドスを持っている右手の腱を撃ち抜かれてしまう。それでも左腕の銃で天羽を仕留めようとするが…
和中「この和中蒼一郎の前で親っさんを弾くことなど出来やしない……」
銃を持っている左腕は和中の斬撃で切り飛ばされる。
小林「城戸……工藤の兄貴の仇取らせてもらうぞ」
「アカンわ……」
小林「ハードグリングリーン! テメエは絶対許さねえ! 地獄行きぃぃいい!」
「ガッハァァアア!」
今度こそ完全に戦う力を失い立ち尽くし、遂に小林による極大のグリングリーンを浴びせられて倒れ伏した…
「親父…… 俺は器が足らんかった…… 浅倉…… 俺には才能なかったみたいや…… すまん……」
最早助からないことは明白だったが、天羽から凄まじい執念と人望の厚さ、組さえ違えばトップを狙える器である賛辞を贈られる。
「天羽組長…… ゴフッ…… 噂には聞いてましたけど器がちゃいますねぇ…… おおきに…… ちょっとだけ救われましたわ……」
「皆さんに恨みはありませんでした…… ほんまに…… ゴフッ…… すんませんでした…… (あぁ…… 急に寒なってきよった……)」
生まれ変わってもまたオトンの子になれるかなぁ……
また浅倉と出会えるかなぁ……
それ期待して…… とりあえず…… 死んで…… みよ…… か……
そして、天羽組に多くの犠牲をもたらし大きく深い影を落とした天王寺組最強戦力の一人であった男は、涙を零しながら天羽らに看取られその命を散らした。
この時、死に際に遺した「皆さんに恨みはありませんでした」の一言が羽王戦争、そして関東極道と関西極道の長きに渡る因縁に一石を投じるきっかけになる事をこの時誰もが知る由もなかった。
頂を目指した男 もう一つの夢
- 2023年1月30日の動画(小峠華太)
城戸と天羽組の戦闘が終わった後、天羽の情けにより、城戸の遺体は天羽組本部の外で待機していた城戸の舎弟に引き渡された。城戸の舎弟は涙を流して城戸の死を悲しみ、車で城戸の遺体を大阪の天王寺組本部まで運んだ。それまで部下達が何人死のうと決して表情を変えず冷酷非情に徹していた大嶽も、城戸の戦死の報告を受けた時には少なからず落ち込み、城戸の死を悲しんでいる様子であった。また、城戸の兄貴分である戸狩も、城戸の並み外れた才能に内心では嫉妬しながらも、同時に城戸ほど信頼できる舎弟はいなかったと評価し、葬儀の場でも城戸の功績を称えていた。
城戸の戦死の情報は京極組にも届き、かつて城戸と闘って引き分けたことのある一条は複雑な表情を浮かべていた。実は、一条は5年前の戦闘の後に城戸から謝罪のため飲みに誘われていた。一条と城戸は敵対組織の立場から戦闘に及んだが、それは決して互いの本意ではなく、あくまで上からの命令によるものであった。むしろ城戸は自分が将来天王寺組の組長になることで過去数十年に及ぶ関東極道との争いを終わらせたいと望んでいたのであった。似たような立場ゆえか気が合った二人は、以降1年に1度年の瀬に食事をする仲になっていたという。
もしも将来、城戸が願いを叶えて天王寺組の組長になっていれば、天王寺組の内部は全面的に改革され、天王寺組は城戸の指導の下で仁義を重んずる組となって、天羽組や京極組と友好関係を結ぶこともできたかもしれない。その理想が叶わぬ夢となったことで、今回の動画では1月21日付の動画にも増して城戸の死を嘆き悲しむ視聴者のコメントが数多く書き込まれている。
とは言え仮に天羽を暗殺出来たとしても、すぐに後を継いだ阿久津によって抹殺命令が出されて天羽組面々に、特に本気モードになった小林等からは絶対に消えない憎しみを向けられ、熾烈を極める戦争はどちらかの組織が壊滅するまで続くことになる可能性が高い。
余談
メロンパンを食しても変わらない人間性
総集編のワンカットとはいえ、彼は我妻京也・周防律と並び、ヴィランサイドの人間でありながら負い目のある人間に感性を取り戻させるうりゅうのメロンパンを口にしても一切変化がなかった数少ない1人である(同じ組織の戸狩は変化があった)。死の寸前に「(天羽組個人に対する)恨みはなかった」とはっきり言及しているため、驚いた視聴者も少なからず存在している。
これについては一般的に闇が深すぎるから変わらなかったとされる我妻とはベクトルが異なり、彼は「手柄を立てたいから」という明らかに自分(たち)のための理由で侵攻の中心人物となっているが、自らの悪事に対しての負い目よりも本気で「自分たちがトップに立つべき」という信念が上回っているから変化がなかったものと思われる。
仮に生存したまま戦争が終結した後メロンパンを食していた場合、自分たちの侵略行為に対する負い目が上回り、戸狩同様にアホになっていた可能性がある。
イッキ見動画での珍事件
「あぇ〜?」
「そんな楽しいこと僕がやっていいんですかぁ!? 幸せやぁ! 東京血の海にしますんで、時間ある時泳ぎに来てくだサァイ!!」
「ここから伝説作るでぇ! 俺は幸せぇな人間やなぁッハッハ!」
イッキ見動画で、大嶽から関東侵攻の指示を下された時と、城戸派のヤサが村雨町に完成した時の城戸のテンションが異常に高くなっており、いつものような低音ボイスとは異なりそれは京極組の最恐狂人のようなテンションである。
質問コーナーで明かされたこと
質問コーナーにて、城戸と浅倉の身長及び誕生日が明かされ、続くメンバーシップ限定の動画の告知動画では、6月生まれの会員たちの誕生日を祝う為に、同じ6月生まれの小林とともに登場した。(「生んでくれたオトンに感謝や」と改めて父に感謝の念を述べたが小林に「生んだのはオカンだと思います」と突っ込まれていた)。
ちなみに本編ではもう亡くなっていて退場してしまっている為、頭上に天使の輪がある。
あるMAD動画について
2023年1月下旬に、有志の手により以下のMAD動画が投稿される。
スマホゲームブルーアーカイブのBGMであるUnwelcome SchoolをテーマにしたMAD動画群であるノリノリ◯◯シリーズを城戸をテーマに制作したものであり、ノリノリシリーズでは定番と化していた某海賊団らと同じく帝京平成大学の宣伝をするという流れであった。
ヒューマンバグ大学をテーマにしたMADは視聴者によるスマホ編集が目立つものも多いが、この動画に関しては映像や音声などのクオリティがやけに高い代物であった。更に城戸が跳ねながらグネグネする様がシュールであり、バグ大視聴者の間で話題を集めた。
その後、公式にも認知されたのか城戸がグネグネする演出は、これらのshort動画に逆輸入される形になった。(なお、後者では浅倉も巻き込まれている)
メンバーシップ限定動画にて
6月生まれということで2023年のメンバーシップ限定動画のお誕生日回にて小林との共演だったが、その小林に大好物のいちごパフェを横取りされている。翌年の2024年には新たにカリンと金鳳智も登場。金鳳からの差し入れのケーキの中にミニいちごパフェがあったが、またしても食い意地の張った小林にいちごパフェを食われてしまっている。
当然ながら城戸は「2年連続で俺の大好物のいちごパフェ食うなや!」と憤慨した。
関連タグ
戦闘狂 騎士道精神 武人肌 理想の上司 憎めない悪役 哀しき悪役
戸狩玄弥 - 同じく天王寺組の武闘派派閥である戸狩派トップ。彼も片親(城戸は父親、戸狩は母親)であり、幼少期に白い目で見られていた点や、大嶽に拾われた点が共通している。また、幼少期の城戸や戸狩を演じたのは投擲の香鈴でお馴染みの猫島さゆり氏が担当している点も共通している。
鳳崎桔平 -裏神幹部の一人。武人肌で性格がさっぱりしている点、仲間想いな点、大事な仲間に先立たれてしまった点などの共通点がある。
天王寺組キャラクタータグ
戸狩派: 戸狩玄弥 渋谷大智 室屋柊斗 岸本隆太郎 馬渕春斗 似鳥正男 高槻
城戸派: 城戸丈一郎 浅倉潤 韮澤伸次郎 苅込一輝 仁志哲平
以下、羽王戦争編終盤のネタバレあり
天羽「待て小林。俺も怒りに駆られことの本質に気付くのに時間がかかった...だが一つ思い出したことがあったのだ。それは...城戸の言葉だ」
叶えたかった夢、その兆し・・・
動画の中で回想シーンで僅かに登場。
天羽は羽王戦争に終止符を打つために「天王寺組を許す」と言うその答えに至った理由は戦争第一陣の総大将だった自身の最期の言葉にあると語る。
「皆さんに恨みはありませんでした」と命を散らした城戸の姿に、今回の戦争には、従来の極道同士の抗争に必ずある「勝利の先の実利や名誉」といったものがなく、「怨恨」が要因して起こったもので、それを払拭するには「戦争に勝利した上で、勝者が“許す”決断をする以外にない」ということに気付いたのだという。天羽は怒りと憎しみに飲まれる余りそうした結論に至ることに遅れ、また同じ心痛を抱える皆々にそれらを事前に伝えることも出来なかったことも合わせ、己の落ち度として謝罪した。
天羽と大嶽の胸中を全て吐き出し合った対話の末、戦争の終結を宣言。これにより、長きに渡る羽王戦争は両軍総大将の合意の上で幕が下ろされることになる。
天王寺組サイドは戸狩派の実力者たちは本拠である関西の病院へ搬送され、野田に徹底的に痛めつけられた大嶽も入院する事になった。
3週間後、大嶽はまだ傷も完全に癒えぬ状態ながら、関西の親分衆が集まる会合にて今回の抗争の顛末を報告するために出席。
そして会の中盤、いよいよ大嶽が関東侵攻の結果報告を行う場面が訪れ、その結果が「失敗」であったことを報告するや否や、席の方方から非難の声が上がる。大嶽はそれらの声に「自分の不徳」だと認め謝罪した後、戦争前の自身も抱えていた「関西と関東の遺恨」について話を切り出す。
これまで大嶽が語ってきた通り、脈々とその遺恨を継承してきた関西極道たちは「関東が関西を攻めるのだから当然」だと語るが、大嶽は「直近でその被害の経験があるのは自身と三國組長ぐらい」「今声を上げている方々は上の世代からそう刷り込まれているだけに過ぎない」と反論。そして、あの日天羽の出した結論と同様、憎悪を持って相手を討てば、また憎悪が宿った相手の報復を生む血みどろの連鎖が続くことを熱弁。そして三國からの「解決策はあるんやろな?」と疑問を投げかける形での助け舟を受け、「天羽組が自分たちを許したように、我々も矛を収めるべきだ」と応える。
大嶽は凄まじい非難を受けながら悔恨の表情に浮かべ「その悲劇の引き金を引いたのは他でもなく自分」だと認め、失った部下たちの名を一人ひとり挙げながら「自分が戦争を起こさなければ誰も死なずに済んだ」「関東の侵攻を止めたいなら武力行使以外の方法はいくらでもあった筈なのに、己の思い込みでその模索を行わなかった」と後悔の涙を漏らした。
そして、己のあまりに大きすぎる罪へのケジメをとるため、懐に隠し持っていた手榴弾を握り、数十年に渡る今まで面倒を見てくれた三國、怨恨に支配された己に道を示してくれた天羽それぞれに感謝を贈り、会場の関西極道たちには「自身の命に免じて、どうか東京との対話の窓口を持ってください」と願いながらピンを抜き、壮絶な爆死を遂げた。
周囲が騒然とする中、組長の三國は即座に出席者たちに向き直り、命を賭けた大嶽の訴えをどうか汲んでやって欲しいと深々と頭を下げる。大嶽の後悔の涙に気付き心が揺らいでいた面々も、彼の覚悟を見届けたこともあり、三國に続いて頭を下げる形でそれを受け入れた。
また、大嶽が「関東を恐怖で抑止する」という目的で起こした今回の騒動は「本隊抜きの少数のみで『コロシの天羽組』を壊滅寸前まで追い込んだ」紛れもない事実もあり周辺の関東極道を恐怖させ、以後は関西侵攻に動く組織は出なくなったという。
生前の城戸は自分が将来天王寺組の組長になることで過去数十年に及ぶ関東極道との争いを終わらせたいと言う夢を抱えており、上述の天王寺組の凄さを知れ渡らせる事になった。
城戸の成し遂げたかった夢は若頭であり羽王戦争の総大将・大嶽の命と引き換えの訴えによってその夢を現実にする兆しを見せていくのだった。