「カシラぁ 村雨町の奴ら全員死んだらしいですわ」
CV:くまかつみ
公式サイトでの解説
天王寺組の幹部。
大嶽の側近として天王寺組の指示系統を担っている。
静岡での生瀬組との会合中に、小峠と飯豊に狙われ殉職。
概要
作中に登場する関西系の巨大極道組織「天王寺組」の最高幹部の一人。
基本情報
異名 | 天王寺組のスーパーブレイン |
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地位 | 最高幹部(恐らく若頭補佐) |
師匠 | 大嶽徳史(当時の若頭) |
人物
金髪で、緑のレンズのサングラスを着用しており、服装や佇まいから頭脳派のような印象を受ける人物である。「天王寺組のスーパーブレイン」の異名の通り、若頭である大嶽の側近として数多くの計画を成功に導いてきたというが、彼はその大嶽から策略等を学んだらしい。
そして策略家としては、師である大嶽と同じく目的のためなら手段を選ばない人物である。
本編では5年ぶりとなる関東侵攻を企てていたが…
能力
前述の通り、天王寺組における頭脳派として組を幾度となく支えてきた。
戦闘能力に関しては、武闘派極道の幹部ということもあっていざ戦闘となれば拳銃で対応することはできるものの、小峠からは「こいつはブレインで武闘派じゃねえ」と言われてる通り特別に戦闘力が高いわけではないようである。
活躍
動画の終盤で初登場。
錦野をはじめとする天王寺組村雨町支部の構成員が天羽組に殺されたことを本部で大嶽に伝えている。
「カシラぁ 村雨町の奴ら全員死んだらしいですわ」
「天羽組の人間らしいです なんか幹部が刺されたのをウチのせいにして事務所で暴れたそうです、ただの極悪人共ですわ」
- 2022年9月9日付の動画(小峠華太)
天羽組が思い描く天王寺組のイメージで登場。
「酷い言いがかりですね キレそうですわ」
- 2022年9月17日付の動画(小峠華太)
天王寺組の二大武闘派のうちのひとつ、城戸派を東京に送り込む。
「了解しました まずは戦闘集団城戸派の連中を東京に送り込む手筈を整えます」
- 2022年10月18日付の動画(城戸丈一郎)
天王寺組城戸派のトップ・城戸丈一郎の過去回で登場。
本編から5年前に行われた1回目の関東侵攻に派遣された城戸と浅倉を心配しつつも、大嶽の「アイツらが死んだとしてもそれを大義にしてド派手に攻めたらええだけや」という発言に納得していた。
「優秀な2人ですけどほんまに大丈夫ですか?」
- 2022年10月28日付の動画(小峠華太)
天羽組による暗殺のターゲットになった。
静岡の奇襲、ブレインを撃ち砕く憤激の凶弾
- 2022年11月16日付の動画(小峠華太)
天羽組の小峠華太と飯豊朔太郎達によって、ついに高見沢暗殺計画が実行される。
天王寺組は、関東侵攻のために静岡の極道である生瀬組を傘下に入れることが目的であった。
その最終交渉として高見沢が静岡に入ったことを知った小峠達は、高見沢の居場所を見つけることに頭を悩ませる。そこで生瀬組の組員である小谷の助けもあり、小峠達は情報屋から高見沢の居場所を聞き出したり、生瀬組長が現れそうな場所すべてに盗聴器を仕掛けて会話を聞いたりすることに成功する。
一方の高見沢は生瀬組長との会合場所を突き止めた小峠達に気付く様子もなく、その旅館に入る。
まもなく旅館は飯豊達の奇襲を受けるが、高見沢の護衛をしていた戸狩派No.3の室屋柊斗が飯豊のいる入口の方に向かう。
室屋「天羽組の奴らか…高見沢さんすぐに戻ります」
「おう さっさと済ましてこい」
室屋と飯豊達が入口付近で火花を散らす中、旅館の園庭に隠れていた小峠に高見沢を取る絶好のチャンスが到来した。
小峠は護衛2人を射殺すると、間髪入れず高見沢の方へ走る。
小峠「うぉおおおお!高見沢ぁああああ!」
「なんじゃあ!うおお!小峠かぁああ!」
小峠「天羽組舐めたこと地獄で後悔せぇやぁあああ!」
小峠と高見沢は互いに向かって発砲し、それぞれ腹に命中する。
「うがぁああ!クソがぁああ!」
小峠「ぐぅうううう!弾に気合いが入っとらんのじゃあ!おらぁああ!」
またしても1発ずつ撃ち合う。
「やかましい!地獄へ送ったるわぁあああ!」
小峠「ぐぅうううう! 1発2発…撃たれたくらいで天羽組の小峠が怯むか…貰ったぁああ!」
「がはぁあああ! なんやアイツ…あかん これ以上撃たれたら死ぬ…」
小峠「どこ行くんだコラ テメェの行き先は地獄だ」
致命傷を受けて床に這いつくばっている高見沢に小峠はとどめを刺そうとする。
しかしその時…
室屋「何晒しとんじゃ三下ァ!ぶち殺すぞカスゥウウウウ!」
小峠「ぬぉおおお!」
銃声を聞いた室屋が戻ってきたのだ。
室屋「誰を弾いたと思っとるんじゃあ!100回殺すぅううう!小峠ぇええ!お前は殺す!」
小峠vs室屋という構図が出来上がるが、入口から戻ってきた飯豊や小谷の活躍もあり、高見沢にとどめを刺す隙を生むことに成功する。
「うがぁ…逃げ…」
小峠「貰ったぞ高見沢、この野郎…… 死に晒せぇえええ!お前には地獄がお似合いじゃあああ!」
「ウガァアアア!クソったれがぁああああ!」
最後は小峠に無数の銃弾を浴びせられ、天王寺組のブレインとして組を幾度となく支えてきた最高幹部の1人は蜂の巣になって絶命した。
室屋「クソがぁ!高見沢さぁああん!」
直後に室屋が机を立てて高見沢をガードするが、既に手遅れであり、小峠と飯豊には逃げられてしまった。
そしてこの暗殺劇がついに天王寺組を本気にさせた模様。
師である大嶽から羽王戦争の犠牲者として挙げられる。優秀だったと評していた城戸と浅倉の次に名前を呼んでいた事から、大嶽は彼をかなり信頼していた模様。
余談
「天王寺組のスーパーブレイン」という異名を持つ彼だが、実は本編では具体的な作戦立案は一度も行っていない。更に武闘派ではないので戦闘面においては活躍できず、挙句の果てに師である大嶽が関東侵攻のブレインとしてその手腕を振るっていた為、視聴者側にその凄さがいまいちよく伝わらないという、かなり不遇な立ち位置となった。さらに大嶽と違い人物像の掘り下げが行われなかったためリスナーからの印象を好転させることもできずじまいになってしまった。
関連タグ
米倉敏文 - かつて天羽組で頭脳派として活動した構成員。詐欺をシノギとしてやった結果として警察に捕まり、敵組織が送った刺客によって高見沢同様に撃ち殺された。
浪岡常吉 - 京炎戦争で殉職した京極組の頭脳派舎弟。頭脳で組に貢献したこと、対外抗争で殉職したことなどが同じ。ただし彼は外道行為には手を染めておらず、その最期も高見沢とは逆で仲間を庇うというものだった。
天王寺組キャラクタータグ
戸狩派: 戸狩玄弥 渋谷大智 室屋柊斗 岸本隆太郎 馬渕春斗 似鳥正男 高槻