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第十四話 僕に似ている君のために
囮となった李広と別れ、ひとり後宮の奥を目指す凱歌。 祖父の教えを胸に先へと進む彼は、ひとりの少年と出会う。 ――君は、だれ? 思わぬことに驚く凱歌の手を引き、見知らぬ少年は走りだす。 彼が導いてくれた先には、探し求めた両親の姿があった。 その両親は少年に向かって呼びかける――皇太子殿下、と。 破天荒な爺孫中華ファンタジー、意外な展開!7,147文字pixiv小説作品 - 天下無双 ~僕のお爺ちゃんは最強~
第十二話 万の魔が伏すところ
商人の用意してくれた手形をもとに、まんまと宮中へ忍び込んだ凱歌と李広。 売り子のフリして宮女らの相手をしていると、奇妙な噂が聞こえてきた。 ――曰く、この宮殿には幽霊が出る。 謀反の罪を着せられ、処刑された先の皇太子と妃。 その幽霊が出るのだという話に、二人は飛びつく。 もしや、そこに凱歌の両親が――逸る彼らの行く手を阻み、そのとき禁軍が姿を現わした。 破天荒な爺孫中華ファンタジー、緊張の展開!6,317文字pixiv小説作品 - 天下無双 ~僕のお爺ちゃんは最強~
第十五話 君の諱は――
父は衰え、母はやつれていても、ひとまずは無事。 そして、めでたく両親と再会した凱歌は、恩人たる皇太子と語らう。 みずからの諱を明かし、凱歌を兄と呼んで慕う皇太子。 そんな彼と友情を育むのも束の間、そこへ一人の老人が駆け込んでくる。 凱歌を李広将軍の孫と知り、不老不死になれる仙薬を渡せと迫る相手。 ――それは幼き皇太子の祖父、現在の皇帝であった。 破天荒な爺孫中華ファンタジー、怒髪天を衝く展開!6,911文字pixiv小説作品 - 天下無双 ~僕のお爺ちゃんは最強~
第三話 獅子奮迅――父は我が子を千仞の谷へと突き落とす?
石棺の中から蘇った祖父は、瞬く間に群がる敵を薙ぎ倒した。 飛将軍――そうと呼ばれた、かつての称号に相応しい力でもって。 その祖父に導かれ、帰った先で少年は途方に暮れる。 家は隅々まで荒らされ、父母を呼んでも返る答えはない。 助けて欲しい、と願った孫に祖父は言った。 どうするかを決めるのは、オマエ自身だ――と。 破天荒な爺孫中華ファンタジー、波乱の展開!6,930文字pixiv小説作品 - 天下無双 ~僕のお爺ちゃんは最強~
第七話 黄土を捲いて、なお進め
――武人は所詮、刃物に過ぎぬ。 そんな風に言いつつも、彼に憧れる青年を鼓舞して老将は去った。 そして続く都への旅路。 ついに訪れた最初の関門で凱歌は途方に暮れる。 祖父の手にするは偽造の旅券。 事の露見を恐れる少年をよそに、老人は暢気に関所の中を案内する。 破天荒な爺孫中華ファンタジー、緊迫の展開!7,727文字pixiv小説作品 - 男性向け台本(ファンタジー系・未分類)
【和風ファンタジー/依存】クールに見える武人メイドは恋する暴走乙女
【あらすじ】 町内でも有数の大商人である男は、外回りでの用事のため、護衛として女武人の従者(メイド)を連れて行くことにした。彼女を連れて町を歩いていると、突然何者かの襲撃を受けてしまって…?2,141文字pixiv小説作品 - 天下無双 ~僕のお爺ちゃんは最強~
第二話 不穏のはじまり
祖父の祀られた廟堂から戻った少年は驚愕する。 目に映ったのは、どこから来たとも知れぬ軍兵に焼かれる郷里の姿。 ――どうして、ぼくの邑が。 呆然と立ちつくす彼を、父親が逃がす。 しかし、父の願いも虚しく、逃げ込んだ廟堂にも兵の影が現われる。 なすすべなく少年が連れ去られようとしたとき――動くはずのない石棺の蓋が吹き飛んだ。 破天荒な爺孫中華ファンタジー、仰天の展開!6,706文字pixiv小説作品 - 天下無双 ~僕のお爺ちゃんは最強~
第九話 杏花咲く都につけば……
ようやく都にたどりついた凱歌は、そこでも信じられないものを目にする。 咲き乱れる杏の花、建てられたばかりのように美しい楼閣。 その下に拡がる市場に、ごった返す人々。 だが、都に来ても祖父の破格さは健在だった。 市場では高額貨幣を差し出し、そうかと思えば止めるのも聞かず都を歩く。 そんな老人に振りまわされるまま、少年がたどりついた先は――。 破天荒な爺孫中華ファンタジー、豪快な展開!7,113文字pixiv小説作品 - 天下無双 ~僕のお爺ちゃんは最強~
第十一話 ところ変われば人も変わる
――立場が変われば、人に対する見方も変わる。 祖父や彼の知人の商人と交わした会話から、そんな気づきを得た凱歌。 その商人の手引きにより、二人は身元を偽って皇宮に忍び込む。 目指す宮殿は南、都の内でも十里あまり先にある。 宮の敷地に入ってなお、広壮な街並みが続くことに途方に暮れる少年。 しかし、祖父は攫われた家族の居場所に心当たりがあるようで――。 破天荒な爺孫中華ファンタジー、壮大な展開!7,515文字pixiv小説作品 - 天下無双 ~僕のお爺ちゃんは最強~
第八話 祖父と孫――師弟となるには早すぎて
難関と思われた関所を越え、少年と祖父は旅路をひた走る。 目指す都は、遥か二千里の彼方。 二ヶ月半にも及ぶ旅は、およそ少年にとって過酷なものであった。 あるときは祖父ともども、お尋ね者として役人から追われ。 またあるときは、祖父から与えられた過酷な試練に悲鳴をあげ。 ――そうして己を鍛え上げた少年は、ついに都へとたどりつく。 破天荒な爺孫中華ファンタジー、破格な展開!7,417文字pixiv小説作品 - 天下無双 ~僕のお爺ちゃんは最強~
第五話 旅は道連れ世は情け――とは限らない?
ようやく旅立ちを迎えた少年の前に立ち塞がるは祖父の健脚。 あまりの速度についていけなくなった少年は、ついに路傍でうずくまる。 ――よぉ、爺さん。そんな子つれて、どこまで行こうってんだ? そんな折も折、祖父と孫の二人連れに声をかけた影があった。 振り向けば、そこに立っていたのは、いずれ劣らぬ無頼の徒。 彼らの言動に怒髪天を衝く老人の杖が唸るとき、流血の惨劇が幕を上げた。 破天荒な爺孫中華ファンタジー、壮絶な展開!6,567文字pixiv小説作品 - 天下無双 ~僕のお爺ちゃんは最強~
第一話 伝説の人
かつて伝説となった武人がいた。 ――人呼んで、飛将軍。 数々の語り種を生んだ男も既に亡く、時は流れて幾年月。 かつての故地には、その孫である少年が暮らしていた。 名を、李凱歌。 祖父の祀られた廟堂を熱心に参拝する彼は、棺の中から不思議な音を聞く。 破天荒な爺孫中華ファンタジー、堂々の開幕! TOブックス×pixiv『異世界・中華・和「ベスト相棒」小説大賞!』 男性主人公×相棒+中華風/和風異世界ファンタジー部門 https://www.pixiv.net/artworks/1084500885,577文字pixiv小説作品 - 天下無双 ~僕のお爺ちゃんは最強~
第四話 弓と地図――これがなくては話にならぬ
両親は連れ去られ、家の中は荒らされ放題。 完全に寄る辺を失った少年は、ひたすら祖父を恃みに思う。 ――その名は、音に聞こえた飛将軍。 しかし、弓を手に取り、地に海内の図を描く―― かつての大将軍が垂れる教えは、ひと味違っていた。 あまりにも過酷な前途に、少年は動揺を隠せない。 破天荒な爺孫中華ファンタジー、無謀な展開!7,174文字pixiv小説作品