えせ侍の刀弄り…どんな武器を使おうが鍛錬がなっていなければ意味がない
CV:ベルべる☆
公式サイトでの解説
戒炎幹部の一人。
青藍の長ドスに苦無、体術を組み合わせた我流の殺人剣で東北屈指の剣豪まで上り詰めた。
貴凛町を移動中、京極組 守若の作戦により工事現場員を装った佐古に停められる。
守若と斬り合いになだれ込み、応戦するも
狂気的な戦闘スタイルに圧倒され命を落とす。
概要
東北圏最大規模の超武闘派半グレ組織戒炎の幹部。
人物
基本情報
異名 | 東北屈指の剣豪 |
---|---|
地位 | 戒炎 幹部 |
メインウェポン | 長ドス |
口癖 | ことわざを多用 |
経歴 | 戒炎 幹部 → 京炎戦争 |
容姿
グレーの髪色に逆立ったツーブロックヘアーと両耳に青の三連ピアスが特徴的な青年。青のダウンジャケットを着用し、鉄板付きのブーツを穿いている。
性格
基本的には冷静で理知的な人物だが、いざ戦いになれば内に秘めた狂気と闘争心を隠す事なく見せていく好戦的な戦闘狂の面を見せ付ける。
ヒューマンバグ大学の剣士達の例に漏れず難しいセリフを発することがしばしばあるが、それを下ネタと勘違いされてしまったことがある。
なお、白服の幹部2人と異なり彼は我妻京也とタメ口で会話しているが、これは単に「途中から傘下に入ったメンバーはタメ口からのスタートだから」という理由によるものであり、我妻自身も特に気にしていないとのこと。我妻のことを軽視しているとかではない。
能力
青藍色の長ドスを得物としており、我流で戦場の中で磨き上げた剣術の技量は相当高いレベルであり、東北屈指の剣豪に上り詰めた程。
剣術は勿論、長ドスの他にも鉄板付きのブーツと苦無を交えて鋭く合理的に攻めていく事にも長けている。正統派な戦いにない搦手戦闘を織り交ぜた戦術は当時「比遊怒羅」のトップだった綾小路乃武を圧倒し京極組の武闘派の中でも最強クラスと目される一条康明でさえ冷や汗を隠せないものである。戦場のリアルを熟知し個人で様々な引き出しを持つ上集団戦もこなせる。
観察力や洞察力も優れており、工事現場の現場監督に扮していた佐古の必死の演技も僅かな手掛かりで完璧に看破して見せるほど。…が、ヒューマンバグ大学の世界におけるインフレについてこれる実力があるとはとても言えないのが実情である。
守若に対し執念を見せた結果が神原拓以下である点も鑑みて、一部視聴者の間では実力が神原以下であるという行き過ぎた考察も見られる。
活躍
初登場。羅威刃の空中分解後に独立した半グレ集団「比遊怒羅」の新ボスである綾小路の元へ赴き、戒炎の傘下に入る事を促すが、断られた事により交戦する。高い剣術と仕込み武器の数々で圧倒するも、綾小路に抵抗の頭突きを受けてしまう。その後逃げの一手を選んだ綾小路を仕留めそこなったものの、彼のことを「奇想天外」または「面白いヤツ」と評価し、関東での戦いを楽しみにするのだった。
ちなみに比遊怒羅はのちこちらも戒炎と因縁ある愛天雄と自警団同士協力関係になりCODE-ELの伊舎堂崇と対決したことがあったが以降は戒炎とは関わっていない。
「えせ侍の刀弄り…どんな武器を使おうが鍛錬がなっていなければ意味がない」
「強将の下に弱卒なし 戒炎に入れ。そうすることで比遊怒羅はより強くなれる」
「ククク関東には面白い奴がいるようだ。これからの大戦争…血が踊るぞ」
- 2023年3月6日の動画 (我妻京也)
我妻の過去回に登場。福田が風俗嬢に惚れ、逃走するため戒炎の資金を勝手に持ち出したことを報告した。我妻が裏切り者が福田か新見のどちらかを問われた際は福田だと答えたがそれと同時に我妻の人を見る目に驚いた。
我妻「戒炎直営の店の女と駆け落ちするのは御法度なのにねえ」
「ああ 秩序を保つために示しがつかん」
我妻と共に五十嵐幸光襲撃の計画を立てた。
「京極組を討ち取る算段はついてるのか?」
- 2023年4月10日の動画 (佐古大和)
同僚の角中正樹や上堂新一らと共に、一条を暗殺すべく総攻撃をしかける。登場から間髪入れずに一条と共にいた花沢伊織を狙うが、一条の圧倒的戦闘力を前に防がれ、戦況は劣勢に傾く。一条によって致命傷を負わされた角中がその盾になっている際には、何の躊躇もなく二丁拳銃を乱射することを上堂に指示するが、一条に逃げかけられてしまう。遊馬自身は一条を逃がすまいと追いかけるも、曲がり角で待機していた一条にナイフで胸を裂かれ、最終的には彼の撤退を許してしまうのだった。そして、一条を葬ると固く決意するのだった。
「将を射んとせば先ず馬を射よ。短い人生だったな 思う存分地獄で嘆け」
「兵は神速を貴ぶ 瞬時の判断も素晴らしいな 一条…」
「どうせ皆死ぬ 何も寂しくはない あの世でほんの少し待つだけだ」
獅子王組の内部戦争中、黒澤と我妻の会合にて緋田と共に護衛として出席。
戒炎 青藍の剣豪vs京極組 伝説の男の手下 執念の攻撃
- 2023年7月10日の動画(久我虎徹)
貴凛町を車で移動していると、工事現場監督の格好をした佐古に出くわす。平静を装おうとした一方で隠しきれない狼狽から、佐古が京極組組員であることを見抜き、拉致しようとする。
そこに現れたのは京極組の守若冬史郎であった。京極組の若頭の大園銀次、若いながらも優秀な諜報員だった浪岡常吉の死に怒りを抱いていた守若は、この作戦で戒炎幹部をおびき寄せたのだ。
「京極組…… 次死ぬのは守若…… 貴様でいいな?」
守若「お前ら…… ウチの人間を何人も殺しやがって…… 誰一人東京から生きて出れねえよ。全員刺身になるんだ」
次の瞬間、守若は車に飛びかかって同乗していた運転手を無力化し、逃走手段を潰されてしまう。
「ふざけた事を! その浅知恵のツケは身体で払ってもらおうか!」
そんな守若を殺害すべく攻撃を仕掛けるが、スコップで受け止められた上に胸を軽く切り裂かれてしまう。
そのまま斬り合いを続け、一瞬の隙を突いて唐竹割りを放つ。
「京極組の刺客よ! 頭蓋を晒して死ぬがいい!」
守若「危ねえなコノヤロー」
「都民のための工事を邪魔すんなぁ! 噴ッ!」
「グハァアアア!?(なんだこれは…… 腹の中で何かが破裂した)」
しかし、守若は強引に突進することで被っているヘルメットで攻撃を受け止め、懐に潜り込まれたことで強烈な寸勁を叩きこまれてしまう。
「……うぉおおおっ! 細切れにしてくれるわぁ!!」
守若の強さと狂気を感じ、攻撃は最大の防御と言わんばかりに力を入れて剣撃を連発するが、守若にはスコップを盾代わりにしながら得意の蟷螂拳で応戦される。
「調子に…… 乗るなぁあああ!!」
そんな状況を打破すべく咄嗟に蹴りを放つも…
守若「……お前の足癖が悪いのは一条の兄貴から聞いてるよ。お前の膝の向きはこっちだ」
「ぐぁあああっ!!」
守若にはそれを完璧に見切られており、蹴りをキャッチされて膝を破壊されてしまう。
「……ぐぉおおおおおっ!! がぁあああああっ!!」
守若「いってえなコラ…… お前は見ざるになれ」
それでも執念で守若の肩に噛み付き抵抗するが、なんと両眼に指を突っ込まれる。これによって視力を殆ど失ってしまうが、忍ばせていた短刀で守若の腹を切り裂き意地を見せる。
しかし…
守若「痛えなコノヤロー…… お前顎外れとけ」
「あがぁあああっ!?」
守若「東北根性劇は公演打ち切り! お前は大きな穴になれぇえええ!!」
「ぐがぁあああああっ!!」
倒すどころか勢いを止める事も叶わず、最後は顎を外され、スコップで胸を深々と突き刺される。
そのまま大の字に倒れると…
「俺も…… 所詮はこの程度…… 死を前に身の程を知れたことは…… 唯一の…… 収穫」
守若冬史郎と言う凄まじい実力者を前に自分の未熟さを呪う言葉を残し、その命を散らした。
尚、以前に一条を奇襲した際には角中と上堂と共に3名で出向いたが、自身の死を以てその3名とも死亡する結果となった。
余談
CVは瓜生龍臣・永瀬光一・御堂鋼作(御前)と同じベルべる☆氏。初登場の肩書きや中の人が瓜生や永瀬と同じだった事で一時期戒炎の中でも強豪クラスはあるのかと思われたが、いざ守若戦では彼の得物である刺身包丁ではなくスコップで圧倒されあっけなく退場したことにより、多くの視聴者は落胆することとなった。
しかし、この戦闘のおかげで同じく守若に倒された高城蓮太郎の戦闘力や彼を窮地までに追いやった戦闘センスを見直され株を上げたという快挙を成し遂げたとも言えなくも無い。
そして彼のボスの我妻を倒したのが同じく守若だった為、こうして見るとあまりにも相手が悪すぎただけで一概に弱いとは言い難いのかもしれない。
関連タグ
榊原周 - 同じく戒炎所属の二刀流の使い手。退場回で主役に抜擢されており遊馬より優遇されている。どちらが強いか地位が上かは不明のまま。
六車謙信 - 京極組所属の剣豪。我流の剣術使いである点、青を基調とした服装を好む点などが共通している。
小湊圭一、高城蓮太郎 - どちらも羅威刃の幹部。前者は巨大半グレ組織の剣豪枠という点で共通しているが、実力面では小湊の方が圧倒している。後者は遊馬同様、守若との戦いで敗死。
袈裟斬りの吉岡、神原拓 - 前者は京極組仁義外れの構成員、後者は羅威刃幹部。遊馬同様あっさり退場したことや仕込みブーツを用いる点が同じ。吉岡とは同じ剣豪、神原とは守若との戦闘に至る経緯や敗死した点も似ている。
番場裕次郎、ミン、松村美津留 - 遊馬同様、強者感溢れる雰囲気を醸しながらあっさり退場した人物たち。特に前者二人は遊馬同様相手が悪すぎたとも言える。
バータ - こちらも宇宙最強のスピードを誇ると肩書きだけが強いが、こちらも敵陣の最高戦力によって瞬殺されたパーソナルカラーが青色のキャラ繋がり。