CV:遠山春
公式サイトでの解説
父親の会社が倒産したことにより、渡世に迷い込んだ元ボンボン新米構成員。
初めてのカチコミでは恐怖のあまり失禁。
『失禁の花沢』という称号を得る。
昔、失禁したことがあるとフォローしてくれた海瀬の兄貴を尊敬している。
概要
YouTubeチャンネル「ヒューマンバグ大学」で京極組の武闘派・久我虎徹にはレギュラーメンバーの1人として登場する。
京極組に守代を払っていた商社「花沢商事」の御曹司で三男。身長は175センチで誕生日は8月2日(なんと、海瀬と1日違い)。
人物
性格
一言で言えば、新米である事を考慮しても極道と思えないチャラ男である。
初対面でもおちゃらけた挨拶を久我らに行ったり仕事も積極的にやらない等と兄貴に対する敬意がなっていない振る舞いが目立つ。その度合いも両親が寺に預けようとしたが、余りにもチャラいせいでそこでも断られたほどだったらしい(ということは、彼の兄達は寺に入ったのだろうか?)。そのせいもあってか、母親からも自身の心配よりも保険に入っているかを気にするほど、ほぼ見放された状況である。初めてカチコミに行った際は本物の刃と半グレがいたとは言え、敵を殺める覚悟が無くドスを握りながらも失禁するという失態を犯したりしたほどである。
甘やかされて育ったものの、半グレの鬼畜の所業に関しては明確に許せないと判断する程の正義感は持っている。また、壮絶な体験を味わいながらも次の日には持ち前の明るさを取り戻して戻ってくる辺り、兄貴分の佐古大和に似て良くも悪くもポジティブで社交的な人物である。
このように一見チャラいが意外と図太く打たれ強い側面を見た久我からも実は「大物なのでは」「いいハートをしている」など早速期待されているようだ。後にシノギに勤しんだり、手負いの身でありながら動けない兄貴分のために働き、死んでいった兄貴分に恥じない男になって見せる決意を胸に極道としての道を邁進している。
能力
新米とは言え、戦闘力は未熟であり、京極組最強戦力の一人である一条康明に稽古を付けられた際は失禁しながら一瞬でやられた。
本人曰く飲み会スキルが高い。現在では兄貴分の指導でシノギを覚えた他、持ち前の正義感に胆力が加わり怪我をしても懸命に働くメンタリティが形成された。
船舶免許(おそらく小型船舶操縦免許)を持っている。
活躍
- 2023年1月7日の動画 (久我虎徹)
初登場。
かなり軽薄でチャラい挨拶をした上に定時上がりしようとする図々しさを見せた。最初は仕事を舐めているような振る舞いをしていたものの、シマ荒らしを働いた半グレ集団「亜怒似巣」の粛清に久我と海瀬将悟とカチコミに行く。久我から半グレ達のした事について質問された際は悪事を許さない正義感を見せるが、殺しに関する話に入った瞬間委縮してしまう。
そして半グレ集団のアジトにカチコむや否や、久我と海瀬の激しい大立ち回りを見て完全に怯えてしまう。海瀬から「親に見放された以上、京極組でもダメなら破滅する」と凄まれ、半グレ集団のボスと向き合う。しかし、余りの恐怖で失禁してしまう。そこで海瀬に容赦なくけしかけられた事で突っ込むも、恐怖に加え元々の能力差であっさり躱され返り討ちに逢いかける。それでも、根性を見せた事を海瀬に認められた事で彼の援護で切り抜ける。恐怖でへたり込む所に海瀬から厳しい渇を入れられ、「ドン底は上がるしかないから意外と良いモノ」と教え込まれ、最終的には会話する事なく帰路に着いた。
久我と海瀬から辞めるかもしれない事を危惧されたが、何と満面の笑みで事務所に赴き、頑張っていく事を久我に伝えるのだった。
- 1月14日の動画 (久我虎徹)
京極組第二事務所に久我や近藤新平太と共に詰めていた所、戒炎の構成員によって放火される事件に遭遇してしまう。突然の火事に動揺し、服に火が燃え移ったのもあってパニックになってしまうも、近藤の的確な措置と久我の機転で切り抜ける事ができた。放火した戒炎の構成員2名は合流予定だった犬飼鷹四郎と事務所に得物であるかぎ爪を取りに戻ろうとしていたルーク黒羽根によって始末された。
相変わらず佐古を舐めた状態で状況整理動画に参加。
渡世についての理解が足りず久我と佐古に現在の裏社会情勢を教えられた。なお変なことばかり言った挙句失禁までしたため久我に何度もフルボッコにされた。
一条と共にシノギをしているなか戒炎の角中正樹から不意打ちの銃撃を受けてしまう。花沢は躱せず倒れてしまい一条は角中に加え上堂新一や遊馬大介と一対三で戦うことになる。奮戦中の一条から逃げるように命令され、うまく逃げようとしたものの逃げ切ることができず、一条は角中こそ討ち取ったが遊馬の一撃を食らい瀕死の状態になってしまう、幸い命に別状はないがその痛々しい姿を見て自身の面目なさを痛感し涙を流しながら謝罪するのであった。ちなみにこの回では失禁はしておらず目上の人にも兄貴と呼んでいる、またまだまだ見習いであるもののシノギには一応取り込んでるところから少しずつ成長してるところが窺える
- 2023年7月10日の動画(久我虎徹)
京炎戦争に本格参戦し始めた守若の指示で貴凛町で工事現場の監督に扮して戒炎の幹部を誘き出す作戦に参加する。まだ松葉杖であったものの、一条の分まで頑張る気概を見せ付け、久我からも成長を喜ばれた。
- 2023年8月14日の動画(久我虎徹)
我妻京也との死闘で命を落とした海瀬の葬儀に参列する。入門して最初に世話になった海瀬の死を受け入れられない余り、葬儀開始前から海瀬に何の恩も返せていない悔しさを含めて号泣していた。
後に我妻の手によって葬儀会場を特定・戒炎傘下の大量の半グレ達に襲撃されてしまう。佐古と共に怯えながらもドスを持って立ち向かおうとするが、近藤に助けられる。
先の角中らの襲撃で受けた脚の治療のために通院していたところ、戒炎の幹部の一人である榊原に一度補足されており、それを利用して入院中の京極組の武闘派を襲うために知らず知らずに利用されてしまう。しかし、榊原がカチコミを仕掛けた時には既に他の武闘派はリスク分散のために別々の病院に入院しており、その相手は京極組でも最強クラスにして完治に向かっていた一条なのもあって返り討ちにあった。
- 2023年11月11日の動画(久我虎徹)
海瀬の葬儀に最後まで参加していた事が明らかになった。そして、海瀬のような男になると涙ながらに決心するのだった。
「海瀬の兄貴に恥じない男に絶対なります」
終盤に登場。
クライマックスに動く戒炎との終止符を打つきっかけを掴むため、佐古と共に戒炎を抜けようとする組織に潜入する作戦に参加する。
余談
花沢憤怒の理由
花沢初カチコミのターゲットである亜怒似巣はアイドルグループに偽装された半グレ集団で熱狂的ファンが死ぬまで貢がせるというシノギをしていた。今に始まったことでは無いが黒焉街は女性を脅す下衆の巣窟である。
関連タグ
日下晋平:花沢と同じくボンボンにして先代組長・日下孝次郎の息子。ただしこいつは花沢から理性と良心と愛嬌を完全に取り除くとこうなる見本といえる存在で父親以上のクズ野郎。孝次郎には歪んだ背景と言ったフォロー描写があったが晋平にはそういった事情は皆無でありそういう意味でも父親以上にタチの悪い存在と言える。花沢自身、当初は全く慣れない鉄火場にビビりまくっていたものの、頑張ると決めてからは少しずつ確実に成長していっているところが決定的な違いである。
似鳥正男・さゆり:天王寺組の二年目構成員と株式会社モーリーの新米従業員。年齢も近いが前者は陽キャでチャラいという点、後者は性別こそ違うがゆとり世代を感じさせる口調やZ世代らしさという点で似ている。