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日下孝次郎

くさかこうじろう

ヒューマンバグ大学に登場する(元侠客の)外道ヤクザ。イラスト中央白いスーツを着た初老の男性
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俺を誰だと思ってんだぁ! ブチ殺せ!


所詮、渡世は弱肉強食だ...金が無けりゃ生きることすらできねえんだよ...“仁義“?“任侠“?それで飯食えんのかよ...それで組員守れんのかよ...

CV:ヤシロこーいち(晋平も同様)

概要編集

久我虎徹が所属している京極組の五代目組長。推定60代と見られる。

組長ではあるが、本人は組員達がシノギで稼いだ金を勝手に使って道楽三昧の日常を過ごしており、実質的な組長業務は若頭(カシラ)の五十嵐に丸投げしていた。

かつては任侠集団であった京極組が血も涙もない暴力団に変貌し、相良を始めとする多くの組員が外道に成り下がった全ての元凶と言われていた(諸悪の根源は別にいた)。


人物編集

容姿編集

黒い筋が入った灰色の短髪オールバックの髪型、いかつい鷲鼻に酷薄そうな吊り目と全体的に獄卒を彷彿とさせる精悍な顔立ちをしている。

服装は大抵灰色のスーツと複雑な模様が入った黒いワイシャツを着用して金の喜平ネックレスを首に掛け、鰐皮と思われる革靴を履いているなどいかにも「ボス」という感じの豪華なものである。


性格編集

京極組の外道構成員の例に漏れず、血も涙もない品性下劣な外道。

常に公私混同しており組の予算を無断で使って豪遊し、組の主力であった構成員が殺されても調査や報復には乗り出さない(ただしこの件に関しては、同意の上での一騎打ちだとして手打ちにした可能性も一応ある)にもかかわらずシマ荒らしをしていた息子の(むしろ組の損失になるような)護衛は強要する等、組長としての責務を完全に放棄していた。それだけならまだしも、「親の言う事は絶対」という組長の権限だけは好き勝手に振りかざし、自らに対する反論も反対も注意も一切許さない絵に描いたような暴君。更には組員達が自らの為に身を粉にして働くのは当然だと思っているフシがあり、自身の失態の尻拭いをした末に重傷を負った久我にも感謝の言葉一つすらかけなかった(無論、作中で日下個人がしでかした失態は、京極組という組織には一切関係も責任もない無駄な業務である)。そして短絡的な部分も非常に強く天羽組北岡隆太に対し充分な調査をせずいきなり殺害を指示し天京戦争を勃発させている。さらに、北岡殺しの件で天羽組のターゲットにされたことを知るや否やすぐさま逃亡してしまう有様。

これらの度重なる無責任な振る舞いから、五十嵐や一条康明など良識派の組員達からは全く慕われておらず、中でも久我からは「何処かで死んでくれないかな」とその死を願われている。当時の海瀬将悟ら外道派閥の構成員達からも完全に舐められたりスルーされたりしている。事実、任侠を重んじていた先代組長の後釜として内定した際、それを疑問に思う者が後を絶たなかったという。

それと同時に、彼は組員同士の争いに対しても我関せずの姿勢を貫いており、久我や一条など良識派の組員達が外道の組員達をいくら制裁・粛清しようとも、これらの件について良識派の組員達が処罰されたことはただの一度もない。彼としては、組員達が自分に逆らわなければそれで良いのであって、組員同士の間で内部抗争が発生しても全て本人達の自己責任という考え方なのかもしれない。そのおかげで、久我など良識派の組員達は水面下で組織改革のための準備を着々と進めることが出来たのだから、久我達もこの点だけは彼の怠慢に感謝をするべきかもしれない。


主な趣味はドライブで、組の資金で高級外車を数台所有していた。


ヒューマンバグ大学の公式Twitterおよび2022年5月7日付の動画によると、昔は任侠を知る男であったが暴対法の資金難が理由で狂気と金に走ってしまったらしい。


能力編集

上司として編集

公式から明言されている事ではあるが、組織の長としては全くの無能。指揮官としての能力は皆無で組にとって全く利の無い私用に子分の命をかけさせるという行為や外道構成員を放置して悪質なシノギの無法地帯を作ると言ったカリスマ性を疑うような描写が嫌という程存在する始末。更には京極組には馴染みの情報屋が何人かいてその中にも脅威の情報精度を持つ男がいるにもかかわらず利用しなかった挙句絶対に喧嘩を売ってはいけない勢力安易に喧嘩を売り、何故自分が抹殺対象になるのかすら理解していないという危機管理能力、裏社会への理解力も皆無。若手をヒットマンにするという人選ミスも行っており若手を心配して注意した高砂明夫に逆上して彼を左遷するという暴挙も行っているため人事的な能力も皆無。

それと同時に、前述の通り組員同士の内部抗争についても全くの放任状態で、久我など良識派の組員達が外道の組員達にいくら制裁や粛清を加えても、彼自身はあくまでも我関せずの姿勢を貫いており、これらの件について良識派の組員達を処罰することはなかった。そのおかげで、皮肉にも良識派の組員達による組織改革のための準備は順調に進められることになった。


シノギ編集

とはいえ、武闘派組織で殺し合いが日常だったであろう徳島組や京極組で長年命を落とすことなく頭角を現して良識派だった先代組長の後釜に座った。その後も京極組を腐敗させたとはいえ、関東有数の極道組織として機能させていた他、久我も「組の清浄化は容易ではない」と判断していた程であり彼が齎した組織の腐敗が如何に根深いかが窺える。何より実は組の一大事となれば部下に対して的確な対応や指示を行う事(後述)もあり、ヒューマンバグ大学公式や敵対派閥の「日下はトップに立つ器ではない」「無能」という評価から想像もつかないほど「組長」として京極組の為に動く事もある

また、暴対法の締め付けで組が厳しい時代に一気に億単位の金を調達してきたなど、金儲けの才能に関しては天才的であり、組内でもその点を高く評価されて若頭まで登り詰め、先代組長の病死に伴って親分に就任したとのこと。ただ、彼が調達してきたお金の出どころは組員の誰も知らないという怖い側面も……

しかしながら、2021年4月23日付の動画において天羽組が自分の命を狙っていることを知ると、またしても組の指揮を五十嵐に押し付けて自分だけは誰にも行き先を告げず逃亡を図ったことから、結局は組長としての指揮能力も責任感もやはり皆無であることを自ら暴露する形となった


総じて上司としては三流以下、外道商人としては一流とでも言うべき男である。



戦闘力編集

若い頃は周辺では名の通った極道であり、姿を現すだけでチンピラが驚愕する単独で愚連隊を壊滅させる等の戦闘力の高さを見せていた。

それに加え当時彼の舎弟、後輩であった五十嵐や六車謙信和中蒼一郎と同格の剣士である柳楽和光河内組屈指のパワーとタフネスを誇っていた龍本雅幸達と互角に戦っていたことを考えると全盛期の日下の実力は現在の天羽組・京極組・獅子王組さらには天王寺組神城組といった極道組織の主力級に匹敵する可能性すらあったはずである。


人間関係編集

反抗勢力を作り始めている革命家ヤクザだが、日下はそのことを全く知らずにいる。日下がどれ程彼の強さを買っているか不明だがかなりの頻度で久我に命令を出している。


日下が任侠の人だった頃の舎弟。

無能な自分に代わって組を指揮している、本来なら大恩人とでも言うべき人物。しかしその関係性は最悪で、日下が五十嵐に逆ギレを行う事が非常に多く、更には降格処分を明らかに自分の過失でチラつかせた。更には天京戦争時にも自分は狙われてないという常軌を逸した見当違いをした挙句、指揮を丸投げするという暴挙に出た。


自分が持つ手札で最強の男。(冤罪で)シマ荒らしを始末する際には命令を聞いていたため利害の一致では従うくらいの関係ではある。


かつて日下の指示で外道行為に手を染めていた組員。しかし彼自身は根っからの悪党ではなく、上記の行為も日下の命令ゆえに渋々行っていた。

その後彼は外道行為からは綺麗さっぱり足を洗い、久我や五十嵐と同じく仁義を重んじるキャラクターとなる。


久我・五十嵐・一条と同じく生粋の良識派構成員。しかし若手を平然と使い潰す日下の方針に異を唱えたために、当の日下に睨まれて地方の漁師町に飛ばされてしまっていた。

日下の死後、新たに跡目を継いだ五十嵐によって黒焉街に呼び戻される。


久我や一条らと同じく良識派の構成員。

日下と揉めたことで、地方の繁華街へと飛ばされた。

また、仙石自身も見ているだけで殺意を募らせる程に日下を毛嫌いしていた。

日下の死後、新たに跡目を継いだ五十嵐によって黒焉街に呼び戻される。


良識派の幹部だったが、先代組長の代から組を支えてきた重鎮であった為か、日下も彼の事は信頼を寄せていたらしく、別府がヤクザと言うだけで学校で差別を受けていた娘の祥子の為に足を洗いたいと申し出てきた時にはいつものように怒鳴り散らすような事はせず重々しい雰囲気で応じており(この背景には恐らく後述の日下自身の過去の経験も関わっていだと思われる)、両手の小指を切り落とすと言うケジメを見せたその覚悟を見て組を抜ける事を許していた。


日下亡き後の外道派閥トップ。仁義もクソもない考えを持つ生え抜きの外道であり、尚且つ日下と同じく金にしか興味がない。日下との関係は明かされていないが日下の後釜に付いたことから直属の舎弟だと推測される。


日下の実子にして無能を引き継いだ虎の威を借る狐またの名をバカボン。正式な組員ではないものの、父親の権威を振りかざして組に迷惑ばかりかける(正確にはシマ荒らし)京極組のガン細胞のような存在だが、日下は組員達にお守りを強要するほど息子を溺愛している。


日下死後、戦争を繰り広げているメキシコの麻薬組織。

日下が金稼ぎをするために協力していた。そのシノギは麻薬の密売でこの組織以外が黒焉街でヤクをばら撒くことを日下は禁止し、それに違反した者は問答無用で組員にデマと命令を出して始末させる。


  • 小西

日下が組長になる前にいた舎弟。暴対法によって組の経営が下がり、妻子の為に組から足を洗ったが、愚連隊に殺害される。

日下は小西を可愛がっており、小西が組から足を洗ったり、亡くなった時には涙を流していた。そして、彼の死が日下の性格を変えてしまった。


経歴編集

かつては徳島組という極道組織の組員であった。この徳島組には、後に田頭組入りし天羽組の組長になった天羽桂司や飛龍連合会の最高顧問になった伊賀、天羽の戦友で狂気の武闘派として知られた福留、そして彼らの兄貴分で任侠の鑑と呼ばれた大村など、名だたる構成員が揃っていた。だが、大村の組長襲名式の襲撃を端に発する内部の派閥争いによって、ただでさえ資金難に苦しんでいた徳島組は崩壊。組員達は散り散りになってしまい、それぞれ別の組織に移籍する羽目となった。その時、日下は京極組に移籍し、後に出世して組長まで上り詰め、京極組を現在の冷酷な暴力団へと変貌させた。


因みに、大村の襲名式において日下は全く姿を見せておらず、当時の徳島組の派閥は大村を筆頭とする任侠集団と、大村の人望を妬む集団(恐らく仁義も何も無い外道連中)の二つに分かれていたためどの派閥に属してたかは不明。


また、過去に天羽組と京極組が選挙で敵対した際、天羽が「京極組か……良いじゃねぇか!」と言っていたことから、少なからず日下と知って放った言葉だと思われるため、どうやら天羽とは何かしらの因縁があった模様だが、詳細は謎に包まれたままである。しかし、2022年3月15日付の動画で、一条が日下の命令で天羽組の北岡を殺害したことにより、怒り狂った天羽は「京極組の親分…日下のタマ…取ってこい…」と組員全員に命令しており、日下は完全に天羽組から殺意を向けられる形となった。


活躍編集

実質的な初登場。日下が護衛も付けず一人で趣味のドライブに出ていた際、自身の不注意でお気に入りの高級車を盗まれてしまい(この車も組の予算を勝手に使って購入した疑惑がある)、怒った日下は鬼の形相で「何としてでも探し出し、犯人を始末しろ!」とカシラに命令した。しかし、日下の命令をカシラが組員達に伝えた際、外道の組員達は日下の命令を屁とも思わず、この任務を若手の久我に押し付ける始末で、久我は不本意ながらも出世のためと割り切って任務を引き受けることにした。後日、久我は犯人の手榴弾で重傷を負いながらも何とか車を取り戻したものの、日下は久我に感謝の言葉一つすらかけず、久我の見舞いもせずに再びドライブに出かけていく始末。この無神経ぶりにはカシラも呆れ果てた様子であった。


ムショ帰りの菱山に京極組のシマを荒らす半グレ集団「亜濡琵栖(アヌビス)」の中核メンバーを粛清する鉄砲玉になる事を命令。しかも反論は一切許さないという横暴ぶり。もともと日下は、長いムショ生活のせいで勘が衰えて役に立たなくなった菱山を厄介者扱いしており、菱山を体よく始末する目的も兼ねて鉄砲玉として送り込んだのである。そして日下の思惑通り、菱山は亜濡琵栖中核メンバーと相討ちになって死亡してしまった。

余談だが、日下が動画の本編で久我の前に直接姿を見せたのはこの回が初めてである。

菱山ァ……お前、その馬鹿共のトップ、殺してきてくんない?

おう、親の言う事は、絶対だよなぁ


任侠を重んじていた四代目組長の教えに背き、京極組内でカタギを平然と食い物にする悪辣なシノギを横行させた張本人であると紹介されている。後にその悪辣なシノギに毒されて海瀬や(海瀬や一条の同期である)相良颯誠の様に良識派から外道に堕ちた者が居る事も判明した。


カジノで大負けした上、八つ当たりにも等しい態度で無関係だあるカシラの五十嵐に「闇カジノを潰せ」と理不尽な命令をした。しかもその掛け金は例の如く組の予算からくすねたものであり、その事を五十嵐から注意されるや、逆上して一方的に五十嵐を殴り倒す始末(その一部始終を五十嵐から聞かされた久我も、五十嵐に深く同情した)。無論、今回の闇カジノの件も高級車盗難事件と同じく日下個人の失態であるため、本来であれば組員達が命令に従う義理などはない(実際に久我だけでなく五十嵐も乗り気ではなかった)。

しかし、調査の結果、その闇カジノは黒焉街を荒らす半グレ集団が経営する闇金とグルである事が判明した為、正式に「シマ荒らし」と認定され、久我と相良によって潰された。なお、闇金の方も西園寺健吾国生英明野島翔の三人によって同時に潰された。

テメェはカシラだろうが! 若いの使ってあの裏カジノを潰してこい!!

なお、この三人は京羅戦争京炎戦争を経て全員殉職することになる。


組の幹部である別府が家庭の事情で組から抜けることを申し出たため、五十嵐と共に対応。普段は組の仕事を五十嵐に丸投げしている無責任な日下だが、下っ端の組員はともかく幹部が組抜けをするとなるとさすがに放ってはおけないのか、今回は珍しく組長として筋の通った意見を語り、五十嵐と共に別府の組抜けに強く反対していた。とはいえ、別府がケジメをつける形で両手の小指を自ら切り落とした上に土下座をした為、その覚悟に折れる形で除名を認めた。

だが、その別府は、以前から彼を恨んでいたシマ荒らしの丹波に襲われ、咄嗟に包丁を握って抵抗を試みるも、上記の通り両手の小指を失っていたために握力が低下しており、不覚にも包丁を取り落として呆気なく殺されるという、最悪の結末を迎えてしまった。

上の人間が簡単に抜けたら下に示しがつかねえ

金で抜けられては組は存続できねえぜ、別府

わかった…別府は今日付けで除名処分にしておく


敵対組織である天羽組の北岡がブラジル系の海外マフィアの取引で、言葉が分からず海外マフィアが「空龍街以外でヤクを売る」という条件でマフィアが交渉を進めてしまい、マフィアが京極組のシマである黒焉街でシマを荒らしてしまう。

これに対して日下は天羽組の京極組への宣戦布告であるとみなし(小峠華太曰く「天羽組を舐めてる」)、まともに調査もせずに即座に北岡の粛清を一条へ命令した。そして一条は北岡と速水泰輝を襲撃、北岡は速水を逃したが自身は一条にやられてしまい、日下と一条は完全に天羽組の怒りを買って命を狙われる身となった

ウチのシマでそんなことは許さんぞ…これは宣戦布告だ…一条!粛清してこい!


直接の出番はないが久我と海瀬のセリフにて言及されている。海瀬に病院での悪質なシノギを指示した元凶であることが明かされた。これ以降海瀬は悪質なシノギに辟易とするようになり脚を洗い、その後久我からの誘いで任侠に返り咲いた。

動画の最後に久我は「あとは親父が機能するかだな」と不安げに思っていた。真っ先に死にそうな状況でも無能を晒すと久我に考えられているあたり根本的な信用の無さが見て取れる。


久しぶりに直接登場。日下には晋平という名前の息子がいたのだが、その晋平が明らかに父親に似て無能な暗君気質であると発覚。そして日下本人も晋平を溺愛して懸命に擁護するという強烈な無能ぶりを見せつけることとなった。

晋平は、京極組の組長である父親の名前を好き放題に振りかざし、水商売の店を荒らして回る常習犯だったのだが、その過程で彼は正当な理由なく河内組構成員を卑劣な方法で殺害。久我に死体処理を強要する等々の愚行で久我・野島・五十嵐をキレさせただけに留まらず、折しも京極組が天羽組との戦争を控えている状況下でさらに河内組までも敵に回すという甚大な被害を与えかける。河内組は当然キレて、晋平を抹殺するために動き始めるが、これを知った日下は晋平の愚行を叱るどころか、あくまでも晋平の尻拭いを他の組員に押し付けるため、やらなくていい晋平の護衛を久我に強要。晋平は河内組の龍本に追われて久我に助けを求めるが、久我は最初から晋平を見捨てており、むしろ龍本に晋平を体よく射殺してもらうことで河内組の怒りを収めることに成功した(なお日下親子の無能ぶりに龍本は流石に同情した)。

その後、日下には「晋平を助けに行ったが間に合わなかった」と言い訳をしたものの、久我の不手際が原因で息子を殺されたことに怒り狂った日下は、久我と五十嵐が正当防衛どころか回避すら出来ないのをいいことに、ガラス製の灰皿をつかんで二人をさんざんに殴り倒し、降格をチラつかせて去っていった。この一件で、久我と五十嵐はもちろんの事、二人への理不尽な仕打ちに他の多くの組員からもより反感を買う事になった。

晋平が河内組に狙われている。お前らはアイツを守れ

うるせぇ! 追手が来たらどうする!? 組で守るのが安全だろうが!

役立たずどもが! 今の地位にいられると思うなよ!?


五十嵐から天羽組が自身の命が狙っているということを知らされ激しく狼狽していた。このことから

天羽組の結束が強いということを全く知らず、自分が狙われる覚悟もない状態で北岡殺害の指令を出したことが明らかになった

そして、日下は五十嵐に指揮を任せ、標的になってると知るや恐れをなして逃亡を図った(居場所は組員はおろか指揮を委ねた五十嵐にすら明かしていない)。

劇中のセリフから察するに、彼自身の中では「構成員=組長の奴隷」という図式が構築されている様で、以前主戦力の一人であった袈裟斬りの吉岡を天羽組の和中に斬殺されておきながら、何も行動を起こさなかったのも、この図式に由来するのであろう。それどころか構成員を「いくらでも替えのきく消耗品」とでも思っていたのではなかろうか。

また、前述の通り4月5日付の動画では久我と五十嵐に向かって「役立たずどもが! 今の地位にいられると思うなよ!?」と宣言しておきながら、その後も組の内部における久我と五十嵐の地位には何の変化もない様子を見ると、たとえ組長といえども日下一人だけの独断で組員達の人事を決定できる権限はなかったと考えるべきなのかもしれない

何ぃ!? 狙いは俺だと!? 木っ端一人殺っただけだろうが! それが何で組長殺しになるんだ!?

標的になっているなら俺はガラをかわす! 組の指揮は五十嵐! お前が取れ!

チッ! ガキ一匹殺したくらいで目くじら立てやがって!


後に熾烈な抗争を繰り広げることになる巨大半グレ組織羅威刃が乱入。

若い女性との事後の最中、羅威刃がシマ荒らしをしているという連絡を五十嵐から受けたが羅威刃のことを知らなかったらしく並の半グレと同様に潰せと命令した。このように油断しているが工藤清志を始めとした天羽組メンバーに本気で捜索されている。


天罰覿面 京極組腐敗の元凶vs天羽組最狂の暗殺者編集

北岡殺害に関して天羽組の小林幸真は日下の麻薬への執着心は異常だと気が付き、まず伍代千隼から日下の居場所と裏で行っている所業を聞き出す。日下は「マッド・カルテル」という海外の麻薬カルテルとビジネスパートナーで、国内の流通ルートを開拓して日本の闇市場を独占、更にカルテル以外がヤクを黒焉街にばら蒔いたことに癇癪を起こして北岡殺害を指示したと発覚。私欲のために自らの街にも組にも甚大な被害を与え、更には逆恨みで北岡殺害命令を出したことに小林はブチギレた。羅威刃の間宮恭平を恫喝して居場所を掴み単独で日下を探すこと1ヶ月……


日下

クソが……さっさと抗争終わらせろってんだ。使えねえ馬鹿どもが


小林

見ぃつけたぁ


竜桜町に潜伏していた日下を捉えた小林は、あっという間に護衛を殺し、獣のように距離を詰める。


日下

ま……待て! 北岡殺しは俺の指示じゃない! い、一条が勝手にしたことだ!

と……冨樫もだ! 相良のバカが勝手に……


小林

嘘つけコラ…… ヤクを捌く邪魔をされて殺したんだろうが、豚野郎


当然のごとく責任転嫁をしたことに加え、「海外の連中に騙された」と醜い命乞いをする。挙げ句の果てには「一条の居場所も教える」と子分を売ってまでその場を切り抜けようとするが通用せず、亡き冨樫宗司や北岡との思い出を浮かべた小林は涙を流す。


日下

クソッタレ! テメエごときに殺されてたまるかぁ!


小林

テメエの弾丸なんて俺には当たらねえ……

予想通りドブの臭いがする遺言だったよ。さあ死んでくれ


日下

ハァ!? 待て、こば……


小林

ハードグリングリーン! お前死んで当然! 地獄行きィィィィ!


日下

ゲバァァァァァッ!?


最後に隠し持っていたピストルで抵抗を試みるが通用するはずもなく、人食い伊能譲りの宝刀である「龍王刀・紫蘭」によるハードグリングリンで腰から胸まで引き裂かれ、一瞬で絶命した。


小林

相良も一条も組織のためにやったんだろうが……

テメエだけが私利私欲だ。そのうえ、下に全部押し付けて大将が隠れてんじゃねえよ……



日下が殺されたという一報は京極組にも届き、組員誰もが居場所を知らなかった組長が何者かも分からない者に殺害された事に久我はもちろん五十嵐も驚愕した。

結果久我の懸念していた通り、京極組にとって最悪の形で面子を潰された結果となったのだった。

彼がいかにクズだったとはいえ組織の頭目を倒されてしまった以上、京極組の反撃は相当のものになる可能性が高かった。

しかし日下の死亡は高砂の復帰といったように京極組にいい方向に働いているらしく久我曰く「京極組の地力が戻りつつある」とのこと。


日下の死後編集

過去のシーンで登場。高砂の舎弟が鉄砲玉にされて死亡したことで、高砂が日下に意見したことで日下はブチギレて漁師町に左遷した。

(高砂「親父さん! 下を使い捨てにしていたら今の時代組なんてあっという間に潰れますよ!?」)

あぁ!? 誰に向かって説教垂れてんだゴラァ!!


五十嵐の命を賭けたケジメによって天京戦争が終結した後、日下の葬儀が行われた(この事から、小林によって死体処理されておらず、日下の遺体は京極組に回収された事が分かる)。


生前は深い悲しみと苦しみから道を外して非道を尽くした末に壮絶な最期を遂げた日下だったが、棺桶に入った彼の死に顔はそれまでの「怨嗟」という憑き物が取れたかのようにとても穏やかであった。

彼を憎んでいた久我もこの際は「この人がいなかったら京極組はなかった」と心の中で感謝し、野島は涙ぐみ、五十嵐は最後の言葉をかけていた。


五十嵐「親父…あの世じゃまた任侠の男に戻ってくださいよ。」


そして、組長の座は若頭であった五十嵐が継ぐことになった。


久我「日下の親父…若い頃の貴方が目指した京極組に、俺がしてみせます」


序盤で相良の墓参りに来た久我が、その後に日下の墓前で語りかけている。

これまでの悪行を許したかどうかは不明だが、それでも五十嵐から日下の過去を聞かされ、やり方は間違えたものの京極組を守ろうとした日下に、久我は最初で最後の敬意を見せると共に、生前日下が作れなかった仁義を持った本当の京極組を作ることを誓ったのだった。


元京極組の泉屋が起こした薬物事件の回想シーンに僅かだが登場。

カタギに手を出し、更には本来なら粛清対象である半グレを脅して黒焉街にヤクをばら撒いた事で警察沙汰となり刑務所送りとなった泉屋に対し本来ならケジメを取るために刺客を送って粛清するべきであったが、仁義を重んじる先代も流石に割に合わないと判断した為『シマ内でヤクだけはご法度だ。放っておけ、ムショにまで刺客を送らなくてもいい。』と五十嵐に告げていた。まだ四代目が存命だった為か至って全うな考えと様子を見せていたが、この事件から数年後に組長となって、外道に堕ちてヤクに手を出した事で自分が殺される事になるとはこの時は思いもしなかった事だろう。奇しくも、同じようにヤクに手を出した泉屋も彼の死後に出所後、久我と一条による粛清を受ける事となった。

なお、最近では四代目組長は先々代、五代目である日下は先代として扱われてきているのでこの時久我が言った「先代」とは日下のことを指しているとも捉えられる。



仁義を重んじる極道が、何故外道に堕ちたのか編集


あの人も最初から外道だったわけじゃねえ。それは確かだ。


遂に日下の過去が明らかになった。上記の通り、元々は仁義を重んじる極道であり、腕っ節や度胸もあってか周囲に一目置かれる存在だった、彼に咎められたチンピラが現在の天羽組や京極組の主戦力級が現れた時と同じような反応をしている事から相当な実力であった事が窺える。加えて、頭の回転が異常に早くシノギの運びに関して右に出る者はいないほど運営面でも貢献し、先代組長からも便りにされていた。そして、今の若頭である五十嵐は彼の舎弟で、当時の日下に憧れを抱いていた。

これだけでも実力や知性を高いレベルで備えた人物と言えただろう。


そんな時、日下孝次郎と京極組を始めとする極道業界に暗雲が立ち込めた。


クソが… 何なんだ! この法律は!?


それは暴対法の制定であった。極道の動きを制限させるその在り方は、多くの組織が解散や弱体化を余儀なくされてしまう。それは京極組も例外ではなく、暴対法に適用されない愚連隊(半グレ)や海外マフィアに次々と土地や利権を奪われ続ける暗黒時代を送るしかなかったが、それでも先代組長の方針でなんとか踏みとどまった。


そんな日下が現在のように変貌するきっかけとなった悲劇が起きてしまった。


当時、日下が最も可愛がり目にかけていた舎弟・小西が組の資金難を受け、カタギに戻って妻子を養うために組を抜けざるを得なくなったことだった。


すまねえ小西。組に金がねえばっかりに…


しかし、小西は組を抜けた直後に恨みを持つ人物によって惨殺されてしまい、訃報を聞いた日下は彼の遺体に夜通し大泣きしながら謝罪していた。

後に小西の妻に会いに行き土下座で謝罪し続けるも、迷惑がって拒絶されてしまった。



所詮、渡世は弱肉強食だ。 金がなけりゃ生きることすらできねえんだよ。

仁義? 任侠? それで飯食えんのかよ……それで組員守れんのかよ……ッ!!


この時を境に日下は組のために金と暴力を求める羅刹になり、密売のルートを独自に開拓した。

そして、その資金で死体を処理する設備を購入し、小西を殺した愚連隊を単独で壊滅させ復讐を果たした。


それが「任侠の人」であった彼が仁義を重んじる先代に見切りをつけて金と力に固執してしまい、自らの保身の為に部下の命を売ろうとし、カタギに危害を加える外道のシノギや自らのシマに薬物を蔓延させる程にまで堕ちてしまった理由であった


組には極秘で開拓した独自のルートを使い、自身が持つ商才を遺憾なく発揮して資金と力を付けていき、衰退しかける京極組に日下は億単位の金額を与え続けた。同時に先代組長の信用も確固たるものにしていき、先代の死に伴って日下は遂に組長を襲名したのだった。


そして、京極組を無法集団に変えていってしまった。


日下が天羽組やカタギの人間に与えた事は決して許されない事なのは紛れもない事実ではあるが、それは抗いようのない社会と取り巻く環境の過酷化、何よりも「金があれば大切な舎弟の命も人生も失わずに済んだ」という後悔が日下を大きく変えてしまった。


日下は仁義や人道を踏み外したものの、根本を辿れば、組員そして組を守るために仁義を捨てた哀しき悪役であった……


誰にも知られることなく独り寂しく殺された様は、かつての舎弟・小西と通じるが、その直前に吐いた「待て」という言葉にはどんな意味があったのだろうか…… 最期の最後まで自分のことしか考えていなかったのか…… それとも……


その答えは、本人にしかわからない……



彼の評価できる点編集

作中では徹底して「最悪の下衆」として描かれている日下だが実は組長として機能している場面も存在している

例えば彼が責任感が全くない金の亡者である事は周知の事実であるが、実はとある回で京極組の幹部構成員である別府が娘のために組からの脱退を申し出た際、「上の人間が簡単に抜けたら下に示しがつかない」と厳しい表情で告げ、彼が500万円を納めると申し出ても「金で抜けられては組は存続できない」と発言する等、感情や金に流されない極道組織の「組長」らしい態度をとっていた。直後に彼が両手の小指を切断し土下座までした際は、静かな声と表情で別府の除名を認めるなど最低限の情と良識も存在する様子を見せている(尤も、明らかになった過去を見る限り、日下自身も別府に対して思う所はあったようだ)。

その後、天羽組との抗争が始まった際には小峠を戦線離脱させるように久我に命令を下していた。小峠は天羽組の中でも中堅を張る切れ者であり、組内で最も高いポテンシャルを持ち、現在進行形で急成長している人物である。天羽組には他にも大勢の実力者達がいる中で、その実力を見抜き「天羽組のキーマン」と断定して個人を排除しようとするのは中々着眼点が良いとは言えないだろうか。

しかも、その重要な実行役を久我を名指しして任命していることから実は日下も他の改心した兄貴たちと同様に久我を大いに評価していた可能性が高い(更に息子である晋平を護るように指示していた相手も久我である。)。

また、小林と対峙した際、保身の為に「北岡、冨樫を殺したのは自分の指示ではなく組員が勝手にやった事だ」という旨の苦し紛れの醜い言い訳にしか聞こえない発言をしているのだが、実はこの発言一部事実である

北岡を殺すよう一条に指示したのは事実であり、その後彼に責任を転嫁してあまつさえ身柄を売ろうとしたのは全く擁護のしようがないが、相良が冨樫を始末した事については日下は本当に全く関わっておらず、「戦闘不能にさえすれば殺す必要は無い」というカシラと、人頭指揮を取っていた六車の指示を無視した相良の暴走である。殺す気でなければ止められなかったという正当な理由があり、京極組を心から思っての行動であったのだろうが、冨樫を殺した事が結果的に抗争をさらに加速させてしまい主力級戦力である相良自身の死すら招いてしまったのも事実であろう(実際カシラからも「なぜ殺した」と厳しい顔で追求されている)。

仮に日下が冨樫を戦線離脱させるように指示したとしても小峠を「戦闘不能にさえすれば殺す必要はない」としていた事から殺すことを命令する可能性は低い。

また、北岡殺しについても作中では小林と情報屋の伍代に「日下は私利私欲の為に北岡を殺した」とされており、自分の街に薬物を蔓延させて私腹を肥やし、しかもその金儲けの邪魔になる存在を京極組を利用して排除していたというとんでもない非道を日下が行っていたのも事実だが、北岡が知らなかったとは言え、黒焉街のシマを荒らしてしまったのもまた事実である(これに関しては、2022年3月22日の紹介動画で小峠も指摘していたことが速水によって明かされた)。

言葉が分からなかったとは言え「空龍街以外で薬物を売りたい」というブラジルマフィアの要求を明確に「イエスイエース」と許諾してしまった北岡。

サポートの立場であったにもかかわらずこの事実を把握していなかった小峠。

言葉が分からない北岡に一連の武器の取引を一任(悪く言えば丸投げ)し、取引内容を確認する事もなかった天羽組。

彼等に全く責任が無いかと言えば答えはNOであろう。

なんの話し合いも無く北岡を始末した京極組にも落ち度はあるが、(ヒューマンバグ世界の)極道にとってシマ荒らしは絶対に排除すべき存在であり(天羽組も京極組もシマ荒らしが現れた際には速攻で皆殺しにして壊滅させている)、裏にどんな目論見があったにしろ排除に動くのは当然の事と言える

そして、3周年記念の視聴者からの質問に答える動画にて野島が「日下の親父が持ってる金の出どころを組の誰も知らない」と発言していることからマッドカルテル絡みで儲けた金を独占していた訳ではなく、少なくとも一部は京極組に入れていたと思われる。実際に桑田の舎弟だった白武利光が「日下の親父が死んだら京極は昔の貧乏時代に戻っちまう」と言及していたシーンもあったので彼の外道なシノギは京極にとって相当な利益となっていたとみていいだろう。

また、「自らのシノギの邪魔になる存在は京極組の力で消してきた」とされているが、「そのシノギの邪魔になる存在」と言えば黒焉街で麻薬を売っている海外マフィアや半グレの事であり京極組にとってはたとえ日下のシノギがなくとも粛清対象となる

以上の事から日下の指示に正当性が微塵もないとは言えないであろう。

抗争の始まりについて、当然一番悪いのは日下であるのだが、彼が一方的に悪い訳では無い事を知っておいていただきたい。


また公式のツイートによると普通のシノギの才能も天才的なものであったらしく、そのノウハウも残っており、野田曰くすぐに組織を復活させるかもしれないレベルであるとのこと。すなわち、皮肉にも彼が残した「遺産」が組の再興に役立つということである。自分を見失わなければ京極組を任侠を重んじたまま再興させることも可能であったかもしれない


総じて、組長としても極道としても、そして人間としても最低の男に成り果ててしまったが、物語の端々で昔持っていた任侠の人としての心や組織の長としての優秀さを垣間見せる人物であると言える

任侠を忘れ、金に溺れ、組長としての責任を放棄し、街に禁忌をばら撒き、仲間の命すら売ろうとした彼が残酷かつ惨めな最期を迎えるのは避けられなかったであろう。

せめて彼が組員達を信じて共に天羽組と戦っていれば少なくとも1人惨めに殺される最期は回避出来たのかもしれない。

暴対法による締め付けで力の無い極道組織が淘汰される時代の流れに加え、舎弟の死による挫折で任侠を棄てて金に走り、組の存続のために御法度である麻薬売買に手を染めたのが彼にとっての敗因であり不幸でもあるが、仮に任侠を取り戻していれば、久我と共に京極組を日本一の組にすることも不可能では無かったはずである。


天京戦争終結後、五十嵐主導の下で葬儀が執り行われ、五十嵐もしくは久我から日下の過去を知らされてからか誰もが悲痛な表情をしており、久我からも日下の死後において「この人がいなかったら京極組はなかったんだ」と評価されていた。

最終的には害悪を撒き散らした外道として天羽組屈指の暗殺者・小林幸真の手によって殺されたがかつての彼を慕っていた五十嵐はもちろん、生前は散々反感を抱いていた久我や野島にも思うところがあったのか、コンクリや魚の餌に加工される死体処理ではなく、哀悼と敬意を持って外道組長としてではなく任侠を重んじる極道としてその亡骸を丁重に葬られたことは日下にとって最後の救いなのかもしれない。


そして、相良の墓参りに来ていた久我は日下の墓前に若き頃の彼が目指して挫折し腐らせてしまった京極組を仁義と任侠を重んじる強い極道組織にしてみせると誓うのであった。


余談だが葬儀の際に日下の遺体が在った事から、日下殺害から天京戦争終結、そして葬儀までに約1週間経過していると思われる。


関連タグ編集

ヒューマンバグ大学 京極組 徳島組

無能 暗君 暴君 外道 全ての元凶ブラック上司 小物界の大物:作中での行いから。

闇堕ち 哀しき悪役 悲劇のヒーロー ダークヒーロー どうしてこうなった:過去が明らかになった後。

理想の上司 男の中の男 熱血漢 天才 切れ者 任侠 侠客:闇堕ちする前。


天羽桂司:敵対組織天羽組の組長であり日下と敵対していた人物。徳島組に在籍していたことがあった点、劇中で個人の失態を組員に尻ぬぐいさせようとしたことがある点、刑務所あがりの人間をヒットマンに命じた点は共通しているが、それ以外は全く真逆でありお飾り扱いされている日下とは対照的に天羽のほうは組員から慕われている。

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