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其処は見知らぬ駅のこと
何も知らない青年が、現世へ帰る道を絶たれたまま、心の清らかな獄卒「矢がすりさん」に拾われるお話。時代設定は明治~大正ですが、やってくる生者は電車のある時代全ての人が対象です。基本的に駒形が「矢がすりさん」に振り回されていく展開。 きさらぎ駅をモチーフに「亡者を運ぶ火車」の役目を担った電車が、悪戯に引き込む生者を助けていく和風ファンタジーバトルものですが、BL要素があるシリーズですので苦手な方はお控えください。 お気に召しましたら幸いです。3,390文字pixiv小説作品 鏡にデジタル化は向いてない
地獄の閻魔庁にある部署、なんでも課の課員である錆(さび)と照(あきら)は午後三時までに報告書を課長に提出しなければならなかったが、パソコンで報告書を書いた照がログインパスワードを忘れてしまい提出できないでいた。 提出期限が迫る中、照はパスワードを間違え続けあと三回間違えると二十四時間操作できなくなるという窮地に追い込まれる。パスワードは自身の名前である『あきら』にしたはずなのだが、一向にログインできない。その様子を偶然通りかかった照の元同僚であり犬猿の仲である浄玻璃(じょうはり)に見られ、浄玻璃にからかわれた照は怒って錆を連れその場を離れた。 照は紙にパスワードを書いておいたのだが、午前中の内にどこかに落としてしまったらしく、錆とともに午前中に訪れた場所へ探しに行く。そこは叫喚地獄(きょうかんじごく)の小地獄のうちの一つ、雨炎火石処(うえんかせきしょ)であった。至る所から火の手が上がり炎の海と化している刑場を見て、錆は紙なんてすでに燃え尽きているだろうと諦めて帰ろうとする。しかし、照は紙に妖術をかけていたため燃えずに済み、奇跡的に落とし物として刑場の事務所に保管されていた。 紙を手に入れた喜びも束の間、紙に書かれていたパスワードはやはり『あきら』だった。絶望する照に、錆は浄玻璃に過去の映像を見せてもらえばいいのではないかと提案する。浄玻璃は閻魔庁の裁判で使用される浄玻璃鏡に宿る神であり、過去の映像を鏡に映し出すことができる神鏡である。そのため照がパスワードを設定した時の映像を見せてもらえばパスワードが分かると錆は考えた。 照と錆はすぐに浄玻璃のもとへ向かい過去の映像を見せてほしいと頼むが、照を嫌っている浄玻璃はにべもなく断る。照と浄玻璃は口論になるが、錆が報告書を提出できないと閻魔大王の業務が滞ることを説明すると、浄玻璃はしぶしぶ協力してくれる。 浄玻璃が鏡に照がパスワードを設定しているところを映し出すと、照は『あきら』と打ち込もうとして間違えて『いくら』と打ち込んでいたことが発覚した。 『いくら』と打ち込むことで無事にログインでき、かくして照と錆は提出期限ぎりぎりに報告書を提出することできたが、浄玻璃は呆れ返り、錆は二度と照に報告書作成を任せないと心に決めるのだった。8,798文字pixiv小説作品- なぜ俺達はここにいる…?
何故俺達はここにいる…?
完全に捏造してる。クロスオーバーです。キャラ崩壊気味。本人様とは無関係。好きな奴ら集合させて話してる的な感じ。 ちなみにクロスオーバーするのは この人達↓ ・とある鬼看守さん (口調迷子、キャラ崩壊) ・とある刑事さん (口調迷子、キャラ崩壊) ・インドの授かりし大英雄 (口調迷子、キャラ崩壊) ・インドの施し大英雄(?) (口調迷子、キャラ崩壊) ・青い目の獄卒さん (口調迷子、キャラ崩壊) ・青緑目の獄卒さん (口調迷子、キャラ崩壊) それでもよろしいなら進んでくださいな。。。もしかしたらマイピク逝きするけど…見たい人いつでもマイピク歓迎してるからね。 (誰も見るかこんなゴ☆小説) By惡疫(代理)くん2,110文字pixiv小説作品 ここで遭ったが百年目
核戦争によって人類が滅亡し、その結果あの世は大騒ぎとなった。 あの世は亡者でごった返し人手ならぬ鬼手が足りなくなり、閻魔大王を始めとする地獄の十王たちは考えた。鬼手が足りない分、亡者にも獄卒として働いてもらえばいいのではないかと。 享年十六歳である少女、ヒナは天国行きが決まっていたが偶然獄卒の求人を目にし、興味が湧いて応募した結果即採用となった。 研修として閻魔庁の『なんでも課』に配属となったヒナは、先輩獄卒の『忍(しの)』に仕事を教わりながら獄卒として働き始める。 最初は地獄の刑場で亡者を呵責しなければいけないのかと不安に思っていたヒナだったが、残虐性が要求される呵責は鬼が行うことが多く、人間は滅多に採用されないという。そもそも残虐性のある人間は生前なんらかの傷害事件を起こしていることがほとんどであり、その場合地獄に堕ちるため獄卒にはなれないと忍はヒナに言うのだった。 忍はヒナに会いたい亡者はいないかと聞くが、ヒナは生前親からネグレクトされ、学校でもいじめられていたため会いたい人は特におらず、逆に会いたくないくらいだった。しかし、生前ヒナにはチコという唯一の友人がおり、彼女には会いたいと言うと忍は捜してみると言ってくれた。 一か月も経つとヒナも仕事や地獄での生活にも慣れ、生前よりも楽しいと思えるようになる。 ある日ヒナは忍と一緒に大叫喚地獄へ仕事に行った帰りに、刑場で獄卒たちに責め苦を受けるチコを発見する。動揺するヒナに、刑場にいた獄卒がチコの罪を教えた。 実はチコはいじめの主犯格であり、自分で直接手を出さず子分たちに指示してヒナをいじめていたのだ。表ではいじめているチコを助けるふりをし、裏ではヒナを嘲笑っていたのだった。 真実を知ったヒナは獄卒の武器を手に取り、怒りのままにチコを呵責し続けた。 その容赦のない責めに忍と獄卒たちは感心した表情を浮かべる。 ヒナは元々加虐性の強い人物であり、罪を起こす前に死んだため天国に行けただけで、人類が滅亡してなかったら罪人として地獄に堕ちてたかもしれないと刑場の獄卒は忍に話すのだった。 チコの呵責が終わったあともヒナは周囲の亡者を慈悲もなく責め続け、獄卒たちは「期待の新人が現れた」とヒナに称賛を送った。 そしてヒナの研修が滞りなく終わり、その後ヒナは八熱地獄の中で最も厳しいとされる阿鼻地獄に正式採用されるのだった。9,974文字pixiv小説作品サンタの相棒を探せ!
こちらの素敵な企画に参加させていただきます→【https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18786871】 タイトル通りサンタクロースの相棒を探す話です。 サンタクロースがクランプスという悪い子にお仕置きをするモンスターを連れているという話から着想を得ました。 クリスマス直前で急遽病欠となったクランプスの代わりに地獄の獄卒から代役を選びます。 最近書いている地獄の話と世界観が繋がっているので、出てくるキャラが共通しております。4,859文字pixiv小説作品