概要
「地獄からの使者」とは、地獄から来た事を表す肩書である。
使者=命令を受けて使いをする人、あるいは比喩的に先の展開を予感させるものであるため、本当に「地獄からの使い」の場合もあれば「復讐者」の例えに使われることもある。
ゲゲゲの鬼太郎の「地獄からの使者」
6期鬼太郎の50話のサブタイトルが「地獄からの使者 鵺」である他、藤商事の版権パチンコ「CRゲゲゲの鬼太郎」シリーズ第5弾のサブタイトルに「地獄からの使者」が使われている。
どちらも本来の意味での「地獄からの使い」である。
東映版スパイダーマンの「地獄からの使者」
スパイダーマンこと山城拓也が第1話から使用している名乗り口上。
自らの正体を伏せつつ鉄十字団に対する「復讐者」であることを宣言するセリフである。
しかし「地獄からの死者」にも聞こえるためか使用されたのは第8話までの5回のみで、第9話と第10話は「地獄から来た男」となり、第11話で「鉄十字キラー」と名乗り、以降は状況に合わせて口上が変わっていくスタイルとなる。
その後も「鉄十字キラー」は複数回使われており、劇場版や最終回で名乗ったのも「鉄十字キラー」であった。
本家スパイダーマンの「あなたの親愛なる隣人」からかけ離れた口上にファンが憤慨したという説があるが、スパイダーマンの原作者であるスタン・リー氏は当時絶賛していた。
そして、本家コミック「アメイジング・スパイダーマン」のイベント「スパイダーバース」において東映版スパイダーマンが登場。
「I AM THE EMISSARY OF HELL!」と名乗り上げ、日本語訳では「地獄からの使者、スパイダーマン!」と表記された。
関連タグ
キングザイガー:ミラーマンに登場した怪獣。作中で「地獄からの使者」と評される。
デッドプール:ディスク・ウォーズ:アベンジャーズにて自ら「地獄からの使者」と名乗った。