概要
「小物」「大物」という相反する言葉を併用してキャラクターの地位を小ばかにした俗語。
一般には、「小物として一定の人気と知名度を獲得しているキャラクター」を指して使われる。この性質上、器の小ささと思慮の浅さが周囲(少なくとも視聴者・読者)には見透かされており、それでいて本人にはその自覚がない、いわゆるコメディリリーフに相当するキャラが該当しやすい。
当てはまる例
以下のような例が該当する。
- 全体で見れば小物であるが、(小物ばかりの)集団のトップとして集団内では大物扱いされている。
- 本人は大物のように振舞っているものの、実力が追いついていない。
- 能力・肩書き的には大物だが性格等の問題でそれを生かせない。
- 正真正銘の小物であるが、所謂愛すべき馬鹿として大物並みの人気を誇る。
- 正真正銘の小物…と言うか「一番の(小物)」「小物の中の小物」と言う意味での「(小物界の)大物」。
関連タグ
悪のカリスマ…対義語
憎めない悪役…状況次第で同義語にもなる。