概要
英語圏で使われた日本人への蔑称である”JAP"のカタカナ表記。
語源は単にJapanの略語であり、侮蔑の意味はなかった。しかし、太平洋戦争の真珠湾攻撃を境に、日本人への敵愾心を煽る目的で多用されたことから、蔑称として定着してしまった。現在のアメリカ合衆国では基本的に公の場で使うことは厳禁とされ、日本はJPNと略されることが多い(ただしドイツ等では日本の略語はJAPである)。
これに似た蔑称としてニップ(Nip)がある。侮蔑の度合いはジャップよりもニップのほうが強いとされる。
カタカナ書きの「ジャップ」も日本語のインターネット上で頻繁に使われる。当然ながら使用者はほとんど日本人であり、中世ジャップランドなどとして、自嘲・自虐の意味で使われている。韓国人がネット上で自国をヘル朝鮮(헬조선)と揶揄するのと似ている。