新谷かおる
8
しんたにかおる
日本の漫画家。男性。
アニメ化された『エリア88』『ふたり鷹』で小学館漫画賞を受賞。
1970年代後半~1990年代にかけて特に活躍した。
2015年の夏コミ(コミックマーケット88)にてカタログの表紙を担当した。同夏コミが88回目であったがゆえのコラボである。また自身も同人サークル(個人サークル)八十八夜を立て同人作家としても活動していた。
2017年に自身が66歳を迎えた(当時の一般社会、特に新谷の世代ならば普通に定年退職の時期である)事と、同時に抱えていた連載作品を一段落させた事から、休筆宣言を行った。
元々は少女漫画家志望であったため、人物のタッチが華麗で繊細であるのが特徴。
また松本零士の影響を受けた緻密なメカニック描写も特徴。実際この2人は師弟関係とされており、松本の作品『宇宙海賊キャプテンハーロック』のヤッタランのモデルは新谷であると言う。
原稿は妻の佐伯かよのが一部のキャラクターを描いたりなどしていたため、「かおる」というペンネームからも、女性作家と勘違いしていた人も結構いた。
代表作の『エリア88』『砂の薔薇』『ファントム無頼』から軍事アクション漫画家、あるいは『ふたり鷹』『左のオクロック!!』からバイクないしはメカニック漫画家としてのイメージが強い作者であるが、その作品ジャンルはSF・トールキン系ファンタジーから経済アクション・任侠・ハードボイルドまで多岐にわたり、その殆どが傑作・佳作ぞろいという人物でもある。
名言「この世界に約束なんてなぁ…クソの役にも立たねえんだよ!」
コメント
コメントが未記入です