やつのいくとこ 嵐とびかい いなずま走る
概要
1983年、週刊少年サンデーにて連載開始。
「仮面ライダー」などのヒーロー作品と学園モノの要素をパロディとして混ぜ込んだ作風は当時としては斬新で、島本和彦の出世作となった。
1991年にはOVA(正確にはOLA レーザーディスクというメディア限定の!世界初となる試みである!)化されており、主題歌を原作者自身が作詞し、作曲まで行ったことで有名。
(詳細は一応『燃えよペン』でマンガ化されている!!)
2017年には『炎の転校生 REBORN』として実写ドラマが放送。動画サイトNETFLIXで全8話が公開された!
ジャニーズwestのメンバー全員が「なんとか駆」という名前で暴れまわるという、熱い話である!なおこのドラマが放送当時発行の『ゲッサン』において、若干のネタバレを含めた短編が掲載された!!
島本先生が行き場のないやる気パルスを全駆に注入する!!
(なおドラマ版放送に際し!!普通の単行本が復刻したが!!この短編は『アオイホノオ』第18巻におまけとして収録されている!!)
そしてファミリーマートで、タイアップが決行!熱い商品が陳列された!
あらすじ
高校生・滝沢昇は、父の仕事の関係で各地の高校を転々としていた。
なぜかいつも問題のある高校に転校しては卓越した身体能力と口のうまさで解決して去ってゆく滝沢だったが、
実は父の所属する秘密教育委員会が彼の力を借りていたのだった。真相を知り、若きエージェントとなった滝沢は「炎の転校生」のコードネームを授かる。
宿敵・裏の教育委員会を打ち倒すべく、滝沢は今日も戦う!
登場人物
滝沢昇
高い格闘能力を持ち正義感が強い、いかにもヒーロー肌の少年。
「滝沢キック」「滝沢国電パンチ」などの多彩な必殺技で悪を討つ。
アニメ版での声優は関俊彦。
高村友花里
滝沢に思いを寄せるヒロイン。滝沢とマラソンで互角に渡り合ったり、国電パンチを使いこなすなど運動神経抜群。
貧乳であることを売りにした女性キャラのはしりでもある。
アニメ版での声優は日高のり子。
伊吹三郎
滝沢を永遠のライバルと見定めた男。友花里に思いを寄せている。「人混みの中で肉親と生き別れた」という凄まじい過去を持つが、学園間を股にかけた戦いの中で再会した。
貧乳好きであることを個性にした男性キャラのはしりでもある。
アニメ版での声優は玄田哲章。
城之内考一
ボクシング部のエース、滝沢の理解者でレギュラーキャラの1人。
高野千明
空手部部長、滝沢の理解者でレギュラーキャラの1人。
滝沢昇一
昇の父。秘密教育委員会の幹部で、息子本人が気づかないうちにその有り余る力で学園を救わせていた。教師・技北知已良(わざきたちいよし)として自ら前線での任務もこなす。アニメ版では原作後半での姿「X仮面」としてOPのみに登場。
伊吹園次郎
裏の教育委員会に所属する伊吹の兄。前代未聞の必殺技「暗黒流れ星」を編み出し、秘密教育委員会に襲い掛かる。
滝沢流
裏の教育委員会の刺客の1人、通称ブラック滝沢。
伊吹一番
裏の教育委員会会長、勘違いで滝沢の心の師匠。
主題歌
OP「炎の転校生」
ED「夢みるキ・モ・チ 〜Dreaming Heart〜」
作詞:NONKO 作曲・編曲:田中公平 歌:日高のり子
なんと原作者自ら歌ったバージョンある。
しかも日高のり子との掛け合い付きという豪華仕様。