概要!!!
初版の単行本は1992年、竹書房から刊行された!!!当時の帯には、当時の高橋留美子が、
「ここには漫画家の真実がある」
という熱い惹句をよせている!!!
すべての漫画家がこうだと思ってもらいたい!
「集中線を描くために自らショックを受けて後ろに出るそれを観察する」「アフロヘアーの女性がアニメの新シナリオを作者へ提案する(実際には岡田斗司夫)」など、若干のフィクションがあるが!
なお後のメディアファクトリー発行の文庫版に登場する、「島本和彦へ共通の趣味によるレトリックで漫画をお願いする編集者」もフィクションである(当時の編集、川島はそんな依頼をしなかったという!!!)が!!!
それでもなお真実を語っている!!!
若干の相違!
竹書房版では!「実写」版として!!!写真による漫画「編集者に無茶ぶりされてとりあえず描かされる話」が収録されている!!!
アシスタント以外は、炎尾を島本がやり!!!編集者の川中島を川島が!!!ライバルの漫画家うかつ健二を中津賢也がやっている!!!
この話は、メディアファクトリーのMF文庫版以降はカットされている!!!
さらに、「この話は フィクションである」と書かれる!!!
さらに、上述の「メイキング」も描かれる!!!
サンデーGXコミックス版ではさらにカットされている!!!
内容!!!
きわめて平均的でどこにでもいる普通の漫画家、炎尾燃の日常を描く!
彼は煩悩に突き動かされ!編集へ「キャラクター研究の資料」とか屁理屈をこいて!アイドルの写真集をあさり!!!さらに「会いたい」といって見る!(なお山田五郎によれば、ラストの「ソーダン社」の作品は「講談社」のバトルサンダーだそうである!!)
前の作品がアニメになるというので、期待をしてみる!主題歌を結局依頼される!(この辺は事実らしい!)炎尾が好む、線の太いアニメーターが起用される!そして落ちが付く!!!(この辺も事実らしい!!!)
年末、パーティへ行くためにスケジュールを調整、終えた後、行ってみる!漫画家の大御所らしい「わだちみつる」と会う!
ちなみに!
若いころの炎尾燃が「師匠」の家で修行する短編が存在する!!!
後の作品は、サガ的な関係にあり!!!『吼えろペン』は、炎尾が自作の劇場版に対し「以前に大変なことになったので、二次作品についてとやかく言わない」とか言っている!!!
「あえて ねる!」
というセリフは本作に登場する!