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概要

暗君とは、暗愚で統治能力が低いか国政を顧みない君主のことである。
暴君とは何かと類義語にされがだが、完全に間違いである。
暴君とされる君主でも有能な統治をした者もいれば、暗君でも暴力的な悪政を敷かなかった者もいる。
また当初は名君だったのだが、次第に政治に厭いてきて暗君に堕ちた君主もいる。
ただ名君の素質を有していても、外患を誘発させたり王朝を断絶させたりした場合だと、暗君のそしりを受けることになってしまう。

主な暗君とされる君主

日本

  • 北条高時:闘犬や田楽に興じて政治を顧みなかったために、足利尊氏新田義貞の離反を招いて、鎌倉幕府を滅亡させてしまったとされる。
  • 足利義政:文化人としては一流だが、国政を顧みないどころか後継者問題にも無関心だったため、応仁の乱を誘発させてしまった。
  • 一条兼定:説明不要
  • 今川氏真:本人自身は高い教養はあるものの、大名としての今川家を滅ぼしてしまったために暗君という評価を受けてしまった。
  • 伊達綱宗祖父譲りのあまりの放蕩ぶりに伊達騒動を起こしてしまい、隠居を余儀なくされた。
  • 徳川家斉:将軍在位期間の長さのわりに大した業績がなく、しかも子供を50人近く作っている。また先人たちが苦心して立て直した財政を盛大に使い倒し、挙げ句退位しても息子・家慶の執政に口を挟んで来るなど、政治面では非常に残念。
  • 徳川忠長:家臣や領民への無差別な殺害、殺生が禁じられていた静岡浅間神社での猿狩りなど度を超えた狂乱ぶりが幕府に咎められ自刃に追い込まれたとされているが、信憑性の低い伝承を元に後から暗君像を当てはめただけとも考えられている。


中国

  • 劉禅:彼の幼名「阿斗」が中国ではどうしようもない人物を指す言葉になるほど。
  • 恵帝(司馬衷):「穀物がないのならば、肉粥を食べればいい」という発言を残し、八王の乱を引き起こしてしまう。
  • 徽宗:日本に渡った絵が国宝に指定されるなど文化面では優れていたが、そのために重税を課した挙句、の侵攻を招いて自身も拉致されてしまった。
  • 万暦帝:当初は名臣・張居正がいたため政治は安定していたが、彼の没後は政治を放棄して後宮にこもっては贅沢に明け暮れていた。その間に官僚間の対立が深刻化し、豊臣秀吉の朝鮮出兵や後金のヌルハチの台頭などもあって明は一気に衰微してしまう。


ヨーロッパ

  • ジョン欠地王:その名の通り大陸にあった領土を失ってしまう。そのせいか、彼以降のイギリス王室は男児に「ジョン」という名前を付けるのを憚られるほどに。
  • ルイ16世:三部会を久々に開いて国政改革を試みたものの、フランス革命を招いて最終的には処刑されて、王朝を(一時的に)断絶させてしまった。


関連タグ

君主 暴君 バカ殿 名君

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