概要
冷泉天皇の第一皇子、母は藤原懐子(藤原伊尹の娘)、名は師貞(もろさだ)。
略歴
安和元年(968年)に生誕、円融天皇即位に伴い皇太子となる、永観2年(984年)に即位したが外祖父藤原伊尹の死後だったため外戚関係が無い即位であった。即位して間もなく藤原兼家・道兼親子によって花山寺で出家して法皇となり皇太子懐仁親王(一条天皇)が即位した。出家後は和歌や絵画などを好み拾遺和歌集を編纂した。長徳2年(996年)に道隆の子伊周・隆家兄弟に襲撃される事件が発生した(長徳の変)。寛弘5年(1008年)に崩御した。
皇統
・清仁親王
・皇女
・皇女
- 後宮:平平子 ー 平祐忠の娘
・昭登親王
・皇女
・皇女
- 不詳
・覚源
・深観