生涯
始皇帝の末子であり、始皇帝から可愛がられていた。幼少期からあの悪臣の趙高が家庭教師になっている、そして始皇帝が病死すると李斯と趙高の陰謀によって皇帝になる。趙高の言いなりになって家臣たちを殺害。贅沢に走り土木工事を盛んに行った結果、反乱を招き最後はその趙高によって始末されると言った信じていた人に裏切られるというなんとも言えない最期をおくるのであった。
余談
三国志で言う劉禅に当たる人物ではあるものの彼の間違いは劉禅は民を苦しめたとか臣下を殺したと言った記録はあまりないのに対し胡亥はそれを平気でやっており、その末路は劉禅はそれなりに長生きし病死したのに対し胡亥は趙高に裏切られて若くして殺されると言った対照的な生涯を送っている。
胡亥が皇帝になる年齢には12歳と20歳の2つの説があり、多くの作品で胡亥の姿は20歳のように見え、中国の人形劇「項羽と劉邦はるかなる大地」やアニメ「秦漢英雄伝」では12歳に近いように見えた。