概要
A300-600STとは、エアバスが開発した貨物機・エアバス ベルーガの型式名称である。
エアバス・インダストリー(後のエアバス)がエアバスA300-600Rを母体に開発した、貨物機・A300-600ST (Super Transporter)という型式名がつけられ、
旅客機の胴体の運搬を目的とする機体はずんぐりっむっくりとしたものとなり、その特徴から白イルカの別名である「ベルーガ」が愛称となった。
用途 | 貨物機 |
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製造者 | SATIC |
運用者 | エアバス・トランスポート・インターナショナル社 |
初飛行 | 1994年9月13日 |
生産数 | 5機 |
運用状況 | 運用中 |
同じ目的で開発されたボーイングの747LCFドリームリフターと比べると、ドリームリフターが胴体が膨れ上がったデブになっているのに対し、ベルーガは魚のシイラのオスのように額が出っ張り、操縦席が垂れ下がっているという奇っ怪な見た目をしている。