解説
本名:志村康徳(しむら やすのり)、通称「バカ殿」。
名前通りバカで、破天荒な性格の殿様。あまりのバカぶりに爺から「こんなバカは珍しい…珍バカだ!!」「バカのオリンピック(もしくはバカリンピック)に出たら金メダルが取れる」と評されるほどであるが、バカ呼ばわりされると刀を抜いて「殿に向かってバカとは何だこの野郎!!」「バカのオリンピック開いてもらおうじゃねぇか!!」などと逆ギレし、屈服させるのがお約束(詳しくは後述)。
装束は殿様らしいが、顔は真っ白で口紅を塗った(右半分しかテレビは写らないことと最近肌が荒れているという理由で左半分だけ塗らなかったこともあった)。能面の小面のような顔をしており、ちょんまげをしている。
羽織の色は、初期は銀色系のものであったが、『8時だョ!全員集合』末期の頃から朱色(オレンジ色に見える?)系のものになった。下ネタとセクハラと悪戯が大好きで、城内にもからくりをたくさん仕掛けている。また、超オンチでもあり、宴会で吉幾三の「雪國」を歌ったところ、宴会場が半壊したこともあった。
父親である先代の殿は名君だったため、いつも爺からはそのことを絡めて小言を言われている。
それでも家来たちに対しては旅行へ連れていったり、お年玉をあげたり(ただし、ダチョウ倶楽部登場前は爺、登場後は上島竜兵だけはあげないことが多い)、悩みを聞いてあげたりと一人一人を大切に想っているため、なんやかんやと言われながらも家来たちは皆、殿に対して忠誠を誓っている。
基本的には温厚で、めったに怒ることはないが、家来(特に爺や側用人)に「バカ」と言われたり、由紀さおり扮する年増の腰元が年齢詐称したりした時は、尺八またはビブラスラップ音とともに変な表情をしながら扇子を落とし、その場で刀を手にしてドスの効いた声を上げるほど怒りを露わにする。美人女性好きだが、女運は全く皆無。また、奥方はおらず、爺や家来からしばしば「いつ結婚するんだ」「早く結婚しろ」などと言われている(実際の志村も生涯独身)。さらに爺達には内緒で隠居する事があるが、ほとんど若い町娘が目的で出会った女性タレント(ほとんど芸人以外)が演じる町娘に好意を寄せるも、娘に婚約者がいるもしくは既に結婚している(出演した中で既婚済みまたはのちに結婚する女性タレントがいる)・娘から「あんたなんか嫌いよ」などと言われて平手打ちなどを食らう・家老達に見つかって城に戻されるなどで結果的に振られて失敗ばかりしている。
実際の刀の腕前は不明(尤もそもそもがコントなので物語で刀を振るうような敵らしい敵が現れない)
苦手な人は研ナオコ扮する「ナオコ姫」で、遊びに来ることを拒みたいが、ナオコ姫が予告なしで来たり、家来が勝手に通してしまったりすることで、結局相手をして悲惨な目に遭わされることが多い。
親藩であり(その証拠に「丸に三つ葵」の徳川家の家紋が城内に見られる)、モデルは江戸幕府第9代将軍徳川家重である。
幼名は「竹千代」。この頃は「若」(独立後第1回のみ「竹千代様」)と呼ばれていたが、「バカ」と聞き間違えて怒る事も。
志村城の城主、志村藩12万石の領主(初期は50万石、25万石)。
関連イラスト
関連タグ
春野はるかのバカ姫様:意外なところからの後継者。
牙鬼萬月:子供っぽい振る舞いからニンニンジャーにバカ殿呼ばわりされたが、これは芝居に過ぎなかった。
もしかして・・・光月おでん