由紀さおり

ゆきさおり

田辺エージェンシー所属の歌手・女優・コメディエンヌ

概要

群馬県桐生市出身。姉の安田祥子と共に幼少の頃から歌手として活躍し、1965年に本名の「安田章子」名義でデビューしたがヒットに恵まれず、1969年に「夜明けのスキャット」で由紀さおり名義として再度デビュー。この曲が大ヒットし、念願のNHK紅白歌合戦にも初出演する。

現在も本業の歌手では姉の安田祥子と共にコンサート活動を行っており、女優としても活躍している。

2011年にはアメリカのジャズアンサンブル「ピンク・マルティーニ」とコラボレーションしたアルバム『1969』が海外チャートで大ヒットという実績を残した。

ドリフターズとの共演

昭和世代には、ドリフ大爆笑に頻繁に出演していた事からコメディエンヌとしての印象が強い人が多い。実際に番組の最多ゲストであり、特にいかりや長介との共演が多く、本人もインタビュー等でいかりや氏から笑いを教わったと話している。志村けんのバカ殿でも年をごまかす腰元役などで出演しており、いかりや・志村両氏が亡くなった時も思い出話も含め追悼のコメントを述べた。なお、由紀自身も再デビュー以降、長らく年齢をごまかしていたことが番組出演時代よりもずっと後に判明しており(1948年生まれとしていたが本当は1946年生まれ)、実際にサバ読みしている人物が年齢詐称する役を演じていたことになる。

関連タグ

坂本九 ・・・海外チャートで大ヒットの実績を残した日本の歌手繋がり

カスミン・・・姉と共に主題歌を担当

鬼平・・・アニメ「鬼平」。こちらも主題歌を担当