CV:嶋村侑
概要
「プリンセス」に憧れる、元気一杯な女の子。13歳(ABC版公式サイトより)。
口癖は「○○、満開!」(○○の中は「幸せ」「やる気」などその時々で変化)、「ステキすぎる~!」。
誕生日は4月10日(プリキュア新聞2015年春号より)。4月10日は元日から100日目(百:もも:桃)となるので4月10日は「桃源郷の日」でもある。なお該当する誕生花のひとつがチューリップであり、童話のおやゆび姫を思わせる。
ちなみに日にちは異なるが中の人の星座とも一致している。
劇中では出てこないが、名前の「はるか」については、夢への道のりを表す「遙」(田中裕太SD)、花のプリンセスにまつわる「春花」(シリーズ構成担当・田中仁)といった漢字表記が考えられていたことが、放映終了後に刊行された『Go!プリンセスプリキュア オフィシャルコンプリートブック』において語られている。両方の意味を込めたネーミングなのかもしれない。
容姿
栗色の髪をキュアサニーのようなお団子ヘアーにまとめている。いわゆるお花盛り(盛り髪)のミディアムヘアー版である。大きな瞳をキラキラ輝かせた、小動物を思わせる愛くるしい顔立ち。『元気な笑顔』がキャラクターになった様な存在。
感情表現が豊かで、表情がコロコロ変わるのも特徴。変顔を晒すようなことはあまりない。
ただ、驚愕したりパニックに陥ったりすると、両手を上げる謎ポーズをとる妙な癖もあったり。
また父親譲りの立派な太眉も元気な彼女らしいチャームポイントの一つ。
なぜか第一印象では「タヌキっぽい」と感じた者が多く、タヌキ顔の先輩たるパン屋の娘と絡むイラストも散見される
また、第1話にてパフと出会った時の「タヌキ!?」という声には、「お前が言うな」とのツッコミがあちこちから上がっていた。
他のプリキュア仲間に比べると身長はやや低めに設定されているが、公式設定では153cm位と日本の中1女子の平均身長である(アニメージュ特別増刊号巻末の身長対比表より)。
性格
はるかの一番の性格的特徴は、好奇心が旺盛で向上心が大変強い努力家ということに尽きる。
幼い頃に憧れた「花のプリンセス」のような立派な女性になることを目指しており、自分を磨くための様々なスキルを会得したがり、あらゆるスペックを伸ばしたがっている。バレエやテニスを筆頭に経験が無くとも興味を持ったことには積極的に挑戦し、失敗しても途中で投げ出さずに努力し続け、決して妥協したり弱音を吐いたりしない。その姿勢は苦手分野でも決して例外ではない。
そして根が素直なため、人の教えも逆らうことなく素直に聞き入れ、スキルの上達は非常に早い。
その素直さは、はるか自身の謙虚さ、懐の深さにも繋がるものだが、仲間達が危険を直感的に察知した謎の少女のアドバイスすら受け入れてしまったこともあった。
他にも、自分をバカにした相手を見返してやろうと奮起するなど、負けん気と反骨精神も大変強い。また、そんな努力家のはるかを見て、みなみ・きらら・ゆい・トワも彼女を信頼し、彼女の夢のためなら協力を惜しまない。
だが、いわゆる生真面目一辺倒な性格では決してなく、下町育ちらしくお祭り気質が高い女の子であり、気分が高揚すると思わず体が動いてしまうタイプでもある。
少々落ち着きが無くそそっかしい所も目立つが、我に返ると自分の行動を恥ずかしがったり、悪気がなかったとはいえ妹が粗相をしたら叱ったりするなど、常識はわきまえている。
第12話できららにテレビ番組のレポーターのオファーが来たときは、自分が出るわけではないのに「緊張する」と発言している上に、カメラに映ることを見越してつけるリボンを大きくしたり数を増やしたりしておめかし(?)するなど、案外ミーハーな部分も垣間見れる。
入学してからは男子とはあまり話さなかったとしている。ただし、昔自分をいじめていた藍原ゆうきは別として、男子に対して苦手意識があるわけではない。
4歳の頃に優しく接してくれたカナタははるかにとって好印象らしく、カナタの正体を知ってからは力になりたいと思っている。
スペック
バレエやテニスなどハイソでプリンセスっぽいものに弱く、それらに積極的に挑戦していくが、未経験なものが多い。
しかし、身体は硬いほう。
いろんな意味で)注目されていた学力面については、第8話でドレス作りに傾倒してしまったために疎かになって宿題を忘れたり小テストで赤点(35点)をとったりしまったこともあった。五科目の中では特に数学が苦手なようで、序盤で二次関数の宿題で上のイラストのように苦闘するが結局一人ではわからずじまいという場面もあった。
なお、花のプリンセスを目指しているだけあって、花に関する知識は「ハートキャッチプリキュア」の花咲つぼみ並に豊富で、第10話では薔薇園にあるバラの品種を正確に答えていた。
食欲は旺盛な方で、食べるという行為自体が好きなのか、とにかくうれしそうに食べる。
ノーブルパーティーではビュッフェで皿いっぱいに食べ物をよそったり、食堂の定食のご飯も大盛りにする。他にも屋台の焼きそばを頬ばったり、映画「パンプキン王国のたからもの」では巨大プリンパフェを平らげたりと、ファンからはプリキュア大食い仲間の一人としてカウントされている。
他の4人はパン中心の洋食を選ぶのに対し、はるかは白米と味噌汁付の和食スタイルが多い。実家が和菓子屋だけに和食が好きなのだろう。
主な人間関係
七瀬ゆいと学校を巡っている際に遭遇し、憧れを抱く。その後、はるかが起こした入学式での遅刻騒動を切っ掛けに接点が出来、バレエを習うようになる。共に過ごすうちに、その厳しそうな外見とは正反対のみなみの本質を知るようになってからは、さらに慕うようになる。逆にみなみがお化け嫌いと知った時は自分が支えようとするなど、双方ともに強い信頼で結ばれていくようになる。
【関連タグ:はるみな】
きららに「プリキュアになって欲しい」という思いから交流が始まる。しかし、彼女の夢に対する情熱を目の当たりにしてからは、「夢を大事にして欲しい」と一度は身を引いた。きららがプリキュアになってからは友人として行動を共にするが、当初とは正反対にきららの方からはるかに関わってくることが多くなっていった。同学年であるが、年が近い姉妹のような関係性を時折見せる。
【関連タグ:はるきら】
ルームメイトで学校で出来た最初の友達。学校やクラス事情に疎いはるかに何かと情報を教えてくれる。学校の友達で夢を初めて打ち明けた相手でもある。一番近くにいるためなのかはるかにとってはとても大切な友人であり、プリキュアの戦いにゆいを巻き込まないため、あえて遠ざけなければならない時がしばしばあり、はるかは心を痛めていた。プリキュアの3人の正体を知るようになり、ゆいが共に戦う決意を固めた時は素直に歓迎している。
【関連タグ:はるゆい】
かつてはるかにドレスアップキーと夢を信じる心を与えた人物。はるかにとって特別な人物であることに変わりはないが、恋愛感情にまで発展しているかどうかまでは明確にされていない。OPや再会のシーンなどで運命を感じさせる演出は行われている。
【関連タグ:カナはる】
幼稚園時代にはるかの夢をバカにしていた相手で、ノーブル学園にて再会する。上記の件もありゆうきとは折り合いが悪く、みなみときららからは「仲良くなるのは当分先になりそうね」と言われている。第7話の球技大会を経て多少は改善し、ゆうきは時折意味ありげな反応を見せることも。
【関連タグ:ゆうはる】
敵組織ディスダークの首領ディスピアの娘である黒きプリンセス。尊く気高く麗しい、生まれながらの気品に恵まれているトワイライトは、同時に「プリンセスは努力でなれるものではない」と言い切る傲慢なプリンセスでもある。血統がもたらす特別性をなんらもたないはるかとは水と油の関係で、まさに宿命のライバルであった。
初期のはるかは、自分が持ち得ない彼女の「生まれながらの気品」に憧れる様子もあったが、自分の夢を貫くことが一番大事と再確認し、トワイライトに感じていた憧れを捨て去った。
トワイライトが実はホープキングダムのトワ王女が洗脳されたものだとわかってからは、はるかはトワ王女の記憶を取り戻させようと奮起することになる。トワイライトの人格はディスピアの洗脳によって植え付けられた偽りの人格であり、彼女は最終的に浄化され、本来の「トワ王女」、そして「紅城トワ」として、ある意味生まれ変わったため、「トワイライト」としては、相容れない敵同士のままその関係を終わった。
【関連タグ:トワはる】
記憶を取り戻したトワ王女はトワイライト時代の記憶も忘れずに持っているが、トワイライト時代にはるかに友情を感じたことなど一度もないので、はるかとトワの友情関係はゼロからのスタートとなった。
一方、はるかの方は「トワはカナタから託された大切な妹さんであり、自分を助けてくれたカナタのために今度はわたしがトワさんを守らなくては……」としていたが、時が経つにつれカナタのことを抜きにした本当の友情が紡がれていくことになる。
【関連タグ:はるトワ】
家族構成
父:春野いぶき
母:春野もえ
妹:春野ももか
本作の舞台は全寮制の学園のため、家族とは離れて暮らしている。
父のいぶきは愛娘のはるかと離れて暮らすことを泣きながら悲しんでいたが、母のもえははるかの選択を尊重して激励している。
家業は『春屋』という甘味処を兼ねた和菓子屋で、父のいぶきは和菓子職人でもある。
春屋の所在地は明言されてないが、昔の宿場町の風情が今も残る場所で現在は観光地ともなっている。25話で描かれた町の風景から、ファンの間では川越市がモデルという説が根強い。
小学生時代のはるかは看板娘として近所の人たちから親しまれていたようだ。これが時代劇なら典型的な「ちゃきちゃきの町娘役」であり、プリンセスには程遠いイメージなのはご愛嬌である。
妹のももかは小学一年生。年が離れた妹ということもあってか、はるかは妹への保護欲が強く大変可愛がっている。
ちなみに、兄弟姉妹がいる桃キュアは花咲つぼみ以来となる(『物語開始時点で』という条件ならば日向咲以来)。
夢
はるかの夢は、おとぎ話に出てくるような「プリンセス」になること。
しかし、その夢があまりに子供っぽく非現実的なことを自覚しており、更に幼稚園の頃にそれを男の子たちにからかわれるという苦い経験もしているため、自分から言い出すのは抵抗がある様子。
21世紀の日本で具体的にどのようにすれば「おとぎ話のようなプリンセスになれるか」などわかるわけもなく、それを見つけたいという思いもあって「夢を叶える学園」と評判の高いノーブル学園へ入学した。
そこでプリキュアとして選ばれたのだが、本作のプリキュアが「強さ、優しさ、美しさの三つを兼ね備えた『真のプリンセス』のみがなれる救世主」という伝説を聞かされてからは、プリキュアとして立派に成長して世界を守ることが、自分がなりたかったプリンセスの姿なのではないのかと考えるようになる。
はるかのプリンセスへの夢は、幼い頃に大好きだった童話に出てくる「花のプリンセス」に憧れたことから始まっている。
それは女の子なら誰もが小さい頃に経験したことがあるだろう。
はるかが特別なのは、それを中学生となった今でも本気で抱きつづけていることである。しかし、これには理由がある。
はるかが幼い頃に同年代の友人達から自分の夢を嘲笑されて落ち込んでいるときに、カナタと名乗る不思議な少年に出会い、彼から「きみが夢を大切に育てることができるならきっと叶う。夢を忘れないでいてほしい」と励まされた。そして夢のお守りとしてドレスアップキーを渡される。
この不思議な少年との出会いははるかの心の奥底に大切な思い出として残り続け、彼が言ったように成長の名のもとに幼い頃の夢を忘れることを決してしなかったのである。
こういった経緯もあって、自分の夢だけでなく「誰かが夢を持っている」という事そのものを尊く思っており、プリキュアに変身するきっかけになったのも、ゼツボーグにされた七瀬ゆいの夢を守りたいという想いからである。
重要な点として、はるかの憧れる「プリンセス」とは「王女様」の意味ではないことがある。はるかは別にどこかの王国のお城に住んで国民たちに敬愛されながらセレブな生活を送りたいわけではない。だから、王子様と結婚したいとかそういう方向の憧れはほぼない。
本作では民を導く王族としての誇りを持つのはリアルな「王女様」である紅城トワの役割である。トワが仲間になってからは、はるかのイメージする「プリンセス」は「豪華なお城に住んでおすまししている王女様」のようなものではないことがより分かりやすく際立つようになった。
国など治めず、民の上にも立たず、それでも世界に花咲かせる事ができる。
はるかが憧れた「花のプリンセス」はそんな女性であるはずなのだから。
花のプリンセス
彼女の夢の原点となった「花のプリンセス」が出てくる童話については、みなみやきららも子供の頃の読んだことがあるというくらいにメジャーなものだが、序盤のエピソードでは視聴者に対して詳細な情報は伏せられていた。
『親指姫』や『いばら姫』のような花に関するプリンセスが登場する既存の童話のことではないかとも予想されていたが、18話にて本作の作中世界のオリジナルの童話であることが判明する。
タイトルはそのまま『花のプリンセス』。絵本作家の望月ゆめが50年前に発表したこの作品は、それ以来長きにわたり多くの子供達に愛読されるロングセラーになっている。
あらすじは、笑顔で一面に花を咲かせる能力を持ったプリンセスが、動物達とともに隣国の王子に会いにいく旅をするというもの。
旅の途中で小鳥の裏切りに遭い魔女の檻に閉じ込められるが、後に改心した小鳥によって窮地を脱し、その小鳥を赦して共に旅を再開したところで物語は終わっている。
一見未完のようであり、実は作者の望月ゆめも続編を書くつもりでいたのだが、読者からの感想を見て、続編を描くことをあえて取りやめた経緯が、18話で望月自身から明かされている。
小さい頃のはるかが「花のプリンセス」が大好きになったきっかけは「キラキラ可愛いから」という子どもらしい感想からだったが、中学生になった今でも「花のプリンセス」に憧れている理由は、キラキラ可愛いというもの以上の何かをはるかが感じ取っているからである。
しかし、その「何か」については上手く言語化することができなかったので、中学生になっても幼稚園児のような感性を持つ奇矯な人とみられる事が多かった。
第18話でようやく自分が憧れる「花のプリンセス」の本質が何なのかをはっきりと自覚し、初めて言葉にする事が出来た。
それはすなわち、
「魔女を恐れぬ強さ、
相手を思いやる優しさ、
そして、世界に花咲かせる心の美しさ」
である。
これは本作のメインテーマである強く・優しく・美しくと直結しており、その三要素を極めた先にあるグランプリンセスこそがはるかが夢見る「花のプリンセス」である。はるかにとってはキュアフローラになっただけでは「花のプリンセス」にはまだ相応しくないのだ。
また偶然にも、登場人物の「あたり一面に花咲かせるプリンセス」と「プリンセスを檻に閉じ込める恐ろしい魔女」は、キュアフローラとディスピアに似ている。
作者の望月ゆめは顔だしNGを掲げていたが、50年の節目の年と18話でサイン会を通しはるか達に会っている。しかし、彼女がノーブル学園の学園長を務めている事は、はるか達ノーブル学園の生徒は知らない。はるかが「花のプリンセス」を目指すべく、作者が学園長を勤めるノーブル学園を志望し入学したのも、不思議な偶然あるいは運命ともいえよう。
主人公像
仲間たちとの関わり方
はるかは歴代のピンクチームの主人公たちの例に漏れず、誰とでもすぐ友達になれる社交的な人物である。学園ではなんとなく恐れ多くて近寄り難い、みなみ・きららと早くも友達になった。
ただ、はるかは歴代桃キュアと比べると、近しい友人・仲間たちともある適度な距離感を保っているというのも特徴である。
はるかは「自分の夢は自分の力じゃないと叶えられない」という考えを強く持っている。
しかし同時に、たった一人では夢だけを追って生きることはできないことも知っている。日々のスキルアップのために費やせる時間も空間も、周囲の人々の理解がないと作ることができない。
そしてノーブル学園は「自分の夢を自分の力で叶える環境をつくるために、みんなで協力しあう」というはるかの理想を体現した環境でもある。
はるかとその仲間たちは互いの夢を叶えるために支え合ってはいるが、同じ夢を見ているわけではない。つまりは同床異夢である。仲間たちの「本当にやるべきこと」は共有できないという点は本作では歴代作品よりも強調されて演出されており、過去作では定番だった「友達だから、どんなことでもみんな仲良く一緒にやろう」みたいな人間関係よりも、歴代作においても時折見せた“ここ一番でのシビアさ”が前面に出やすい関係性が成り立っているとも言える。
互いの夢を尊重するプリンセスプリキュアの4人は、自分の道を自分で歩きながら、仲間たちが自身の力で歩いていく姿を見守れる関係を望んでいるのだ。
実際、仲間たちもはるかを「自分をプリキュアに引き入れてくれたきっかけ」として感謝はしていても、プリキュアをあくまで自分の意思でやっているという自覚がある。
ゆえにはるかには、歴代の桃キュアにありがちだった「リーダーシップ」や「カリスマ性」はあまり目立っては描写されない。
歴代でもメンタル的な自主性はとても高いチームであり、それゆえに特定個人が中心となっているチームという感覚も薄いのである。
プリキュアとして戦う理由
はるかがプリキュアとして戦う理由としていつも口にするのは「みんなの夢を守りたい」だが、これは「プリキュアが頑張ればみんなの夢が叶えられる」という意味では決してない。
「自分の夢を自分の力で叶えられる機会を壊させない」という意味である。
この辺りは微妙な違いだが、本作の本質的なテーマに密接している。
夢を叶えるのはその夢を持つものの思いと努力次第であり、決して「プリキュアのおかげで夢が叶った」ということがあってはいけないのである。
そもそも、はるかは相手が自分の夢に関することで壁にぶち当たって困っている場合は、壁を乗り越えられるように応援はするが、その壁を取り除いてあげようとかの気持ちで首をつっこむこともしない。自分が部外者であることを自覚してただ見守ることに徹底する。しかし、決して最後まで見捨てずに声をかけながら見守る。
22話でのトワ救出劇や、27話におけるゆうきへの辛辣な言葉と態度、37話でクラスメイト達がカナタに甘えることを認めなかったことなどがその典型である。
これは上述した「自分の夢は自分の力じゃないと叶えられない」というスタンスの現れである。
そういう立場のはるかにとって、人間の夢を強制的に絶望に変えることで「自分で立ち上がろうとする意思」そのものを奪うディスダークは、絶対に許せない敵である。
はるかは「みんなが夢を信じることができるスタート地点」を取り戻そうとしているだけであり、そして「自分の夢を自分の力で叶える環境をつくるために、みんなで協力しあう」を理想とするはるかにとって、みんなの夢を守ることが自分の夢を守ることに繋がると信じている。はるかにとってプリキュアの戦いは自分のためでもあり、自己犠牲のような感覚では決してない。
主人公としての初要素
- プリキュアシリーズの主人公といえば「物語開始時は中学二年生である」というのが過去作までは徹底されていたが、はるかは中学一年生であり、この慣例を初めて破った。主人公に限らないならば中一のプリキュアは九条ひかり、春日野うららに続く三人目となる。
- 更に本編が始まる前からプリキュアに関連するアイテムを受け取っている点も、従来の本編が始まってからプリキュアに関わった今までの主人公には無かったパターンである。(ただし『ふたりはプリキュアSplash☆Star」の日向咲、美翔舞は本編開始の5年前に精霊フラッピ、チョッピに出会っている)
- 実は、クラスメートにプリキュア仲間を持たない初の主人公である(みなみは上級生、きらら・トワは隣のクラスの生徒。同じクラスのゆいはプリキュアにはならなかった)。過去だと桃園ラブも途中までは該当したが、中盤に東せつなが彼女のクラスに転入したため当てはまらなくなっている。
余談
上北ふたご版漫画での特徴
- アニメ本編と性格面はほとんど変化はないが、アニメ本編よりもドジっ子属性が悪化している。
- みなみときららの関係性について、周囲からあの3人は異母姉妹ではないかという疑惑が持ち上がったことがある(もちろんデマであるが)。
- 乗馬にも精を出しており、アニメ本編ではほとんど見られない乗馬シーンが多い。トワイライトとの邂逅も乗馬のレッスン中になされた。
- TV本編ではシリーズ構成の田中仁によって「プリンセスとは王子様と結ばれるための存在ではない」というのがはるかの一年のテーマとして貫かれたが、漫画版では逆に王子様と結ばれる憧れを押し出しており、最終回でははるかとカナタは将来に結婚する約束をしている。漫画版ではホープキングダムと人間界のつながりが断たれるという設定自体が撤廃されているため、この約束も普通に叶えられるものとして描かれた。
声優について
担当声優の嶋村侑は『スイートプリキュア』第10話にゲスト出演して以来のプリキュアシリーズ出演であり、本作でアニメ初主演となった(厳密には他のプリキュア声優に多いヒロインでデビューした声優の一人だったりする)。前々作の主役である相田マナ/キュアハート役の生天目仁美は賢プロダクションの先輩後輩の関係にあり、アロマ役の古城門志帆もこの事務所所属である。この作品の出演以降、それまでは散発的だったメインキャラの出演も主にゲーム中心に増えていった模様。
嶋村ははるかを演じた事に関して「はるかは元気で芯が強く頑張り屋で、可愛くて素敵な女の子。最初の頃はそんなはるかを演じる自分がどこかおこがましい気持ちがあった。はるかに手を伸ばすので精一杯だったが今では「はるかと一緒にどこまでも遠くにジャンプできそう」と言う気持ちで演じられるようになったのははるかのおかげ」と語った。(山村響との合同インタビューより)
そしてGoプリ終了から2年後、嶋村はハグプリ37話に於いてシャイニールミナス役の田中理恵や、キュアラブリー役の中島愛と共にスペシャルゲストとしてTVシリーズに再出演した。
各話ネタ
テレビ本編
■第1話
- ノーブル学園に入学。ルームメイトの七瀬ゆいと共に学園内を見て回ってテンション満開。
- 妖精のパフとアロマ、そしてそれを追ってきたクローズと遭遇。はるかを探しに来たゆいがクローズによってゼツボーグに変えられ、攻撃される。
- 夢を嘲笑するクローズに憤りを覚えたはるかの気持ちに答えて、お守りがドレスアップキーへと変形。プリキュアとなり怪物と戦う。
- 戦闘ではプリキュアのパワーに戸惑いながらも、咄嗟に身体が動いたことでなんとなくコツをつかむ。その上、アロマに急かされて即興で決め台詞も決める。
「冷たい檻に閉ざされた夢…返していただきますわ!お覚悟は、よろしくて!?」
■第2話
- ホープキングダムの危機を知らされ、カナタや人々の夢を守るためキュアフローラとなることを決意。
- 翌日、真のプリンセスになるために必要な3つの条件のうち、「強さ」を磨くべく朝からランニング。しかし、遠くまで走り過ぎて入学式に遅刻。
- みなみの提案によって事が穏便に済むことに。その後、バレエの練習をしているみなみを目撃し、彼女にバレエを教わりたいと考えて直訴し、受け入れられた。
- バレエを習う中で絆を深め合うはるかとみなみだったが、再びクローズがゼツボーグを率いて襲撃。キュアフローラに変身して応戦するも、捻挫の痛みでうまく戦えず、窮地に陥るも、キュアマーメイドに覚醒したみなみに救われる。
■第3話
- 寮に入ってから初の掃除当番だと張り切り、如月れいこに目を付けられながらも掃除に励む。
- そんな折、パフがれいこに見つかって寮中が大騒ぎ。ペット禁制のためあわや交番に連れて行かれそうになるが、「寮全体で飼うことにすればいい」と新しい規則を作る事をはるかが進言し、みなみが「一週間の猶予を与えて多数決で決める」と提案し、賛同を得る。
- 寮生にパフの良さをアピールするべく奮闘。しかし反対派の筆頭であるれいこが実は犬が苦手だったということが発覚し、どうすればいいかと思い悩むが、ゼツボーグとの戦いの最中、パフの身を挺した行動がれいこの胸を打ち、彼女も賛成したことで一件落着。
■第4話
- 雑誌の写真できららが持っていた私物が「プリンセスパフューム」だと判明し、直接教室まで会いに行き初対面。この時、きららから「名前にはるが続いて面白い」という理由で『はるはる』と言うあだ名を付けられ、定着。
- その後もきららにプリキュアになって欲しいと伝えるため彼女の動向を追うが、プリキュアの戦いを目の当たりにしたきららに変身アイテムを突き返されてしまう。しかしはるかは諦めきれず、きららがファッションショーをやると知り、みなみと寮長に直談判して外出。
- きららにドーナツを差し入れしたり、世間話をして、互いの夢を語り合う。ただはるかは自分の夢を明かし損ねている。
■第5話
- きららにどうしてもプリキュアになってもらいたく奮闘を開始。きららはそれを諦めさせるため、はるかに私生活の「ハードさ」を体験させる。はるかはあまりの多忙さに音を上げてしまった。
- その結果、きららの夢を邪魔してはいけないと勧誘を断念。しかしはるかがきららのオーディションで星のアクセサリーを提案したことがキッカケで彼女は合格し、きららが意識を改めるキッカケを作った。
- 仲間になったきららの後押しもあり、はるかもみなみのことを名前をで呼ぶようになった。
■第6話
- みなみときららと一緒に行動するも、周囲の生徒達に「大輪の花に囲まれたつぼみのような子」と噂される。
(※花咲さんは関係ありません)
- 普段使われていない「第二生徒会室」をプリキュアの活動拠点にし「グランプリンセス」を目指し特訓を開始。しかしはるかはミス・シャムールから告げられた「紅茶の淹れ方」から四苦八苦。シャムールから「つぼみのプリンセス」と言われてしまう。
- がっかりするはるかだったが、カナタ王子が立体映像として出現。幼少期以来の再開を果たす。そこで自分の目指すべきことを教えられた。
- 新幹部・ロックが登場。彼が生み出したゼツボーグに立ち向かうが、ロックから「お前、地味だな?」と言われる。
- 押され気味だったフローラだが、仲間達の援護射撃を受けて盛り返した。
■第7話
- 校内球技大会にて、「プリンセスっぽい」と言う理由で種目にテニスを選択。くじ引きでイケメン藍原ゆうきとダブルスを組むことに。
- しかし、はるかはテニスをやったことが無くサーブすら出来ない有様。本気でテニスに打ち込むゆうきに叱られてしまうが、テニスの志望動機を聞いたゆうきによって、互いに実は幼稚園の頃に一緒だった男の子だと気づく。さらに昔と同じく夢をバカにされてしまう。
- みなみに慰めてもらった後、パートナーとして交流を深めようとするがゆうきから戦力外扱いされ、憤慨したはるかはシャムールを呼び出し、見返すためにテニスの特訓を志願。みなみやきららの協力もあって、少しずつ上達していく。
(※こんな「報復」はしていません)
- 当日はゆうきが見直すほどのサーブを見せるが、シャットのゼツボーグによって邪魔される。戦闘後、ゆうきがフローラを目撃したことで、はるかの夢を少しだけ肯定してくれた。が、はるかが「なれるかな?」と聞くとゆうきに「500年後くらい」と返されてしまい、一気にご機嫌斜め。
- そんなやりとりのせいか、試合再開後のサーブはあろうことかゆうきの背中に直撃し、当然怒られてしまう。はるかは平謝りするが、みなみからは「仲良くなるまでは時間が必要」と言われてしまった。
(※実際の映像と少し異なるかもしれません)
■第8話
- ノーブルパーティに参加するため、自前でドレスを用意しようと張り切る。
- しかしドレス作りに没頭するあまりに学業が疎かになり、宿題を忘れたり小テストで赤点を取ってしまう。その様子をみなみに叱られ、ドレス作りをやめるよう言われてしまう。
■第9話
- 遂に訪れたノーブルパーティの日。華やかな雰囲気や、豪華な御馳走を前にテンション上がりまくりで大はしゃぎ。
(※ビュッフェの食事で皿を大盛りにするのはマナー違反です)
- そのパーティの裏ではみなみが事務も進行も全て取り仕切っていた事を知り、浮かれていたことを反省。しかし、苦に感じていないみなみを見て、はるかはみなみの力になりたいと強く思うように。
- 停電が発生し、倉庫の配電盤を見に行ったまま帰らないみなみを案じていると、東せいらと西峰あやかから、みなみはオバケが大の苦手ということを聞かされ、不安が募る。きららと共に倉庫に駆け付けると、ゼツボーグが生み出したオバケの幻影に取り囲まれるマーメイドの姿が。
- 情けない姿を見せる自分をマーメイドは恥じるが、フローラは幼少期母親にしてもらったように手を握り、「今日は私、学園のプリンセスを守るナイトになります!」と勇気づける。マーメイドは立ち直り、ゼツボーグは浄化された。
- 停電も復旧し、ダンスタイムが再開。男子生徒からの誘いを断ったみなみに真っ先にダンスへと誘われ、はるかは頼られる喜びを噛みしめるのであった。
■第10話
- 4月10日がはるかの誕生日(O.A.は4/5)…ということでオープニング明けの提供イラストがキュアフローラ仕様に。
- 出された宿題の問題に変顔(ねこぢる顔)で取り組む。
- 結局ゆいに教えてもらおうとしたが、カナタ王子から連絡が入り、「みなみさんに教えてもらう」と口実を作って部屋を出る。その後、白金さんのことを探ろうと誘うゆいの誘いも断るが、罪悪感のあまりこっそり「ゴメンね…」と謝っている。
- 翌日、白金さんの後をこっそり追うことにする。草陰に隠れ、サングラスで変装。追跡の結果、バラ園を発見する。この時、咲いているバラの種類をはるかは言い当てていた。
- その後ゼツボーグと戦いになるが、はるか達の後をゆいが追ってきてしまったことに気付く。そしてゆいが足を挫いて動けなくなったため、仕方なくゆいの目の前で変身することに。
- 非常に強力なゼツボーグだったがなんとか浄化し、新たなドレスアップキーをゲット。しかし敗戦を続け悪あがきをするクローズの前に、ディスダークの首領ディスピアが姿を現した。
(※実際の映像と若干異なります)
■第11話
- 後が無いクローズがディスピアに懇願して生まれた「絶望の檻」の中での戦闘回。
- 最初は防戦一方だったが、マーメイドとトゥインクルの援護を受けて持ち直すも、やはり押されてしいまう。
- 外野で観戦していたゆいが、フローラに駆け寄り、身を挺してかばわれる。無茶をするゆいを心配していた。
(※実際は下っています)
- プリキュアとゆいの力で、新しいアイテム「クリスタルプリンセスロッド」が出現。3人の新合体技「プリキュア・トリニティ・リュミエール」によってクローズを倒す。
(※隣の桃キュアはry)
- クローズ消滅後、フローラは悲しげな表情を浮かべていた。
- 全てが終わったあと、ゆいを戦いへ巻き込みたくない故にこれまでプリキュアのことを隠していたことを謝る。ゆいも「友達が大変なのに知らされないほうが嫌」と言ってくれたことで、ようやく罪悪感から解放された。
■第12話
- ゆいがプリンセスプリキュアの仲間になり、大いに喜ぶ。
- きららが「サンデーGOGO」という番組に出演することになり、みんなで応援に行くが、はるかは「テレビに出ちゃうかも」と出演者でもないのに緊張。しかもはるかが映るシーンが出るたびにリボンが変わったり増えたりと、やたらテレビ出演を意識。
(※某探偵ではありません)
- レース対決で、既に勝負はついているのに根性を見せる根性ドーナツくん着衣時の一条らんこに対し、「がんばれ!ガッツドーナツくん!」と声援を送る。このときの呼び間違えがきっかけで根性ドーナツくんはギャラリーからいろんな間違った名前で声援を受けることになった
- オンエアされた番組を見るも、自分がテレビに全然映っていないことにショックを受けていた。
■第13話
- トワイライトとの初対面回。バイオリンを弾く仮面の少女に憧れ、バイオリンを始めたいと思い立つ。
- ところがバイオリンを持っていなかったので、みなみの紹介でバイオリンの先生である錦戸の工房を訪れる。そして錦戸に気に入られ、彼が初めて作った記念のバイオリンを譲ってもらうことになる。
- さっそくレッスンパッドでシャムールを呼び出し、バイオリンのレッスンを受けるも、腕前は悲惨で、周囲に被害を与えるほどであった。ドラえもんのしずかちゃん顔負け。
(※耳をすませばではありません)
- 自分の下手っぷりに落ち込んでいるところで、バイオリンの少女と再会。「心を閉ざして」弾くことを教わる。
(※実際の映像とは異なりますが、嫉妬の線も捨てきれません)
- バイオリンの腕自体は飛躍的に上達したが、錦戸からは「はるかくんらしくない」「心に刺さらない」と不評であった。
- 仮面の少女がシャットとともに登場。彼女の正体はディスダークのプリンセス・トワイライトだった。バイオリンの手ほどきをしてくれた相手が敵だったことに少なからずはるかは動揺するが、夢を否定する彼女に負けじと戦い抜いた。
- 戦闘終了後、「花をイメージしたら」と言われ、心を込めてバイオリンを弾いてみせ、周囲を聞き惚れさせた。
■第14話
- ファミリーデーの会場設営を楽しそうに手伝う。そこでゆいやきららに「とても可愛がっている妹がいる」事を話した。
- ファミリーデー当日、春野家と久々に再会し団欒を楽しむが、肝心の妹のももかは終始不機嫌。
- 両親もその原因が分からず、ご機嫌取りにあの手この手を尽くすはるかだったが、全て不発。
- 見かねて助け船を出すきららやみなみだったが、彼女達にも失礼な事をしてしまい、はるかはももかを叱り、喧嘩になってしまう。
- 一足早く、海辺できららに慰められたももかと再会したはるかは、ももかを許し、自分も謝るが、家族が揃ったタイミングでトワイライトとシャットによって、春野家の人達がゼツボーグにされてしまう。
- 戦闘時、妹の手作りティアラを壊されそうになったフローラは、キック一閃、ゼツボーグを海上まで吹っ飛ばした。その様子を目の当たりにしたトワイライトは、彼女の心の高まりを感じ取った。
- ファミリーデーの催し物の、バレエの舞台ではるかは「コール・ド(群衆、大人数)」の一人ながらも、みなみの手ほどきの成果を見せた。
■第15話
- ミス・シャムールのプリンセスレッスンで、6話で醜態をさらした「紅茶の淹れ方」の再テスト。がんばって練習していたようで、シャムールからは合格の証として肉球スタンプをおでこに押される。喜ぶはるかだったが、アロマには「まだまだ」と言われてしまう(肝心のアロマが執事見習いなことを指摘されたので、本人が再試験を進言)。
- 翌日、アロマが人間の姿になったはるかとゆいの部屋に登場し大騒ぎに。
- 男子がいるとマズイため、はるかはアロマを女子寮からそっと連れ出し町へ。アロマは執事試験のためにあの手この手を尽くすがどうも上手くいかない。落ち込む彼を見かねたはるかは、精一杯協力することを誓う。しかし試験は結局不合格に。
- 責任を感じたはるかは、走り去ったアロマを追いかけて謝るが、「主人に気を遣わせるなど執事として失格」とアロマに改めて気づかせた。
- 強化型ゼツボーグ戦ではキュアフローラに変身して一人で果敢に立ち向かうが、到底かなわず、痛めつけられてしまう。
- しかしアロマが助けを呼んでくれたおかげで形勢が逆転。なんとか撃退することに成功した。
■第16話
- 海藤家が所有するリゾート地に招待される。このリゾートを任されている若社長でみなみの兄である海藤わたるの登場時、なぜかきららと抱き合って頬を赤らめていた。
- 海藤家所有の海でダイビングをすることになり、「足のつかない深さが怖い」となかなか海の中に潜れなかったが、みなみから強く誘われ水中に入り、綺麗な海の中を堪能した。
(※毎年の事ですが水着ではありません)
- 海藤グル―プ「海の感謝祭」の席で海の幸を堪能。きららから食べ過ぎと突っ込まれてへぺろをする。この件ですっかり海が好きになったようだ。
(※実際の映像とは視点が異なります)
- カナタから「新しいドレスアップキーがその場所の近くにある」と知らされるが、その途中でわたるを素体としたゼツボーグが出現したため対決。さらにタコ型ゼツボーグまでも現れて大ピンチだったが、みなみが奮戦したことで事なきを得る。
■第17話
- きららが母の天ノ川ステラと共演すると知り、3人で会場に下見に行くが、そこで偶然ステラと遭遇。緊張気味のあいさつをした後、ステラにみなみともども抱き付かれる
- きららの家で一泊することになる。ステラの意外な素性に驚かされたり、ショーの前でピリピリしているきららの愚痴に付き合わされたりてんやわんやだった。
■第18話
- 『花のプリンセス』の作者である望月ゆめが夢ヶ浜でサイン会の宣伝をするとゆいから聞かされ、大興奮のはるか。
- 望月先生と対面した際、はるかはテンパっていつものように「ごきげんよう」と挨拶してしまうが、望月先生は「あら……ごきげんよう」と自然に返してくれた。
- 幼い頃から大事にしていた『花のプリンセス』の絵本にサインしてもらったはるかだが、長年の疑問であった「花のプリンセスの結末」について質問(サイン会の時と、その後でもう一度聞きに行っている)し、その真意を聞かされる。
- トワイライトと戦闘するが、プリンセスを目指すには未熟過ぎることをトワイライトに指摘され、一度は圧倒されてしまう。しかし望月先生の話を聞き、「自分だけのプリンセスを目指す」という思いに答えて、はるかの絵本から遂に三本目のミラクルドレスアップキーが出現。
- マーメイド、トゥインクルとあわせてミラクルドレスアップキーを揃え、新たな合体技「プリキュア・トリニティ・エクスプロジオン」でついにトワイライトに膝をつかせた。
■第19話
- バイオリンのレッスン中、シャムールから「カナタにはバイオリンが得意な妹がいた」という事実を聞かされる。
- せいら主催の「宝探し大会」に参加。如月や狩野とチームを組む。この時、狩野がゆうきの追っかけの一人で、7話ではるかにテニス枠をとられて激しく嫉妬していた人物だと気付いてかしこまる。
(※一部の人達は関係ありません)
- きららやみなみが周囲から「変わった」と評される中、そのきっかけになったのがはるかだと示唆された。如月や狩野には直接褒められていた。
■第20話
- 9つのドレスアップキーに導かれ、ホープキングダムに転送される。ドレスアップキーが示す光をたどると、2体のゼツボーグと遭遇。やや不利であったが、駆けつけてきたカナタに助けられ、浄化に成功。こうして2人は約9年ぶりに再会したのだった。
- キーが示す方向は、花のプリンセスの紋章があるホープキングダムの建物。その建物の中には先代の花のプリンセスプリキュアのメッセージが残されていて、「もう一つのパフュームの存在」と、そのパフュームに闇が迫っているということを知る。
- カナタの馬に同乗し、ホープキングダムの城に向かう。が、カナタにかつてトワという妹がいたこと、妹が行方不明になったことが語られ、はるかは、思わず涙してしまう。
■第21話
- 前回からの続き。ブラックプリンセスとなり、カナタに襲い掛かってきたトワイライトからカナタを庇うべく、変身しながらバリアを貼って防御した。
- 自身すらも滅ぼしかねないブラックプリンセス状態のトワイライトを止めるために、3人は全力で次々と技を繰り出すが、パフュームの力でモードエレガントになったトワイライトの必殺技の前に倒れる。
- 「夢は潰えた」と呟くディスピアの言葉に対し、「夢は…あるよ」と言いながら立ち上がる。
- フローラは、その夢と希望がトワイライトであると宣言。そのまま笑顔でトワイライトとバトルを繰り広げながら、トワイライトの演奏に「心を閉ざしても押さえきれない夢」があり、そこに強いあこがれを抱いたと語った。そしてトワイライトの心の中に、カナタへの想いと熱い夢があることを看破した。
- トワイライトにトリニティエクスプロジオンが炸裂る。押し切るにはまだ力不足であったが、カナタのバイオリン演奏で夢がよみがえったため、トワイライトの浄化に成功。トワイライトはトワの姿に戻った。
- トワを連れてホープキングダムからの脱出を図るが、イバラで追いかけてくるディスピア。はるか達を逃がし、ディスピアの人間界侵攻を防ぐために一人囮になることを決めたカナタに扉の向こうに突き飛ばされ、離れ離れになってしまった。
■第22話
- ノーブル学園近くの海岸に戻ってきた一行。はるかは気を失っているトワ(トワイライト)をおぶって帰還する。寮の扉の前で待っていたゆいに「その人は?」と尋ねられるが「トワイライトだよ?今はトワさんだけど」と答える。
- トワが悪夢にうなされ寮の外を散策しているとバイオリンを奏でるはるかと出会う。はるかはカナタが使っていたバイオリンで曲を演奏していた。はるかはカナタのバイオリンをトワに返そうとするが「もう見たくない」と拒否する。
- そこにディスピアが現れて…トワの洗脳を再開する。トワはいばらの檻に閉ざされ正気を失う。トワより真っ先にカナタのバイオリンを心配していたがトワを助けるためみなみときららと共に変身して立ち向かう。
- ディスピアがトワイライトがもう使い物にならないと判断し始末しようと力を吸い取る。それでも助けたいフローラ。カナタが奏でていた曲なら正気を取り戻せると判断したフローラは自分のバイオリンを持って突入を決行する。途中魔物に邪魔されるがリィストルビヨンを推進力に使いいばらの中に潜入する。
- トワは正気を失い生きる希望も失くしていた。
- フローラはバイオリンで音楽を奏でるが「聞きたくない」と否定され、それでもトワの正気を取り戻すためカナタの言葉を代弁する。
(※こんな乱暴なことはしていません)
- フローラとトワが奏でる音楽が一つになったときトワは正気を取り戻し、ディスダークには負けないと宣言する。が、後ろからいばらで攻撃され檻から落ちてしまう。
- トワが自分の罪と向き合うことを決意した瞬間奇跡が起きトワはキュアスカーレットに変身する。トワがプリキュアに変身したことを驚くフローラ。
- キュアスカーレットは圧倒的な力でディスピアを退かせる。そしてカナタのバイオリン(スカーレットバイオリン)を通じてカナタが生きていることをフローラに伝える。
■第23話
- トワが一時的に泊まっていた部屋に入ろうとしてドアの段差に躓き転ぶという出落ちをかます。トワを夢が浜の町に強引に連れ出す。
- マーブルドーナツの店で楽しく会話しているとトワが自分の罪悪感に苛まれ店を飛び出してしまう。きららは「今はそっとしておいた方が」というが心配になり探しに出る。
- トワを探して街を走っていると坂の途中から空き地にゼツボーグが居るのをきららが見つける。そこにトワもいると確信し駆け付ける。トワはスカーレットに変身し戦闘を繰り広げていたが幹部ロックの精神攻撃の前に意気消沈状態で。そこでフローラはスカーレットにハグをして慰める。
- 4人で決めポーズを決め連携技でゼツボーグを浄化する。
- 学園長に呼び出されたトワについていき会ったことのない学園長に緊張するはるか。部屋に入って学園長が自分の憧れの絵本作家望月ゆめと知って驚く。
■第24話
- トワ転校初日の夜、きららの部屋に集まる(きららは仕事のため不在)。
- 固くなっているトワに対し「肩の力を抜いて~スマイルスマイル~」とアドバイスをする。
- トワの持っているドレスアップキーは伝説の12個のドレスアップキーに含まれていないことを知って落ち込むアロマに対し、「チッチッチ~落ち込むことないって」と、アロマのモノマネをして慰める(これに対してアロマは「はるかはお気楽すぎるロマ」と憤慨していた)。
- 食堂で夕食を食べながらトワときららの報告を聞く。このとき「ご飯大盛のトンカツ定食」を頼んでいた。
- ロックが襲来したとき、大人になってしまったロックの姿を見て驚いた。
■第25話
- 夏休みになり実家に帰ることが決定した。みなみ、きらら、ゆい、トワもはるかの実家に行くことに。トワは当初どこかに行くことに消極的で。
- はるかの実家は春屋という和菓子屋でみんなも店の手伝いをする。※鳥瞰図で町の全貌が見えた時埼玉県川越市周辺が聖地だと推測する大きなお友達も。
- みなみははるかの家に泊まるのに挨拶として3個のスーツケースを持参しており最初のひとつを開けるとメロンが大量に入っていた。(どうやって消費したのか気になる)
- 畳の上に寝転がり「畳はこうやって寝るんだよ」とみんなに言う。みんなもそれに習い部屋で雑魚寝をする。
- 夜になり近所で肝試しが有ると告げる。お化けが苦手なみなみは怖がるが実施されるのはまだ先になるという。河原で花火をすることになり花火を楽しむがすぐに終わってしまい意気消沈。そこでみなみが持ってきた二つ目のスーツケースを開けると大量の花火が(※花火を大量に持ち運ぶには火薬取締法上の許可が必要です)
- そこにシャットがトワに因縁をつけてきて。トワとみなみが同時変身で牽制する。
■第26話
- 家族で博物館らしき場所を見ているとアロマから「トワが風邪で倒れた」という連絡を受ける。
- シャムールがトワのため特別なハーブティーを調合してアロマがそれを取りに飛んでくる。アロマにハーブティーを託し自分も急いでノーブル学園に戻る。
- 学園の寮に戻るとパフとアロマがセミゼツボーグ相手に善戦しトワのためにと変身した場面だった。
- ゼツボーグがパフとアロマの手に負えなくなったため4人は変身してゼツボーグを浄化する。浄化されたセミは空の彼方に飛んでいく。
■第27話
- 夢が浜の町で祭りが行われることに。みなみに着付けを手伝ってもらって浴衣に身を包み、ノーブル学園の屋台で来場者にアンズ飴の販売をする。
- 交代の時間になり男子と代わる。輪投げの屋台の前でなぜか落ち込む如月さんを発見。はるか達が屋台を見ると、景品の中にパフのぬいぐるみが。はるかは得意の輪投げでパフのぬいぐるみを見事にゲットし、如月さんにプレゼントする。
- テニス部の友人二人と歩いていたゆうきとぶつかり、ゆうきが持っていた水風船が割れて水を被ってしまう。明日から始まる合宿に備えて早く帰ろうと言う仲間にゆうきが「テニスより祭り」とテニス以外のことを優先したため、はるかはゆうきの態度に違和感を覚える。
- 仲間と別れたゆうきは仕方なしにはるかに「お前でもいいや」と祭りめぐりに誘い、はるかは焼きそば屋台で焼きそばを勢いよく頬ばる。
(※なおちゃんは参加していません)
- かき氷を食べたり射的に参加したりして祭りを楽しんでいると、はるかはゆうきの右肘にサポーターが巻かれているのを目撃する。その直後、はるかはゆうきの取り巻き女子3人に拉致られ、ゆうきが練習中に利き腕を負傷して大会に出場出来なくなったことを知る。レギュラー落ちして自棄気味になっているゆうきを助けてほしいと相談を持ちかけられたはるかは意を決してゆうきに話しかけようとするが、『余計なことはするな』と怒鳴られる。
- そこにシャットが現れ、取り巻き女子3人をゼツボーグに変えてしまう。はるか、みなみ、きらら、トワの4人は変身してゼツボーグに立ち向かう。マーメイドの指示で戦闘に巻き込まれそうになっていたゆうきをフローラがお姫様抱っこで避難させる。
- 以前にもゆうきを助けたことが有るフローラは自分たちが戦う理由を尋ねられ、「みんなの夢を守りたいから」と答える。それを聞いたゆうきから「本物のヒーロー」と褒められるが、フローラは「ゆうきくんに褒められると変な感じ」と感想を漏らす。
- ゆうきは、そんなフローラと比べて挫折してウジウジしている自分を格好悪いなと自嘲するが、フローラはゆうきを元気づけるどころか「今のゆうき君ホントにかっこ悪いよ!」と突然怒り出す。このときのゆうきは「周囲の仲間は気軽に頑張れと言ってくるがどうせ挫折した人間の気持ちなんてわかってない」と弱音を吐いていたが、フローラはそれが許せなかったのだ。そもそもゆうきが今まで夢を追えていたのは周囲の仲間たちが支えてくれたおかげなのだから、ゆうきのつらい気持ちがわかっていないはずはないのである。
- 感情的に説教してしまったフローラだが、我に返ってその場を立ち去って戦線復帰。しかしゆうきはフローラの言葉に活を入れられ眼が覚める。フローラの後を追ってきたゆうきはテニスの要領で石を木の枝で打ってゼツボーグにぶつけ、プリキュアたちを支援した。
- スカーレットのフェニックスブレイズと3人によるトリニティエクスプロジオンによってゼツボーグは浄化される。ゆうきはフローラが説教してきたとき自分の名前やテニス部の事情まで知っていたことが多少気になっていたようだが、フローラの正体がはるかなことまでは思いは巡らなかった。
■第28話
- シリーズで初めての「明確な水着回」。海藤家のリゾートへ仲間達と向かった。
- 開幕から非常にテンションが高く、まだ荷物も置いてないのにビーチボールを膨らませようとしてアロマに「喋るか膨らますかどっちかにするロマ」と突っ込まれる。
- みんなと浜辺で遊び海を満喫するが、泳ごうとなった際に泳げないゆいが遠慮したので残念そうにしていた。
- さらにトワが別荘に戻った後、彼女が泳げないことを言い出しづらかったらしいことを知ると、その気持ちを考えず一人ではしゃいでしまったことを反省。
- 戦いではロックの策略で分断されるが辛くも勝利。久々の単独技を披露した。
- 戦闘が終わった後、トワが泳げないことを明かしてくれたことを喜んで思わず飛びついていた。しかし戦闘後、別荘に帰る途中でキーが奪われていることを知る…。
■第29話
- 前回ロックに奪われたドレスアップキーの事でみなみ、きららと共に落ち込んでいた。その様子を見たゆいとトワが3人を励ます。
- パフが謎のドレスアップキーの匂いを嗅ぎつけ奪われたキーかもしれないと探し始める。ゆいとトワ、パフ、アロマは先に海岸に出てしまいはるか、みなみ、きららの3人はゆいたちとはぐれてしまう。謎の霧に包まれ見た事の無い場所に到達する。そこにはアフタヌーンティーのセットが用意されていて。
- そこに見知らぬ女の子が3人現れる。さらにディスピアと巨大なゼツボーグが現れそこにいた面々を攻撃してくる。攻撃を避けようとそれぞ女の子の手を引いて逃げるが逃げ場を失う。
- 見知らぬ女の子3人ははるか、みなみ、きららに目指す夢を聞く。それを聞いて安心したのかなんとドレスアップキーを貸してくれる。変身しゼツボーグを退けた後見知らぬ女の子3人が自分の正体を明かし3人が先代プリンセスプリキュアだったことが明らかに。
- はるかは先代に「あなたたちの夢は?」と問うと「ホープキングダムの平和」と言う答えが返ってくる。
- 先代3人からはるかはサクラキー、みなみはサンゴキー、きららはギンガキーを受け継ぐ。
- そしてロックによりゼツボーグ化された城が次元の壁を突き破りこの世界に現れる。
■第30話
- 前回からの続きで、ゼツボーグとなったホープキングダム城に大驚き。アロマの察知能力によりその城の中に奪われたキーがあるとわかる。プリキュアに変身できない状態であるが、「絶対に絶望しない」という先代との約束を胸に、城に乗り込む。
- 城の中では、パフやアロマの助力のおかげでロックの妨害を生身で切り抜け、ドレスアップキーの開放、奪還に成功する。
- キュアフローラに変身後、ロックが真の力を開放。トリニティエクスプロジオンも破られピンチに陥るが、今まで夢を支えてきてくれた仲間や人々を思い出し、負けずに立ち向かう。4人の「絶対に負けない」気持ちにすべてのドレスアップキーが反応し新たなパワーアップアイテム「プリンセスパレス」が誕生する。
- 新技「プリキュア エクラエスポワール」でロックの浄化に成功。
■第31話
- カナタと再会する夢を見ていたが、パフに顔面に張り付かれて起床。新学期開始日なのに寝坊して顔面蒼白になる。ちなみにゆいがはるかを起こさなかったのは「すごい幸せそうな寝顔をしていたため」らしい。
- プリンセスレッスン「フラワーアレンジメント」を行うが、良くも悪くもなく平凡な出来だった。
- 夏休みのため、手入れをしていなかった花壇の草むしりを行おうとするが、先にクラスメイトの小森はなえがほとんど行っていた。そのはなえにいきなり後ろから「ごきげんよう」と声をかけ、驚かれた。
- 花に詳しく、フラワーアレンジメントが得意なはなえと意気投合。特に目標がないはなえにフラワーコーディネーターになることを勧める。これが新たな夢を生み出すことに。
- その日の夕方、倒したはずのクローズが学園に現れる。クローズと因縁の深いはるかは特に敵視された。
- 地獄からよみがえりパワーアップしたクローズの前に4人は圧倒されてしまう。拍子抜けしたクローズは、絶望の種から誕生したストップとフリーズに戦闘を任せる。ストップとフリーズは、生まれたばかりのはなえの夢をゼツボーグにしてしまう。
- はなえを媒体にしたゼツボーグの浄化には成功したが、「花は何度でも咲く、絶望も同じだぜ・・・」とクローズに宣言され、新たな波乱が起きる予感のする幕切れとなった。この時点で、クローズは「絶望の種」と呼ばれるものを人間界の随所にばら蒔いていたのであるが、はるかたちはそれを知る由もなかった。
■第32話
- みなみの許嫁を自称する伊集院キミマロという少年がノーブル学園にやってきた。だがキミマロの目には、はるかたちと楽しそうにしているみなみが、昔の気高く美しかった姿とはすっかり変貌してしまったように映っており、いつの間にかはるかはキミマロに「みなみを変えてしまった元凶」として敵視されてしまう。
- 部下に命じ、はるかの情報を集めさせるキミマロ。しかしこんな時に限って、バレエで尻餅をついたり、廊下でコケたり、バッグの中身をぶちまけたり、狙ったかのようにドジを繰り返すはるかの姿を見たキミマロは、彼女を排除することを決意する。
- 花壇で花に水を与えるはるかに近づいたキミマロは、みなみに対する思いの丈を明かすとともに、はるかはそんな美しいみなみにふさわしくない存在だと言い放つ。「もうみなみに近づかないでくれ」と冷たい言葉を投げつけられたはるかは大ショック。だがその会話はみなみに聞かれており、キミマロは激怒したみなみに突き放された上に、ストップとフリーズによってゼツボーグを誕生させられる。
- 4人が駆けつけ戦闘開始。だがフローラは一人で突っ走り、逆にみんなの足を引っ張ってしまう。キミマロの言葉で傷つき、みなみの側にいられるようにと焦ったが故の独走だった。だがそんな彼女の心を見抜いたマーメイドは優しく言葉をかける。「はるかははるかのままでいい。私があなたといたいのよ」
- さらに「自分が変わったのはあなたのおかげ、これからも友達でいてちょうだい」と言うマーメイドに、フローラも笑顔を取り戻した。「私もみなみさんと一緒にいたいです!」
- ゼツボーグを倒し、キミマロの「みなみと共に歩みたい」という夢も取り戻した。だがその夢が気になるフローラは「い、いつ結婚するんですか!?」とマーメイドを問い詰める。しかしマーメイドは「彼が勝手にそう言っているだけよ」と軽く一言。杞憂とわかり、安心して照れ笑いを見せるフローラに、我々視聴者もニヤニヤせざるを得なかった。
■第33話
- ミス・シャムールのプリンセスレッスンでメイクの手ほどきを受けた。しかし、メイクに慣れてるみなみ、きらら、慣れてない割には意外に上手なトワと異なり、彼女のメイクは殆ど歌舞伎の隈取りだった。⇒春野はるかのバカ姫様
- 31話でシャムールに保護された妖精クロロが箱の中に隠れているのを発見し、のぞき込むが、クロロの臆病な性格か急な環境の変化への戸惑いか、はたまた前述のメイクした顔が怖いからか、とにかくクロロは怯えるばかりだった。
(※実際の映像とはほとんど同じだと思われます)
- 翌日、やはりメイクがうまくいかず、シャムールにアドバイスをもらおうとレッスンパッドを作動させるが、シャムールは不在。パフによると「朝早く街の方に出かけた」とのことだが、はるかは「シャムールはこの世界に不慣れなのではないか」と心配になり、探しに行く。しかし実際には、シャムールは人間の世界に慣れ切っていた。
- 戦闘では、野良猫の「魚をいっぱい食べたい」という夢から生まれたサメゼツボーグと戦うが、潮吹きと牙攻撃に戸惑う。最終的には、シャムールの教えで学んだプリンセスの極意を口にしながらゼツボーグを投げ飛ばした。
- 因みに野良猫の「魚をいっぱい食べたい」という夢に対し「食い意地張りすぎ…」とコメントするが、お前が言うなと突っ込んだ視聴者も多いだろう。
- ゼツボーグを倒し、助けてくれたお礼として猫たちから、昨日拾ったという綺麗な金のボタンをもらう。それにはホープキングダムの王家の紋章が刻まれていた。「カナタが……この近くにいる…!」
■第34話
- 前回手に入れたボタンにより、カナタが近くにいるらしい事はわかったが、それ以外に手掛かりはない。藁にもすがる気持ちでレッスンパッドのアプリで星占いをしてみると、「プリンスは『チョコレート』に」というよくわからないお告げが出た。そこへきららが持ち帰ってきた「『チョコレート』プリンセスコンテスト」の案内を見て、これに違いないとみんなの意見が一致。
- 書類審査が通ったため、コンテスト参加が決まる。この書類の顔写真の欄に、チョコレートをとてつもなく幸せそうに食べるはるかの写真が添付されていた。
- きららの指導でランウェイの歩き方やポーズの特訓を行う。ただし相変わらずメイクは歌舞伎の隈取りな為、きららはコンテストの日も仕事が終わり次第駆けつけて、メイクの手伝いをする事を約束する。
- ところがコンテスト当日、用意された衣装が手違いでブカブカである事が判明。その上、頼みの綱のきららも姿を現さない。出番が刻一刻と迫る中、意を決したはるかは、自力でこのピンチを切り抜ける覚悟を決める。
- 大きすぎる衣装はガムテープで何とかサイズを補正したものの、メイクまでは手が回らないままステージへ。観客席にはきららはおろか、みなみもトワもおらず、異変があった事を察知して不安でうつむきかけるも、一人残ったゆいの抱える色紙には、仲間達の応援メッセージが描かれていた。
(※画像はイメージです。)
- きららの「メイクより笑顔」というアドバイスを思い出し、平常心を取り戻したはるかは、すっぴんで堂々とステージを歩き、正に花のほころぶような笑顔を見せる。そして出番を終えたはるかは、ダッシュで仲間達の元へ向かった。
- ステージに間に合わなかった事を詫びるトゥインクルに対し、「トゥインクルが励ましてくれたおかげで、ステージをやり切る事ができた」と逆に感謝を述べるフローラ。二人は力を合わせてゼツボーグを浄化した。
- 上位入賞はならなかったものの、はるかの素直な笑顔は観客の心を掴み、特別賞を受賞した。きららは、はるかが思っていたよりずっとすごい子だという事を再認識する。
- 表彰式のプレゼンターが「チョコレート『王子』」というゆるキャラマスコットだったというオチがつき、そう簡単にカナタは見つからないと思った矢先、はるかは交差点にてカナタらしき人物の後ろ姿を目撃する。だが追いかける暇もなく、その姿は雑踏の中に消えてしまった……
■第35話
- 放課後、全員でビラを配りながらカナタ捜索。偶然出会った錦戸にも見せると、何と彼の工房にいる事が判明。砂浜で倒れていたところを助けたのだという。工房に駆け付け涙の再会を果たした……と思いきや、カナタは記憶喪失になっており、はるかやトワの事も憶えていなかった。
- ホープキングダムやプリキュアの事を説明しても戸惑うばかりのカナタに、実際に見れば思い出すかもしれないと、Aパートでバンクもない掟破りの変身をしてみせるが、「綺麗だ…」とうれしくも見当違いな褒め方をされ、照れただけに終わる。
- トワがバイオリンを弾いても、はるかと初めて出会った思い出の丘に行っても、記憶は戻らない。トワは悲嘆に暮れつつ「どんな事をしてでもお兄様を取り戻す」と決意を固めるが、はるかは辛そうな彼の顔を見て、「自分達はカナタを苦しめているだけなのではないか」と考え始める。
- ゼツボーグを退けた後、はるかは「無理をして思い出さなくてもいい、今の自分達を見てもらって、また仲良くなればいつかは…」と自然の流れに任せる事を提案。今日この時から改めて友達になろうとカナタと握手を交わす。それはあの幼き日二人の出会いの再現のようでもあった。
■第36話
- みなみの招待で、海藤家の船上パーティへ。セレブ一家のオーラに圧倒されて、自己紹介するのに「初めまして!私は、は、はるの、はりゅくく…」と自分の名前でカミまくる。なお、前回みなみが「はるかのお家にご挨拶して帰りましょう」と言っていた為、このシーンと合わせて「お互いの両親に挨拶を済ませ、次はいよいよ婚約発表か」との声が一部で上がる。
- 水族館を見学しに来ないかという北風あすかの誘いに、みなみはこの後大切なパーティが控えているからと辞退するが、「え~、一緒に行きましょうよ、ね、ね!」と目を潤ませておねだりするはるかに押し切られた。
こんな小動物のような目で訴えられればねえ。
- 今回は脇役のはずなのだが、海藤家を見てはしゃぐ、豪華客船を見てはしゃぐ、魚を見てはしゃぐ、アシカを見てはしゃぐと、随所で目立っていた。はるからしいと言えばはるからしい。
■第37話
- 演劇会ではるかのクラスは「ロミオとジュリエット」をやる事になったが、脚本担当のゆいの指名により、なんとはるかがジュリエット役に。しかし喜んで引き受けたものの演劇素人のはるかは、演技は大根で台詞も棒読み。演出担当の古屋りこにダメ出しを食らいまくる。
- ヘコみまくるはるかは、カナタに悩みを打ち明ける。「ジュリエットは前向きで真っ直ぐなところが君に似ている」という言葉に勇気づけられたはるかは、カナタを相手に練習を重ね、めきめき上達。クラスも一丸となって準備を進め、演劇会の日を迎える。
- ところがストップとフリーズによってロミオ役の平野ケンタとりこが囚われ、ゼツボーグが出現。変身して戦い始めるも、無数に分裂する剣士型ゼツボーグに苦戦する間に、演出家型ゼツボーグの時限爆弾のタイムリミットが迫る。クラス全員の今日に懸ける想いを無にしたくないフローラは、剣士型の攻撃を食い止め「マーメイドぉーっ!!」と渾身の絶叫。その声に応え、マーメイドの水の奔流が時限爆弾のタイマーを残り0.01秒で破壊した。
- 2体のゼツボーグを倒し、りことケンタを救い出したが、ケンタが足を負傷してまともに歩けない。暗澹となる一同に、カナタが「自分ははるかの練習相手を務めていてロミオの台詞を覚えている」と代役を志願してきた。クラスメイト達がどうすべきかと迷う中で、当のケンタが「みんなの頑張りを無駄にしたくない」と、その申し出を了承。カナタに代役が決まりかけるが……
- しかし、そこでなんとはるかがカナタの協力に異を唱える。「みんなで頑張ってきたこの舞台、たとえ失敗しようと自分達の力でやり遂げたい」とみんなを説得。一同も同意し、ケンタの怪我をフォローし舞台の幕を上げることに。
- その上ではるかは、純粋に自分たちのことを心配して代役を申し出たカナタにありがとうと心からの謝意を述べる。自分のお節介を拒否しつつも感謝の気持ちも忘れないはるかの誇り高さに、カナタは感銘を受けた表情をしていた。
- 痛みでケンタが転んでしまうアクシデントも、はるかは機転を利かせたアドリブで切り抜け、舞台は成功裏に終わった。はるかはカナタに礼を言い、二人は幻に終わったロミオとジュリエットの舞台を夕陽の河原で演じる。こうして改めて友達になった二人に、新たな思い出がまた一つ増えたのだった。
■第38話
- 隣のクラスの黒須という男子が、はるかに「プリンセスになる夢を応援している」と声をかけてきた。カナタ以外では初めて夢をからかわなかった男子に出会い、はるかはうれしくなる。
- さらに黒須は、はるかの行く先々に現れ、母の代わりにパーティに出席すべきか迷っているみなみに「将来の夢のために是非出るべき」と後押ししたり、ゆいを「世界の絵本展」に誘うなど、みんなの夢を積極的に応援しようとする。だが素直に喜ぶはるかや、初デート?で真っ赤になるゆいを余所に、トワだけは彼に信用ならぬ何かを感じていた。
- きららは海外に撮影、みなみはパーティ、ゆいは「絵本展」へ、さらにトワもゆいに付き添うことになり、はるかは一人だけでカナタに贈るプレゼントの買い物に行く。ところが一緒に連れてきたパフとアロマが買い物の間に姿を消してしまい、はるかは完全に一人ぼっちになる。不安になって探し回るはるかの前に黒須が現れた。
- 「久しぶりに一人きりになって淋しかった」と打ち明けるはるかに、「お前はこれからもずっと一人。人の夢を応援すればするほどお前は一人ぼっちになる」」と嘲笑しながら黒須は正体を現す。クローズが化けていたのだ。
- 変身するも、今日は仲間は誰もおらず、クローズに一方的に叩きのめされるフローラ。だがカナタと初めて出会った時の「夢を忘れないで」という言葉を思い出し、ボロボロになっても力を振り絞って何度でも立ち向かってゆく。
- しかし駆け付けたカナタは、そのあまりにも痛々しいフローラの姿を見るのに耐えられなかった。「夢が君を追い詰める……君をそうさせているその原因が僕にあるというのなら、僕のせいで君が夢に縛られているのなら、僕が間違ってた…!夢なんてそんなもの、もういらない……はるか、君はプリンセスになんてなるな、なるんじゃない!!」
- よりによって、自分の夢の原点であるカナタの口から発せられた夢を否定する言葉に、愕然となるフローラ。変身も解け、元の姿に戻ったはるかは完全に絶望に押し潰されており、思いもよらぬ嬉しい誤算にほくそ笑みながらクローズは去ってゆく。ストップとフリーズに足止めされていたスカーレットが駆けつけるが、はるかはカナタに背を向けて逃げるように走り去っていた。自分の生み出した絶望を糧に、急成長した「絶望の森」が夢ヶ浜を覆い始めているとも知らずに……
■第39話
- 寮に帰ってきたみなみときららにも気づかず、ふらふらと歩くはるか。みなみが声をかけようとするが、ゆいがそれを止める。今のはるかの心には誰の声も届かなかった。「カナタ……わたし、プリンセスになっちゃいけないの…?」
- そのはるかが生み出した絶望によって、「絶望の森」が夢ヶ浜を侵食し、大量のゼツボーグが誕生する。みなみ達は3人で出撃し、それに気づいたはるかも後から駆け付けて変身しようとするが、絶望によって夢の力を失っていたはるかは、フローラに変身できなくなっていた。さらなる絶望に打ちひしがれ、つまづいて倒れても立ち上がる気力すらないはるかは涙を流す。「なんで……こんな事に……なっちゃったんだろう……」 絶望に囚われ心を閉ざすはるか。ただ自分の世界に閉じこもり、いつしかその心は過去の楽しかった思い出の記憶へと飛んでいく……
- 幼き日の記憶を反芻する中で、はるかは自分が「花のプリンセス」を読んだ初めての日のことを思い出す。その絵本に描かれた主人公の姿に感動した自分は両親に大きくなったらプリンセスになりたいと宣言した。なぜプリンセスになりたいと思ったのかと両親に聞かれた幼いはるかはこう答えた。「キラキラ可愛いから」。とても他愛ない想い。でも、それがすべての始まり。
- そして、その他愛ない憧れはカナタと出会ったことで、成長しても失われることがない確固とした夢になった。おとぎ話のプリンセスになるなんて現実にはありえないということを知るくらいに成長してからも、その夢を捨てられず、「夢を目指す学園」として知られる名門校ノーブル学園への入学を希望し、受験を両親に許してもらった。もしかしたらこの学校でなら、妄想じみたプリンセスへの夢を現実にすることを見つけられるかもしれない… はるかの真摯な願いはプリキュアに選ばれることで叶えられ、みなみ・きらら・トワ・ゆい・アロマやパフという素敵な友達がたくさんでき、夢に向かって真っ直ぐ歩める充実した日々を過ごすことができたのだ。映画を見るかのように記憶を反芻していた現在のはるかに、映像の中にいる幼き日のはるかが振り返り、語りかけてくる。「思い出した?」
- みんなのためにプリンセスになるわけじゃない、ただ、わたしのためにプリンセスになりたい。そして、みんなを守ることがプリンセスになる道筋だというから、プリキュアとして戦っているのだ。自分はとても利己的な思いで戦っている。そのことを自覚したはるかは記憶の旅から帰還し、朦朧とした意識を覚醒させ、この現実に再び向き合うべく立ち上がった。
- そこに駆け付けてきたカナタが、はるかを傷つけてしまった事を涙ながらに詫びる。しかしはるかの瞳には光が蘇っていた。「カナタ…わたしね、夢があったからここまで来られた。みんなとも出会えた。夢をなくすなんて、あきらめるなんてできない。たとえカナタにやめろって言われても、わたしはプリンセスを目指すよ」。 その決意の言葉にカナタも理解した。夢ははるかの全部なのだと。過去のカナタがはるかに夢を与えたのではない。むしろ、カナタがはるかの夢に導かれていたのだ。
- マーメイド達を痛めつけるクローズの前にはるかは立ちはだかった。「ありがとう、あなたが夢見てくれたから、わたし今、こんなに幸せだよ」と、心の中で過去の自分に感謝しながら、はるかはフローラに変身する。
- 絶望から立ち直ったフローラの姿に怒り狂い、「夢はまたお前を追い詰めるぞ!」と罵るクローズ。だがフローラは「自分で決めた夢だもん!痛いのも苦しいのも全部受け止めて、わたしはプリンセスになる!」と、もはや屈しない。
- そして「はるかが笑顔でいられるよう、はるかの夢を守りたい」という新しい夢ができた事によってカナタは記憶を取り戻し、ロイヤルドレスアップキーが誕生して、クローズ達は撃退される。絶望の森も消え失せ、一件落着した後、はるかにはいつもの笑顔が戻っていた。
■第40話
- 今回はトワがメインの回なのであまり出番なし。記憶を取り戻したカナタとトワが兄妹の絆を深めているのをニヨニヨしながら見守るばかりであった。
■第41話
- 今度はゆいが主役の回なので、やはりあまり出番なし・・・
- ゆいが絵画コンクールでスランプになっていることに対して、ケーキの差し入れや肩もみなどでサポートしていた。ゆいが苦しんでいるのは十分わかっていたが、絵画に専門外なはるかが「こういうのを描くといいよ」みたいな助言さえ一切しなかったのは、お節介を嫌うはるからしい。
■第42話
- 大型イベントに参加するためニューヨークに旅立つきららを見送りに。飛んでゆく飛行機を見て「飛ーんだー!きららちゃんの乗る飛行機もあんなに大きいのかなっ!」と大はしゃぎ。子供か!そして「きららちゃん、帰って来る頃はスーパースターだね!」と目を輝かせる。実にピュア。
- だがしかし、きららはプリキュアとしての戦いを優先してニューヨーク行きをすっぽかし、業界の信用を失うという大変な苦境を迎えることになる。さすがのはるかもきららにどういう態度で接して良いか分からない様子のまま話は終わったが……
■第43話
- モデルの仕事がほとんど来なくなったのにあまり気落ちした様子を見せずにマイペースのきらら。そんなきららに無理をしてるんじゃないかと思って探りを入れるはるかだったが、当のきららに鼻をつままれて発言を封じられつつ「今までが忙しすぎただけ」と軽くあしらわれる。しかしきららがモデル活動を休業するつもりなことが判明、その真意が「(前回の話で)プリキュア活動とモデル活動を両立させることに失敗したことへのけじめ」だと知る。
- 大切な友であるはるかたちとプリキュアを続けるためにモデルをやめると決意したきららに対して、当のはるかたちが何も言えるわけがない。だが、はるかは「きららの本心」を本人にもう一度思い出させるための行動を開始する。
- そしてみなみと共に望月学園長に講堂使用許可を取り付け、生徒の協力も得る形できららのためにショーを開催した。各自の夢を現した「ドリームファッションショー」を。
- トップバッターはやはりはるか。「花のプリンセス」になるという夢を体現するドレス姿で現れきららに向かって微笑む。……が、折り返して戻ろうとした時にドレスの裾を踏み思い切り転けて向かってきたゆいを押し倒す形に。
- ショーを見ていたきららに感想を聞くが予想通りの酷評。しかしはるかは「そりゃあ、本当は見る側じゃないからね、きららちゃんは」と指摘。きららがまだ捨てていないモデルとしてのプライドを刺激することがはるかの目論見でもあった。そして「きららちゃんがみんなの夢を守りたいって思うのと同じように、私たちもきららちゃんの夢を支えたい、力になりたい。だから、夢を追い続けて!」ときららを後押しする。そしてきららは再びステージに上がり、観客席からの歓声とスポットライトを浴びながらこれこそが自分の生きる道であることを再認識し、夢を再び追い続ける決心をする。
- その後にメツボーグの撃退と星の城の解放が行われた直後、きららはある重要な事実を告げた。ボアンヌから専属モデルになってほしいと誘われていたというのだ。そして夢を追いかけるためそれを承諾し、春にはパリへと旅立つ決心をしたと告白する。つまりきららは数ヶ月もすれば学園を去って仲間達と別れることになる。プリキュアの使命よりも自分の夢を優先した形になるが、きららの夢を応援するはるかはそれを理解した上で「それまでにグランプリンセスになってホープキングダムを救わなきゃ!」と決意を新たにした。
■第44話
- 学園寮のクリスマスパーティが近づき、ゆいやトワ、生徒達共に飾り付けにいそしむ。
- 校内で物憂げな表情をしているみなみを見つけ、何があったのかと尋ねるが、みなみは「何でも無いわ」と回答を避ける感じ。
- 他人に過干渉をしないタイプのはるかは心配ながらも今は見守っておこうという慎重な立場をとっていたが、良くも悪くも空気を読まないきららが(はるかには内緒で)みなみにお節介を焼きだすという形で今回の話は進んでいく。みなみ絡みの話にしては珍しくはるかではなくきららがキーパーソンとなった。
- 後がないシャットがゼツボーグを繰り出すが、みなみは夢に迷っているため、力を発揮出来ない。そのことを知ると、思い切りふくれっ面になって、「どうして相談してくれないんですか!もう!水くさいじゃないですか!」とマーメイドをお説教。そして「新しい夢が抑えきれないんですね、いいじゃないですかそれで。夢は変わってもいいんですよ」とみなみに新たに出来た夢を後押しする。
- この時のリスのようにほっぺたを思い切り膨らませた顔があまりにも可愛いため、視聴者達を撃沈させたのは言うまでもない。
■第45話
- クリスマスパーティではクリスマス限定ユニット「ザ・プリンセス」として仲間たちと共にサンタコスで歌を披露。せいらはこの時「我が学園のスーパーメンバーによる」と紹介しており、少なくともみなみの幼馴染には「みなみと肩を並べても良いくらいの存在」と認められたようだ。
- 実際にみなみやきららやトワといった学園のカリスマたちと並んで歌い踊っても萎縮もせず、生徒からも喝采された。みなみときららの間に挟まれて歩いているだけで周囲から比較されてつぼみ扱いされていた時期からすると感慨深いところだ。
- 一方でみなみが未だ家族に新たな夢に向かうことを言い出せず浮かない顔になっている事を心配し、「大切な人だからこそ、やはり本当の気持ちを伝えるべき」と後押しする。
■第46話
- 今回はシャットとの決戦回。
- それとは関係無しに学園寮では大掃除。その合間に年末の過ごし方を話す。その中でみなみが野生のペンギンを見に行くと聞いてゆいと共に驚く。
- 翌日外に出てみると一面の銀世界。雪が積もった光景に感激するトワを見て、それならばと校庭に連れだす。
- 校庭に来てはしゃぐトワをほほえましく見つつ、自身も早速雪だるまを作り上げる。
- と、そんなところに雪玉が命中。そこには「手が滑った」と雪合戦していたゆうき達が。お返しとばかりに投げ返すが当たらず。
- そうした中、トワが雪のホープキングダム城を作ろうとする。「だったらパフ達が入れるくらい大きいのを」と提案するが、それが次第に生徒達がぞろぞろ集まり、かなり大がかりな城ができあがった。
- 手袋を忘れ取りに戻ったトワを待っていると敵の気配。向かってみればスカーレットとシャットが戦闘中だった。戦友から見下され、敬愛していた主人から見捨てられ、全てを失ったシャット。もはやディスダークに帰還しても処刑の道が待っているだけ。自分自身に絶望したシャットは魔獣化し、プリキュアたちに最後の戦いを挑む。
- 正気を失いただ全てを破壊するだけの存在と化したシャットに戦慄するプリキュアたちだが、フローラだけは開口一番「助けよう!」。
- 今また、最後まで救えなかったクローズの時と同じことを繰り返したくないというフローラの思いに、仲間たちも賛同。最終的に浄化技「プリキュアグランプランタン」をシャットに放つが、プリキュアたちの思いゆえに手加減がうまくいったらしく、シャットは戦闘不能になるダメージを受けつつも消滅せずに済み、元の姿に戻り、正気も取り戻した。
- 戦意を失ったシャットに対してトワは、今までの全てを失っても人は新しい生き方をすることができると丁寧に諭すが、それでもシャットは改心などはせず、プリキュアたちの手を振りほどいていずこかへと去って行く。だけど、はるかたちは思いだけは伝わったはずと信じずにはいられなかった。
- そして、年末になり帰省。大忙しのはるやを帰って早々手伝い、夜は大量の年賀状の宛名書き。書いている途中で窓の外を見て「みんな良いお年を」と笑顔でメタ的な言葉をいうはるかであった。
- ちなみに大掃除や年賀状書きのような年末の日常を描くのは実は歴代シリーズで初めてのこと。例年ではクリスマスを描いた話の翌話から最終決戦展開に入るためだ。今期は1月の日曜の回数が5回あるので年始に1回休みを取っても最終決戦展開を1月から始める余裕があるため、クリスマス回の次に年末ネタも入れ込むことができたのだろう。ちなみに年間の日曜日の日付が本作と同じだったフレッシュプリキュア!では12/27を休み1/3に放送があったため、やはり年末ネタはやらずに最終決戦へと突入した。
- と、はるかがこのままのんびり年末年始を過ごすのかと思ったら、大晦日の第66回NHK紅白歌合戦での企画コーナー「アニメ紅白」で春映画「みんなで歌う♪奇跡の魔法!」の映像の一部と共に「素敵すぎる~!」と紅組を応援するフローラの声。不意打ち的に出てきてTwitter上では驚く視聴者達が見受けられた。
- プリキュアが紅白の場に出るのは2010年の第61回で水樹奈々とAKB48が着ぐるみ達と共に「Alright!ハートキャッチプリキュア」を歌って以来となる。もっともはるか役の嶋村と田中SDがTwitterでそれとなく登場をほのめかしていた(ただし嶋村や柴田Pはリアルタイムでは見逃した模様)。
■第47話
- リアルタイムの放映日(1/10)に同期してすでに冬休み明けらしく、夜の女子寮のはるかの部屋でみんながくつろいでいるところから話が始まる。
- はるかが淹れた紅茶を飲んで絶賛する仲間達。はるかはプリンセスレッスンで合格した後も、美味しくお茶を淹れる練習を重ねていたのだった。
- すると外では吹雪が吹き始める。いつも世話をしている花壇の花にダメージが行くと大変と花壇の雪対策に大急ぎで庭に出ると、花壇に健気に芽を出したスノードロップの花を見て少し幸せな気持ちになる。冬の終わりから春先にかけ花を咲かせ、「希望」を花言葉に持つ、春を告げる花だ。
- そこへカナタから「花の城に異変が起きている」との知らせが入り、全員でホープキングダムへ向かうと、城を縛り付けていたイバラが消えていた。しかしプリキュアたちはまだ花の城は覚醒させていない。それを訝しむはるかの前を、一羽の小鳥が飛んでゆく。絵本『花のプリンセス』でプリンセスと行動を共にした小鳥だった。そしてその小鳥ははるかだけに聞こえる声ではるかを「プリンセス」と呼び自らについてくるように誘い、閉ざされていた花の城の扉の中へとそのまま入り込んでしまう。その瞬間、はるかは「待って!」とその小鳥と一緒に城の扉の中へ入る。仲間たちは一体何事かと驚愕するが、小鳥がいなくなってからは閉ざされた扉に入ることもできなかった。
- 扉の中に入ったはるかは、いつに間にか「花のプリンセス」の姿になって見知らぬ庭園の中に立っていた。王子が恭しく出迎え、小鳥は「あなたの夢がかなって王子様の元にたどり着いた」と説明する。国民に大歓迎され、美味しい食事や美しい花に囲まれて、幸せなひとときをはるかは過ごす。
- だが紅茶を淹れようとするはるかを制止して、「プリンセスは何もしなくてもよい」と言う王子の言葉に違和感を覚える。プリンセスレッスンを受けてきた自分が否定されたかのように思えたからだ、しかしその直後「レッスンって何だったっけ・・・」と自分が何で違和感を感じたのかがわからなくなる。そう、はるかは自らの記憶を制御されていたのだ。今の彼女は絵本の中のキャラクターである「花のプリンセス」になりきっている。春野はるかでもキュアフローラでもない存在なのだ。
- その後、谷間を埋め尽くす花畑を王子と一緒に鑑賞し、はるかは素敵すぎると興奮。記念に私もここに自分で花の種をまきたいと述べると、その種は瞬時に花を咲かせた。その時、彼女は先ほど以上に強い違和感を感じ疑問の言葉を述べる。「どうしてすぐに花が咲くの?」 その言葉に王子は笑顔で答えた。「種はすぐに花を咲かせ、永遠に枯れない。ここは幸せ溢れる国なのだから」
- 小鳥もまた王子に同調してこの地の素晴らしさを語りだす。「美しいお城に素敵なパーティー! 美味しいお茶に枯れることのない花畑! これ以上何を望むのです? すべてあなたの望んだ夢の世界なのですよ」
- はるかはそれでも花とはそんなものではなかったのではないかと疑念を深め、そして記憶の片隅にあったスノードロップを思い出す。「花は綺麗に咲くから美しいんじゃない。花は土に根を張り、太陽に手を伸ばし、寒さに耐えて、頑張って咲くから美しいんだ」とつぶやくはるかは、この世界が偽りのものであると気づいた。
- 「夢がかなったのに何が不満なのか」と言う小鳥の問いかけも、「何の努力もしないでかなう夢なんて、夢じゃない」と撥ねつけるはるか。すると王子も花畑も消え失せ、巨大な絶望の檻の中ではるかと小鳥だけが見つめ合っているという状況に様変わりする。そして小鳥は忌々しげにクローズの正体を現した。今までの全てはディスピアが作り出した幻の世界の出来事だったのだ。
- フローラに変身し、絶望の檻を中から壊して脱出。そしてクローズと戦闘開始する。クローズは猛攻を加えながらも彼なりの疑問をぶつける。「お前の夢って何だ? 本当のプリンセスって何だ? キーが揃ってるのにグランプリンセスにもなれてねえ! どうすればなれる? いつなれる!? 終わりのない夢をお前は追い続けてるんだ!」と激高し、とどめを刺そうとするが……
- 花のプリンセスになりたいというはるかだが、おとぎ話ではない現実で花のプリンセスなんてなれるわけではない。プリンセスプリキュアになることで花のプリンセスっぽい存在になれたにもかかわらず、はるかはまるで納得していない。そして今、はるかを「花のプリンセス」に成りきれる夢の世界を演出しても、それさえも否定した。こうなるとクローズも疑問をぶつけざるを得ないだろう。はるかは実際のところ、何になりたいのかと。何にもなりたくないから達成不可能な夢に逃げ続けているのではないかと。しかしクローズの攻撃を受け止めたフローラの心は、以前のように折れたりはしなかった。むしろクローズの言葉をきっかけに自分の夢の本質を正しく理解したのである。
- 「私の夢に終わりなんてないんだ…… 私の夢は大地に咲く花のように強く、優しく、美しくあること。たとえどんな苦しみや悲しみの中にあっても、ずっとずっといつまでも、強く、優しく、美しくあり続ける存在…… それが私がなりたいプリンセス!」
- 絵本『花のプリンセス』は未完の物語である。作者の望月ゆめはあえて「その先」を語らずに読者に委ねた。絵本と同じように未完であること自体がはるかの夢の形なのだ。
- メツボーグとクローズ達を退け、花の城を目覚めさせるフローラ。花畑が広がって4本目の虹が伸びてゆくと、ディスピアの居城も消え失せた。遂にホープキングダムを取り戻したのだ。後は『絶望の扉』を開き、絶望に閉じ込められた人々を解放するだけ。それができるのはグランプリンセスのみであり、気を引き締めかけたフローラ達だったが……
- 空からディスピアの声が響いてきた。「見事だプリキュア。いいだろう、ホープキングダムはお前達に返そう。だが絶望は止められぬ」。その声にフローラは「……まさか!」と不吉なものを感じる。ディスピアが最後の標的として選んだのはノーブル学園だったのだ。
■第48話
- ホープキングダムから急ぎ帰還したはるか達が見たのは、絶望のイバラで覆い尽くされたノーブル学園だった。「この世界はこれより我が物となる。お前達の夢は絶望に変わり、全て私の力となる」というディスピアの声が空から響く。
- 「そんな事させない!」と駆け出そうとするはるかを、藍原ゆうきが「馬鹿、何やってんだ!」と引き留めた。みなみ達も同様に、逆にみんなに気遣われ、危ない真似はしないで逃げるよう促されていた。これでは変身できない。だがこのままでは学園が、世界が危ない。もうプリキュアの秘密を隠している場合ではなくなっていた。
- 意を決したはるかは、ゆうきの手を振り切って歩き出す。みなみ、きらら、トワもそれに続き、4人は仲間達の前でプリキュアに変身した。そしてゆいが、はるか達4人が今まで自分達の夢を守る為に戦い続けてきてくれた事を明かす。
- プリキュア達の前に、ディスピアによって再生したロックが現れる。ボロボロの姿で、かつての野心など忘れたかのように、「ディスピア様を守る」と繰り返すだけのロックに違和感と憐れみを感じるプリキュアだったが、クローズが学園の仲間達を絶望の檻に閉じ込め、その絶望のエナジーを吸収し巨大化したロックの猛攻の前に、プリンセスロッドもスカーレットバイオリンも砕け散ってしまう。
- だがフローラ達は決して諦めず、何度叩きのめされてもロックに立ち向かってゆく。その姿は絶望の檻の中のゆいを勇気づけ、彼女は自らの力で絶望の檻から脱出した。さらにゆいが絶望に立ち向かうよう必死に呼び掛けた結果、学園の仲間達も檻から解放される。「みんなが自分達の夢を守ろうと、自ら立ち向かった。はるかちゃん達が勇気をくれたおかげ」というゆいの言葉を喜び、逆にフローラ達も勇気づけられる。
- 一方、絶望のエナジーを失ったロックは苦しみながら小さくなってゆく。その姿を哀れに思い「助けてあげたい」と言うクロロ。さらにゆいの言葉に心を打たれたシャットが「変わるぞ、私達も!ディスピアの呪縛から脱け出すのみ!」とロックに檄を飛ばす。プリキュア達はそれに応え、ロックを浄化した。
- 「時は来た」と不気味に呟くディスピア。だが、ゆいの勇気がプリキュアを救い、敵であるシャットやロックの心まで動かした事で、「勇気があれば絶望は打ち破れる」とフローラ達は力強く確信する。「ディスピア!さあ、お覚悟はよろしくて!」
■第49話
遂にディスピアとの決戦の時を迎える。
- しかしクローズを取り込んだディスピアの強大無比な力の前に、プリキュア達は圧倒される。グラン・プランタンすら破られ、変身も解けて地に伏す4人。世界中がイバラで覆われ、人々が絶望の扉の中へ吸い込まれてゆくのを、はるか達は無念の涙を流しながら、見守るしかなかった。
- だが、プリキュアにとどめを刺そうとするディスピアの前に、パフとアロマが立ちはだかった。小さな体で懸命に戦う2人の姿に勇気づけられ、学園の仲間達もはるか達を守るべく立ち上がる。その皆の想いに呼応するかのように、プリンセスロッドの欠片と夢が結びついた結晶が生まれ、さらに4つの希望の扉と光の道が現れた。
- 扉めがけて走るはるか達を、カナタやシャムールやシャット、そして自我を保ったままロックと再合体したクロロが助ける。クロロの姿にははるかも「ええーっ!?」とびっくり。
- キーを差し込み、希望の扉を開くはるか達。その姿は金色のドレスを纏ったグランプリンセスへと変わっていた。
- ディスピアの最大級の攻撃も受け止めた4人は最後の必殺技「グラン・リベラシオン」を放つ。黄金のキーに体を貫かれたディスピアは「忘れるな……絶望を…!」という言葉を残し消滅。とうとうディスピアを打ち破ったのだ。
■最終回
「これは、はるかかなたへ走り続ける、少女たちの物語」
- プリキュアの勝利で歓喜に沸くノーブル学園。だがその前に、ディスピアから最後の力を与えられ、究極体となったクローズが姿を現す。「絶望は消えない。俺達は戦い続ける運命なんだぜ!」
- 再び世界を絶望のイバラで覆わんとするクローズ。だが、戦うしかないのかと身構える仲間達を押し留め、フローラはモードデュオローグへと姿を変えて単身クローズの元へ向かった。「このまま戦っても、きっと何も変わらない。話さなきゃ、クローズと!」
- もちろん話し合いに応じるどころか、一騎打ちと受け止めたクローズは、嬉々としてフローラに襲い掛かる。究極体クローズの猛攻に意識が遠のきかけるフローラだったが、「夢がある限り絶望は消えない」というクローズの言葉で、フローラの心の中に一つの答えが浮かび上がった。
- 「絶望は、消せない…… 今までずっと辛い事もたくさんあった。でも、それを無かった事になんてできない。ううん、失くしたくない!」 夢と絶望は表裏一体、絶望の痛みもいまの自分を育ててくれた経験の一つとする境地に至ったフローラ。怒り狂うクローズの攻撃をかわし、勝機を掴んだフローラだったが、あえてとどめは刺さず、クローズに語りかける。
「絶望は消えない」
「そうだ、これからも現れ続けるぜ」
「乗り越えていくよ。時々負けちゃう事だってあるけど、何度でも前を向ける。だって私達には……」
「夢がある、から……」
「夢だって消せないよ。絶望がある限り、夢だって輝き続ける。いつまでも……」
「強く、優しく、美しく、か……」
- クローズの心からは急激に戦意が薄らいでいった。「やめだ、お前の相手は!これ以上やってらんねえ」と静かな捨て台詞を残し、何処へともなくクローズは姿を消した。
「またな……」
「ごきげんよう……」
- そして絶望の扉は開かれ、世界中の人々が解放された。ホープキングダム王や王妃も元に戻り、ドレスアップキーは役目を終えたかのように輝きを失い、眠りについた。戦いが終わった今、本来ホープキングダムの宝であるキーとパフュームは返却しなくてはならない。だがそれは、こちらの世界とホープキングダムの行き来の手段が失われる事であり、即ちトワ、パフとアロマ、シャムールやクロロらの仲間との別れを意味していた。
- 春が訪れ、トワの帰還ときららの旅立ちの日がやって来た。別れの辛さに泣きじゃくるトワを抱き締め、はるか達は離れていても心はずっとつながり続ける仲間であり続けることを誓った。
- 「思い出の丘」で、はるかもカナタに別れを告げる。「カナタにもらったキーのおかげでここまで来られた」と言うはるかに、「キーはきっかけに過ぎない。ほんの少し君の背中を押しただけだ」と微笑むカナタ。はるかに出会えた運命に感謝し、また会える事を願ってカナタは去っていった。しばし涙を流すはるかだったが、すぐに涙を拭って笑顔になり、元気に走り出してゆく。夢へ、明日へ向かって。
エピローグ
- 10年後。「思い出の丘」で一人の女の子が『プリンセスと夢の鍵』という絵本を読んでいた(作者は「ななせゆい」)。「プリンセスたちはもうあえないのかなあ?」と口にしつつ、母親のところへ駆け出してゆくその背中を、一人の女性が見守っていた。『彼女』は、遠くの海で、外国で、異世界で、今も夢の旅を続ける仲間に思いを馳せながらつぶやくのだった。
- 「大丈夫、夢に向かって走り続ければ、その心の中にまたキーは生まれる。そのキーがあればきっと……きっと……!」
特別出演
■HUGっと!プリキュア第36・37話
- 36話ではドクター・トラウムによって時間が止められ仲間とともに動けなくなっていた。
- 37話でははぐプリメンバーたちの復活とともにキュアフローラで登場。仲間たちとともに彼女らに助力する。また、このお話で「プリンセスプリキュア」と「まほプリ」と「キラキラ☆プリキュアアラモード」の3作品で編成をした「映画プリキュアドリームスターズ!」でのプリアラメンバーの中で当時未登場だったキラ星シエル/キュアパルフェとはぐプリのメンバーの6人との初共演を果たした。
■ひろがるスカイ!プリキュア第14話
- ヒロガリズムEDのダンスに、日替わりで登場する歴代プリキュアの9番手として登場。
映画
- ある休日に3人で出かけることになり鼻歌を唄うが、後からやってきた他きららに歌のテストがあることを聞かされたはるかは人前で唄うことになれていないせいか憂鬱になってしまう。
- そんな時、空から手紙が降ってきてそれが妖精の国ハルモニアからの春のカーニバルの招待状だと分かり行きたいと思うのだが招待状には地図すら載っておらず困惑する。すると招待状が馬車に変化し、はるか達がそれに乗り込んでハルモニアに向かう。
- ハルモニアに向かう途中で愛乃めぐみ達ハピネスチャージプリキュアと出会う。『ハピプリ』設定の反映か自分たち以外にもプリキュアがいたことを知って驚くことは無かった。
- ハルモニアに到着してめぐみ達と改めて顔合わせ。めぐみから「わたし達はハピネスチャージプリキュア!」と名乗られて、「あなた達が幻影帝国を倒した英雄なの!!」と驚く…と思われたがそんな事はなく、みなみ・きららとともに「ごきげんよう」と平然とあいさつする。…受験勉強で忙しくて、プリキュアウィークリーは視聴してなかったのだろう、たぶん。
- そこに現れたハルモニアの大臣(になりすましていた)オドレンとウタエンから春のカーニバルで歌を唄ってほしいと要請され不安になるが、仲間に励まされ「やる気満開!」と叫ぶが…。
- 入場の際緊張してしまい(みなみやきららはにこやかに手を振っていた)「無理無理、絶対に無理~!」と言って、きららから「やる気満開はどうしたの?」と突っ込まれる。
- それでも本番になると他のプリキュア達の歌やダンスを楽しんでいたのだが、自分たちの出番が近づくにつれ不安が多くなり、みなみたちに弱音を漏らす。その時めぐみたちから「歌とダンスの力を信じて」と励まされる。
- 出番直前になっても不安を隠しきれないはるかは人の文字を描いて飲み込もうとするが、みなみから「プリンセスを目指すのならどんな時でも堂々としていなさい」と諭され、思わず手のひらにプリンセスを描いて飲み込んだため、きららに「プリンセスを飲み込んでどうするの?」と突っ込まれる。
- そして舞台に上がった途端、正体がばれ先輩プリキュアに追いかけられたオドレン&ウタエンが舞台に乱入してカーニバルは中断、彼らが作ったステージに閉じ込められてしまう。変身しようとするが突如現れた何人かのドロボーンに驚いた隙にプリンセスパフュームを奪われ、それを巨大な宝箱に封じられてしまい、さらになおも抵抗しようとした先輩プリキュア37人が地下に落とされてしまう。
- 変身アイテムも奪われ先輩プリキュアが地下に落とされる絶望的な状況にみなみときららは床に座り込んでしまうが、めぐみ達に励まされていたはるかはその言葉を思い出し自ら歌う決意を固める。
- 「私、歌う! だって…すぅ~、はぁ~…歌とダンスを信じているから! めぐみちゃんが言っていたよね、”歌にはすごい力がある”って! ”ダンスも踊れば最強だ”って! 私たちの先輩はどんな困難にも前を向いて諦めずに立ち向かってきた! だから私…歌いたい!」
- はるかの力強い言葉で立ち直ったみなみときららとともに「イマココカラ」を唄う。するとオールスターズドレスアップキーが出現し宝箱を開封して変身アイテムが解放されはるかたちはプリキュアに変身、先輩プリキュア37人も復活して40人のプリキュアによる歌とダンスを披露する。
- 形勢が逆転されたオドレンとウタエンが多数のドロボーンを繰り出したことで戦闘に突入。キュアフローラはキュアラブリーと共に真っ先に飛び出しオドレン作のステージを突き破る。
- ドロボーンとの戦闘ではラブリーがラブリービームでドロボーンを一掃するのを見たフローラは彼女を称賛する。
- そしてラブリーとの「プリキュア・ダブルパンチ」でステージを破壊。これですべて解決…と思いきや、今度はハルモニアの守り神であるドラゴンが復活し、カーニバルを汚された怒りで暴走する。フローラ達はドラゴンの怒りを解くべくドラゴンに説得しながら向かっていくが、巨大な火球に飲み込まれる寸前ラブリーたちに助けられる。
- その時に落ちたオールスターズドレスアップキーをラブリー達が拾い上げフローラ達に渡される。そのドレスアップキーをパフュームに差し込み「モードエレガント・プリマヴェーラ」にフォームチェンジ、先輩プリキュア37人の助力で「プリキュア・レインボートルネード」を放ちドラゴンの怒りを鎮める。「思い出して、守り神様…歌とダンスってすっごく楽しいものなんだって!」
- 事件解決後ドラゴンたっての希望によりフローラ達は歌とダンスを披露しカーニバルは成功。はるかも人前で唄う自信がついた。
- キュアフローラとして登場。きれいな髪飾りを手に入れ浮かれ気分で鏡のある物置部屋にやってきたフローラは早速髪飾りを付け、幕を拡げると埃が立ち込めフローラはせき込む。埃が収まり鏡に映った自分自身を見てみると鏡に映った方はなんと髪飾りを付けていなかった。
- おかしいと思ったフローラは目をこすり再度確かめてみるが、やはり鏡に映った方は髪飾りを付けておらず様子もおかしい。すると鏡に映った方の一部がお化けに変化してフローラから髪飾りを奪い取ろうとするがフローラが気付いたことで失敗。
- 慌てて幕を締められてしまったことで、フローラは裏に回るが誰もいない。しかし背後から5体のお化けが忍び寄っていたが、フローラが振り向いて小さなお化けと鉢合わせになったことで先ほどの出来事がお化けによる仕業とわかり悔しがる。
- フローラはお化けたちと勝負することにし、モードエレガントになったり魔女の姿になったりしたが、お化けたちも負けておらずフローラはムキになってしまいお化けたちとの勝負をエスカレートさせるが、その最中に髪飾りを落として壊してしまった。
- フローラは元に戻そうとするが叶わず髪飾りが消滅してしまったことで泣いてしまう。お化けたちは済まないと思ったのかフローラにまとわりつき彼女をドレスアップさせたことで、後からやってきたキュアマーメイドたちを驚かせる。そしてフローラは笑顔になってマーメイドたちと共に部屋を後にした。
- 仲間たちとパンプキンカフェを訪れる。そこで大きなパフェを注文したことで、先に来た仲間たちのパフェを羨ましがる羽目になりアロマを呆れさせる。しかし2人がかりで持ってきた巨大なパフェに目を輝かせながら平らげるが、はるかは何かの違和感を感じた。
- そこにさらに巨大なパフェ…ではなくゼツボーグが襲来。はるか達は変身してゼツボーグを浄化するが直後に異空間に転移してしまう。
- たどりついた先は多数のカボチャが実る田園地帯…パンプキン王国だった。そこではるか達はパン・プウ・キンと名乗る3人のカボチャの妖精と出会う。
- 王国の城にやってきたはるか達はパンプキン王国の大臣を名乗るウォープに出会い、プリンセスコンテストに出場を勧められはるか達は参加を決める。
- 4人はそれぞれかぼちゃの妖精たちに連れられ支度部屋にやってくるが、はるかが連れてこられた部屋は豪華な部屋であった。そこで人形を見つけ、さらに妖精の一人が「パンプルル…。」とつぶやいたことから疑問を感じるようになる。
- 4人はそれぞれのコスチュームに着替え入場するが、他の3人が華やかなドレスを身につけているのに対し、はるかのは割烹着にもんぺという出で立ちだった。「なぜに私だけこの格好…?」
- ウォープを怪しむトワを不思議がりながらも、はるかは4人で優勝を目指して結束することを誓う。
- コンテストの途中でパン・プウ・キンの3人を見かけたはるかはトワの制止を振り切ってアロマとパフと共に後をついていく。彼らが行き着いた先は巨大な塔だったが、アロマとパフでははるかを連れていくことが出なかったので2人だけで行かせることにする。
- アロマとパフが行き着いた先は塔の頂上の部屋にいる一人の少女がいた。その少女はパンプルル姫というパンプキン王国のプリンセスだった。アロマを介して事情を知ったはるかはウォープのやり方がディスダークと同じと気付き、救出を決意するがアロマの体力では限界だった。
- コンテストに戻ったはるかは「家族のプリン」を作って、王様とお妃さまの記憶を取り戻させるとウォープが本性を現した。はるかはキュアフローラに変身して多数のゼツボーグと戦うが、キュアスカーレットともに絶望のケースに入れられてしまう。
- しかしフローラの頑張りとそれを見た妖精たちの協力によりフローラはスカーレットと共に脱出、先に捕らわれていたみなみときららを救出して4人でウォープに立ち向かう。フローラ達は決め技でウォープを浄化しようとするが、ウォープは巨大なカメレオン型の最終形態に変化する。
- 最終形態になったウォープの力は強大でフローラ達は圧倒されてしまうが、難を逃れた妖精たちと共に脱出したパンプルル姫がウォープに捕らわれた妖精たちに呼びかけると巨木が生えミラクルプリンセスライトが大量に実り、フローラ達はモードエレガント・ハロウィンにフォームチェンジし、決め技「プリキュア・ハロウィン・エクレール」でウォープを浄化する。
- 洗脳から解放された王様&王妃様とパンプルル姫の再会を涙ぐみなから見つめるフローラ。その後パンプルル姫たちとともにパーティを楽しんだ後、ノーブル学園に戻っていった。
- 学園から寮の自室に戻ったはるかは自分の呼ぶ声に気がつき、その方向を見てみるとパンプルル姫からもらった人形がいた。驚くはるかだったが、人形から光を発したかと思うと寮の自室ではない場所にいてしかも自分の気付かぬ間にキュアフローラに変身していた。
- そこに少女が現れてフローラの手を引いていく。しかも大量のゼツボーグに追われて逃げ回る羽目になってしまった。
- あまりの事態にあれこれ質問をぶつけながらパニックになって文字通り真っ白になるフローラ。少女の「質問は一つにして。」の一言で我に返り「じゃあ、あなたは何者なの?」と改めて聞く。そこにまたゼツボーグが追いかけられてきたの路地の物陰に隠れることに。そこで少女はレフィと名乗り、フローラは彼女がパンプルル姫からもらった人形だと気が付いた。
- しかしそこでもゼツボーグに見つかったことから三度追われることに。そこでキュアマーメイド・キュアトゥインクル・キュアスカーレットが現れてゼツボーグを撃退する。
- 仲間と再会したフローラはレフィの案内である店に来て事情を説明する。フローラは協力を快諾するが、そこにまたゼツボーグがやってくる。レフィは歌を唄うことでフローラ達を逃がすが、フローラはレフィの表情が気になってしまう。
- フローラ達は城を目指すが、途中で城とは別の高所に来てしまいゼツボーグに取り囲まれる。しかしロープを渡っていたゼツボーグたちが落ちたことでチャンスが生まれ、マーメイド・トゥインクルに続いて渡ろうとするがあまりの高さにビビってしまいスカーレットに引っ張られる形でロープを渡ることになる。そして城前のスケートリンクでもスカーレットと共に多くのゼツボーグを撃退する。
- もう少しでナイトパンプキンが居座る王座というところで、レフィが気になっていたフローラは引き返し彼女と合流。過去を思い出し号泣するレフィをフローラが優しく励ます。
- そしてナイトパンプキンとの対決。戦いの最中に天井にひっかかってしまうもののすぐに落ちてナイトパンプキンに頭突き。その後仲間たちに戦いを任せレフィととも城の頂上を目指す。
- 城の頂上にたどりついたフローラとレフィはミラクルライトを天上の穴に差し込もうとするが、そこにナイトパンプキンが来襲。敗れたマーメイド達の姿を見て二人は怒りを爆発させるが、ナイトパンプキンに突き落とされミラクルライトを奪われる。
- しかしフローラは立ち上がりレフィと共にナイトパンプキンに立ち向かう。レフィを頂上に行かせ、自分は復活したマーメイドたちと共にナイトパンプキンを撃破。レフィもミラクルライトを差し込んだことでパンプキングダムの昼を取り戻した。
- 歴代プリキュアが集うお花見会場へ仲間達と共に向かう途中で、向こうから走ってきたモフルンにぶつかってしまいぶっ飛ばされそうになるが、追いついたリコの魔法のおかげで負傷せずに済んだ。そしてリコと朝日奈みらいが魔法つかいであることを知る。
- その時はるかを闇に包まれたあと倒されたはずのディスピア(実は魔女ソルシエールが再現した複製体)が現れ、驚きつつも仲間達と共に変身。戦いに不慣れなキュアミラクル&キュアマジカルを援護しつつ善戦する。この時不思議な歌によってディスピアの複製体が弱体化したため戦闘が終了。
- その後ある公園でみらいとリコをお花見に誘うが、そこにトラウーマが現れ再び変身して対峙するが、すぐに捕らわれてある空間へ引きずり込まれる。
- そこで仲間と共にキュアマジカルと再会するが、ソルシエールが放ったゴーヤーン&ピエーロの複製体と遭遇して戦闘に突入、途中で参戦してきたキュアエコーとともに善戦する。また狙われ続けて戦意を喪失したキュアマジカルに呼びかけ彼女を立ち直らせた後、ロイヤルドレスにフォームチェンジして「プリキュア・グラン・プランタン」でゴーヤーン&ピエーロの複製体を浄化した。
- その後不思議な歌声がまた聞こえてきたのと同時に総統メビウス&デューンの複製体が投入されたことで、キュアマジカルを先行させるものの複製体の自爆攻撃により捕らわれてしまう。
- しかしキュアミラクル達がミラクルライトを振ったことで仲間達や歴代プリキュアを脱出、闇の王の本性を現したトラウーマへ反撃する。さらに改心したソルシエールの魔法でパワーアップしたキュアミラクル&キュアマジカルに助力してトラウーマ打倒に一役買う。
- 戦いの後開かれたお花見でみらいとリコが魔法を使えることをばらすが、その時の表情とポーズが「咲いちゃった」のそれであった。
- 剣城あきらがゆいに壁ドンをしていた場面にみなみ達と共に現れ、あきら(と琴爪ゆかり)を怪しむ。あきらとゆいが事情を説明しようとすると突如ゼツボーグが出現。はるか達はプリキュアに変身しようとするあきらとゆかりを制し、プリキュアに変身。しかしトゥインクルとともにホッチキスの針でとじられるなど多少苦戦する。
- そのうちゼツボーグがあきらとゆかりに襲い掛かるが、済んでのところで間に合いゼツボーグを投げ飛ばす。そしていちご坂に移動してキュアミラクル達魔法つかいプリキュアと合流、ゼツボーグ&ヨクバールに立ち向かう。「30秒、30秒で終わらせるよ!」
- そして魔法つかいプリキュアとの連携攻撃でゼツボーグ&ヨクバールを撃破。変身を解いた後、宇佐美いちか達キラキラプリキュアアラモードと初顔合わせする。しかしそこに五月雨が来襲し仲間たちとともに動けなくなってしまうが、サクラがいちかをかばったことにより五月雨は手が出せなくなり撤退する。
- その後キラキラパティスリーで食事するが、トワと花海ことはを見て「トワちゃんとはーちゃんってなんだか似ているね」と感想を漏らす。スイーツ作りのシーンではサクラが持っていたミラクルライトが反応してキラパティの近くにあった切り株から扉が出現。鍵穴があったことからはるかのドレスアップキーが選ばれた。
- 翌日仲間たちとともにプリキュアに変身して切り株の前に集合。サクラにキーを渡し、彼女が扉を開けると桜が原の入り口が開かれる。いよいよ桜が原に突入というところで「希望は絶対に捨ててはいけない」とサクラに手を差し伸べる。サクラが手を取るとすでに組んでいた円陣が輝きだし桜が原に転移したが、コスチュームが普段と違う感じにやや戸惑っていた。
- 外に出るといきなり赤狗・黄狗の襲来に遭い彼らの合体形態「大狗」に立ち向かうものの、途中で木の枝に引っかかるという『ワンダーナイト!』を思わせる展開になってしまったが、同作のように泣いたりはせずサクラとともに応援することに(まあ、あの時とは違って他に11人いるからね…)。
- 大狗は仲間たちが倒したものの、直後に現れた五月雨の奇襲に怒り「私が相手よ!」と息巻くが、なんせ木に引っかかった状態のままだったのであえなく折り紙人形にされてしまう。
- しかし一人残されたキュアホイップの奮闘やサクラが五月雨に抱き着いて呼びかけたことで本来の姿であるシズクに戻ったことで、今まで折り紙人形にされたプリキュア達とともに復活。ホイップに協力して最終形態の鴉天狗を倒した。
- エンディングのお花見シーンではキュアフェリーチェがキュアショコラに料理を食べさせているところをほほえましく見ていた。
- エンドカードはミラクル・ホイップとともに和服姿で決めていた。
- キュアフローラとして登場。謎の敵・ミデンによって仲間や歴代プリキュアともども小さな子供にされてしまう。
- 後半で元に戻り、多数のちびミデンとの戦いでは地面から生えていたクリスタルを引き抜いてその1体を殴り飛ばしていた。「待っててミデン、エールが、私たちが、あなたの絶望の檻、開いて見せる! お覚悟はよろしくて!」
- 終盤での合体技「プリキュア・レリーズシャイニングメモリー」を発動するときにはGoプリ本編38話で変身できなくなるシーンや同作最終回でのカナタと別れる直前のシーンを回想していていた。
- クライマックスシーンで他のGoプリのメンバーと共に登場。Goプリメンバーの中で唯一声が有った。春映画の登場は2年振り。
- 『ミラクルユニバース』以来からでの4年半振りの映画出演。
- 『スター☆トゥインクルプリキュア』のユニ(キュアコスモ)以降の19人(ユニから『ひろがるスカイ!プリキュア』のプリンセス・エルちゃん(キュアマジェスティ)までの19人。)19人と初共演。
- ウィングチーム唯一の主役キュアとして登場。
- 登場早々、「プリキュア・フローラル・トルビヨン」をレッサーアークにお見舞いした。なお、テレビシリーズでは3DCGで描かれたのに対し、初めて2Dのセルベース描写で披露した。
- 終盤では他のプリキュア達と地球外生命体シュプリームを迎え撃つ。
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