2022年7月28日付けでプライバシーポリシーを改定しました。

詳細
目次[非表示]

「すべてを、バッドエンドに...!」
CV:玄田哲章

概要

バッドエンド王国の首領であり、本作のラスボス。王国なのになぜか皇帝を名乗っている。必殺技は星をも破壊する力を持つといわれるバッドエナジー砲。

かつてメルヘンランドのロイヤルクイーンと戦い、キュアデコルを全て奪い去るも、ピエーロ自身もロイヤルクイーンの最後の力で封印される。

その後、バッドエンド王国の三幹部やジョーカーによって集められたバッドエナジーによって徐々に力を取り戻し、第23話でついに復活。レインボーヒーリングを打ち破るもプリンセスフォームとなったプリキュアによって登場早々消滅。だが、その際身体から核のようなものが離脱したような描写があり、第24話で生き延びていた事が明らかになった。
どうやらジョーカーいわく「完全復活の途中でプリキュアに邪魔された」らしく、三幹部とジョーカーは完全復活を目指し、再びピエーロの為に奮闘することとなった。

だが第40話ではウルフルンが、「大体、ピエーロ様って何なんだ!?」と意味深な発言をしており、ジョーカーに踊らされていた三幹部は彼の正体を知らなかった模様。

絶望スルノダ


そして世界中おろか地球全体からバッドエナジーを吸い上げ、ジョーカーすらも吸収して第47話で完全復活。ジョーカーと融合した影響か23話とは姿が大きく変わり、悪魔のような黒い翼を生やし、顔は鼻がなくなり整った仮面のような顔立ちとなり、服装やスタイルも全体的にかなりスマートな造形となっている。体の大きさもだいぶ小さくなり人間の等身大に近づいた(それでも普通の大人の倍はあるが)。
キュアハッピーの何者かという問いに対し、自らの正体が、生きとし生けるもの全ての負の感情によって生み出された、『怨念の集合体』であることを明らかにする。
絶望の巨人や、闇の絵の具の魔獣を無限に生み出してプリキュア達を完膚なきまでに叩きのめし、プリキュアの白紙の絵本に闇の絵の具を塗りつけることでプリキュアを絶望に叩き落とすが、ロイヤルキャンディの力でウルトラモードに覚醒したプリキュアに反撃され、全ての分身と合体し、地球をも飲み込むサイズのブラックホールのような最終形態に変化する。

そして、最終回である第48話ではプリキュア達の放ったウルトラレインボーバーストを跳ね返し変身を解除させるまでに至ったが、それでもなお諦めないプリキュア達はミラクルジュエルの力を用いたミラクルレインボーバーストを放ち、彼もそれに応戦するが最終的には押されてしまい、消滅した。

同時に更地の世界となっていた地球は修復され、みゆき達の戦いは何事もなく終わったのだった。

余談

プリキュアシリーズにおいて組織の統率者が最初は封印状態で動けないということは定番であるが、テレパシー的な手段で幹部に命令を与えたりはして統率者としての役割は担っていることが多い。
しかしピエーロの封印は石化されているとかそういう安易なものではなく、肉体は失われ精神は完全に眠り続けているという死んでいるも同然のものであり、その姿自体が作中に一切現れず、幹部たちとの意思疎通も一切無かった。本編のストーリーへの関わりはほぼゼロ。作中でその姿が現れたのはたった3話だけである。実際に登場するまではどれだけ強大な敵なのかということもあまり説明描写もなかったし、中盤で一回復活してプリキュアと戦ったのにあまり因縁も築かれなかったので、出オチ的に出てきてはすぐ倒されるというラスボス(笑)にありがちなパターンが印象に残ったと言える。実質的には、バッドエンド王国という組織は作中では最初から最後まで側近のジョーカーの意思で動かされていたと言って間違いない。
次回作には更に出番を下回るラスボスが出てくるが向こうは、その作品におけるプリキュアが戦ってきた怪物の集合体のようなもので本編の関わりが無いとは言えない存在である。

なお2016年3月公開のオールスターズ映画プリキュアオールスターズみんなで歌う♪奇跡の魔法!』において歴代のラスボスと共に登場しているが、こちらは魔女ソルシエールがプリキュアの記憶を元に再現した複製体で本物ではない。

声優ネタ

中の人である玄田氏は、前作のスイートプリキュア♪の劇場版のラスボスハウリングを演じており、プリキュアシリーズでは初めてテレビ本編・映画版両方のラスボスを演じる声優になった。
また、1時間前の番組では味方側のキャラを演じているので、日曜の朝は玄田氏の魅惑のボイスが堪能できる。

中の人ネタ

スマイル悪の皇帝
【プリキュア】23話ネタ・その2


関連タグ

スマイルプリキュア バッドエンド王国
ジョーカー(プリキュア) ラスボス

ノイズ 前作のラスボス。同じく人々の負の感情の集合体という共通点を持つ。
プロトジコチュー 次作のラスボス。またまた正体が人間の負の感情と3連続。こちらはピエーロの3話を下回る1話の出番である(回想シーンはカウントしない)。
ヤプール 同じく怨念や精神的に追い詰めるという共通点を持ち、メビウス版の声も玄田氏である。
エンター・ユナイトサジタリウス・ノヴァ:同時期のニチアサ作品におけるラスボス。

プリキュアシリーズラスボス
ノイズ→ピエーロ→プロトジコチュー

関連記事

親記事

バッドエンド王国 ばっどえんどおうこく

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 334198

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました