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声:岩崎ひろし


概要編集

バッドエンド王国幹部の一人。

第3話で初出撃。語尾に「オニ」が付く。


桃太郎一寸法師など日本の童話に登場する敵役がモチーフ。

見た目やしゃべり方とは裏腹に、やよいの努力をなじって描いた絵をぐしゃぐしゃにしたり、プリキュアを散々痛めつけてからとどめを刺そうとしたりなどなかなかの悪役ぶりが目立つ。仲間や友情、絆といったものを否定する描写が多く、弱虫な人や泣き虫な人を軽蔑する冷酷非情な性格。その為、上述に当てはまるやよいを馬鹿にした描写もあった。


一方で、キュアピースとのじゃんけんに負けて悔しがるというお茶目な一面も持っている。また、8話では自分の不注意で『イレカワール』を紛失してしまったと分かると素直に謝ったり、9話でピースが嘘をついたことを4人に打ち明かしたときに、その話が終わるまで待っていてくれたり、41話でやよいが描いた漫画を奪った時に勝負に勝てたら返すと言うなど紳士的な部分もある。また、前述のように仲間の存在を否定しながらも、ウルフルンとコンビを組んでお笑いコンテストに出場したこともある。

キュアピースが嘘を告白しやすい雰囲気も「アカオーニが嘘を楽しんでいる」ことで作っている。ひょっとしたら彼は「泣いたあかおに」から来た赤鬼なのかもしれない。


怪力が自慢だがその一方で頭を回転させることは苦手で、第8話ではウルフルンが突っ込むまで自分の仕業だと気が付かなかったり、第9話ではウルフルンがちょっと難しいことを言っただけでも大混乱(マジョリーナ「アカオーニに難しい話したらダメだわさ」と言われている)。

第16話ではこれまでのプリキュアの戦いをまとめた資料を渡されたがまったく理解できていなかった。


主な活躍編集

  • 第2話:帰還してきたウルフルンが岩を叩くシーンでシルエットでのみ登場。
  • 第3話:初出撃。黄瀬やよいの絵からアカンベェを生み出す。
  • 第4話:キュアピースにじゃんけんで敗北。洗い立ての湿ったパンツを履いてご機嫌だったが、キュアマーチとの戦いでパンツが破れる。誰得だよ
  • 第6話:出撃せず。理由は出撃者を決める際に行ったババ抜きでマジョリーナが勝ったため。
  • 第8話:マジョリーナが開発した『イレカワール』をくしゃみで吹き飛ばして紛失。今話の事件の元凶となる。なお、おにぎりを食べながらテレビで「モーニングバード」を見ていた。
  • 第9話:久々の出撃。エイプリルフールなので鬼が桃太郎を倒すという嘘の紙芝居をしようと絵を描いていたが、それに対してウルフルンがツッコミを入れた結果混乱してしまった。やよいの送別会が行われている最中に乱入し、バッドエナジーを吸い取る。その際たまたまやよいの嘘を告白する漫画を拾ったことが、結果としてやよいがみんなに謝るきっかけを作ってくれる事になった。
  • 第11話:マジョリーナが開発した『チイサクナール』をハエ叩きの代わりに使い、なかなかハエを潰せない苛立ちのあまり外へ放り投げてしまった。第8話に続き、再び元凶となる。
  • 第12話:ジョーカーから青っ鼻を授けられる。この回はババ抜きでウルフルンが勝ったためか、出撃せず。
  • 第13話:出撃。テレビで京都が昔話に出てくる風景に似ていると感じ、旅行を思い付いた。(この時、「そうだ、京都行こうオニ!!」とJR東海のパロディっぽい台詞を言っている。)学生からの記念撮影に応じるという一面も。バッドエナジーを採取している最中に修学旅行中のプリキュア達と遭遇する事に。みゆきの『大凶』のおみくじを見て大笑いしていた。
  • 第16話:これまでのプリキュアとの戦いの資料をジョーカーから渡されるもまったく理解できず、「勉強しなくてもプリキュアを倒せばよい」と考えて出撃。倒すための勉強なんですけど・・・自分で作った問題集アカンベェの出した問題も当然わかっていなかった。また、プリキュアが4人しか揃っていない時点で青っ鼻を使えば確実に勝てていたにもかかわらず赤っ鼻を使用したあたり(詳しくはアカンベェを参照)、彼の勉強不足が顕著に現れていたと言える。
  • 第17話:ウルフルンと共に『バッドエンドボンバーズ』を結成し、変装してお笑いコンテストに参加。しかし、客にはまったくウケなかった(アカオーニは悔しがったが、ウルフルンは「いいんだよ、これで。寒い雰囲気にするのが目的なんだから」と言っていた)。
  • 第18話:出撃。ジョーカーから三幹部で協力してバッドエナジーを集めるようすすめられるもひとりで充分と否定。体育祭の対抗リレーの直前に乱入し、バッドエナジーを採取。協力が大切だと説くプリキュア達をなじった。
  • 第21話:ジョーカーにけしかけられて出撃。だが、結果的にはジョーカーのデコルとキャンディを奪い取る作戦のための噛ませ犬とされただけだった。
  • 第23話:キュアピースと因縁(?)の直接対決。バッドエンド空間の力によって巨大化するもピースサンダーを食らって倒される。
  • 第24話:他のバッドエンド王国のメンバーと共に生存を確認。
  • 第25話:夏の海で「肌を小麦色」にするためにサングラス+海パン一丁で出撃。サングラスが異常に似合っていた上、見事なサーフィンのテクニックを披露していた。プリキュアとの勝負には負けたが、若干日焼けした為その目的は達成した。また、あかねとなおの水泳勝負が彼の出現によってお流れになってしまった。絶対に許さない
  • 第29話:キュアピースとボウリングで、キュアマーチと野球で対決。緑っ鼻のアカンベェやバリケードを使って妨害したり野球のボールに仕込みを加えていたりと卑劣の限りを尽くしたが、それぞれの必殺技を用いた戦法により敗北。上記にもある通り、怪力が自慢だが重量挙げでは100tもあるおもりを持ち上げる事が出来ずキュアサニーにも敗北してしまった。またマーチとは卓球でも敗れている。
  • 第30話:第21話同様ジョーカーにけしかけられ、度重なる失敗でピエーロに怒られることを恐れて出撃。アマゾン川でのプリキュアの記念撮影にちゃっかり映り込んだりもしていた。
  • 第31話:ジョーカーから黒っ鼻を授けられる。他の2人と共にピエーロに消されるかもしれないとジョーカーから脅されていた。
  • 第33話:「妖怪が人間を驚かす」点に惹かれて、映画撮影中の時代劇映画村に乱入。お芝居であることに気付かずセットを壊してしまう。青鬼に憧れがあるようで、彼ら鬼の世界では青鬼は人気者らしい。
  • 第35話:ウルフルンとともにワルブッターロボのおもちゃではしゃぎ、マジョリーナにおもちゃをロボニナールの材料にされて号泣。そしてロボニナールで自分がロボになるのを拒否しようとした際にいつものくしゃみでロボニナールの対象をキュアハッピーにしてしまい、ハッピーロボ誕生の元凶となる。その後ウルフルンとともにワルブッター型ハイパーアカンベェで対抗し、ノリノリで合体したりするがウルフルンとのコンビネーションがうまくいかず悪戦苦闘していた。
  • 第37話:マジョリーナが作ったニンゲンニナールで人間の姿になり「アカイ・オニキチ」と名乗り、ウルフルン、マジョリーナと共に七色ヶ丘中学校の生徒会選挙に乱入し、漫画とゲームの持ち込みを公約とする。しかしステージ上で転んだ拍子にニンゲンニナールが外れ、正体がばれてマジョリーナとともに退散する。
  • 第38話:マジョリーナが作ったコドモニナールを何かの拍子でウルフルンと一緒に浴びて、幼児化してしまう。また例によってコドモニナールを人間界に捨ててしまう。闇の絵本を忘れてきたり、いちいちウルフルンと喧嘩するなど、戦力にはならなかった。
  • 第39話:『はじまりのシンデレラ』という本をポップから奪おうとして他の幹部やプリキュア達と本の中に吸い込まれ、バッドエンドを目指すべくシンデレラの義姉をウルフルンとともに扮する。ウルフルンとマジョリーナの策略で自分の足に合わせたガラスの靴を用意するが、履いた途端に割れてしまう。
  • 第41話:度重なる失敗でジョーカーから最後通告を受け、プリキュア5人の中で泣き虫であるキュアピースを倒すように薦められる。やよいが描いた漫画をゴミ箱に捨てようとしていた時にやよいを見つけ、1vs1の対決になった。戦闘でも「1人じゃ何もできない」「どうせ途中で投げ出す」とピースを見下したが、ピースの新技「ピースサンダーハリケーン」受けて大ダメージを負い、「ロイヤルレインボーバースト」で敗れる。その後は辛くも生き延び、「オレ様これからどうなっちゃうオニ…」と今後の事を恐怖しながら退散した。
  • 第45話:ウルフルン・マジョリーナとともに最後の黒っ鼻の力で凶暴化。髪の毛が真赤な炎のようになる。キュアサニー・キュアピースと対決し、彼女らの必殺技も寄せつけなかった。さらにバッドエナジーが集まってできた巨大なワイバーンのような魔物を召喚し、レインボーバーストまで退ける。そして三幹部は自分達の過去を告白する。絵本の世界の悪役として、みんなに嫌われ孤独な思いをしていた彼らは、「こんな世界は壊してしまいましょう」というジョーカーの誘いに乗り、バッドエンド王国入りしたのだった。 だが、そんな心を受け止めて戦いをやめ「友達になって一緒に遊ぼう」と言うハッピーの優しさに胸を打たれたウルフルン達からは邪心が抜けて、妖精の姿に戻った。彼の正体はメルヘンランドの妖精オニニンだったのである。

彼の悲劇編集

センシティブな作品ぴかぴかぴかりんじゃんけんぽん☆週刊スマイル日記・第3話

初登場がキュアピースの初変身の回だったこともあって、こんなネタが複数投稿されてしまった…。


関連タグ編集

スマイルプリキュア ウルフルン マジョリーナ 

アカやよ



関連キャラクター編集

ガルオウガ…「プリキュアシリーズにおけるモチーフの敵幹部」つながり。ただし、こちらはギャグ要素の皆無の威厳ある大幹部である。

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