春野いぶき
はるのいぶき
CV:松本保典
明るく賑やかな性格で、表情がコロコロと変わる。はるかの性格は間違いなく父親譲りだろう。
ちなみにはるかの顔のパーツはほとんど父と同じ要素で作られており、それがはるかがタヌキ顔になっている原因でもある。
基本的には家族を愛する良き父親なのだが、はるかに対しては結構な親馬鹿であり、14話のファミリーデーでは数ヶ月ぶりにはるかに会える嬉しさから、はるかの名前と似顔絵が入ったどら焼きを大量に作って持参するなど、愛情表現が些かオーバーな所がある。また、我が子を溺愛しすぎるあまり、第1話で長女のはるかをノーブル学園の女子寮へ送り届ける際、娘と離れて暮らす寂しさから終始号泣していた。
また、妻のもえには頭が上がらないらしい。
25話では夏休みになり帰省したはるかを出迎えようとしたら地元の人達がはるかを取り囲んだために近づけず肩を落としていたり、はるか達が庭でスイカの種飛ばしをやっているところにやってきて自分も種飛ばしに参加して妻に怒られたりしていた。
職業は和菓子職人で、昔ながらの風情ある温泉街で和菓子屋「春屋」を営んでいる。上述のどら焼きは七瀬ゆいをはじめ学園の生徒たちが絶賛するほど美味しい。
14話でシャットに家族もろともゼツボーグの素体にされるも、娘とその友人であるプリンセスプリキュアに救われている。
はるかの夢が叶うのが自分と家族の夢であり、娘への強すぎる愛情からなのか、ゼツボーグの姿は上述のはるかどら焼きに手足が生えた和菓子職人のような格好をしていた。
服装のセンスがダサ…もとい、とても個性的で、登場するたびにファンシーな兎のプリントがされたトレーナーやTシャツを着ている。
もっとも、店に出るときはちゃんとした制服(和服)をきているので、TPOはわきまえている。
なお、次女であるももかに対しては親馬鹿な様子を見せずに常識的で冷静な父親として対応している。同じ我が子なのに温度差が大きく、ちょっと気になるところ。
ただ、このあたりはももかが母譲りでしっかり者な性格なのもあるのだろう。
もしくは、はるかの方が妹のももかを溺愛しすぎているので、家庭内のバランスというものがあるのかもしれない。実際、はるかの妹への溺愛っぷりは自分の父親そっくりである。
本来の設定ではなんとパティシエだったらしい。
いぶきの職業が初めて明かされるファミリーデーの話の脚本を担当した成田良美が、「はるかはもっと庶民的な感じがする家庭で育ったことにする方がいい」という理由で父親の職業を和菓子職人に変更できないかとシリーズ構成の田中仁に提案をし、それが採用されて今に至る。
また、劇場版「パンプキン王国のたからもの」のストーリーには、彼の職業がパティシエであることを前提としているかのような部分が残されている。
担当声優の松本保典氏はプリキュアシリーズにおいては、『ふたりはプリキュア』後半で種の三者の一人ジュナを、『Yes!プリキュア5GoGo!』ではドーナツ国王を、『フレッシュプリキュア!』では敵組織管理国家ラビリンスの幹部の一人ウエスター/西隼人を演じており、プリキュアの家族を演じるのは本作『Go!プリンセスプリキュア』が初めてである。
さらに妻の春野もえを演じる儀武ゆう子は『スイートプリキュア』で西島和音を演じており、西の名を持つ二人が夫婦役となった。
さらに・・・
はるかちゃんの声の人とは「俺は悪くねー」と叫んだ主人公が活躍するRPGで女性恐怖症な主人公の兄貴分とその男の女性恐怖症の原因を作った姉を演じてました偶然だよね・・・