西島和音
にしじまわおん
CV:儀武ゆう子
『スイートプリキュア♪』の登場人物。
第10話にてはっきりとアップで描かれるが、第1話でもすでに登場している。
下の名前の読みは長らく不明であったが(2011年3月に発売した『小説版・プリキュアオールスターズDX3』では「わおん」と書かれていた)、第11話にして「わおん」と呼ばれたことで確定。公式ムック本でも、「和音(わおん)」とされている。
(ただし本名は「かずね」で、「わおん」はあだ名という説もあった)。
名前の由来は「和音記号」と思われる。
外ハネの青いショートヘアが印象的で、体格は響と同じくらい。
活発で人懐っこい声と顔立ちをしている。
響が奏と衝突していた頃は響の一番の親友だったようで、2人が和解した後も物語にちょくちょく登場しては印象に残る言動を見せていた。
後半になると響の指笛により一瞬で登場するなど、相当に耳が良く、行動力が高い事が分かる。
そんな行動力の良さもあり、主人公ではないもののプリキュアスポーツガールの1人。
私立アリア学園中学校のサッカー部に所属しているように思えたが、後に野球部やバレーボール部の試合にも参加している為、実際は響と同じ部活の助っ人らしい。どうやら無所属?
ちなみに学業の方も響に負けない自信があるらしい(勿論ダメな意味で)。
サッカー版和音
自身が放つ強烈なシュートには、『和音ハイパースペシャルシュート!』と命名している。
野球版和音
バレーボール版和音
過去に響に「困っていることがあれば力になる」と言っていることから、情に厚い性格なのかもしれない。
ちなみに響と学年は同じだがクラスは違う。
上述の通り、和音は響と共に様々な運動部に助っ人として参加していた。
大人の世界で言うところのフリーランスのようなものであったようで、二人は同業者で親友だった。
もちろん奏が響の幼なじみだったので、和音は部活中での活躍が中心だった。
実際、響と和音は校内の部活で相当活躍していたようである。
しかし物語の後半、ピアニストという明確な目標を見つけた響が殆ど部活の助っ人をやらなくなってしまったため、和音は同業者がいなくなり一人ぼっちになってしまった可能性がある。
(本編で描写されていないだけで、響もちょくちょく参加していたのかもしれないが)
もしかしたら指笛で駆けつけたりするのも、響に構ってほしい故かもしれない。
つまりは忠犬の性質だろうか。
それでも響からは「最高のパートナー」と言われており、スポーツ仲間としては大きな信頼を得られている。
公式リークだと思われていた「キュアビート」と名のついたキャラクターのイラストが、青髪のショートヘアとあまりにも和音にそっくりな姿だったので、大人の視聴者間では彼女がキュアビートだとかなり噂されていた。
そのため、キュアビートの公式発表があるまでに、
かなりの数の和音版キュアビートの絵が描かれていた。
キュアビートの正体は和音ではないと判明した後も、第12話で響が「和音がキュアミューズの正体かも」と疑った経緯があることから、キュアミューズ=西島和音の説を取る者もいたが、ミューズの正体も和音ではないことが判明した。
それでもなお、和音がプリキュアに変身した姿の絵を描く人は多い(いわゆるオリジナルプリキュア)。
それらの絵には、和音版キュアビート、キュアスイング、キュアコードなどのタグが付けられている。
ここまでプリキュア化が望まれたキャラクターは歴代においても珍しい。
彼女くらいの立場、容姿があれば、今までのプリキュアシリーズでは大抵プリキュアになる事ができたはずだった。実際、彼女の髪の色や髪形はあまりにも派手である。
身も蓋もなく言ってしまえば追加キュアへのミスリード要員なのだが、これらの経緯ゆえ和音のオリジナルプリキュアとしての投稿数は歴代で最も多い。
プリキュア候補生とも言われる所以だろう。
なお、出回ったイラストについては、12月27日に作成者から掲示板に新たなイラストが添えられた書き込みがあった。
『当初は放送が始まった時点でネタばらしするつもりだったのだけど、
なんか青くてショートヘアの子(和音)がたまたま出てきたので
「もう少し黙っとくか」と考え、追加戦士出てきたらネタばらししよう、
と思ってたら、追加戦士の名前がたまたま「キュアビート」で被ったので
「もう少し黙っとくか」と考え、そんな事をしてたら結局番組終了間際の
ネタばらしになってしまいました。少しでも騙されてくれた人がいるなら
嬉しいことです。』
結果、イラストは精巧さと偶然が重なったウソバレであったことが判明した。
エレンやアコなどプリキュア仲間が増えていき、響と奏が彼女ら新メンバーと交流する様子が増えるについて、反比例するように出番が減らされていった。
ただし和音は響達と同学年ということもあり、それなりに登場の機会があったので、長い期間登場しないという事態にまでは陥っていない。台詞がない場合も多かったものの、日常の一コマなどに和音はそれなりの頻度で登場していた。
(似た立ち位置のキャラである東山聖歌は第14話以降まったく登場していなかった)
第42話では聖歌共々ノイズに操られるというちょっと美味しい役目を担うが、その後は聖歌同様最終回までモブキャラ以外の出番は与えられることはなかった…。
『フレッシュプリキュア』のミユキさんの悲劇の再来とも言われているが、少なくとも聖歌先輩のように半年も姿を見なくなるよりはマシな扱いである。
(ミユキさんも彼女同様新プリキュア候補を匂わせる要素を持っていたのだが、結局新プリキュアになったのは敵の女幹部だったというのも共通している。しかしミユキさんの中の人はフレッシュの4代後で古代のプリキュアの一人を演じている)。
オールスターズNS2では聖歌とともに端役として登場している。また、NS3でも草むらの中を覗いているマナの姿を見て一瞬立ち止まっている。
『映画プリキュアオールスターズ春のカーニバル♪』では、『ワンダフル↑パワフル↑ミュージック!!』の新作映像に他のサブキャラクター達と登場、一人だけカメラ目線を決めていた。
担当声優の儀武ゆう子氏は、後に『Go!プリンセスプリキュア』にて、主人公の春野はるか/キュアフローラの母親の春野もえを演じた。ある意味娘が無念を晴らしてくれたと言えなくもない。
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