CV:佳村はるか
注意
このページではGo!プリンセスプリキュアの登場人物を紹介しますが、同姓同名の実在の人物に当たってしまう可能性もあるので、検索の際(特に幼いお子さんのいる親御さん)は最低でも必ず”七瀬ゆい プリキュア”でお願いします。
2023年現在、検索の際「○○○○ プリキュア」が必要な人物は3組確認されている「Yahoo!きっず」等のお子様向け検索サイトでも良い(これでも100%ではない)。
概要
絵本作家を夢みるノーブル学園の1年生女子。
主人公である春野はるかの寮でのルームメイトであり、本作におけるプリキュアの協力者である一般人ポジである。
プリキュアシリーズで初めて全寮制の学校という制度が導入される今作において、主人公と寝食を共にするルームメイトキャラというのもシリーズ初のポジションということになる。
本作における敵組織怪物「ゼツボーグ」の最初の素体にされてしまうが、本作においてはるかがプリキュアへの変身を果たすきっかけになったキャラクターでもある。
OPにも何かと登場しているため、ただの日常の友人で終わらず、プリキュア活動に関わっていくキャラではないかと第1話時点から視聴者には期待されていたが、第10・11話でクローズとの決戦に巻き込まれたことで、プリンセスプリキュア達の正体を知ることになる。(詳細は下記の各話ネタ)
はるかが自分の夢を守ってくれたことを知った彼女は、自分もはるかたちに協力したいと自ら申し出て、プリキュアたちの仲間となった。
なお正体バレする前の第9話までは、はるかはプリキュア仲間であるみなみときららと一緒に行動するときは、ゆいをあえて遠ざけようとする描写が結構あった。
これは正体がバレないようにするためであり、はるかに悪意はないのだが、ゆいをハブっている感じは否めなかった。
ゆいはルームメイトという立場上、どうしてもはるかと嫌でも一緒にいてしまう立場である。
ゆいにプリキュア活動することを怪しまれないようにするのは至難な業であり、ゆいを意識的に遠ざけようとする行為は「全寮制の学校」という本作の設定を如実に反映したものでもあった。
しかしゆい本人にとっては不信感を生む行動だったため、はるかが何を隠しているか探る契機を作ってしまった。これが第10話の出来事であり、本作初の正体バレにつながった。
容姿
おさげで眼鏡っ娘キャラ。青黒色のロングヘアが特徴で、眼鏡をかけている。また、黄色と水色を基調とした私服を着用している。
いつもの眼鏡を外すと、なんと目が3になるという、眼鏡キャラとしての古典的なキャラ設定がされている
(この表現の経緯は『各話ネタ』の第3話の項を参照)。
プリキュアひいては昨今のアニメとしても珍しめな表現(プリキュアでそんな顔を見せたのはせいぜい花咲つぼみくらいであろうか)であるため、恐らく相当目が悪いのだと思われる。
性格
引っ込み思案ではないがおとなしめな性格。突拍子もない行動をとるはるかのことを温かく受け入れる心優しい性格で、人当たりが良い。
事前に学校のことを調べていたようで、何も知らないはるかに同じ新入生なのにも関わらずこの学校のことを説明していた。
はるかの行動に対してはさりげなく、ツッコミをやんわりと入れてくれるツッコミ役。
しかし、プリキュアたちを襲う最終形態のクローズに対して、立ち向かうという勇敢な一面もある。
協力者としての立ち位置
はるかがプリキュアであることを知ってからは、ゆいははるか達に微力ながら協力することを申し出て、一般人間としては唯一プリキュアの協力者となった。
が、実際のところ「秘密を知る前とあまり変わらないんじゃないのか?」と視聴者(というのか大きなお友達)から突っ込みを受けることもあるほど、微妙な扱いが目立つ。
本来登場しても良いはずの第16話で海藤家のリゾート行きで盛大なハブを食らう、続く第17話でもきららのショーの下見には呼ばれないなど、何故か扱いが悪いキャラクターというイメージが定着。ちなみにどちらに関しても、「どうして同行しなかったのか」というフォローもなかった(所詮はサブレギュラーなため、その辺りは割愛されているのだろうが)。
かつてのプリキュアのメイン協力者たちは執事として万能すぎるセバスチャンや、チョイアーク相手なら生身で戦える相楽誠司など、一般人とはいえ非凡で特殊なキャラクター付けであった。しかし、メンタルが強いとはいえ地味な印象のキャラクターなゆいは、比較してしまうと一目で役に立っているとわかる描写が少ない。プリキュアの秘密を守ることと無関係な人の安全を確保するべく、ゼツボーグが現れたときにその場にいた一般人を避難誘導しており、しっかり仕事は果たしてはいる。だが、諸先輩方と比べると見劣りするのは否めない。
日常シーンにおいても主人公のはるかと同年齢なため、ミユキさんのような助言者キャラにもなれない。ただ、あくまで一般人の目線で突っ込みを入れていくという立ち位置は確立しつつある。
ストーリー上で重要なイベントが起こるときは、プリキュアではないために敵の攻撃や能力で意識を失ったり、行動を制限されたり、不幸な偶然が重なって傍観者にすらなれないこともある。
冷静に考えれば、ゆいには特殊能力や戦闘向きな技能、そして強力なバックが付いているわけでもない純然たるパンピーであるので当然なのだが、そういった扱いがネタにされやすい。やはり前二作品の協力者が一般人にしてはあまりにも有能過ぎたのか…。
以上のような微妙な扱いから、ファンは常にゆいちゃんの「出番」を気にしがちな傾向があったわけだが……
しかし、「ゆいがストーリー上であまり役に立つことが出来ない存在であること」は意図的な描写だったようで、第28話にてゆい自身の口から、自分がプリキュアの戦いに貢献できない無力な存在であることを自覚していることが語られた。
ゆいは夢を奪われ、プリキュアたちに助けられ、そしてプリキュアたちの戦いを傍で見続けるという数奇な体験を通じることで、人間が持つ夢というものの尊さと大切さを知ることができた。自分が感じたそのことをもっと多くの人に知ってもらいたいという新たな夢を持つようになったゆいは、いつかプリキュアの「物語」を絵本を通じてみんなに伝えようと思い、みんなの夢を守るプリキュアの戦いを最後まで見届けようと決意していたのである。
同話では、ゆいがスケッチブックに絵日記として刻んでいた今までの「物語」がトワの心の中にあった最後の壁を打ち砕くきっかけとなり、さらにはキュアスカーレット用のドレスアップキーが、その絵日記から出現。それはキュアスカーレットのほかの3本のキーと同じく、伝説には語られない全く新しいキーだった。キュアスカーレット用のキーの生成については謎が多いが、ゆいの夢の思いに反応したことは間違いない。
しかし、この事件を通じて、改めてゆいはプリンセスプリキュアにとって欠かすことの出来ない仲間となり、ゆいも自分が仲間として活動する意義を見詰め直したと言える。
誤解がないように言っておくが、キーを生み出してくれたからプリキュアたちがゆいを役立つ存在と認識したとかの話ではない。
プリキュアたちがゆいを大切な仲間と認識している理由は、自分たちの戦いを見守ってくれること自体である。
自分たちの個人的な夢を理解してくれ、プリキュアという非日常な秘密も共有し、戦いが終わると「お帰り」をちゃんと言ってくれる人。日常と非日常の間をつなぐ架け橋。それがプリキュアたちにとっての七瀬ゆいである。
特にはるかは、プリキュアのことを抜きにして「ゆいちゃんは自分にとっての支え」とまで感じている。はるかはプリキュアを「花のプリンセスになりたい」という自分の夢につながる道としているため、ゆいがプリキュアとしての自分を見守り続けると決意してくれていることは、自分の夢の理解者であり続けると言ってくれたことに他ならない。
ゆいはプリキュアたちの戦いを見守り続けると覚悟しているが、その代償として敵に何度も狙われてもいる。その結果、絶望の檻に4回、絶望の額に1回、計5回敵に囚われるというシリーズ屈指の攫われヒロインと化している。
これもあってなのか、5回目にあたる第48話では絶望に抗い続けた挙く、プリキュアの助けによらず自力で檻を破壊して脱出するという快挙を成し遂げている。
キーを生み出したり絶望の檻を壊したりと、ゆいには不思議な力が秘められているように思えるかもしれないが、これらは強い夢があればプリキュアでなくても絶望に負けないという、人間の誰しもが持つ可能性を表したものでもある。
事実、ゆいが檻から自力脱出した4第8話では、同じく檻に閉じ込められていた学園の者たちは「夢を思い出して」というゆいの必死の呼びかけに応じて次々と自力で絶望の檻から脱出している。
なおアニメージュ2015年9月号にて、『位置づけとしてはプリキュアを応援する妖精枠に入ります(後略)』とサポートキャラとしては、妖精寄りであることを田中SDが語っている。
夢
物語を読むのが好きで、自分で物語を作る絵本作家になるのが夢。
劇中で積極的に夢へ向かって邁進する姿はあまり見せない(クローズに夢を覗き見られた時くらい)が、密かに日々の出来事を絵日記としてスケッチブックに描き記し続けている。
これまでは絵本作家になりたいという漠然とした夢だったが、プリキュア達と行動していくうちに「プリキュアとして人知れず戦うみんなのことを絵本という形で伝えたい」という具体的ば目標を持つようになり、第28話でそのことが語られている。
第41話では一時的に自分の夢への自信を失うスランプに陥ったが、最終的にプリキュアの物語を作り出すことを「自分にしか描けない物語」として自信を固めるに至った。同話では絵画展で思いの一部を表現している。
その他での扱い
あくまでプリキュアではないため、イベント事ではどうしてもハブられてしまいがちである。
ローソンコラボでプリキュア達がローソンの制服を着る中、商品化する価値の薄いゆいはこういう場ではどうしても除外されてしまうのが常である。
よってゆいの扱いを惜しんでこのようなイラストが描かれることも。
各話ネタ
■第1話
- 女子寮の部屋で春野はるかと初めて出会う。憧れの学園に入ってテンパっていたはるかに優しく接した。その後、ノーブル学園の案内をする。
- 会話の中で将来の夢は絵本作家だと明かす。しかしその夢をクローズにより閉じ込められ、ゼツボーグとなってしまう。その後、はるかが変身したキュアフローラにゼツボーグは浄化され無事救出される。
■第2話
- 絶望の檻から開放され、目覚めたところで、はるかに突然「プリンセスになりたい」という夢を打ち明けられる。
- はるかはこれを打ち明けるまでは大分渋っていたが、聞かされたゆいは笑うことなくそれを暖かく受け入れている。
■第3話
- 眼鏡を外すと、目が3だったという衝撃の事実が発覚。
- みなみと会話するはるかを見て「仲がいいんだね」と感想を漏らす。
- 彼女は寝るときメガネを外すので、ラストでも目が3になっていた。
この『目が3』の表現は、田中裕太SDの要望によるもの。『だってメガネを外したら普通、目は33でしょ?』とアニメージュ2015年9月号で語っている。
- しかし、アフレコ時点では目が3じゃなかったとゆい役の佳村はるかは後に増刊号で明かしている。
■第4~6話
- きららの出番がなかった反動からか、第4~6話まではほとんど出番なし。ただしCVの佳村はモブの女子生徒役でエンディングクレジットに名前が出ていた。
- 5話では窓からきららのことを見つめるみなみの背後に登場。
- OPにおいてみんなで集まって歩くシーンでは1話ずつキャラが追加されており、ゆいはずっとはるかの隣に位置していた。が、第6話できららが追加されたことでその隣にずらされてしまった。
■第7話
- 久しぶりの登場。球技大会でははるかと同じくテニスを選択。
- クラスの事情に疎いはるかに対し、相変わらず周囲のことに詳しいことが明かされた。
- 余談だが、テニスをしているシーンはなかった。残念。
■第8話
- はるかがドレスを作るのを応援する。「ドレスと言えば最近学園周辺でドレス姿の人たち(プリキュア)を見るけど」と確信を付いた発言をする。
- 寮の部屋で笛の練習やドレス作り、勉強などを夜遅くまで頑張るはるかを暖かく見守る。しかし夜中に笛とか吹いてたけど、ゆいもよく寝れたものである。
■第9話
- はるかとともにノーブルパーティに参加し、久しぶりに長い時間行動を共にしていた。きららと初めてまともに会話するシーンも描かれた。
- はるかの服装を直したり、ツッコミを入れたりと、わりと正統派なツッコミ役が板に付いてきている。
■第10話
- 寮母の白金さんの噂の一部を知っており、彼女が早朝何処かへ出掛けるのを目撃する。
- 「白金さんの後を付けよう」とはるかを誘うが、プリキュアに関わる事かもしれないために断られてしまい、置いてけぼりを喰らう。その後自身もひとり捜索しているうちに、はるか達を目撃する。
- 薔薇園到着後に、自分をゼツボーグに変えたクローズを目撃。
- さらに巨大ゼツボーグの襲撃で足を挫いて逃げることができなくなってしまう。やむなくはるか達はゆいの前で変身。プリンセスプリキュアの正体を一般人で最初に知ることになった。
■第11話
- 前話からの続き。ディスピアの幻影が現れ、超巨大な絶望の檻にクローズとプリンセスプリキュアを閉じ込めてしまうが、同じ場所にいたゆいは、パフ、アロマ共々にこれに巻き込まれてしまう。
- 絶望の檻の中で、パフとアロマが妖精であること、はるかたちが今まで戦っていたことを全て知ることになる。
- そのタイミングでアロマが持つレッスンパッドからカナタ王子への通信が入り、クリスタルプリンセスロッドをプリキュアの元に届ける方法を教えられる。それを聞いたゆいは、それをはるか達に伝える役目を自ら買って出る。
- 苦労しつつもプリキュアとクローズと戦っている場所にゆいはたどり着く。カナタからの伝言を伝えるゆいだったが、モンスター化したクローズの力によってクリスタルプリンセスロッドの召喚を阻止され、逆にプリキュアは押されてしまう。
- フローラにクローズの猛攻が襲いかかろうとした時、ゆいが自らの危険を省みずに戦場の乱入。フローラを突き飛ばし、クローズの攻撃から間一髪救った。
- クローズの打ち勝つため、自分の夢の力も合わせようと提案。プリキュア3人にゆいの夢の想いを重ねると、今度はクローズの力がかき消され、クリスタルプリンセスロッドがついに顕現。クローズはロッドの力に敗れ消滅した。
- ノーブル学園に戻ってきたはるかは隠し事をしていたことを謝るが、ゆいは「何も知らないでいる方が嫌だよ」と言って、プリキュアの協力者となることを決意する。
■第12話
- プリキュアの協力者になったことを改めて確認しきららから「ゆいゆい」と言うあだ名を付けられる。
- きららがマーブルドーナツのレポート番組に出るのではるか達と出かける。テレビ映りを気にしておめかしするはるかにツッコミを入れ続ける。
- きららとの対決ですでに勝負は付いている着ぐるみマラソンで「根性ドーナツくん」の着ぐるみを着た一条らんこに「がんばれ!気合ドーナツくん」と言う声援を送る。
- 現れたゼツボーグからその場にいた人を安全な場所に誘導。流石クローズ相手に身を挺した行動を取っただけあって妙に頼もしい姿だった。
- 一方、プリンセスロッドを使った新技を見て「きれい」と思わず感想を漏らしていた。
- 後日、みんなと一緒に番組を見ていたところにらんこが現れ、みなみから彼女が3年生と聞いて驚く。
- そして最後、番組に全く映っていなかったことに落胆するはるかに思わず苦笑い。
■第13話
- ミス・シャムールのフレキシブルな空間でプリキュア3人のバイオリンの演奏を聞いていた。
- トワイライトの第一印象について、ゆいはただ一人中立的な態度だった(はっきり描かれなかっただけか、慎重に見極めようとしているかは不明)。
■第14話
- はるかの父の店、和菓子屋はるやのどら焼きを食べてそのおいしさに思わず叫ぶ。
■第15話
- 朝起きたら自室に何故か居た男子(アロマ)に驚きはるかと共に撃退しようとする。事情を知るとはるかとの見事なコンビネーションでアロマを隠す。
- その後はみなみ達と一緒にパフ側で行動を共にしていた。
■第16話
- 海藤みなみの所有する海洋リゾート地へみんなでGO!…のはずがまさかの出番なし。
(※画像は本話放映前に描かれたイメージです。ちなみに水着回ではありませんでした)
- ゆいがいないことに一切のフォローがなかったため、どういう事情で登場出来なかったのかは謎に包まれている。脚本家に忘れられた……?
まさか、そんなはずは……。
もっとも後述の第28話で彼女が泳げないことが判明したので、はるか達に誘われたものの何らかの理由を付けて断った可能性がある。
■第17話
- 出番はあったが、肝心の天ノ川邸お泊りではハブ。そもそもきららの舞台の下見にも参加せず。
- 後に「羨ましい」と素直な感情を述べるゆいちゃんがやや哀れ(描写的には「ちょっと残念」レベルだが)。
■第18話
- 絵本「花のプリンセス」の作者である望月ゆめのサイン会が開かれることをはるかに伝え、一緒に憧れの絵本作家に会いに行く事に。前2話の鬱憤を晴らすかのごとくノリノリであった。
- トワイライトが襲撃してきたとき、望月先生を庇おうとする。しかし今回はトワイライトの新しい能力により、プリキュア以外の人達と一緒に額に閉じ込められてしまう。
(※キュアフルーレは出してません。でもポーズは全く一緒で格好良い)
■第19話
- みなみと組んで宝探しをしていたが、みなみがメインだったためあまり活躍出来ず。
- みなみが指示を飛ばしている際、何か決意したような顔になったが、その後特に何もしていなかった。何を決意したのだろうか…。
■第20話
- 第二生徒会室でみんなと一緒にいるとき、ドレスアップキーが光りだして3人のプリキュアと妖精たちがホープキングダムに強制召喚される。そして王国関係者でもプリキュアでもなかったゆいは置いてきぼりにされる。
- ちなみにこれまでとは違い、今回の場合は完全な不可抗力である。しかしクローズの空間には巻き込まれたのにこういう時に限って…。
- 視聴者からはあんまりな扱いから「プリキュアの事なんて知らないままの方が良かったんじゃ…」とすら言われることに。
■第22話
- 冒頭、三人を心配して蹲りながら待つシーンからスタート。一週の休みを挟んだため視聴者的には三週間ぶりのゆいちゃん。
- はるかたちを心配して玄関の前で朝から夕方までずっとはるかたちを待ち続けていた様子。よほど気がかりだったのか、痛々しいほどに憔悴しきっていた。
- 知らない赤毛の女の子を連れてきたことに戸惑うなか、きららから「(宿敵であった)トワイライトだ」と聞かされて驚愕(見た目も全然変わってるし)。はるかからは「大丈夫だよ、今はトワさんだから」とあまりにも漠然と言われて唖然。混乱するゆいにみなみが気を使って「あとで説明する」とフォローを入れられ終息。
- その後はトワとの絡みはなく、ディスピアの謎の瘴気によって他の生徒共々行動不能にされてしまう。
- ちなみに、この回でトワが二段ベッドの下のベッドで目覚めるシーンがあり、「ついに部屋を追い出された?」とネタにされた。ただよく見るとトワが眠っていた部屋は、はるか・ゆいの部屋と小物が異なるため、別の部屋である。実際にはきららの部屋ではないか?と言われている。
■第23話
- 今まで出番が薄かった鬱憤を晴らすようにノリノリでトワを夢が浜の町に誘い出す。自分のお気に入りの美術館を紹介し、トワに絵の感想を聞いていた。
- トワを探しに街を走っている途中で空き地にゼツボーグが居るのをきららが見つけてそこにはるか達と共に駆け付ける。フローラがスカーレットを落ち着かせているのを見てパフ・アロマとともにホッとした顔を見せる。
(※フローラがスカーレットをハグしていたシーンを丁度目撃したためこんなネタも)
- 理事長に呼び出されたはるか達同様緊張。いざ理事長にあってみると憧れの絵本作家「望月ゆめ」と知って驚く。
■第24話
- トワときららの回だったため、はるかやみなみと同様出番は少なめ。
- 食事や会合のときにはるかの横を確保。なお、食事シーンのときに話題の中心となり注目を集めるトワ、みなみ、きららに対し、同じテーブルに居るのに、はるかと共々触れられなかったことに苦笑していた。
■第25話
- はるかの家にお泊りする回。きらら回とは違いハブられず同行。やったねゆいちゃん!
- 目立った活躍をしたわけではないが、春野家のお手伝いをナチュラルにこなし、流しそうめんではみなみやトワより上手く麺を取ってみせたりしていた。
- 戦闘では久々にしっかり一般人をゼツボーグから遠ざけるなど、サポートキャラとしての活躍をバッチリ見せた。なんか妙に小慣れてきた気も…。
■第26話
- トワ以外のメンバーが実家に帰省する中で、残ったトワが病気で倒れてしまう。この危機にアロマが仲間たちの携帯電話に連絡するシーンが個別に挿入されるが、ゆいに対して連絡するシーンはなく、出番なしに。
- ゆいが呼ばれなかった理由は不明。単純に実家が遠すぎて合流が無理と判断されただけなのかもしれない。
- また、今回からopの映像が更新され、はるか達3人がゆいとトワの2人と合流するシーンが新たに追加された。
- …が、サビの直前のはるか達とトワが歩き、その背景に今まで登場した人達が流れるシーンで何故かゆいとミス・シャムールがハブられる。
- 因みにゆい・パフ・アロマのシーンは変わらず。ここに出るから人が流れるシーンには必要ないということらしい。
■第27話
- みなみに浴衣の着付けをしてもらい、はるかと共に出店の店番を担当。
- はるかに詰め寄るゆうきくんファンクラブの三人に戸惑うトワにこっそり素性を教えるなど、久々に事情通ポジションなところを見せる。
- ゆい自身には目立った活躍はなかったが、夏祭りを楽しむシーンでプリンセスプリキュアというチームが「ゆいも含めた5人」であることをみんなが再確認するというシーンがあり、ゆいも大事な仲間の一人だと改めて明言された。ゆいちゃんのファンも一安心。
- OPに若干変更が加えられ、先のゆい・パフ・アロマのシーンが新しいものに描き変えられる。結局OPの出番は旧と比較してプラマイゼロ。
■第28話
- プリキュアファンを震撼させた水着回。みなみの実家が保有するプライベートビーチにご招待。16話と違って今回はゆいも一緒。
- これまで関連性があまりなかったゆいとトワとが絆を深めるエピソードであり、これまでの扱いが嘘のように、ゆいの内面が深く描かれた。
- ゆいとトワが二人とも実は泳げないということが判明。
- ゆいは戦闘において役に立てていないことを気にしていたようで、プリキュアとなってみんなと一緒に戦えるトワを羨ましく思っていた。だが同時に自分が為すべきことは他にあると悟ってもいた。健気すぎる。
- 作中で絵を描いているところがあまり見られなかったゆいだが、実は「毎日のことを絵日記に付けている」ことが明らかに。このことが「幸せな時を過ごしている自分の姿」をトワに気づかせる。
- ゆいもまた、はるか達と過ごす時間を幸せに感じており、単純に絵本作家になりたいという夢だけではなく、人知れず戦うはるか達プリキュアのことをいつか伝えたいと思っている様子。
- まさかの二度目のゼツボーグ化を味わう(望月先生は勘違いされがちだが一回)。が、最初はなんとゼツボーグ化に強い心で抗い、ロックに感心すらされた。もしやプリキュアの協力者の中では究極のメンタルを持っているのでは。戦闘後は、ゆいの絵日記から全く新しいドレスアップキー(サンキー)が生み出された。
- 常に後ろで支えてくれるゆいの存在を、仲間達から「プリキュアの太陽」と讃えられる。戦う力を持たないことに負い目を感じていたゆいだったが、その心も報われた。今回は水着回にして、ゆいちゃんに注目し応援し続けたファンにとっては大変報われた回となっていた。
■第29話
- ドレスアップキーをロックに奪われ落ち込む三人をトワと共に励ます。その後、パフがドレスアップキーの匂いを嗅ぎつけみんなでキーを探しに行ったが、トワ、ゆい、パフだけは三人とはぐれて海岸に出てしまう。
■第30話
- 節目となる決戦回ということもあり、流石に活躍は出来なかったが、危険を顧みずロックの元へ向かおうとするはるかに無事に帰るよう言葉をかけ、逃げずにはるかたちの戦いを見守ることを決意。今回のゆいは、騎士の帰りを待ち望む姫のようだった。
※頑張れゆいちゃん!
■第31話
- 新学期初日の登校日だったが、カナタの夢を見て気持ち良さそうに眠るはるかを、悪いと思って起こせず。
- 激しいバトルに巻き込まれてばかりだったこともあり、今回の戦闘には巻き込まれなかった。
■第32話
- 今回もあまり出番はなし。ただ許嫁=結婚と聞いて何故か顔を赤くして慌てた反応を見せた。
■第33話
- ミス・シャムールのプリンセスレッスンや、猫達のファッション勝負にて案の定ハブられる。
- シャットの攻撃を華麗にかわすシャムールの動きを見て「この動きは……バレエ!?」と咄嗟に解説(知っているのか七瀬!)。そもそもバレエは戦いに役立つものではないが……。
■第34話
- はるかが「チョコレートプリンセスコンテスト」に出場。慣れないステージではるかが緊張するのではないかと案じるみなみとトワに、「みんなで応援メッセージを描こう」と、いかにもゆいらしい提案をする。
※画像はイメージであり、実際の映像と少々違っています。
- その色紙がいかにもコラ素材向きだったため、pixivでもイメージ素材ができている。
- ゼツボーグの出現のためみなみ達が観客席から離れた際は、はるかのために一人残り、色紙に描かれたみんなの応援メッセージを見せた。はるかはおかげで気を持ち直してステージをやり遂げている。
■第35話
- 今回から私服が秋冬服に衣装替え。ゆいはベレー帽をかぶった芸術系女子らしいファッションでシックに決める。が、pixivではきららの肩出しセーターに話題を全て持っていかれ気味。
- ストップとフリーズ出現の際は、キリッとした表情で「みんな逃げて!」と子供達を逃がす。安心と安定の避難誘導係。
■第36話
- 海籐グループ主催の船上パーティーにみんなでお呼ばれ。今回はゆいちゃんも同行!
- イルカのティナのことをはるかから説明を受けていたりと、何気ないシーンで前回はお呼ばれされなかったことがちゃんと忘れずに脚本で意識されていたりもした(前回居なかった理由は結局わからずじまい)。
- 船上パーティーの途中でゼツボーグが現れ、いつものように避難誘導モードに入ろうとするが、今回は本話のキーパーソンであるみなみの父親が、パーティーの主催者の責任として積極的に避難誘導を行い、結果的にはゆいのお株を奪う形に。
- アニメで言うのもなんだが、子供に避難誘導される大人というのは明らかにおかしな光景なのでむしろ今回の方が普通のはずである
■第37話
- 各クラスで行う演劇会において、ロミオとジュリエットの脚本を担当という大抜擢。しかもはるかをジュリエット役に推薦している。
■第38話
- 黒須くんに絵本展に誘われ、ドキドキ!
- 実際はクローズだった彼に騙されてしまったというオチ。顔を赤くしてラブロマンスに期待していたご様子だっただけに、彼女がいつもとは違う意味で不憫である。
※負けるなゆいちゃん!
■第39話
- 親友としてはるかのことを常に心配しつつも、自分達の行動を悔いる仲間達をさりげなくフォロー。
- はるかの復活には、目を潤ませて喜んでいた。
■第40話
- 再びホープキングダムに強制召喚されるエピソード。つまり王国関係者でもプリキュアでもなかったゆいは今回もハブ……かと思いきや巻き込まれて同行!プリキュアがディスピア製のゼツボーグと交戦中に行方をくらませたクロロをロイヤルフェアリーと共に探していた。
- 前回呼ばれず今回お呼ばれした理由は不明。強いてあげるならこの間にドレスアップキーの発現に携わったり、プリキュア達との縁が深まったためといったところだろうか。
■第41話
- 名実ともに初のゆいちゃん主役回。プリキュアや妖精たちの出番を極力削ってまでゆいにスポットライトが当てられており、最近のプリキュアシリーズでは珍しめな傾向である。
- ちなみにABC公式モバイルサイト会員向けメルマガでは、通常ならプリキュアか妖精(本作ならパフかアロマ)が出るのだが、今回はゆいが当番となり、また同公式応援アプリでも応援ボタンの文章が『ゆいちゃん☆がんばって!』になるという、だいぶ気の利いた好待遇であった。
- みんなに薦められて夢ヶ浜の絵画展に参加する事となるが、入賞したいという思いから重圧を感じ、さらに他の出品者の作品との差別化を意識しすぎて筆が進まず、終いには参加を辞退しようとする。
- 落ち込む中、望月ゆめが子供達を相手に青空絵画教室を行っているのを目撃し、それに参加。一人の少女が自由な発想の絵を描いているのを見て、自分が何故絵を書いていたのかという忘れかけていた気持ちを思い出す。
- そこに例の如くストップ&フリーズが現れる。子供達を避難させるために立ち向かったことで、あえなくゼツボーグの素体に。なお、これにて通算3度目である。
- 28話でもゼツボーグ化に抵抗していたが、今回はさらに強く抵抗を試みていた。が、結局耐え切れずゼツボーグとされてしまう。
- 檻の中で絶望に沈んでいたが、ゆいを助けようとするプリキュア達の叫びを聞き、自分の夢がプリキュアたちのことをみんなに伝えることであり、その夢が失われず目の前にあること気づく。そして檻の中からゆいが脱出を試みようとすると、それに連動してゼツボーグの力が急激に弱体化した。ストップ&フリーズはこの状況を「あり得ない」として困惑していた。
(※さすがにこうはなりませんでした…と思いきや?)
- 救出された後、心機一転して絵画展のための絵を描き、プリキュア達をモチーフにした『夢の虹』を完成させる。佳作の評価だったが、それを見た望月ゆめは「良い絵」と評していた。
■第42話
- きらら回ということもありあまり出番はなかったが、皆に戦いを任せることを渋るきららを後押しするなどしていた。
一方、Pixivではきららの代打(いろんな意味で)を買って出ようとするネタが多かった。
■第43話
- きららを励ますための夢のお披露目会では、画家の格好をしてステージに立つ。しかし人前に立つのは慣れていないため緊張でガチガチ。さらに、スカートを踏んで倒れてきたはるかの巻き添えになってしまう。
- きららの元にやってきたボアンヌの話を聞いて、一足先にきららとの別れが近いことを知る。メツボーグが登場した際は、みなみにお披露目会の後事を託される。
■第45話
- 寮のクリスマスパーティでパフと共に腹話術を披露。からくりを知っている視聴者から見ればツッコミどころ満載だが、それを知らない生徒達は大盛り上がり(特にパフ大好きれいこは大興奮)。さらにアロマが早口言葉も披露して大喝采で、直前に傘回しを披露していたらんこはその盛況ぶりに悔しがる。
※画像はあくまでイメージです
■第46話
- みんなで寮の大掃除。みなみが年末は野生のペンギンを見に行くと聞いてはるかとともにびっくり。
- 翌日雪が積もったノーブル学園。みんなで校庭に向かい雪遊び。きららとともにアロマとパフの雪像を作り上げる。
- トワが雪のホープキングダム城を作ることにしたため、みんなで協力する……となりはじめたらどんどん人が集まり大がかりに。ゆいはアロマの協力の下、城のデザイン画を作成する。
- 城が完成し、寮に戻ろうとするとトワは手袋を忘れて校庭に取りに戻る。それからしばらくすると絶望の気配が……校庭ではスカーレットとシャットが戦闘中。シャットによって一部破壊された雪の城をゆいは見つめる。
- プリキュア達が戦闘を終え戻ってくると、そこには城の修復作業をしている生徒達と、デザイン画を持って現場監督となって指揮しているゆいの姿。「みんなが私たちの夢を守ってくれているんだもん、このお城ぐらい自分たちで守りたいじゃない」と笑顔で話した。
- 年末年始の過ごし方は4人とは異なり描かれず。はるかが年賀状にゆい宛の宛名書きをしたのが見られた程度。一部では「まさか冬の某所に?」とかいう妄想があったりするが……
(※もう間に合わないでしょ。ちなみに実際はコミケサークル参加申し込みは義務教育修了後可能です、念のため)
■第47話
- はるかの入れた紅茶を他のメンバーと飲んでいたところ、カナタからホープキングダムの花の城に異変が起こってるから急いで来て欲しいと通信が入る。この時点ではるかとその仲間たちはロイヤルキーの力で自由にホープキングダムと行き来できるようになっており、40話のようにゆいも一緒についていけるはずだったのだが・・・
- どういう心境の変化か、今回に限ってはゆいは自分から留守番を申し出る。城を守るメツボーグは桁違いに強いので、さすがに足手まといになると感じたのだろうか。毎年のパターンだと1月の放送は最終回まで連続する展開となるので、これ以降は最終決戦が終わるまで出番無しかと思われていたが・・・?
■第48話
ゆいちゃんの集大成回
- ノーブル学園に襲来したディスピアに対抗するため、プリキュア達が学園のみんなの前で変身。そのことを問い詰められ事実を明かすことに。
※すみませんが、さすがに変身はできません。
- クローズがばらまいた絶望の種によって、みんなが絶望の檻に閉じ込められる。ゆいも抵抗するが抗いきれず、あえなく4度目の幽閉状態に(『絶望の額』を含めれば5度目)。絶望の力は復活したロックに送られ、その強大な戦闘力によってプリキュアたちは追い詰められてしまう。
- だが、ゆいの心は絶望に負けない力を持つ程までに成長しており、自力で絶望の檻を破壊し脱出し、アロマとパフには大いに驚かれた。
※ここまで邪悪なオーラを発してはいません。
- さらに、周囲の人達を絶望の檻から解放しようと孤軍奮闘。檻に閉じ込められた者達へ夢を思い出すように必死に呼びかけたことで、ゆいの夢への情熱に感化されたみんなはゆいに続く形で次々と自力で檻から脱出する。
- 絶望の供給を絶たれた再生ロックは弱体化し、押されていたプリキュアも窮地を脱するという、本作最大の活躍を見せた。前回脱出出来そうだったのは、この伏線だったのかもしれない。
■第49話
- 死闘を繰り広げるプリキュアを応援すべく、ノーブル学園の面々の先頭に立つ。プリキュア達が一度倒された時は、ディスピアの前に他のみんなと共にあえて立ちふさがる。するとゆいを含めたみんなのその思いに(前話で破壊されていた)クリスタルプリンセスロッドの破片が反応。小さな黄金の鍵が生み出され、ディスピアの攻撃を弾き飛ばす。
- その黄金の鍵こそが、グランプリンセスへの扉を開く鍵であった。プリキュアに守られてきた只人たちが、絶望に負けずに夢を貫く勇気を持つことが、グランプリンセスを生み出す最後の条件だったことが判明。ゆいはプリキュアに選ばれなかったが、それ故にはるかたちをグランプリンセスへと導く存在となったのである。
■第50話(最終話)
- 戦いが終わり、皆がそれぞれの夢に向かって歩き出す。ゆいもキュアフローラのラフスケッチを描いているシーンがあり、プリキュアの物語を伝えるという自分の夢に向かって邁進している様子が描かれていた。
- ED後、とある小さな女の子が絵本に感銘を受け新たな夢を生む短いシーンが挿入される。その幼女が読んでいたのは当然『花のプリンセス』……ではなく、『プリンセスと夢の鍵』というタイトルの本。表紙にはキュアフローラの絵が描かれており、その下には「ななせゆい 作」と記されていた。そう、これは10年後のシーン。ゆいは「絵本作家になり、プリキュアの活躍を皆に伝える」という夢を叶えたのである。
- プリキュア映画初登場。はるか達と「パンプキンカフェ」に来てパンプキンプリンを食べていたが、突如ゼツボーグが襲来して一般客を避難誘導しているうちにプリキュアが転送され、さらに「パンプキンカフェ」も消失してしまい呆然。
- エンディングではノーブル学園に戻ってきたはるか達をかぼちゃの被り物で脅かした後、一緒にノーブルハロウィンパーティの会場に向かった。
■HUGっと!プリキュア第37話
- なんとセリフなしで1カットながらの登場。周りに『ドキドキ!プリキュア』のレジーナや『キラキラ☆プリキュアアラモード』のビブリーなど実力者が居並ぶ中での共演となった。
漫画版
上北ふたご先生による漫画版で、コミックスの書下ろしとして「ゆいが考案したプリキュア版プリンセスストーリー」なるおとぎ話が展開される話が収録されている。
本編の方の出番は第1話(コミックス収録)でわずかに登場してからは長いことなかったが、『なかよし』2015年12月号に連載された第10話でパフやアロマと共にはるか達の運動会を観戦していた。
劇場映画
『プリキュアオールスターズ春のカーニバル♪』では、例年の流れのごとく登場せず。
しかし、単独映画『映画Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!!』の公開前の宣伝動画や画像ではいくつものカットにゆいが登場していたため、活躍の期待がたかまっていた。
サポートキャラが映画に出演するのは前作の相楽誠司に続いて2年連続のことであり、ゆいちゃんも昨年の誠司のようにプリキュアたちと一緒に劇場版ならではのエキサイティングな冒険に参加できるはず・・・
と思いきや、やっぱりハブられた。確かにゆい自体は登場するのだがメインストーリーの序盤、街中に登場したゼツボーグとプリキュアたちとの戦いで、いつものように迅速に周囲の一般人たちの避難誘導している間に、はるか達がパンプキン王国に転送され、ゆいは置いてけぼりにされてしまったのだ。彼女の登場シーンは残念ながら冒険が始まる前の導入シーンと冒険が終わった後のエピローグだけだったのである。
ゆいはやっぱり誠司や後年のくるるん、品田拓海/ブラックペッパーとは違うのか・・・(ただし、歴代プリキュアの協力者二人と違ってエピローグにはキチンと登場しているだけでも立派だし、最後の最後で美味しいところを持っていくのはさすがである)。
TV本編終了後に公開された『プリキュアオールスターズみんなで歌う♪奇跡の魔法!』ではモブで登場。物語終盤において小森はなえ達と共にミラクルライトを振っていた。
『映画プリキュアドリームスターズ!』にも登場予定。
映画ダイジェスト映像では剣城あきらに壁ドンされて赤面するというあられもない姿を晒した。
余談
ある可能性
OPにはパフやアロマと一緒に登場しており、キャラクターの姿が注目される時に現れる画面四隅のエフェクトと共に初登場したことから、いわゆる追加戦士の候補者として1話時点から注目されていた。
実際、プリキュア化イラストが1話時点から早くも投稿されている。
特に第11話での活躍以降、ゆいのプリキュア化を望む声はより大きくなった。
ネット上においてキュアスカーレットの名前が流出した当初は、ゆいはその最有力候補者になっていた。
もっともその一方で、柴田Pが担当するプリキュア作品では「一般人の協力者」というポジションにつくキャラクターが定番化しつつある傾向から、ゆいはプリキュアにならないという予想もまた多かったのだが。
そして第22話においてキュアスカーレットの変身者が紅城トワだと判明したことで、ひとまずプリキュア化フラグは消えた。
さらに第28話では、最初の頃は自分がプリキュアになれたら…という願望も持っていたが、今はそういった気持ちではないとはっきりと表明しており、ゆいはプリキュアにはならないことが確定的となった。
ただ、「プリキュアになりたかった」という願望を口にしてしまったため、恐らく今後も視聴者の間ではネタにされてしまうだろうが……。
もっともドレスアップキーだけあっても対応するパフュームが存在しないのでプリキュア化は無理かもしれないが、シリーズ恒例のパワーアップ要員に含まれる可能性も存在していた。
放映終了後に刊行された『Go!プリンセスプリキュア オフィシャルコンプリートブック』での田中裕太シリーズディレクターの談によると、ゆいはプリキュアの側にいて彼女らを見守るキャラクターとして、「一般人だということが、ゆいの何よりものアイデンティティなので、それを壊すことはゆいに対して一番やってはいけないことだな」とのこと。プリキュア化しないことは当初からの既定路線だったようである。
演者について
はるかにとって学園で出来た最初の友達であり、ゆいも『はるかちゃん』と呼ぶ機会が度々あるのだが、ゆい中の人の名も佳村「はるか」である。
佳村氏はプリキュアシリーズは本作が初出演となる。
プリキュア的にはハートキャッチプリキュア以来のプリキュアファンであったことをアニメージュの特別増刊号に掲載されたサポートチーム座談会で語っている。
曰くCDを買ったり映画を見たりだけで無く、ミュージカルショーも観劇しにいくというかなりのファンであったことが分かる。
そんな彼女もいつかはプリキュア役に、と思っていたのだがなかなかオーディションすら受けられない日々が続いていた。
そんなときマネージャーからプリキュアにレギュラー出演するという連絡を受け、「どんな役でもいいから出たい!」と話を聞いてみると、「主人公のルームメイト」であるゆいの役をやること、そしてストーリー上重要な役割を担うことを聞かされたという。
ちなみに佳村氏は複数のモブキャラも兼任しており、今までキャストが不明だった小巻のりこのCVも佳村氏が担当していた事も後に明かされた。
余談だが本作でパフを演じる東山奈央氏とは養成所時代からの仲で深い関わりを持っていたりする。
更に東山氏と仲が良い声優と言えば次回作で追加戦士を演じる事になる早見沙織氏がおり、彼女は佳村氏と同じ事務所に所属している。
ドラマティックな夢を、すべての大きいお友達へ。
追加戦士枠がゆいではなかったことが判明してからも、ゆいが活躍するたびに一部の大きいお友達は「これは…もしや…まさか…プリキュア化へのフラグでは…」と、とある掲示板では朝から期待を込めて語られている。
まぁ、満と薫みたいに最終決戦で初めて覚醒する番外戦士という例もあるにはあったけど…。
どうだろうね…。なんというか…。その…。
その夢は…夢は変わっても良いと思います…。
未来の可能性は無限大!?
しかしながら2023年…『オトナプリキュア』シリーズの制作が発表され、Yes!プリキュア5シリーズの続編「キボウノチカラ〜オトナプリキュア‘23〜」と魔法つかいプリキュアの続編が制作されると発表されている。
これらのシリーズが好評ならもしかしたら『Go!プリンセスプリキュア』の続編も制作されるかもしれないし大人になったゆいのプリキュア覚醒も描かれるかも…?
関連イラスト
関連タグ
春野はるか⇒ルームメイト
夢原のぞみ:父親が絵本作家
一之瀬みのり:眼鏡っ娘、キャラクターデザイン繋がり
相楽誠司/増子美代:前作の協力者(特に前者はポジションがほぼ一致)。
ローラ/キュアラメール:6年後の協力者、キャラクターデザインが同じ。こっちは作中の協力者枠から後にプリキュアになる。
メルヘンランド:厳密には人ではないが、作中における「プリキュア物語」繋がりである。
エミリー:次回作の眼鏡っ娘脇役繋がりだがデリシャスパーティ♡プリキュアして彼女とゆいの中の人はとあるラジオ番組のパーソナリティを一緒に担当しているという共通点も。
涼村さんご/キュアコーラル:イメージカラー、紫色のダブルサイドおさげ繋がり。ただし、彼女はメガネ女子で非プリキュアの中1のJC。
プリキュアシリーズの歴代協力者