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CV:花守ゆみり

概要

夏海まなつと同じクラスの中学1年生。

周りに優しく気遣いができ、誰とでもすぐに仲良くなれるタイプで、可愛いものがとにかく大好きなオシャレさん。

プリキュア戦士で初めて苗字に「村」が付いた。

実家は街にあるコスメショップ「Pretty Holic」で、メイクやコスメの事にはとても物知り。

部屋にはクマやウサギの縫いぐるみの他、サンゴのインテリアが飾られており非常にファンシー。

誕生日は5月9日。誕生日が公開されているプリキュアの中では初めての牡牛座生まれである。ちなみにこの日は、5月=「May」+「9」日で「メイクの日」でもある。

初の中1の紫キュアである。

容姿

暗青色の髪と藤黄色の瞳を持つ。

髪型はピンクないし薄赤色のリボンを結んだおさげで、アホ毛が1本ある。このアホ毛は彼女の感情や感覚に応じてピンと立ったりハート型になったりと様々な表情を見せる。頭の右側に「-」と「×」のような形の赤いヘアピン、左側に三角形の黄色と薄緑のヘアピンをそれぞれ付けている。第3話で描写された回想シーン(幼稚園時代)では、左側にのみハート形の黄色と薄緑のヘアピンを付けていた。

クールでミステリアス且つ美しく大人びた容姿をしている女の子が多数を占める紫キュアにおいて、可愛いもの好きをアピールさせる狙いがあるのか、ロリ黄キュアに見られる童顔で愛らしい容姿と所作をしている。

まなつはさんごについて「すっごくオシャレでカワイイ子~♥」「見てて癒される感じ~♥」とめちゃくちゃデレデレした顔で評価していること、33話にてさんごと入れ替わったあすかが「おぉ、これが私か!カ、カワイイ…!」と目を輝かせていたことから、作中基準でも美少女の様子。

服装

私服

首周りに白いフリル、パフスリーブ状の袖に白いリボンが付いた薄紫のトップスとウエスト部分に黄色いリボンと裾に薄紫のフリルが付いた菫色の巻きスカートを着用し、足元には白いフリルのショートソックスと薄赤色のリボンが付いた紫のサンダルを履いている。

制服

あおぞら中学校指定の女子制服に薄紫色のスカーフをカスタマイズしたもの。

さんごの着衣しているスカートは他の生徒と違いフリルがついている

靴下は白いフリルのショートソックス。

人物

常に笑顔で、困っている人を見過ごせない心優しい女の子。気遣いも上手で、誰とでもすぐに仲良くなれるタイプ。

しかし彼女の社交性の高さは、周りの意見に逆らわず自己主張をしない消極性の表れでもある。

実のところ、彼女は自分に自信がない弱気な性格だが、周囲に合わせて波風を立てない慎重さも併せ持っているので、その自分の弱さ自体を隠し通せているのだ。

いつもつけているヘアピンも左側が丸みを帯びた『△』マーク、右側が『-』『×』マークであり、彼女の内向的な内面を象徴しているように見える。

彼女のコンプレックスの原点は、幼稚園時代のある出来事に起因している。

ある時、皆でチューリップの球根を植えることになった際に、自分は好きな紫の花を選んだが、他は全員ピンクにしたため一人だけ浮いてしまったという結果にショックを受け、それ以来何でも他人に合わせるような癖がついてしまったのだ。しかしまなつやローラとの出会いで、自分が思う『可愛い』を信じられるように変わって行く。

ただ、その後も「他人が良いと思っているもの」に対する否定は基本的にしない。また、そういう否定もできない性分のようであり、そのせいもあってまなつのボケにちゃんとツッコめず「流されている」シーンもちらほら見える。

もっとも、さんご自身も若干天然なのでボケ側に回ることがしばしばある。

なお、明らかに賛同したらマズイ事柄に対する否定やツッコミはさすがにできている。(第8話のみのりんボールの提供を断った時など)

運動は不得手で早朝のランニングに息を切らしていた。プリキュアシリーズでは珍しく、運動が出来るメンバーと運動が苦手なメンバーの半分に分かれている。

第13話や第22話では虫が苦手な様子を見せている(これも男性でもキツい物やあんまり好かない類の物だった為)が、第14話ではアゲハ蝶等の可愛い見た目の虫は全然平気だった。その為、純粋に虫全般が嫌いかと言われると微妙な所かも知れない。(→さんごは虫嫌い

家族構成

母:涼村みゆき

実家は「Pretty Holic」と言うコスメショップ。

母・みゆきはその店舗を経営している。

父及びその他の家族については現時点では不明。

「Pretty Holic」が入居するビルの1・2階が自宅。第3話、39話の描写からすると、1階がリビングで2階がさんごの部屋。

その他

あざと系?

一部のファンからは、あのあざとい黄色い子並みにあざとかわいいとの声もある(トロプリの短編映画や本編OPムービーでは、彼女のあざとかわいい指バッテンが実際に映っている)。

担当声優について

花守ゆみり氏は前作『ヒーリングっど♥プリキュア』にてエレメントさん金森ことえを演じ、今回のトロプリで2度目のシリーズ出演。

花守氏は公式サイトのキャスト解禁のコメントで「ふたりはプリキュア』をリアルタイムで観ていた世代だったので、前作『ヒーリングっど♥プリキュア』でエレメントさんをはじめとする素敵なキャラクター達を演じさせて頂き、さらに今作『トロピカル~ジュ!プリキュア』にてキュアコーラルを演じさせて頂けることが夢の様です。本当に感無量です。その時代・世代に寄り添うテーマを心にもって、出会い、戦い、成長していく姿に生きる勇気を貰える。 今を生きる子たちにも、そして昔、子どもだった大人の方にも、大切なものを心に届けてくれる。そんな魅力のつまった素敵な作品であると思います。」とコメントした。

アニメージュ第43回アニメグランプリ

2021年8月号で発表されたアニメージュ第43回アニメグランプリ(投票期間2021年4月9日~5月8日、5月号の綴じ込みハガキの投票を集計)、女性キャラクター部門で涼村さんごが22位(得票数40point)にランクインしている。

各話ネタ

本編

■第1話

  • 本編初登場。「Pretty Holic」にいたところ、外から店内を眺める女の子と視線が合い、微笑みかけるも、その子は照れ笑いして逃げてしまったため怪訝そうな顔をする。

■第2話

  • ホームルームで、後ろの席の子が「思いっきりトロピカろうと思います!」とユニークな自己紹介をしたので、面白い子だと思って「よろしくね、夏海さん」と挨拶する。「あーっ! 昨日コスメショップにいた!」と叫ぶ後ろの席の子は、昨日「Pretty Holic」の様子を外から窺っていた夏海まなつであった。
  • そのまままなつと仲良くなり、一緒に下校。「さんごは…あっ、さんごって呼んでもいいよね?」といきなり距離を詰めてくるまなつにも動じず、「うん、もちろん」と返答。なお、さんごの方も、後にしれっと「まなつちゃん」と呼んでいる。
  • 実家である「Pretty Holic」へとまなつを案内し、店内のグッズを見て「トロピカってる~!と大はしゃぎのまなつをにこにこしながら見守った後、母親のみゆきを紹介する。
  • 翌日、白石きりこ小町なおみと共に、まなつを「部活オリエンテーションを見に行こう」と誘う。まなつが「忘れ物をした」などと何度か席を外すも、特に不審がる様子もなく、終始笑顔で見守っていた。

■第3話

  • 「Pretty Holic」にて、陳列を手伝うさんごの姿。みゆきが持ってきたリップはまなつの持つリップによく似ていた。
  • まなつとどの部活にするか話していると、白石きりこ・小町なおみ・桑野ゆみがいろいろな部活動を提案してきて、その都度「〇〇部、いいね」と無難に相槌を打つ。その傍らで「全部やりた~い!」と一人自己主張をするまなつに目をぱちくり。
  • まなつや、きりこ達と一緒にショッピングモールへ。ファンシーショップ「ドキドキハピネス]」できりこ達に可愛いマスコットをお揃いで買おうと言われれば、「うん、いいね」、桜川先生がマネキンにチョップされているのを見て「素敵」などと言っていれば「そうだね、可愛い」、ストロベリーチョコのアイスにしようと言われれば、「わたしも」と、無難に同調し続けるさんごに対し、「今一番大事だと思うこと」を率先して行うまなつに対し感銘を受けていた。
  • アイスを買った直後、妹のためにストロベリーチョコを買おうとしたが売り切れていたため、肩を落とす少女を見かけ、「これ、あげる」と自分のストロベリーチョコを譲るさんご。所変わってあおぞら水族館。ここでも落とし物を拾い、落とした女性を見つけて手渡す優しさを見せるが、その間にまなつ達とはぐれてしまう。
  • 誰も寄り付かない薄暗い廊下を一人困りながら歩いていると、どこからか鼻歌が聞こえてくるのに気付く。その先の扉から屋外のプールに行ってみるとローラを発見。見とれて「めちゃくちゃ可愛い……」と絶賛し、ローラは上機嫌。しばしおしゃべりしつつ褒めていると、気を良くしたローラから「あなたプリキュアやってみない?」とトロピカルパクトを手渡されるが、あいにくパクトは何も反応を示さない。ちょうどそこで探しに来たまなつ達に気付き、ローラを紹介しようとするも、すでに彼女の姿はなかった。
センシティブな作品
  • 「え? 人魚?」と思えばジュゴンの影だった。「昔の人はジュゴンを人魚と間違えたんだって」・「ええ~?人魚って絵本だともっとかわいいじゃない」というゆみとなおみの会話に、「そ……そうだよ、人魚はすごく……(可愛いんだよ)」…とそう言おうとしたその時、きりこが「わかった! ホントは人魚もジュゴンみたいな面白い顔なんだよ!」と話に加わり、女子たちのトークはそっち方面に移動。「人魚の顔面白い説」などと言い出し、挙げ句「さんごもそう思わない?」と聞かれたため、思わず「えっ?う、うん……そうだね。きっと面白顔だよ」と話を合す。
  • しかし、そんな中でもまなつは自分のペースを崩さない。ジュゴンを見つめながら「この子も可愛いと思うけどな~」と素直に感想を口にしたことに対し、さんごははっとする。
  • 夜、ぬいぐるみを抱きかかえながら夜空を眺め、「人魚、可愛かったなあ…」とローラの事を思い出すと共に、みんなに合わせて『きっと面白顔だよ』と言ってしまったのも思い出し、「何であんな事言っちゃったんだろう」と一人ため息をついた。
  • 翌日、きりこ達がお昼にフルーツサンドを買おうと購買へ。そこでもさんごは「わたしも」と言ってしまう。そんな中、一人だけ焼きそばパン(大盛り)を買おうとするなど、今日もまなつはマイペース。大盛りはないよと言われれば2個買い、「屋上で食べようよ!」とみんなを誘い、「今日は暑いから屋上はパス」と断られても気にせずに「じゃあわたしトロピカってくるね~!」と屋上へ向かうまなつに、女子たちはげんなりした様子。しかし、さんごは「あの……一緒に行っていい?」と、意を決してついていく。
  • 屋上でまなつと二人きりになったさんごは、ふと「わたし、まなつちゃんが羨ましい……」と呟く。パンを頬張りながら「えっ?あにがなにが?」と聞くまなつに対し、さんごは話を続ける。「いつも自分が一番好きなことを迷わずできるでしょ?」。まなつは誰の目も気にせず、自分のやりたいことを貫くことができる。そんなまなつに羨望の眼差しを向けていたのだった。
  • まなつに「さんごは違うの?」と聞かれ「……うん」と答えるさんご。そして、さんごは自分の過去を語り出した。それは以下のような内容である。
    • かつて幼稚園で、みんなでチューリップの球根を植えた時の事…。好きな色を選べたので自分は紫が一番可愛いと思ったが、紫を選んだのはさんご一人だけ。他の子達はみんなピンクを選んでおり、花が咲いた時、ピンクのチューリップが咲き誇る中、ぽつんと自分だけの紫のチューリップを見たさんごは、「自分もピンクにすればよかった」とすごく後悔したのだという。
  • それをマーメイドアクアポットの中から聞いていたローラが、「くっだらない!自分の可愛いが信じられなくてどうするのよ!」と口を挟んできた。「ねぇローラ、さんごってプリキュアに向いてると思わない?すごく優しいし、誰とでも仲良くなれちゃうし」というまなつの評価に顔を赤く染めながら、「プリキュアはあとまわしの魔女から世界を救う伝説の戦士」と聞いて心ときめかせるさんごだったが、ローラに「ダメよ! トロピカルパクトが光らなかったし無理」と却下され、さんごも「うん、わたしにはそんな勇気も自信もないから」と引き下がってしまう。
  • 放課後みんなで下校していると、公園に怪物が出現し騒ぎになっていた。「急用を思い出した!」と公園の方へと走って行くまなつを心配げに見送りながら、「そう言えばさ、モンスターの現れた現場に人魚がいたんだって」・「えっ?人魚がモンスターを操ってるとか?」・「悪者じゃん、それ」と、何も知らないきりこ達は心無き無責任な想像をして怖がる。しかし、昨日と今日のまなつの立ち振る舞いや先ほどのローラの言葉は、ただ周囲に合わせるだけの、ともすればズルい彼女の気持ちを変えていた…。さんごはついに、「違うよ……人魚は悪者じゃないし、すっごく可愛いんだよ!」と勇気を出して反論し、まなつを追って公園へと走り出した。
  • そこで見たのは、まなつがキュアサマーに変身して巨大な怪物ヤラネーダと戦う場面だった。彼女の戦う姿に「可愛くてかっこいい、これがプリキュア……」と憧れを感じつつも、「そんな勇気も自信もわたしには……」と見守る事しかできない。だが、サマーとローラが(面白顔で)吹っ飛ばされるのを見たさんごは思わず「まなつ!ローラ!」と叫びながら飛び出した。
  • …そして、奇跡が起こった!!「わたしは……信じる……わたしは……逃げない!」ローラに逃げるよう促されても凛として立つさんごの左手にハートクルリングが誕生した。さらに先日には反応を示さなかったトロピカルパクトも呼応して光り出す。「わたしが……プリキュア!」心の中に勇気と自信が芽生えた事で、プリキュアになる資格を得たさんごはキュアコーラルに変身した。「きらめく宝石!キュアコーラル!」
  • ×(ペケ)型のシールドでヤラネーダの攻撃を跳ね返し、サマーと力を合わせて戦うコーラル。先刻までの自信なさげでおどおどした様子も消え去り、「わたしはもう逃げない! わたしはわたしを信じる! だってこれがわたしの『可愛い』だから!」と叫ぶコーラルは、もこもこコーラルディフュージョンで勝利する。
  • 戦い終わってみんなでファンシーショップに立ち寄る。きりこ達が推すのと別のマスコットを指して「でも、こっちのも可愛いと思う」と発案。さんごは自分の意見をちゃんと言えるようになったのだ。「これからよろしくね、さんご」とまなつが差し出した手を「わたしの方こそよろしく、まなつ」と固く握り返すさんご。『まなつちゃん』から『まなつ』と呼び捨てに変わり、彼女は勇気と共に、プリキュアとして大きな一歩を踏み出したのだった。

■第4話

  • 「Pretty Holic」のカフェスペースでくつろぎつつ、部活が決まらないまなつに「わたしもだよ~」と相槌。ところがローラが口を挟んできた事で、いつの間にか部活そっちのけでプリキュアについて調べる展開になり、「えっ?あの…部活の話は?」と小声でツッコむ。
  • 図書室で一之瀬みのりと出会い、初対面の先輩であるにもかかわらず、いきなり「『みのりん先輩』って呼んでもいいですか!」とぐいぐい押してゆくまなつにハラハラ。その後、「ノンフィクション」という単語を知らず、「ヘクション?」と白目になるまなつに、「ヘクションじゃなくてフィクション」と耳打ちする。今後も苦労しそうな予感。さらにその帰り道では「みのりが実は凄腕な格闘家じゃないのか」というまなつのブッ飛びまくりな予想を聞いて、「あ…うん…先生に、聞いてみよう…?(=∀=;)」とドン引きしながら返答せざるを得なかった。
  • まなつと博物館に行った時は世界の人魚伝説の絵を見て「船を座礁させたんだって~!」とちょっとおどおどする一面が。さらにとある事故でみのりにローラの事がバレそうになった時、「みのりん先輩って、ホントに人魚姫が大好きなんですね~っ!!」と慌てて話題を逸らそうとする。
  • みのりにローラやプリキュアについての事情を説明していると博物館前の広場にヤラネーダが襲来。戦闘では、遮光器土偶型ヤラネーダの回転攻撃をペケバリアで防ごうとするも、耐えきれずシールドを破られて弾き飛ばされた上に踏みつけられてしまう。踏み潰しに耐えるプリキュア伝統芸を第4話にして早くも体験する事に。だがそこにみのりが変身したキュアパパイアが駆けつけて助けられ、パパイアの援護を受けて勝利できた。

■第5話

  • 不良からまなつを助けた滝沢あすかを是非ともスカウトしようという事になり、「体育館裏にいるって!」と情報を収集して、まなつと共に向かう。「人魚の国を救うためなんです!」と懇願するも、そのさんごの台詞に続いてローラが「そしてわたしが人魚の国の女王になるの!」と本音を言うものだから、不信感を抱いたあすかに拒否される。
  • 諦めきれずまなつと一緒にあすかの後を追っていたところ、生徒会長の白鳥百合子に「先日提出いただいた、この部活の申請書の事なんですけど」と呼び止められる。内容を覗きこんでみると、「部活名:これから決めます!、活動内容:学校生活をとにかく楽しくする部!」という内容で、「わぁ~、なんだかいろんな可能性を秘めてるね…」と棒読みでフォロー。いやそこは「ちゃんと書こうよ」って言ってあげないと。もちろん百合子からは「こんな何も決まっていない部、許可できません」と却下される。
  • あすかの加勢もあって猶予を与えられ、新部室候補の部屋が見つかった。片付けている際に、ペンギン信楽焼風の謎の置物を持ち上げようとするあすかを手伝おうとするが、あまりの重さに血管が切れそうな真っ赤な顔に。

■第6話

  • いよいよ部活がスタート。まなつが桜川先生に顧問を頼んだところ、「いいわよ、顧問。どんな部か知らないけど、一度やってみたかったの」と快諾してくれたらしいが、「どんな部かわからずにやってくれるんだ…」と冷や汗のさんご。
  • メンバーが部室に集合し、「部活設立会議」を実施するも案の定、まなつのやりたい事が多過ぎて全然まとまらず、無記名アンケートを実行。「読書」を選んだ際は、図書室で『かわいいもの図鑑』という、中学校の図書室の蔵書としてはいささか疑問な本を手にしていた。他にもローラは『世界のメロンパン』なる本を読んでおり、あおぞら中学校の蔵書はかなり生徒ウケ重視のチョイスである模様。
  • ローラ提案の「女王様になるレッスン」にチャレンジ。「喉が渇いたわ。海ぶどうジュースを持ってきてちょうだい」という台詞を真似るよう言われて、「の…喉が渇いたな~、海ぶどうジュースが飲みたいな~」
  • さんごの提案は「コスメ部」。「Pretty Holic」でみんなに夏の新作を勧める。

しかしあいにく、「校内でのお化粧は校則により禁止」と言われて却下される。

  • 学校に卒業生が来校し、信楽焼のペンギン「ペンちゃん」を探していた。しかし、前回リサイクルセンターに回収してしまったため町中を探すハメになる。そこにペンちゃんを素体にしたヤラネーダが現れる。ヤラネーダを浄化し、卒業生達と再会。結果的に、部活動は「トロピカる部」となった。

■第7話

  • みんなで砂浜をランニング。部活には体力が必要というあすかの発案によるものらしいが、運動が得意とは言えないらしいさんごは「部活…始める前に…倒れ…ちゃうよ…」と、もうへとへと。さらにグロッキー寸前のみのりと共に「トロピカる部って運動部だっけ?」と疑問を呈するも、まなつは「トロピカる部はトロピカル部だよ!」と案の定の答え。
  • くるるんがローラに持ってきた届け物について、ローラが「プリキュアのパワーアップアイテムよ!」と断言するのを聞き、まなつやあすかと共に、必殺武器プリキュア強力スーパーウルトラバズーカキャノン大砲ボンバーを発射する絵面を想像する。ポジションとポーズからして、コーラルは砲弾の装填係の模様。が、どうやら届け物の正体はグランオーシャンの美味しいお菓子だった模様。
  • 一件落着し、アクアポットのシャボンピクチャーで記念撮影の際は、口元にお菓子の欠片がついた、またもあざと可愛い写真写りを披露。

■第8話

  • 母がお弁当を間違えたために、上も下もごはんだらけのごはん弁当になってしまったまなつに、おかずをお裾分け。さんごが作ったハムのお花はなかなか可愛らしい出来栄えだったが、「おかずを作ってたら、他のおかずを作る時間がなくなっちゃった」との事で、おにぎり以外は全てハムのお花という有り様だった。いろいろな事が並行してできないらしく、意外な不器用さが明らかに。
  • そこでみのりに「いる?」と肉団子(?)を勧められるも、それはモロヘイヤ・納豆・マグロの目玉・卵の殻をミックスさせて作られ、まなつを悶絶させた劇物。直前の惨劇を目の当たりにしていたため「だだだだ…大丈夫です!(震え声)」と謹んでご遠慮。
  • 料理が得意なあすかの指導のもと、みんなで「くるるん弁当」作りに挑戦。という事でさんごも薄紫色を基調としたエプロン姿をお披露目。堅いかぼちゃを切ろうとするまなつやフライパンからウインナーを爆散させるローラの様子にハラハラしながらも、好物のタコさんウインナーを作る。お弁当に入っていると真っ先に食べちゃうタイプとの事。
  • 色々あって無事にくるるん弁当が完成。さていただきます…となったところでヤラネーダが出現し、変身して戦う。が、みんなお腹が減り過ぎていて力が出せず苦戦する。無論コーラルも例外でなく、ペケバリアで雪玉を防ごうとするも肝心なバリアがミニサイズな上にすぐヒビが入る程ダメダメでほとんど役に立たない。しかしローラの作戦で、ヤラネーダを氷漬けにして足止めした間にみんなでお弁当を頬張って力が甦り、何とか勝利した。
    • この時食べた料理はやっぱりタコさんウインナー。隣でブロッコリーを選んだパパイアと一緒にぱくっと一口、そしてその美味しさにトロプリあざと組が2人揃って笑顔満開に。

■第9話

  • 学校で映画の撮影があると聞いて大張り切りのまなつはみんなでエキストラ出演しようと意気込むが、みのりとあすかは乗り気ではなく、さんごはどちらかと言うとスタッフや現場等に興味があった。そんな中、ロケ現場のあおぞら中学校を下見に来ていた若手女優の山辺ゆなと出会う。
  • ゆなを「Pretty Holic」に連れて来て、話を聞く一同。新人の癒し系女優№1と言われる彼女は、控えめと言うか、少々おどおどした性格で、今度の映画の役どころが「主演の子をいじめる悪役お嬢様」のため、日頃の自分のイメージとのギャップがあり過ぎて悩んでいたのだった。そこに母のみゆきがやって来て、今度の映画でゆなのメイクを担当すると聞かされびっくり。
  • 「上手く演じられず、がっかりされるのが怖い」と苦悩するゆなに、まなつは「トロピカる部でゆなちゃんの応援しよう!」と発案、みんなであれこれ指南する。さんごは「悪役の魅力は高笑いだと思うんです」となぜか演技指導。「ホッホッホッホッホッ…」と慣れないお嬢様笑いに挑戦するゆなに、「もっと高笑いして」と注文するも、無理して笑いすぎたゆなはひっくり返ってしまった。
  • 彼女が休んでいる時、みゆきが着ぐるみを持ってきた。シンデレラをテーマにした新作コスメのキャンペーンキャラクター『でれらちゃん』の頭部をかぶって、暑い中サンプルを配らなくてはならないと苦笑するみゆきに、さんごは自分がやると志願する。キレッキレの動きで踊りながら「フッフッフッ…あなた達をエクセレントなシンデレラにしてあげてもよくってよ!」と、これまでの彼女からは想像もつかない程ノリノリのさんごの横で、まなつ達も販促を手伝う。
  • その姿を眺め、「ずいぶん積極的なんですね、さんごさん。なんとなくおっとりっていうか、わたしに似た雰囲気を感じてたので」と言うゆなに、みゆきは「確かにちょっと前までは少し受け身で、みんなに嫌われないように、自分の好みをはっきり言うのもためらうような子だったわ。でも最近変わったの。たぶん、部活のお友達と出会ってからね」と答えるが、まなつは「そんな事ないよ、さんごは変わったんじゃなくて、もっとトロピカれるようになっただけなんです」と言い、あすかとみのりも「いつもまなつはやりたい事やなりたいものに向かってまっしぐらで、それにわたし達も引っ張られてるんです」「気付いたら、つられて一歩踏み出してる。さんごもきっとそう」とフォローした。それを聞いたゆなは、自分に言い聞かせるように「一歩踏み出す…」と呟くが、その目の前でさんごは「よ…よくってよぉ~~~…↘」と突然様子がおかしくなり、熱中症で倒れてしまう。
センシティブな作品
  • ドリンクを飲んで額に冷却シートを貼って一息ついたものの、これ以上は無理とみんなに引き止められたさんごは、 「わたし『でれらちゃん』に入る前に、久しぶりに『シンデレラ』のお話読み返してみたの。そしたら、昔は気にならなかった事が気になって…あのお話で魔法使いのおばあさんからシンデレラがもらった一番のものは何だったんだろうって」と口にする。まなつ達は「綺麗なドレス」「ガラスの靴」「かぼちゃの馬車」などを挙げるが、さんごは「シンデレラが受け取った一番のものって、舞踏会に出て自分の新しい運命を切り開く、そのための勇気だったんじゃないかって…そう思ったんだ」と答えた。その言葉に胸を打たれたゆなは、「わたしにやらせて!」と着ぐるみをかぶり、さんごに代わってサンプルを配りながら『でれらちゃん』を演じ始める。周りにどう思われようと、怖気づかずに一歩踏み出す。その勇気を彼女は手に入れたのだ。
  • そして撮影当日。ゆなは再び緊張していたが、メイクを施したみゆきに「わたしにできるのは、みんながなりたい自分になる、そのほんのちょっとのお手伝いだけ。ガラスの靴はわたし達があげる。でも踊るのはあなたよ、シンデレラ」と背中を押されて立ち上がる。監督の前に現れた彼女は、堂々たる悪役お嬢様になりきっていた。
  • だがそこにヌメリーが現われ、ヤラネーダが撮影スタッフや生徒からやる気パワーを奪ってゆく。ライト型ヤラネーダの光線攻撃は強力で、ペケバリアで防ぐのが精一杯で近づけない。パパイアが水面から光が照り返すのを見て何かを思いつき、サマーやフラミンゴと共に戦線を離れる中、後を任されたコーラルは1人で懸命に持ち応える。ヌメリーに「あらあら、みんな逃げ出しちゃったの?勝負あったかしら」と嘲られても、「違う!みんなあきらめたりしない!この映画は、ゆなちゃんやみんなが一生懸命準備してきたやる気の結晶!絶対に邪魔させないんだから!」と必死に耐えるコーラル。
  • しかし遂にペケバリアが粉砕されて吹っ飛ばされ、ピンチに陥るが、メイク室から鏡を持ってきた3人が到着。鏡で光線を跳ね返した隙に、もこもこコーラルディフュージョンでヤラネーダを倒した。
  • 後日テレビで撮影の様子が放映され、ゆなが新境地を開いた事が称賛されていた。「ねぇお母さん、メイクって素敵だね!」と言うさんごに、みゆきも「でしょ?」と微笑み返す。さんごの勇気とみゆきのメイクの魔法が映画を成功させ、ゆなに大きな一歩を踏み出させたのだった。

■第10話

  • 今日はどんな活動をしようかと意気込むまなつに対して開口一番「わたし帰るね」。それもその筈、定期試験を間近に控えているからだ。さらに当のまなつは成績が壊滅的で、次のテストで落第点なら部活禁止に。トロピカる部存続の危機に焦るまなつの勉強をみんなで見ることに。しかし学年トップのみのりが「わたし勉強したことない」と言うのを聞き、まなつが「本当?じゃあわたしもやらなくていいかな?」といきなりコースアウトしようとするので、「みのりん先輩は優秀だから参考にしちゃダメだよ」と釘を刺す。
  • 追い打ちと言わんばかりに新たな怪物ゼンゼンヤラネーダが出現。変身して立ち向かうものの、強化された敵だけあってこれまでの戦法が一切通じず、一方的に追い込まれていく。
  • そして吹き飛んだ拍子に変身が解けたサマー=まなつがやる気パワーを奪われ、別人のように無気力化。「プリキュアめんどくさいなぁ~やめま~す」と腑抜けてしまい、「えぇ~っ!?」と絶叫するさんご達。
  • 続く後半、「プリキュアやめるですって?」「ふざけんな~!」とブチギレてまなつの胸倉を掴むローラ、そこにさんごが割って入る。ローラは失ったアクアポットを探すため水路に飛び込んだ。
  • そんな彼女のやる気を取り戻そうと、「ねぇ、これ新作のネイルなの、塗ってみない?」とさんごが見せても、「う~ん、めんどくさいからいい」と無反応。「びっくり人魚図鑑、見る?」とみのりが見せるも、「眠いからパス」とまるで興味を示さなかった。「マンゴー味のメロンパン、一緒に食べよう」とあすかが励ますも、「口動かすの、めんどくさい」と拒否され、「一発気合いを入れてやろうか」とブチギレてメロンパンを握り潰すも、またしてもさんごが割って入る。
  • 解決策も見えないまま再びゼンゼンヤラネーダが出現。コーラル達は戦えない状態に陥ったまなつの代わりに応戦するが、やはりまるで歯が立たない。しかしチョンギーレに「他人のやる気パワーがどうなろうとどうでもいいだろ」と嘲られようと、コーラルは「何が大事か、決めるのは自分だよ!」といつものまなつの言葉を口にして懸命に立ち向かう。その仲間達の熱い思いが抜け殻のようになっていた心に届き、まなつは自力でやる気を取り戻して復活を遂げる。改めて「ネイル、塗る?新作のネイル、まなつにすっごく似合う色だと思って」と勧めるコーラルに、「塗ってみたい…」と目を輝かせるサマーはすっかり元通り。皆の友情から生まれたハートカルテットリングを手にした4人は、新必殺技「プリキュア・ミックストロピカル」で勝利する。
    • プリキュア・ミックストロピカルが決まってみんなで「ビクトリー!」する時、ちょっとだけ帽子が外れる一面が垣間見える。
  • そして戦いが終わった後、惜しくもテストで赤点を取ってしまったまなつに、次のテストに向けて「一緒に頑張ろう!」と改めて励ました。

■第11話

  • トロピカる部主催の部活対抗サンドアート大会を開催する事となり、他の部も集まる中で前に立ってルール説明する。トロピカる部では何を作るのかと聞かれたまなつが、描いてきた完成予想図を自信満々に広げたところで、条件反射的に本日の「かわいい~♡」が飛び出しかけるが、その絵は怪生物が描かれた作品だったため「かわ…」で固まってしまい、目が泳いだまま「あぁ…えっと…」と絶句。
  • それをあすかが綺麗に手直しするが、「悪くないんじゃない?」「そりゃどうも」といつも通りの応酬をするローラとあすかを「ま、まぁまぁ…」と仲裁。毎度ご苦労様です。
  • 積み上げた砂に霧吹きをかけている途中、あすかが間違ってみのりに霧吹きをかけてしまった事で何故か霧吹きのかけ合いへ方向性がシフトしていき、さんごもまなつから顔にかけられてびっくりしてしまう。濡らしすぎは禁物です。濡らしすぎは禁物です。byよしみ
  • 設計図と多少の違いはあれどサンドアートもだいぶ形になってきたという時に天候が急変、突然雨が降り出してしまう。部活総混じりで作り上げたサンドアートを雨から守るためにまなつが率先して動いた事で、彼女を含む参加者総出で防護シート替わりのパラグライダーの布井を被せる作業に繰り出す。さんごも他の部活のメンバーと協力していたが、頭上で布を広げた時に驚いてひっくり返りそうになっていた。
  • 何とかサンドアートの保護が完了したタイミングでヌメリーが襲来。テトラポッド型ゼンゼンヤラネーダをけしかけてくる。あちらの先制攻撃をしっかりペケバリアで跳ね返し攻撃するが、ゼンゼンヤラネーダの回転攻撃にパパイアとフラミンゴが巻き込まれて脱出不能の超速縄跳び状態になる。そこで一計を案じたサマーが大量の砂をかけ、「コーラル、水!水!!」と促されたコーラルも腕を回して海水を浴びせた事で、ゼンゼンヤラネーダを固めて巨大くるるん型サンドアートに仕上げた。
  • ゼンゼンヤラネーダを撃退して同時に天候も回復した事で最後の追い込み作業を再開、苦難に見舞われる場面もあったが無事にサンドアートが完成。残念ながら優勝は逃したものの、トロピカる部初の大規模イベントを全員笑ってやり遂げた達成感は、みんなの大切な思い出となったのであった。

■第12話

  • 活動内容を決める会議で相変わらず張り切るまなつが「今日の活動はこれ!」と取り出した物、つまりスケートボード?」と答える。
  • そしてまなつの脳内には既にトロピカる部全員がストリートファッションを着込んだ図が思い浮かんでおり、その中には首にヘッドホンをかけて紫色のロゴ入りTシャツとデニムショートパンツを着こなしたちょい悪チックなさんごの姿も。
    • Tシャツに白文字で描かれているロゴは身体の向きの影響で一部しか見えないが、文字の並び方から推察するにおそらく「Coral」と書かれていたと思われる。
  • 扉がノックされたのでまだ部室に来ていないあすかが来たのでは…と思いきや、そこにいたのは何故か角田正美を初めとした風紀委員であった。突然トロピカる部部室を調べると強引に突入してきて部室は大騒ぎ。ようやくあすかが来た頃には部室の隅でまなつやみのり共々体育座りしながらギャグ顔になってしまっていた。当然活動なんてできたもんじゃない。
  • 風紀委員らが調査して回る理由は、学校中に人魚を見たという噂が広がり騒ぎになっているためであった。おまけに学校の七不思議まで人魚の仕業にされる有り様で、「なんか噂に尾ひれがついてる気が…」と心配そうにつぶやくが、その一言が引き金となってしまい、それを聞いたみのりが渾身の一撃を放つ。
  • そしてローラが正美に姿を見られて騒ぎはさらに大きくなり、「むやみに外に出ない方が!?」とローラを説得しかけたところで、正美にマーメイドアクアポットを没収されてしまう。そして直後にゼンゼンヤラネーダが襲来するという最悪の事態に。ローラがアクアポットを取り戻しに行っている間、4人はゼンゼンヤラネーダを何とか食い止めようとする。
  • やる気パワーを取り戻す段階を踏まなければならないためローラが来るまではゼンゼンヤラネーダを倒す事ができず、時間稼ぎするハメに。ゼンゼンヤラネーダの放つ光弾をペケバリアで防ぐものの、何発も撃ち込まれてだんだん表情も苦しくなっていき、遂に吹っ飛ばされてしまう(幸いサマーとフラミンゴが受けてめてくれた)。万事休すかと思われたタイミングでアクアポットを取り戻したローラが到着。そして駆け付けたローラの珍しい姿を見て他のみんな共々「ローラが立っている!?」とびっくり。

■第13話

  • 最初は「人魚の歌」の話題からスタート。ローラの歌を聞いてみたいと皆が盛り上がる中、さんごだけは「わたし、ローラの歌聞いた事あるよ」と言う。
  • 本日のトロピカる部の活動はお昼の校内放送へのゲスト出演。放送開始早々にヘッドホン越しでも響くまなつの大咆哮に真横で直撃してしまい波乱の幕開け。当初は台本通り進めようとしたが、向日葵という漢字も読めないまなつが急遽台本無視してアドリブで進めることに。
  • そしてさんごの自己紹介という場面になったとき、さんごがスタジオ内に蠢くゴキブリを発見してしまう。「ひっ!虫!!」と叫んで本番中にもかかわらず狼狽、「どこどこ~?」と何の気なく聞くまなつに対し「そこ!黒いの!」「あっち!シャカシャカしてる!」と完全にパニック状態に陥る。まなつが棒状に丸めた台本で強烈な一撃を打ち込み捕まえようとするが、そのはずみで奴が飛び回りあすかの眼前を横切って・・・

「さんごの顔に張り付いた!!」

「き゛ぃ゛や゛あ゛あぁぁぁぁーーーーー!!!!(〇д 〇;)」

よりにもよってさんごの顔に奴が張り付き、ショックのあまりさんごは金切り声をあげて大絶叫。先週の予告通り顔から思いっきり地べたに突っ伏して気絶してしまったのであった。

  • なお、この様子は音声だけだがあおぞら中学全域に中継されていた。
  • 戦闘では、ゼンゼンヤラネーダの音響攻撃をペケバリアで逆に反射して怯ませ、見事プリキュア・ミックストロピカルにつなげる面目躍如の活躍を見せた。

■第14話

  • 保育士体験開始。そしてあのあざとかわいいエプロン姿、再び。最初はまなつや園児達と一緒に駆けっこする事となり、「よ~い…どん!」とスタートの号令を出す。全力疾走でぶっちぎりトップのまなつに対し、さんごは前を行く女の子に応援されながら最後にゴール。
  • 次は玩具のコスメセットを使ってメイクごっこ。お似合いのコスメでコーディネートしてもらった女の子の方もご満悦である。そしてローラ率いるお姫様ごっこ組の様子を見に行く。ここでは語尾に「~ですわ」と付ける必要があると言われるが、突然の事ながらも一番自然にお姫様言葉を使いこなせていた。
  • そんな中、部屋の隅で1人昆虫図鑑を広げているワタルという名前の男の子を見つける。皆と遊ばないのか聞いてみると、「身体を動かす遊びが苦手」「そもそも1人でいる事を苦に思わない」タイプの子でありちょっと苦戦。しかしワタルの趣味に興味を持って肯定してくれたローラの助け舟により難を脱する。
  • 今度はあすかのいる人形遊び組と合流。さんごも参加する中、隣で人形に絵で描いた蝶を貼って装飾する女の子が目に入る。ルリという名前で、彼女も虫が好きでスケッチブックに昆虫の絵を沢山描いたりしていた。昆虫好きという事で先程のワタルを思い出すがどうやらルリはワタルの事が気になっているらしく、目線を追うとすっかりローラに懐いて2人でサナギ観察する彼の姿がある。見ていると突然泥だらけになったまなつがカットイン、手に持っていた光る泥団子の出来にびっくりする場面もあった。
  • しかしそんな平穏をぶち壊すが如く積み木型ゼンゼンヤラネーダが襲来。ローラがワタルを逃がす傍らでさんごはルリを誘導する。全員避難させた所で変身して戦うが、今回のゼンゼンヤラネーダは再生・変形能力持ちで何度砕いてもしつこく再生してきて決定打を与えられず、再生を阻止しようにも強烈な引力でサマーとぶつけられた上に振り回されてしまう。
  • サナギが心配で保育園を抜け出して木の下へ来ていたワタルとルリ、そして2人を追いかけてきたローラへゼンゼンヤラネーダの流れ弾が飛来するが、咄嗟に駆けつけてそれをペケバリアでしっかり弾き飛ばす活躍を見せる。そしてワタル達の応援とサマーの「再生が追いつかない位のラッシュで畳みかける」という作戦によってゼンゼンヤラネーダを再生不能に追い込み、プリキュア・ミックストロピカルで浄化完了。
    • ラッシュを仕掛けているコーラルの動きが「両足で何度も踏む様に蹴る」というものであったため、見様によっては謎ステップを踏んでいる様に見えなくもなかった。
  • 保育士体験が無事終わり皆で帰路につく中、ローラの今日1日の活躍をずっと見ていたさんごは「ローラって、素敵な保育士さんになれそうだよね。」と一言。

■第15話

  • 今回のトロピカる部の活動は、ソフトボール部の試合を応援する応援部の助っ人・・・・なのだが、その練習中に部室内でみのりローラが入れ替わるという事態が起きる。そうとは知らないトロピカる部は、いつもと異なりはっちゃけて暴走しまくるみのり(ローラ)の姿に困惑する。
  • 以降しばらくは不審に思いながらも一切気付く様子もなく、すぐ背後でものっ凄いフラフラな軌道を描いて浮遊するマーメイドアクアポットに気付く事さえなかった。最終的に事態に気付いたのはAパート終了直前。アクアポットの操縦に不慣れで乗り物酔いしたローラ(みのり)が青ざめた顔で飛び出してきて、それをみのり(ローラ)がみのりと呼んだ事でようやく今日1日何が起きていたか気付く。
  • 翌朝の戦闘では、ゼンゼンヤラネーダから逃げ遅れた子供をかばってペケシールドを展開するなど果敢に立ち向かうが、跳び上がった隙を突かれてクロワッサン型ゼンゼンヤラネーダの伸ばした生地にグルグル巻きに絡め取られて拘束されてしまい人質状態に。コーラルを拘束したまま暴れるゼンゼンヤラネーダから何とか助けようとサマーやフラミンゴも果敢に攻撃するが中々通じず、その間拘束され続けているコーラルも身体を締め付けられてしまう。
  • みのりとローラが入れ替わったままではやはりキュアパパイアに変身する事が出来ず、このまま手詰まりかと思われたその時、ようやく元の体に戻って変身できるようになったパパイアが駆けつけ、ゼンゼンヤラネーダを攻撃してコーラルを縛る触手と逆向きに回転させる作戦によって拘束が解け、無事解放される。
  • そしてソフトボールの試合当日、応援部と一緒にソフトボール部を応援する・・・・のだが、トロピカる部メンバーおよび本物の応援部は全員学ラン姿であったのに対しなぜかさんごだけチアコスだった。
センシティブな作品

■第16話

  • 今日の活動はローラも交えて山登り。山頂まで登り切った達成感に浸る皆へトロピカルメロンパンを配って一緒に一口。そしてみのりの作ってきたトロピカる部の旗を皆で持ってマーメイドアクアポットで記念撮影した。
  • 後日みんなでアイスを食べている時、まなつとみのりの「それ何味?」「ひよこ味。悪くない」という会話に、例によって「可愛い!」と(アホ毛をハート型にしながら)相槌を打つ。
  • 最近ローラの様子がおかしいという話になり、「ローラ、わたし達に内緒で何かしてるのかな?」とまなつに尋ねる。「はっ、まさか…購買でメロンパン買い占め!」というボケが返ってきた事に対し、「それはないと思うけど。」ジト目&いつもより低いトーンで一刀両断。ようやくまなつの扱い方がわかってきた模様。
  • ローラがまなつの母・のペディキュアに興味を示したのを受け、脚がないローラに合わせて、みんなでネイル教室。母が塗っている所を見て自然と身に着いたのか、みんなの手にマニキュアを塗っていた。
  • しかしそんな中漁港にゼンゼンヤラネーダが出現。現場へ急行し、今日は新しい変身バンクで4人同時に変身。漁船型ゼンゼンヤラネーダの飛ばす錨をペケバリアで反射、2発目も回避し、戦闘は順調に進んでいた…と思われたが、やる気パワーを回収という段階でゼンゼンヤラネーダの吐き出した大量の偽アクアポットの山に、ローラの本物のアクアポットが紛れ込んでしまった上に、ローラが攫われてしまう最悪の事態に。
  • ローラを皆で心配する中、「わたし、昨日ローラと図書室で話したの。ローラ、『人魚姫』の童話を読んでた」とみのりから聞かされ、「もしかしてローラは人間になりたいって思ったのかな…」と彼女の心中を思いやった。

■第17話

  • 前回平林館長が言っていた通り、海の底は果てしなく広い。不安になって、「本当にたどり着けるのかな…」と呟くコーラルだったが、何としてもローラを助けたいサマーに励まされる。
  • そんな中、豪華客船を襲うチョンギーレとヌメリーに遭遇する。サマーにローラ追跡を託してコーラル達3人で戦うも、2体のゼンゼンヤラネーダが相手の上、ローラがいなくてやる気パワーを取り戻せなくては迂闊に倒す事も出来ず、防戦一方の末に敗北。気を失って変身も解けたさんご達はやる気パワーを奪われてしまった。
  • だが、やる気パワーが体に戻る気配で意識を取り戻した時、目の前には見知らぬプリキュアが。「ローラなの…?」それは仲間を思う心によってローラが変身したキュアラメールだった。新たな仲間が加わって元気が出たさんご・みのり・あすかは再変身、皆で力を合わせてゼンゼンヤラネーダを倒した。

■第18話

  • あおぞら中にローラが転入したものの、正体を隠す気が薄いローラにハラハラ。水泳部の水島泳子を前にしても、「人魚をスカウトするとはなかなか見る目があるわね」とか平気で言うため、「人魚のように泳げるって意味です、ねっ?」と懸命にフォローする。
  • 戦闘ではドラゴンに見立てたコースロープ型ゼンゼンヤラネーダが円盤形態になってラメールを圧殺しようとしたところを、ペケバリアで跳ね返し存在感をアピール。
  • 人間の姿ではカナヅチだったローラは水泳部入りを断念…と思いきや、部活でやりたい事をリストアップしてきていた。最初からトロピカる部入りするつもりだったローラを「ローラったら、やる気満々だね」とからかい、「あぁもう!うるさいわね!」と照れさせる。

■第19話

  • 場面は部室に移り、ローラも正式入部して新生トロピカる部としての意気込みを述べるあすかを見て「あすか先輩、部長みたい♪」と称賛。
  • 部室で話している場面をよく見ると、ボードにいつかのでれらちゃんモードの時の切り抜きがある。
  • 今回のトロピカる部の活動は、お化けが出るという噂の屋敷に潜入レポ。その際、「私、お化けはちょっと…」とお化け嫌いを告白して難色を示すも、ローラのためになる事だからとみのりに説得されて、「そっか…じゃあ怖いけど頑張ります!」と健気に参加表明。
  • 学校の裏山に打ち捨てられた噂の屋敷に到着。まなつの怯えぶりで完全に霞んでしまっていたがやはり事前申告の通り怖い物は怖いらしく、彼女も怯える素振りは隠せない様だ。みのり曰くこの山の地主が昔に建てた屋敷らしく、「どうしてそれが廃屋に…?」と怖々疑問を呈していた。みんなで手分けして探索していると突然(まなつが2階でコケた事が原因で)天井が揺れ始め、あすか・みのり・ローラの3人が取り乱す中で何故かさんごだけが(・o・)←この様な感じで緊張感が全く感じられない表情でポカ~ン。
  • 急いで屋敷から脱出。あすかの号令で点呼を取り、さんごは「3…」と答える。しかしまなつがまだ屋敷の中に居る事に気付き、迎えに行くとまなつは不気味な人形と対面していた。
  • まなつの様子を確認するために再び屋敷の前に到着した所で、迷子になったエルダを探しに来たチョンギーレに遭遇。屋敷の解体作業用に停められていたショベルカー型ゼンゼンヤラネーダと対峙する。遅れて屋敷から飛び出して来たサマーも加わったが、ゼンゼンヤラネーダの掘り起こしてきた土砂によってサマー以外の全員が生き埋め状態にされてしまう。無事を確認するべくフラミンゴが点呼を取っていたが、コーラルが返事をする時に帽子がずり落ちそうになっていた。
  • しばらくは動けない状態で居たが、屋敷を壊させまいとサマーが押し返したゼンゼンヤラネーダがコーラル達を生き埋めにしていた砂山に激突した事で解放された。

■第20話

  • 放課後、今日のさんごは掃除当番で、階段の掃除をしていた。まなつが抽選の末にようやく手に入れたプレミアムトロピカルメロンパンに喜んで「メロンパンの歌」を聴いていた。所が、何故かそのメロンパンが忽然として部室のテーブルの上から消えてしまった。大ショックのまなつは倒れ、さんごは氷嚢をまなつの頭に乗せて気遣う。
  • 最近ハマっている『ピカリン探偵』に扮したみのりが事件解決に乗り出すが、数々のいい加減な推理で犯人扱いされたローラとあすかは怒り心頭で、逆にみのりを疑うなどして、お互い疑心暗鬼に。さんごは「みんな、もうやめようよ!友達を疑うなんて…」と仲裁に入るも、当然とばっちりで「階段掃除のふりをして、隙を見て部室に入りメロンパンを食べた」と新たな犯人候補に仕立て上げられてしまい、さすがに怒ったらしく、珍しくむっとした顔でみんなと睨み合った。疑われたままだと「気になってトロピカれないよっ!」との事。
  • しかし戦闘中、実はローラがうっかり食べていて気付かなかったという真相が判明し、プリキュア達はお互いに謝罪して和解する。そして「Pretty Holic」にて、くるるんが気を利かせてアクアポットの冷蔵庫にメロンパンをしまったのが原因という事もわかり、謎も解けた。そして、みゆきが買ってきたレアなミックス味のメロンパンを食べた一同は笑顔に。

■第21話

  • 夏休み前日からスタート。明日から夏休みという事ではしゃぐまなつ達とは逆にローラは編入した矢先に長期休業となりご不満の様子。何が楽しみなのかというローラの問いに対してさんごは「夏のスイーツも、おいしいのがいっぱいあるよ!」と答える。かき氷に~、アイスに~、ソフトクリーム~♪」と夏の甘味を連想するさんご。
  • 話は変わってあすかが出した合宿の話題にまなつが食いつき、トロピカる部で合宿に行こうという流れに。ここで「トロピカる部の合宿って何をすれば良いのかなぁ?」と素朴な疑問を呈する。予定を聞かれると、家族旅行があるけどまだ先の話だから大丈夫との事。
  • トロピカる部の夏合宿でまなつの故郷・南乃島に行く事になり、みんなで合宿のしおり作り。夏休みもトロピカっちゃおうというまなつにさんごは「お~♪」と高らかに返事。しかし直後にまなつが掲げた「トロピカる精神とトロピカる肉体を鍛えよう」という目標にこれまた物凄い表情で困惑する。
  • 南乃島でしたい事を聞かれると「貝殻のアクセサリーを作りたい」とワクワク。さらにまなつの家ではスクーバ体験も扱っているとの事で「海に潜って本物の珊瑚礁を見てみたいな!」と興奮が止まらない。
  • そして当日の集合場所でまなつとローラが待っていると、何故か大荷物を持ってぷるぷる震えながらさんごが現れた。「夏の新作コスメ一杯持ってきちゃった!島に着いたらみんなで試そうね!うふふふふ~♡」とアホ毛をハート型にしながら早口で張り切るが、直後に「…なんだけど、ちょっと重すぎて体力の限界ぃ~↓…」とモノクロになって倒れそうになる。
  • しかしあすかがフェリーでの移動中にみんなで食べるお弁当を持ってきたと聞くと再びアホ毛がハート型に、さらに目がしいたけになってまなつと共に大興奮。
  • フェリー乗り場へ向かう道中にチョンギーレが現れ、まなつのトランクがゼンゼンヤラネーダになってしまう。元がまなつの物であるため中身はおもちゃだらけであり、先制攻撃で飛ばしてきた巨大ビーチボールをペケバリアで防御し打ち上げる。ナイスレシーブ続けてフラミンゴからのパスをまたまたナイスなトスでサマーに繋ぎ、サマーの「トロピカル・ファイヤー・アタック」へとアシスト。さらにゼンゼンヤラネーダの噛み付き攻撃をペケバリアで手堅くガードして大きな隙を作らせるなど今日はかなり冴え渡っていた。

■第22話

  • まなつオススメの秘密のビーチへ向かうために草木を掻き分けるまなつとみのりの様子を見て「みのりん先輩楽しそう」と微笑む。道中獣道や険しい道が続いたが、無事ビーチへ到着。涼村さんご涼村さんごbyBoo水着回ありがとうございました…!水着回ありがとうございました…!by赤地勇輝
  • 砂浜で星の砂を見つけ、「見てこれ、可愛い!」と目を輝かせるも、みのりに「有孔虫が死んで殻だけが残ったものね」と身も蓋もない解説をされ、「ゆうこうちゅう…って、虫の死骸!?」と一転して青ざめる。
  • きれいな海と青い空に惚れ惚れしながら皆でおやすみムード…というわけにも行かず、あすかの提案で南乃島の歴史を探る事に。島の語り部「とみ婆」が不思議な話と称する「北の浜の洞窟に隠された宝物」の話と聞き、以前まなつの話していた海賊の秘宝の話であると気付く。だがとみ婆曰く海賊ではなく「森の人魚」が隠した宝ではないかとの話を聞き、皆で洞窟探検へ。「見つかったら大発見だよね!」
  • 夕刻、北の浜の洞窟に到着。この先に待ち受ける人魚の宝と数々の危険を前に固唾を呑み、いざ突入…と思いきや、まさかの入場料制。
  • 洞窟探検の途中で道に迷っていたヌメリーと偶然鉢合わせるが、予期せぬ遭遇に驚いたまなつ・ヌメリー両者の絶叫に圧倒されかけ、一目散に逃げだしたまなつを慌てて皆で追いかける。その先で壁が点々と光る場所を発見。思わず「きれい…」と感嘆するが、またもみのりの「土ボタルの一種だと思う」との解説に、「また虫なのぉ!?」と怯える。さらにローラが居ない事に気付き、「はぐれちゃった!?」と慌てる。
  • 追い打ちをかける様に再び鳴るはいずり音に「またあの音!?」と驚いた矢先に再びヌメリーに遭遇。懐中電灯を素に新兵器「ゼッタイヤラネーダ」を繰り出し、洞窟を崩さんとばかりに大暴れし始める。変身して応戦している最中、はぐれていたローラが合流してキュアラメールに変身。砕けた天井の破片が自分に向かって落ちてくるのを見たコーラルはペケバリアで破片をラメールに向かって反射し、連係プレイでゼッタイヤラネーダに大ダメージを与える。
  • しかしミックストロピカルが破られ、さらに驚異的な再生能力で回復されてしまい一転してピンチに陥るが、ラメールがこの洞窟で見つけた新たな力により窮地を脱する。戦闘の影響で洞窟が浸水し始め、何とか地上と繋がる穴から脱出するもラメールが石に躓いて転倒し、逃げ遅れてしまう。だが、ラメールは無事に生還、そして「森の人魚」伝説の正体を知るのであった。
  • 夜の海の家にて、ローラが洞窟で手に入れたコスメが「練り香水」であると言い当てる。

■第23話

  • まなつおススメの朝起きてすぐのスクーバダイビング、通称『朝スク』を楽しむ。水面から上がりながら「お魚、可愛かった~」と、どこか色っぽい笑みを見せる。
  • 合宿の目的は何だったかとあすかに指名され、「あっ、えっと、トロピカる精神とトロピカる肉体を鍛える事です!」と即答。第21話でまなつが言った台詞をきっちり覚えているのはさすが。
  • 朝スクに続いて南乃島のレジャーを満喫。中には島の老人達の横で太極拳に励んでいる場面も映っていた。
  • 階段でのランニングでは、例によってみのりと共に取り残され、「きつい…」とヘトヘト。
  • みんなで浴衣に着替える際、母から教わったと言う手際の良さを見せる。
  • 島の夏祭り・南乃祭りにて、石に願い事を書いて海に投げると願いがかなう、ただし自分でかなえられるような決意を書くものと聞き、さんごが書いた願いは、『南乃島の可愛いを持って帰る』という、いかにもさんごらしい控え目で実現可能な目標だった。

■第24話

  • 学校紹介の生中継中のアクシデントに端を発し、トロピカる部と生徒会は部活停止を賭けてクイズ番組「クイズ!『地元でモット~!』」で対決する事に。この番組のファンらしいさんごは、「まさか、大好きな『地元でモット~!』に出られるなんて!」と目を輝かせて大喜び。
  • 第1問は「亀は万年生きると言うが、鶴は何年生きると言われているか?」という問題。みのりが「鶴は千年、亀は万年」の言い伝えを知っていたため、それに合わせる形で「答えは1000だね!」と回答を思いつく。
  • 第2問を挟んで第3問、商品券1万円分で買った服を着込み、お腹周りが一番大きなチームが勝利というゲーム。生徒会会計と風紀委員によるコンビプレイに対抗し、トロピカる部ファッション担当の貫禄を見せつける。持ち前のセンスを活かして、「こっちの服のステッチはいい値段するかも。あっ、こっちはセーフだと思う」などと目利きしてチームに貢献、見事生徒会チームの記録を3cm上回るも、合計金額11,300円で失格。原因はまなつが終了直前に買った1,300円のイヤリング。
  • 最終問題は早押し問題。早押しボタンを押して回答する必要があるものの肝心のボタンが見当たらず、「ボタン…?ボタンなんてどこにも無いよ?」ときょろきょろ。それもその筈、ボタンは博物館に置かれていた。そうと知るや否や全速力で博物館へ向かってダッシュするあすかを皆で追いかけるが、Bパートに入ると並走者はまなつと百合子のみとなっていたので、やはり追いつけなかったものと思われる。
  • 博物館に着くと早押しボタンがゼッタイヤラネーダ化しており、戦闘となる。ゼッタイヤラネーダの伸ばして来た手をペケバリアでシャットアウトして隙を作らせた。
  • 最終問題を回答したトロピカる部の勝利に終わり、試合後インタビューでマイクを向けられたあすかがしどろもどろになっているところへカットイン、「大好きな『地元でモット~!』で優勝できてうれしいです。あっ!わたし達の町はとても素敵な所なので、皆さん是非遊びに来てください!」と怒涛の勢いでしゃべりまくる。

■第25話

  • 授業参観で何としても父親にいいところを見せなくてはと意気込む桜川先生は、いつものおっとりした雰囲気とは別人のように凛とした表情で、さんごも「キリッとしてかっこいい!」と絶賛。
  • ゼッタイヤラネーダが現われ、校舎に迫ってきた。幸い誰も気付いていないので、教室を抜け出そうとするが、まなつ「先生、お便所!」さんご「わたしも…」ローラ「わたしもお便所!」。どストレートな物言いのまなつとローラに対し、さんごは顔が赤くなってもじもじしていた。
センシティブな作品

■第26話

  • 天体観測が大好きな仲川詩織と出会い、星座にはこぐま座いるか座などがあると聞いた。
  • 「流星群を学校のみんなで観る会」を開こうとするも、校内の反応が鈍いため、被り物で注目を集める作戦に。惑星型の被り物はでれらちゃんの時と違って顔が丸見えで、生徒達にジロジロ眺められて、「みんな…こっち見てる…///」と赤面。

■第27話

  • まなつに誘われて、イルカに触れるふれ合いショーを見物しようとあおぞら水族館へ。「あ~、イルカってどんな触り心地なのかな~」と、ファンタジックな期待に胸を膨らませ、ま:「絶対ツルツル!」、あ:「ぬるぬる!かな」、さ:「ざらざら!?」と、みんなで予想を挙げていると、みのりから「触った人の感想によると……ナス!」と微妙に夢をぶち壊すリアル発言が出て、まなつ・あすかと共にショックを受ける。まなつは特に気にせず、「イルカ!ナス!イルカ!ナス!イルカ!ナ~ス!」とはしゃぎながらイルカショーに向かうが、さんごは「ナス~…?」とか細い声でつぶやきながら後をついて行った。
  • しかしいざイルカプールへ向かうとまさかの大行列。待ち時間180分の現実を受け入れられず泣きながら突撃するまなつを捕まえて引きずっていく。
  • 「残念だけど他の所を見て回ろうよ」というさんごの提案により行列が引くまで館内を見て回る事となる。最初はみのりが兼ねてから希望していたクラゲコーナー。暗闇で照らされた水槽内を浮遊するクラゲを見て「幻想的…!」と一言。
  • その後も毎度お馴染みのジュゴンや巨大水槽の名物ジンベエザメのコーナーを堪能していたが、イルカプールに立ち寄ったらしき客からやる気パワーがごっそり抜け落ちている様子を目撃。館内にヤラネーダが潜んでいる事が判明し、客足の少ない夜間のナイトツアーを利用して探す算段となる。みのりの予測通りナイトツアー参加者は極少人数に絞られており、「これならヤラネーダも探しやすいね」とまなつに呼びかける。
  • 各水槽内の捜索をローラに任せて昼間に探せなかった場所を探索する。そして行き着いたのはイルカプール、飼育員の投げたボールをイルカ達が怯える様に避けた事や無気力な観客、そしてボールを投げた飼育員も突然脱力した事で疑念は確信へと変わり、遂にボール型ゼッタイヤラネーダが姿を表す。凄まじい勢いで縦横無尽に跳ね回るヤラネーダの前では回避が精一杯であり、とっさにパパイアと靴底を蹴り合って横へ飛び危機一髪回避した。サマーによって動きが止まった隙を突いて全員で突撃するもヤラネーダが持つリングへ強制誘導され失敗に終わる。
  • リングによる強制誘導への対策に悩む中、サマーに助けられたイルカ達が助太刀に加わりパパイアと共にイルカの背に乗って水中から大ジャンプ。ヤラネーダの誘導をイルカ達が引き受けてくれた隙に強烈なドロップキックを見舞い、空気を抜いてヤラネーダを行動不能に追い込んだ。
  • 後日改めてイルカプールへ向かうと、共に危機を乗り越えた事ですっかり懐いたイルカ達が大歓迎。まなつやあすかと共に念願のふれあい体験を楽しんでいたのだった。

■第28話

  • 冒頭、まなつと共に図書室に居るみのりを迎えに行く。今回はあおぞら中の文化祭との事で、トロピカる部の出し物に必要な「コスメの歴史」を記した本を探してもらっていた様だ。
  • 文化祭ではトロピカる部も「コスメの歴史についての研究発表」と「あおぞらメイク教室」を開く事となっている。まなつの提案でかわいい鏡やドレッサーが欲しくないかと問われると「わぁ!ステキかも~♪」と喜ぶ。
  • 着々と文化祭に向けた準備が進む中、懐かしい顔触れ達と再会する。当日はトロピカる部の様子も生中継したいとの事でさらに楽しみが増えたが、隣で文芸部のブースを見て深刻そうな表情をしていたローラが去年いずみとみのりが同じクラスだった事を知るや否や、みのりが文芸部を辞めた理由を知らないかと問い質し始める。突然核心を突く様な質問を始めたローラを見て「いきなりどうしたのローラ!?」と大慌て。さらにみのりがトロピカる部に入部したのは一瞬の気の迷いだったのでは、というローラの予想にびっくりしてしまう。
    • この際、両手を広げて、やけにオーバーリアクションで驚いた顔を見せる。
  • 場面は打って変わって文化祭当日。目元だけでもかなり印象が変わるというアドバイスを交えながら、校舎屋上で1人の女性をメイクするさんご。あおぞらメイク教室は彼女の独壇場!さらに自分もメイクを施していつものおさげを三つ編みにしていたりとこの日の為にしっかりおめかししていた。メイク教室は大行列となっており、さんごはクラスの出し物であるクレープ屋台にも出られない程大忙し。
  • 生放送も無事乗り切った矢先にイカ焼き型ゼッタイヤラネーダが襲来。流石に会場内の客に手を出されては黙っていられず、下へ降りて応戦する。ヤラネーダの触手による先制攻撃をペケバリアで跳ね返し、突進攻撃を避けてそのまま4人でキック…かと思いきや、降下中に突然イカスミ煙幕で目暗ましを受けて隙を晒し、コーラルを含めパパイア以外の4人が拘束されてしまう。コーラルのみ第15話以来、2度目の触手責めを味わうハメに…ただし今回はヤラネーダがパパイアの逆鱗に触れた事で猛攻を喰らい、早めに救出された。
  • 事態が終息した後、荒らされてしまった文芸部のブースを皆で立て直す。その中でみのりの文芸部脱退の真実、そして筆を握れなくなった理由を知り、残酷な真実の前に悲しむ様子を見せた。しかし同時に、トロピカる部に入部したのは決して一瞬の気の迷い等ではなく、自分達との出会いや共にした日々が確かに彼女を救っていたのだと本人の口から聞けた事で、一転して喜びの表情へと変わるのであった。

■第29話

  • 先日の文化祭に伴うアンケートの結果を聞いて「嬉しい!」と喜ぶ所からスタート。
  • 翌日、いつも通り登校しようと外に出ると突然悲鳴が聞こえ、目を向けるとホースから噴き出す筈の水が超ゼッタイヤラネーダとなっていた。変身して応戦するもあおぞら市一帯に超ゼッタイヤラネーダが出没しており防戦一方。背後から隙を突かれるが危機一髪の所でパパイアとフラミンゴが合流し難を逃れる。しかし倒しても無尽蔵に湧き続ける超ゼッタイヤラネーダを前ゆ狼狽えてしまう。
  • その後1人で戦っていたラメールの元へ駆け付けたが、ラメールからどのヤラネーダも奪った筈のやる気パワーを持っていないと聞かされ驚く。パパイアの「集めたやる気パワーをすべて持った本体が何処かに居る」という見立てに「どうやって見つけるの…?」と具体案を求めていた中、突如背後から水しぶきが上がる。が、それはくるるんだった上にパパイアがくるるんを誤射してしまい「くるるん!?」とびっくりしてしまう場面も。そして、くるるんから学校に居るまなつが危険だと知らされる。
  • 大急ぎで学校に向かう中、先日皆で作った手作りドレッサーの鏡とオーシャンプリズムミラーが突然リンクし、互いの視界が繋がった。そこには少なからずやる気パワーを奪われたまなつが閉じ込められている映像が映り、満身創痍の状態でも尚立ち上がり壁を叩き続けるまなつに「無茶しないで!!」と悲痛な声を上げる。
  • さらにこちらの行く先にも超巨大なヤラネーダが立ちはだかり及び腰になる中、コーラルが「このまま行こう!学校はあの奥だよ、さあ!!」と皆に檄を飛ばし、颯爽と先陣を切る。
  • 2つの鏡を通して4人のやる気パワーがまなつに力を与え、学校に着くと同時にサマーが見覚えのある演出で復活。無事で良かったと安堵する一方、大量に集まったヤラネーダとの決戦が始まる。パパイアやラメールをペケバリアでカバーしながら超巨大ヤラネーダと融合した本体にラメールの浄化技を喰らわせる所までは行けたものの、本体には届かなかった。
  • だが、ここで諦める訳にはいかない。再び立ち向かおうとしたその時、突如手作りドレッサーから強烈な光が発せられると同時に、謎のプリキュアが出現。新たに託されたリングと、手作りドレッサーから変化したトロピカルハートドレッサーの力で新たな姿、エクセレン・トロピカルスタイルへと変身する。そして5人の新必殺技「プリキュア・ランドビートダイナミック」で遂に本体へトドメを刺した。
  • 戦闘終了後も、力を増し続ける敵達に不安を隠せずにいた。あとまわしの魔女の目的も、やる気パワーを集める理由も分からず気が沈んで行くも、まなつの底抜けの明るさに救われるのであった。

■第30話

  • 登校すると、次期生徒会長選挙に立候補する一条里香が演説を行っていた。この時期は引き継ぎも重要だからと説明すると、あすかが3年生である事を思い出したまなつが泣きながらあすかを引き留める一幕もあったが、「生徒会長は学校の女王の様なもの」と思い込んだローラが、突如立候補すると言い出して皆でびっくり。
  • 生徒会長に立候補したローラの選挙活動をお手伝い。しかし、周囲の生徒はほぼすべてが里香の元へ向かって行きローラには目もくれない。同じく立候補した角田正美曰く、校内の支持を得ている里香には勝てる訳がないと立候補しようともしないとの事で、「だから立候補者は、ローラと、風紀委員長と、一条さんの3人だけなんだ?」と続ける。
  • 里香に張り合って「週に一度海中で学校生活を送れる様にする」「部費5倍」「学校を週3日制にする」などと無茶な公約をブチ上げる彼女に「これがローラの作戦なんだぁ…(汗)」と驚きつつ、ビラ配りをする。さんごはともかく、まなつは「学校休みです!休みですよ~!」と満面の笑顔で、その公約を真に受けていた様子。
  • あまりに現実味がないため実現可能なアイデアを盛り込む事になり、さんごは「校則の話だけど、少しオシャレしていい事にできないかな?」と提案する。
  • しかしローラの最終演説直前に超ゼッタイヤラネーダが出現。ローラが演説に集中できる様に4人のみで立ち向かうものの、ただでさえパワーアップした超ゼッタイヤラネーダな上に選挙カーを素体として暴走しまくるヤラネーダに歯が立たない。だが、最終演説よりも皆の事を優先し、演説を放り出して合流したラメールと5人でランドビートダイナミックを叩き込み勝利。
  • 結局ローラは棄権扱いになってしまい、里香が会長に。納得いかないとブチギレたかと思いきや、すぐさま「この経験を生かせば次は完全勝利間違いなし!」と復活するローラに対し、みのりが言った「ローラらしい」という一言に皆で笑い合うのであった。

■第31話

  • 登場時から既にキュアコーラルに変身しており、あすか達3年生が修学旅行で乗っている寝台列車を、サマー・パパイアと共に走って追いかけている。いつものでかいトランクを背負っているサマーに、「ところで気になってたんだけど、何でそんな大きな荷物なの?」と尋ねると、「何かあったら一応泊まれるようにって」との返事。どう見ても泊まる気満々ですが。一方その頃、あすかの方には何故かローラとくるるんがついてきており…?
  • 走りに走って、陽が沈もうとした頃、ようやく目的の列車に追い付くと、機関車型の超ゼッタイヤラネーダに襲われており、先に戦っていたフラミンゴとラメールの危機を偶然救う形になる。フラミンゴから「よくヤラネーダがいるって分かったな?」と質問されるが、コーラル達は先述の通り列車を追いかけてきたら偶然この場に遭遇しただけで、ヤラネーダ出現自体は全く知らなかったため、着地時の座り込んだポーズのままきょとんとした表情をしていた。
  • サマーがコーラルに何か言いかけるが、慌てて誤魔化そうとしたラメールに強引に促されるままランドビートダイナミックでヤラネーダを撃破。修学旅行に行きたいローラがアクアポットであすかのバッグに強引に潜り込み、その際あすか愛用の枕を押し出してしまったため、枕が変わると眠れないあすかのために、コーラル達は枕を届けるべく追いかけてきたのだった。目的を果たしたので今度はローラを連れてあおぞら市へとんぼ返り。

■第32話

  • みゆきが、今度のファッションショー「あおぞらプリティコレクション」に使うコスメを並べているのを見て、目を輝かせるさんご。そこにデザイナーの「コニー」がやって来て、そのショーのモデルに欠員が出て困っていると相談してきた。そしてコニーはさんごの姿を目にするや、「イメージにぴったり。やってみない?モデル」と持ちかけ、さんごは「えっ…えっ…えぇ~!?」とびっくり。
  • 「あおぞらプリティコレクション」は、さんごが子供の頃から憧れていた舞台だった。トロピカる部一同にも応援され、昼夜分かたずレッスンに励むさんご。サンプルで着てみたスカートの襞の部分にハートマークが描かれていて、見えなくてもったいないと思っていると、みゆきに「どうすればその服が一番良く見えるかを考えるのもモデルの仕事」とみゆきに教えられ、「モデルはお客さんに『可愛い』を届ける」という言葉に感銘を受ける。
  • ファッションショー当日、バックステージの空気といかにもプロといったモデル達に圧倒される。リハーサルの際も緊張は高まる一方で、舞台袖での待機中はずっと髪を触っていた。そして名前を呼ばれて裏返った声で返事したものの、いざ歩み出たランウェイはとてつもなく広く見えた。
  • 「やっぱり緊張する…でもわたしだってモデルの一員として、このショーを成功させるんだ!」と自分に言い聞かせて歩き出したが、ランウェイの雰囲気に呑まれたさんごの歩き方はぎこちなく、転んでしまう。コニーに励まされて立ち上がるも、「あ…足が…足が…出ない…う…動けない…!」と、とうとうプレッシャーで足が動かなくなってしまったのだ。他のモデルに付き添われ、悄然と舞台裏に帰って行くさんごの姿を、上空から眺めていたのはヌメリーだった。
  • まなつ達に励まされても、さんごの不安と緊張は収まらない。「ど…どうしよう…本番、ちゃんとランウェイを歩けるかな…やっぱりわたし、場違いなのかも…」と悩んでいると、うっかりモデルらしき女性とぶつかった。「いいのよ、気にしないで」と立ち去る女性は変装したヌメリーで、モデルに偽装した等身大の超ゼッタイヤラネーダにランウェイを歩かせ、本番前から詰めかけた多くの観客から、少しずつやる気パワーを奪ってゆく。
  • 一方バックステージでは、ショーの最後の演出で使う予定だった風船が渋滞で遅れて届き、とても準備している暇はないとスタッフが途方に暮れていた。しかしコニーは「みんなでやれば間に合う」と一同を鼓舞し、モデル達も協力して風船を膨らませる。少しでもショーを良くしようと頑張るみんなの姿を見たさんごは、「あなたが熱心にレッスンしていた姿をちゃんと見ていた。その大好きさえあればあなたは大丈夫よ」とコニーに激励され、「そうなんだ…ここにいるのはわたしと違う世界の人達だって思ってたけど…みんな気持ちは同じだったんだ!」と気づいて、心が軽くなった。
  • その時、ヤラネーダの雄叫びが聞こえ、外に出たさんごが見たのは、ヤラネーダに苦戦するサマー達と、やる気パワーを奪われて倒れた観客の姿だった。「さっき転んだの見~ちゃった。仲間の所まで来られるかしら、そこのランウェイを通って。怖いなら無理しなくていいのよ、嫌々やったところで…」と、先刻の様子を見ていたヌメリーが挑発してきたが、「違う!わたしがやるのは…好きだから!」と反発したさんごはコーラルに変身。勢いよくランウェイを走り出し、「わたしの大好きな…ここにいるみんなの大好きな『可愛い』を…絶対に壊させはしない!許さないんだからー!」と叫びながら、もこもこコーラルディフュージョンでヤラネーダを怯ませ、勝利に繋げた。
  • 無事にショーは開幕。みゆきにメイクを施され、さっきとは見違えるような足取りでステージに向かうさんごの姿に、「あたしの目に狂いはなかったみたいね」とコニーは微笑む。例のスカートの裾をつまみ、ハートマークのデザインをアピールしながら歩くさんごを見て、「あの子の着てる服、可愛いね!」と観客も称賛を送った。フィナーレを迎え、大歓声の中、さんごは「すごい…これがファッションショーなんだ!わたし、可愛いで一杯のこの場所にいられて、とっても幸せ!」と感激に浸りながら、みんなで膨らませた風船を空高く放り上げるのだった。

第33話

  • 『トロピカれ 恐怖のあとまわし屋敷』:あとまわしの魔女達に対して「誰もツッコむ人が居ない!全員ボケだよ全員ボケ!?」と嘆くまなつを見て、「トロピカる部には、ちゃんとツッコんでくれる人が居てよかったぁ~!」とキラキラした瞳であすかとローラの方を見つめながら言う。
  • 『ジュゴンのかわりにトロピカれ!』:落書き調なかわいいタッチの絵柄でお送り。水族館にてジュゴンが病気で休んでしまいガッカリする子供達。まなつの何とかしたいという問いに対し「そうだ、いい考えがある!」と答えるさんご。その内容は、コスメ新作発表で前に使ったジュゴンのかぶり物を被せたローラを代わりに水槽へ放り込むというもの。しかしそのかぶり物は明らかにローラの胴体より数倍大きく目がギョロっとしており、どう見てもバケモノにしか見えない。この恐怖映像を見た子供達は全員悲鳴を上げて逃げ出して行った。この惨状に「いやこれコスメ新作発表でどんな風に使ったんだ!?」とツッコむあすかに対し、「えー、だってこれかわいくなーい?」とあっけらかんと返答。
  • 『入れ替わってトロピカれ』:冒頭はいつもの様にはしゃぐまなつの横で他の4人と一緒にメロンパンもぐもぐ。まなつの手がアクアポッドに命中して机から落ちるとぐるぐる目になりながらあすかと共に飛び込みキャッチ…と、ここまではいつものさんごだったが、アクアポッドが誤作動して謎の電波が発生し、いつぞやのみのりとローラの如くあすかと中身が入れ替わってしまう。あすかはさんごの身体に入りかわいいと喜ぶも「しかしいまいち力が出ないな、筋肉を付けよう」とダンベル両手に筋トレし始め、さんご(あすか)は「ムキムキはいやぁ~!」と慌てる。そして…一瞬ながらも文字通りキュアマッスルと化してしまったさんごのイメージ画像が入る。
  • そんな中、塀を素体にした超ゼッタイヤラネーダとチョンギーレが現れ急行するが、入れ替わった状態では変身に支障が出る事を思い出す。「ぶっとびフラミンゴスマッシュなんて派手な技、使えるかな…!?」と狼狽えている時にヤラネーダが仕掛けてくる…が、ヤラネーダがずっこけて巻き込まれた結果、その場に居た全員の身体と魂がシャッフルされてしまう。そしてさんごと入れ替わったのはチョンギーレ。
    • そ以前との一番の違いは、それぞれの声は入れ替わらない点。つまり、あすかやチョンギーレのセリフがすべてさんごの声で発せられてしまい、対してさんごのセリフをあすかはともかくチョンギーレの声でも喋る。
  • 『トロピカれ!新しい技!』:ランドビートダイナミックを改名しようと皆で様々な案を出す。力強さを推したいあすかの「大盛り!特盛!」という案に続いてローラが「激辛百倍!」、さんごが「替え玉無料!」と繋げていく。他の案では「フローラルピンク&パープルシャドウ秋の新作コスメティックポンポコピーのポンポコパンチ!」なんてものもある。
  • 『トロピカれ 恐怖の心霊シャボンピクチャー』:まなつ達の前に心霊写真じみたシャボンピクチャーが次々と現れる。その中の1枚にまなつの横で幽霊の様に真っ白な恐ろしい顔をしたさんごが映り込んだ写真がある。この様に映ってしまった原因は顔面パック。偶然顔面パックをしていた最中に映り込んだらしく、ピンボケが激しいせいで幽霊の様に映ってしまった。
    • 「もっと楽しそうな写真見ましょ」と言ってローラが出したシャボンピクチャーの中には、「巨大蛾(翅の模様から見てクスサン)にひっつかれて絶賛硬直中なさんごの姿」もあった。

■第34話

  • 「大人になったら何になる展」の会場に流れるビデオで、将来の夢を発表する事になり、まずはみんなでリハーサル。さんごはもちろん「大人になったらお母さんのコスメショップを一緒にやる!」

■第35話

  • ハロウィンパーティーのため、みんなでコスプレ。「わたしのは海賊!」とポーズを取ってみた。

■第36話

  • 人魚の女王に招かれて、グランオーシャンへ行く事になり、「どんな所なんだろうね?グランオーシャンって…」と言いかけてふと横を見ると、静かにテンションMAXになって眼鏡を光らせるみのりにびっくり。
  • グランオーシャンの人魚が貝から生まれると聞いて、ローラが何の貝から生まれたか皆が予想する中、「マテガイとか?」とかなり斜め上のチョイス。

■第37話

  • 伝説のプリキュアの助けもあって、マリンハートクルリングを手に入れ、グランオーシャンの危機を救ったプリキュア達だったが、あとまわしの魔女の目的が愚者の棺の解放である事、人間と関わった人魚は記憶を消される事なども知らされ、不安に耐えかねて「これからどうなるんだろう、わたし達…」とコーラルは呟く。しかし「そんなの決まってる!いつだって、どんな時だって、今一番大事な事をやるだけ!」と前向きなサマーの言葉にコーラル・パパイア・フラミンゴ・ラメールは勇気づけられる。

■第38話

  • 図書館でフェニックス学院の女子生徒達を見かけ、「あっ…やっぱり可愛いなあ、フェニックス学院の制服…」と呟いた。

◼️第39話

  • テニスコートで練習に励むあすかと百合子の姿を見守るトロピカる部一同。あすかや3年生達への「トロピカ卒業フェスティバル」の企画をする事に。
  • 夜、母に髪を手入れしてもらいながらその話をして、勉強もテニスも頑張るあすかの姿が前よりも輝いて見えるというさんごに、「好きな事に全力な人は自ずと魅力的に見えるものよ」と答えるみゆき。その時、偶然テレビ番組に、以前トロピカる部に助けられた山辺ゆなが出演していた。雑誌の専属モデルオーディションにて、審査員を務めるらしい。
  • 翌日、部室でローラがまなつに「自分もそのオーディションに出場する」と宣言するのを耳にする。そのローラは補習となってしまったため、さんごはまなつと共に砂浜へ。波打ち際で大はしゃぎするまなつに、さんごは「あのね、まなつ…実はオーディション、わたしも応募したって言ったら驚く?」と打ち明ける。さんごも夕べ、オーディションに出場する事を決めていたのだ。
  • 今、あすかがすごくキラキラしているのは、母が言う通り「自分で道を選んで踏み出したから」だとさんごも納得していた。それに比べると自分は……。「テニスが好きなあすか」「本と物語が好きなみのり」「女王を目指して頑張るローラ」「なんでも今好きになったものに全力で一生懸命になれるまなつ」に対し、自分は何がしたいのか、本当に好きなのは何なのかが分からない。さんごはそんな自分が怖く、わからなくなってしまっていたとまなつに告白する。
  • 「でもわたしもみんなみたいにキラキラしたい。もっと心からトロピカりたい。だから一度試してみようと思ったんだ。わたしの『好き』が本物か。誰かに誘われるとかじゃなくて、わたしが頑張ってわたしの『好き』を信じたいの」だからオーディションに応募したと話すさんごは、まなつから「きっとオーディションに合格するよ!だってかわいいから!」と励まされる。しかしさんご本人の前で思いっきり褒めちぎるまなつの勢いは「宿題見せてくれる」「お弁当分けてくれる」「さんごのいい所、100個知ってる」などとどまる事を知らず、「もういいよ、まなつ、恥ずかしいよ…」とさんごは顔を真っ赤にして照れる。
  • そしてさんごに一次審査合格の通知が届いた。一方、ローラは住所・宛先を正しく書いていないため返送されてしまいあえなく脱落。憤慨するも心機一転してさんごの応援に励む事となり、皆で二次審査用の動画を撮影。その甲斐あってさんごは二次審査もクリアし、三次審査の面接に臨む事になった。
  • オーディション当日、控室でメイクしながら皆の応援に感謝する。そしてメイクを施し、髪を解いたさんごの姿は、隣でメイクしていた参加者の女の子も見とれる程のものだった。その女の子は緊張で手が震えて口紅もまともに塗れない有り様。今まで何度も不合格になって、今回ようやく三次審査まで進めたようだが、すっかり自信を失っていて「あなたみたいに上手く出来ない…!」と泣き出してしまう。そんな彼女にさんごはメイクを施して励まし、立ち直らせる。それを見た他の参加者からもお願いされて、快く引き受けたさんごは皆から礼を言われ、自分もオーディションに参加する立場という事も忘れて「みんな可愛いよ、頑張ってね!」と激励、彼女らを笑顔にさせた。
  • たくさんの人を自分の手で笑顔にできて「楽しかった~」と充足感に浸る中、突然自分の番が回って来て大慌て。審査員の山辺ゆなと微笑みを交わし合って面接がスタートするが、「どんなモデルになって、どんな活動をしたいか」という質問に対し、「わたしのやりたい事は…」と答えようとした時、先程の女の子達を自分のメイクで笑顔にしていた光景が頭を過ぎる。自分が本当にやりたいのはモデルの仕事なのだろうか?動揺しつつも何とか無難に面接を乗り切り、会場の外で待っていた皆に三次審査も受かって最終審査に進んだ事を報告していたところへ、ゆなが現れる。
  • さんごはゆなと2人きりで会話。先程の面接でさんごの迷いを感じ取っていたゆなは、あの映画の時はさんご達に励まされたと礼を言うと共に、「迷わずに一歩踏み出して」「でも依怙贔屓はしない」と励ました。そのゆなの去り際にさんごは「女優さんのお仕事、好きですか?」と問いかける。ゆなは以前のおどおどした態度が嘘のように「はい」と力強く答えた。
  • その時、ナマコ型の超ゼッタイヤラネーダが現れる。まなつ達は「さんごはオーディションに行って!」と戦いを引き受け、さんごは最終審査へ。しかし審査会場へ向かう途中もまなつ達が気になり集中できない。そして意を決したさんごは係員に「すみません、お願いがあります!」と訴え出た。
  • ヤラネーダのぬめりと弾力性に悪戦苦闘するプリキュア達。ヤラネーダが更に攻撃を加えようとした時、「ダメ~!」とさんごが駆け付けて皆を庇うように立ちはだかりつつ、キュアコーラルに変身する。オーディションの順番を後ろに回してもらい、加勢に来たのだ。「ヤラネーダの攻撃はわたしが防ぐ!だからみんなは攻撃をお願い!」コーラルがペケバリアでヤラネーダの水流攻撃を耐えしのぎ、4人は攻撃に専念する。激化する水流を受け止めながら、コーラルは思う。「戦闘でのわたしの役目は守る事。みんなが元気に戦える様に、こうして支えるのがわたしの仕事!やっと分かった…わたしの本当に好きなのは、わたしの『可愛い』がみんなに伝わって、もっと可愛くなる。わたしの力がみんなを助けて、もっと可愛く、もっと強くなる!」
  • ヤラネーダの突起型ミサイルがサマー達4人に襲い掛からんとした時、コーラルは人差し指だけをクロスさせていた指を、全ての指を組む様に手の形を変えた。その瞬間、なんと他の4人全員の前にもペケバリアが展開され、迫っていたミサイルを全て弾き返した。

「わたしの好きはここにある!」

  • さらに指全体をがっちりと組むと、コーラルのペケバリアもパワーアップし、水流を完全に跳ね返す。そしてもこもこコーラルディフュージョンで弱らせ、最後はマリンビートダイナミックでヤラネーダを浄化した。
  • オーディションに戻り、改めてゆなに「心は決まりましたか?」と問われたさんごは、迷いの消えた表情で、「わたしはこの最終オーディションを辞退させていただきます。ごめんなさい」と告げて、頭を下げた。ローラに勿体ないと言われるも、「でも気付いちゃったんだ。自分が人前に出るより、誰かを可愛くしたり、可愛いものをみんなに伝える方が、嬉しいし、楽しいって。だから、そういう道に進みたい」と決意したさんごの顔は晴れ晴れとしていた。当面はトロピカる部やプリキュアを頑張ると聞いて、まなつが「じゃあまずは『トロピカ卒業フェスティバル』でやる事決めよう!行くよ~!みんなで…」といつものごとく号令をかけようとするが、そのお株を奪って真っ先に「みんなでトロピカっちゃおう!」と元気よく叫ぶさんごだった。

■第40話

  • トロピカ卒業フェスティバル』でのトロピカる部の出し物について、ローラが「わたしが主役なら何でもいいわよ」と言い、まなつが「人魚が主役というと…『人魚姫』!」と発言したのを受けて、「『人魚姫』…それなら演劇はどうかな?」と提案する。そこで『マーメイド物語』はどうかという話になるが、みのりはうつむいて曖昧な返事しかしなかった。みのりが帰った後、4人で下校する中、さんごは「文芸部の先輩に指摘された事、やっぱりまだ気にしてるのかな?」とみのりの心中を推し量る。
  • 伝説のパパイア』を探す事になり、「パパイアって黄色いのだけじゃないんだ」というさんごに、みのりは本で得た知識を披露するも、実はみのりはパパイアを食べた事すらなかった。「パパイアの事すごく詳しいから一杯食べたのかと…」等々、さんご達にツッコまれたみのりは恥ずかしさで逃げ出してしまうが、トロピカる部一同の友情によって過去のトラウマを克服する。

■第41話

  • 総集編。みのりの脚本の題材となるみんなの出会いをそれぞれ語り合った結果、中世ヨーロッパを舞台とした物語になり、さんごは「じゃあわたしはお花屋さんとかやってみたいなぁ」と希望するも、「わたしはお花屋さんもいいけど、やっぱりコスメもいいな」と訂正。
  • そこでさんごは「でも不思議。1年前はみんな知らない同士だったのに、今は5人でこんな風に楽しく話してるなんて」と感慨深げに言う。それはみんなも同じ気持ち。出会った5人がそれぞれに大切なものを見つける物語のタイトルは、『トロピカる物語』に決まる。

■第42話

  • まなつとローラが部室に来ると、頭を掻き毟って苦悩するみのりの姿が。まなつに「もう脚本完成したんじゃないの?」と尋ねられ、さんごはみのりに代わって「書くには書いたんだけど…もっとラストを面白くできるんじゃないかって」と説明しつつ、「今のままでも十分感動的だと思うけどな」とフォロー。さらにまなつが「ローラが校内放送で歌ったグランオーシャンの歌を披露するのはどう?」と提案したのを受けて、「みのりん先輩、どうですか?」と促した。
  • くじら型の超ゼッタイヤラネーダが襲来。バトラーは、『破壊の魔女』と言われていた頃のあとまわしの魔女が大昔にも人間界を襲い、伝説のプリキュアに阻まれていた事を明かす。しかしアクアポットはバトラーに壊され、サマーがヤラネーダに捕われるピンチが訪れた。

■第43話

  • 超ゼッタイヤラネーダの襲撃によりやる気パワーを一気に奪われあおぞら市は壊滅状態、それは各々の家族達も例外ではなく、さんごが「Pretty Holic」に戻るとその場に居た客達、そしてみゆきでさえもやる気を失い倒れ伏していた。悲痛な声で何度も母に呼びかけるも、いつも自分を支えてくれていた強く優しい母の面影は完全に無くなっていた…
  • この惨状を元に戻すには元凶である超ゼッタイヤラネーダを倒すしかないが、アクアポットが機能停止し、さらにサマーが連れ去られた状態では太刀打ちできない。そのため、アクアポット修復とサマーの救出をそれぞれ別行動で行う事となり、アクアポット修復のためにグランオーシャンへ戻っていくラメールを見送る。そして事前にラメールから伝えられていた情報を頼りに、コーラル達3人は魔女の屋敷へと向かう。
  • 魔女の屋敷に到着し、サマーを探す為に屋敷内へ入るも探索中にヌメリーと遭遇してしまう。プリキュアを魔女の居る部屋へ絶対に入れるなとバトラーから釘を刺されていたヌメリーが、自身の聴診器と余り物のゼンゼンヤラネーダの素を使って聴診器型ゼンゼンヤラネーダを生み出す。ただでさえ水中で動きづらい上に屋敷の廊下内では狭すぎて不利だと悟ったコーラル達は一旦外へと脱出するが、ほぼ同時に連れ去られていた筈のまなつが屋敷から出てくる。まなつはあの後、海底で休む超ゼッタイヤラネーダの口を豪快にこじ開けてまさかの自力脱出を果たしていた。4人揃った所で久々にミックストロピカルを決めてゼンゼンヤラネーダを撃退した。
  • しかし安心するのも束の間、眠っていた超ゼッタイヤラネーダが目を覚まし連戦となる。奪われたやる気パワーは既に屋敷内へ移送済みのため後は倒すだけであったが、それでも素体故にかなりの強敵。一度は大ピンチに陥ってしまうも、グランオーシャンから駆け付けたラメールが加わり形勢逆転。マリンビートダイナミックで超ゼッタイヤラネーダを浄化した。まなつを追いかけてきたチョンギーレが戦闘態勢に入るも、先程元に戻ったクジラが素体にされた恨みと言わんばかりに尾びれでチョンギーレを叩き潰す。そして悠々と泳ぎ去っていくクジラを見て、「ありがとう、クジラさん…!」とお礼を言うコーラル。
  • あとまわしの魔女と話がしたいと言うサマーと、話してみる価値はあると言うラメールにより、一同は遂にあとまわしの魔女の下へと辿り着く。慌てて追いかけてきたチョンギーレをペケバリアで通せんぼしたりとここでもしっかり活躍する。

■第44話

  • エルダの手助けによって難を逃れた後、ローラからあとまわしの魔女と伝説のプリキュアの過去を聞かされる一同。まなつは「やっぱりきちんと話してやる気パワーを返してもらおう」と立ち上がり、さんごも「昔のことも忘れているだけだよね」と異存なし。襲ってきたチョンギーレヤラネーダを退けたが、今度は記憶が甦った魔女が出現した。
  • 「心などない!わたしには必要ない!」と大暴れする魔女の攻撃から、ペケバリアでサマーとラメールを庇いつつ、「そんなことない!あなたは心を持っている、優しい心を!」と叫ぶコーラルだったが、バリアを破られ吹っ飛ばされてしまう。
  • その後、サマーの説得と、降臨したキュアオアシスによって魔女は昇天してゆくも、プリキュア達は召し使い達からやる気パワーを奪ったバトラーヤラネーダの火炎放射で打ち倒されて……。

■第45話

  • ヤラネーダ化したバトラーによって変身解除に追い込まれてしまうも、まなつ達と共に再び立ち上がる。しかし、バトラーが召喚したコワスンダーの大群に囲まれ絶体絶命…と思われたその時、やる気パワーを奪われた筈のチョンギーレ達がバトラーを止めに入る。チョンギーレ曰く「俺達は奪われる程のやる気パワーなんて最初から持ってない」との事で、これにはさんごも「えぇ!?」とびっくり。
  • チョンギーレ達がコワスンダーの相手を引き受けたため、バトラーを倒すべく再びキュアコーラルに変身。絶対に負けられない最終決戦、いつもは笑顔を見せていた5人名乗りの場面でも今回ばかりは真剣な表情。バトラーの先制攻撃をペケバリアでしっかり受け止め、4人の攻撃チャンスを作っていく。しかし必殺のマリンビートダイナミックがバトラーには通じない。オーシャンバブルシャワーも跳ねのけて襲い掛かるバトラーの拳から、ラメールを5重ペケバリアで守ろうとするも全て割られてしまい、恐怖にひきつった表情を見せた次の瞬間、岩盤を貫通する勢いで吹き飛ばされるコーラル。そして火炎放射で焼かれながら、プリキュア達は地割れの底へと墜ちていく…
  • 目を覚ますとそこは暗い海溝の底。パパイアの放つ光を頼りに、皆の無事を確認する。ここに来ての意外なビームの使い方に「便利だね…」と一言。こんな演出をトロフェスで使えないかという話題を皮切りに、皆の心に再びやる気が灯る。世界を守るために、トロフェス成功のために、そして、もっと沢山の「かわいい」を皆に届けるために…!
  • 全員の心が一致した事でこれまで片方のみ使われた2つの伝説のリングが同時に起動し、一同は再びバトラーの下へと浮上。そして、ここに最強にして笑撃の究極奥義『プリキュア・スーパートロピカルパラダイス』が炸裂、これまでのシリアス展開を全部纏めてブッ飛ばす勢いでバトラーを倒した。
  • 最後の悪足掻きとばかりにバトラーが自身のやる気パワーを愚者の棺へ捧げるも、修復したアクアポットを人魚の女王が届け、ウルトラスーパーアメイジングカムバックにより全てのやる気パワーが取り戻され、愚者の棺は魔女の屋敷と共に崩壊。海面へと浮上していくグランオーシャンに乗り込み、一同はあおぞら市へと帰還、奪われたやる気パワーは在るべき所へと戻り、長きに渡る戦いが、遂に終わりを迎えた…。
  • 世界を救ったら今度はトロフェスの準備!最後の追い込みのために、今夜は部室で寝泊まりする事に。その夜、「あすか先輩が居なくなると、寂しくなるね」と零すも、新入部員が来たら今度は自分たちが先輩になるんだと言うあすかのセリフに、「『さんご先輩』…なんかイイ~♡」と一転してうっとり。
  • さらにローラの食べていたトロピカルメロンパンから当たりくじが出る縁起の良いハプニングも発生。「これで明日の演技もきっと完璧。」というみのりの一発ギャグを「今のは『縁起が良い』と『演技が上手く行く』を掛けたダジャレですよねっ♪」と解説。
  • トロフェス本番を明日に控え、今夜は全員部室にお泊り。桜川先生の用意してくれた、デザインが個性的な寝袋で寝る事となった訳だが、さんごが選んだ寝袋はまさかのツタンカーメン

■第46話(最終回)

  • いよいよトロフェスの朝、まなつがメロンパンクッションをかついで登場。昨日ローラが食べたメロンパンの中に入っていた「あたり」を交換してきたらしいが、「あたりのクッションをもらってないのが気になって、ローラが大事なことを決められないと困るじゃない?」というまなつを皆が訝しむと、ローラが「わたしが話す」と切り出した。実は昨夜、人魚の女王から通信があり、グランオーシャンが新たな海へ旅立つことになり、人間界に留まるならそれでもよいが、もし戻る気があるなら明日の出発の時間までに戻ってきなさいというのだ。
  • あまりにも突然のことで、一同は沈み込む。さんごは「女王になるのはまだ先なんでしょ?なら別に今決めなくても…!」と必死に訴えるが、ローラは「でもそれじゃ、あとまわしの魔女と一緒になっちゃう。あとまわしにしちゃダメなんだ」と覚悟を決めていた。まなつは「わたしはローラが今一番大事だって思うことをやってほしい!」と後押しし、ローラも心を決め、劇のラストシーンを「みんなで仲良く暮らした」から「女王になるため、祖国に帰った」に変えてほしいと頼み、一同もそれを受け入れる。
  • そしてトロフェスが開幕。『トロピカる物語』の劇が始まり、さんご演じる花屋の娘は、ローラ演じるロザリアと会話を交わす。

ロザリア「オススメの色はどれ?」

花屋の娘「えーっと…わたしは紫が好きなんだけど、今、街で人気があるのは…」

ロザリア「わたしはあなたのオススメが欲しいの」

花屋の娘「なら、やっぱり紫!」

  • これは第3話でのさんごとローラが出会って間もない頃の会話をオマージュした場面。『トロピカる物語』はみのりが言った通り、「わたし達みんなの物語」なのであった。
  • そしていよいよクライマックス。ロザリアが国へ帰るシーンで、まなつは「行かないで!行かないでよローラ!帰るなんて言わないでよ!また一緒にトロピカろうよ!」と演技も忘れて大声で泣きじゃくった。それを見守るさんごもこらえきれず、ぽろぽろと大粒の涙を流す。ローラはまなつを抱き締め、みんなで『なかよしのうた』を歌う感動のフィナーレ……と思いきや、まなつがセットを倒してローラを下敷きにしてしまい、会場は笑いの渦に。おかげでまなつもさんごも笑顔を取り戻し、改めて「さん、はい!」と指揮を取り直し、『なかよしのうた』を歌い切る。これにて『トロピカる物語』は無事終幕。ローラが自ら人魚の正体を明かすというハプニングはあったが、トロフェスは大成功に終わった。
  • 夕陽の海岸で、遂にローラとの別れの時が来た。「みんなと友達でいたことも、わたし忘れちゃうのかな」と言うローラに、みのりが「会えなくなってもずっと覚えてるって、淋しいことなのかな?」と呟くと、さんごもまた目を潤ませながら「忘れちゃったら淋しいこともわからないよ!」と叫ぶ。お互いに絶対忘れないことを誓い合い、ローラは皆に別れを告げて海へと帰って行ったのであった。そしてその夜、眠るさんごや皆の指から、役目を終えたトロピカルリングが光の粒となって消えて行った。まるで彼女達の記憶と共に、ローラがここに居た痕跡を全て消し去って行く様に…。
  • 翌日、トロピカる部で卒業式を終えたあすかの送別会を行う。最後にトロピカルメロンパンを皆で食べる事となったが、その皿に載せられた数は何故か5個…そして、部室には明らかに1人分だけ欠けた集合写真が…。

第46話ED後

  • 「Pretty Holic」新商品売り出しのため、呼び込みをするさんごを初めとしたいつもの面々は出店で屋外販売に出ていた。店先に出された大きなおむすびのオブジェに対して何なのかと問われると「ツヤツヤの新米、『ささのひかり』とのコラボだよ~!!」目がしいたけになりながら嬉しそうに早口で答えるさんごちゃん。最後までかわいい。そして、そのオブジェに釣られてお腹を空かせたとある女の子が訪れたのであった。

映画

とびこめ!コラボダンスパーティ!

  • まなつ達のもとに先輩であるヒーリングっど♥プリキュアラビリンから、ダンスパーティの招待が届いた。しかし、パーティがはじまるまで3分しかないと急ぐことになる。
  • 飛行機に乗り込むが、パイロットと飛行機の正体がヤラネーダだと判明し、即消滅して下の海に落下する。

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