概要
『トロピカル〜ジュ!プリキュア』第1話で夏海まなつが人魚のローラが持っていた変身アイテム『トロピカルパクト』を使おうとし、そこで描かれた迷シーン。
この段階ではまだプリキュアとして認められておらず、トロピカルパクトを使えないはずだったのだが、まなつは無理やりこじ開けて変身しようとしていた。
このシーンを観た視聴者の中には、『仮面ライダーゼロワン』劇中でロックのかかったプログライズキーを同じくこじ開けて仮面ライダーバルカンに変身した不破諫(→ゴリライズ)と状況を重ねた人が多く、『ゼロワン』終了後数か月が過ぎているにもかかわらず、Twitter上ではあろうことか「不破さん」がトレンド入りした。「もし不破さんならそのままこじ開けてプリキュアになったのでないか」という反応が多く見られた。
不破はゼロワン劇中で『ゴリラ』と呼ばれていたため変身した場合の名前は『キュアゴリラ』となるのだが、この名称はスマイルプリキュア第17話にてゲスト出演したFUJIWARAの原西孝幸が変身しようとしたプリキュアとして既に登場しており混同を避けるため、本作の名称を一部を取って、『キュアトロピカルゴリラ』というワードが多くツイートされた。
まなつ本人に関しても中の人の戦闘力の高さ故に『キュアマッスル』という話題が既にあった上、このシーンの前にも大荷物を背負った状態で体操選手も真っ青なレベルの身体能力を披露していたため、まなつをパワー系キャラたらしめる要素がここまで連続して挙がった事も話題となった要因であると思われる。
まなつの脳筋ぶりについては、第13話でほとんどの女子どころか一部男性でさえ恐怖心を抱く虫(少なくともさんごは悲鳴を上げて気絶する)に何の躊躇もなく挑みかかり終いには素手で捕獲してしまった他、第14話で何度バラバラにしても積み木のように組みあがるゼンゼンヤラネーダへの対策として、弱点を探るのではなく「積み木を積む暇も無い位、猛ラッシュで行こう!」という凄まじい力押し戦法を提案したことにも表れている(しかもこの戦法が決め手となり戦闘に勝利している)。
さらに終盤第43話では、前話でクジラ型の超ゼッタイヤラネーダの体内に囚われたまま魔女の館に連れてこられたまなつだが、ヤラネーダの口を変身前にもかかわらず力技でこじ開け、救援に来た仲間たちを待たずして自力脱出を果たしている。
余談だが、2人の中の人は同じ1993年生まれの同い年である。
関連タグ
キュアライダー:不破諫/仮面ライダーバルカン:元ネタ
ゴリライズ ゴリサピエンス:ゴリラへの風評被害が深刻である。
キュアゴリラ:スマイルプリキュアで原西孝幸が変身した先代ゴリラ。
キュアデリシャスゴリラ:次作主人公も後継者であった。
プリキュア赤点禁止令:まなつの学校の成績はお察し下さい。(追試ではなんとか赤点を回避)
フワ諫 不破泉ちゆ 不破ここね:前々作及び前作、そして次回作の不破諫コラボネタ。不破は実にプリキュアシリーズ4代に渡ってネタを提供したことになった。