「ひっ…!虫っ!」
「あっち!シャカシャカしている!」
概要
突如として発覚した涼村さんごの致命的な弱点。
その苦手度は身体に触れられると絶叫して失神してしまう位である。
事件は突然起きた…
トロピカル〜ジュ!プリキュア第13話にて本日のトロピカる部の活動としてお昼の校内放送へのゲスト出演をする事となる。当初は台本が存在していたものの漢字が読めないまなつによってアドリブ全開のフリートークコーナーへと方向転換。まなつの自己紹介が終わり次はさんごの番…と思った矢先、事件は突然として起こった。
ちょっぴり緊張した様子でマイクに向かうさんごがふと視線を部屋の角に向けた時、彼女は不運にも目にしてしまった…
その名を出す事さえも憚られる足が速く黒光りする虫が天井付近で蠢いている光景を(小さいお友達に配慮してか正式名称も呼ばれずハッキリとした姿は描かれない)。
恐るべき光景を目にしてしまったさんごは記事見出し文のセリフを発しながら本番中であるにもかかわらず完全に怯えきってしまう。奴を追い払おうと突撃するまなつが丸めた台本による一撃を叩き込むが回避されてしまい、飛行形態と化して逃げ回る奴は嘲笑う様にまなつやあすかの目の前を横切り、やがてある一点へと着地する。
…恐怖に固まっていたさんごの額へと。
さんご「ぎゃああああぁぁぁぁーーーーー!!!!」
ヤラネーダの攻撃に被弾した時でさえ今まで一度たりとも発した事がないレベルの凄まじい金切り声で悲鳴を上げ、そのままびたーんと顔面から思いっきり地面に突っ伏して気絶してしまったのであった。
その後…
さんごが気絶してしまった事により、「よくもさんごを!覚悟ー!!」と友の敵を討つかのように闘志に火が着いたまなつが大暴れ、最終的にはまなつが奴を素手で捕まえ外へ逃がして事態は終息したが、放送室は椅子や物が散乱し大惨事。
更にこの一部始終は音声のみであるが全てあおぞら中学校全域に中継されてしまっており、完全に放送事故となった。
但し、続く14話では昆虫好きの園児ワタルの話を普通に聞いていたあたり、チョウなどの可愛い虫は平気なようである。
更に第3話にて、コーラルに覚醒する前のデートにて、あおぞら水族館で飼育されているダイオウグソクムシには(若干引きながらも)普通に驚く素振りもなく鑑賞していた。
…と思いきや第22話、砂浜で星の砂を見つけて「かわいい~!」と言っていた所にみのりから「有孔虫が死んで殻だけが残った物」と砂の正体をバラされ、途端に「…って虫の死骸!?」とプチパニックになってしまう。
また同話にてビーチに向かう道中でも木の幹を這うミミズに驚いていたり、洞窟内の光る部屋へ辿り着いた時も初めの内は「きれい…!」と感嘆していたものの、再びみのりによって「ツチボタルの一種」とネタバラしを貰い「また虫なのぉ!?」と怯える場面があったりと、やはりどちらかと言うと苦手寄りの部類と思われる(まあ、ツチボタルは厳密にはホタルではなく…)。
だが、さんごが虫にビビっている時には大体害虫の類だったりする事が多かったり死骸について言われた際に限るので純粋に虫嫌いかと言われるとかなり微妙な所なのである(死骸や害虫の類は男性でも普通に苦手な人は居る為)。
関連タグ
なおの虫嫌い:9年前の先輩の虫嫌いタグ。但しこちらは蝶やテントウムシ等可愛い部類の虫でも怖がる筋金入り。
まなつちゃんはお化け嫌い:夏海まなつの弱点。