概要
チアリーディングとは、本来は応援・応援指揮をするチームが行う掛け声やダンスなどアクションのこと。さらにそこから派生して、チアリーダーが行う行為を「表現競技スポーツ」(いかに観客を魅了し、ひきつけることができるかということを見せる競技)のことである。
競技
競技としての審査基準は、元気さ、笑顔、技の正確性、完成度、難易度、連続性、スピード感・同調性などを審査されることとなる。また、かなり面倒なルールが存在する。ここでルール説明を行うと確実に嫌がられる程度に。また、団体が違うとルールも変わるようであり、国際ルールなども複雑であると推測される。
この競技は日本における競技人口は約24万人、ほとんどが女性である。そのため、「女性のみの競技である」とよく誤解されるが、実際は男女混成競技であり、大会では男子競技者が重要な役割を果たす技を行っている事を見る機会がある。『タワー』が良い例で男性は土台もしくは支えなどの力の要るパートを担っている。
また数は少ないが男性のみのチームも存在している。女子大や女子高、女子中学のチアリーディングチームの場合は女子のみで構成されている場合もあるが、関連校や近隣校の男性をメンバーとしている場合もある。
競技の種類
この種類はあくまでも例であり、団体により異なる可能性がある。
- チアリーディング - スポーツチームの応援及び、アクロバットを含む規定の中で演技をするスポーツ競技。
- チアダンス - アクロバットを含まない4つのダンスパフォーマンスのみを競う。
歴史
この競技は1880年代、アメリカの大学フットボールの応援から生まれたとされる。もともとは男子の応援団であった。1920年代(おそらくはそのころから女性が増え始めたものと思われる)には女子が中心となって応援しているという描写が見られる。それがさらに強化されたのは1940年代、第二次世界大戦をきっかけとした男子大学生の減少によるものであるとされる。1950年代には現在競技で見られる技術の大半が編み出されたとされる。これがアメリカでも一般的になったのは、1970年代であるとされる。1980年代には、この応援技術を見てもらえるための男女混成の競技として発生することとなる。そして、現在に至るわけである。
アメリカにおけるジョック思考ではチアリーディングをやる女子学生は「クイーンビー」と称され、学生ヒエラルキーの頂点にあると言われている。
バトントワリングとの違いについて
この競技とバトントワリングの違いとしては、来歴の違いが挙げられる。バトントワリングは、本来は「軍楽隊の指揮者が指揮杖を振り回して式を行ったこと」が由来とされ、マーチングバンドとともに行動することが主である。この競技が混同されるのは、日本でチアリーディングが定着する前にバトントワリングが定着していたためであると推測される。
そもそもチアリーディングでバトンは使わない。
pixivにおけるタグ
pixivにおいては、競技の図よりもダンスの図のほうが多いように思われる。おそらくこれはイラスト作成者の知識の関係によるものと技術的な問題によるものと思われる。
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