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CV:加隈亜衣


概要ラビ編集

ウサギ型のヒーリングアニマルの女の子で「地球のお医者さん見習い」。

キュアグレース/花寺のどかのパートナーである。

ラビリンがヒーリングステッキと合体する事で、のどかをプリキュアへと変身させる事ができ、戦場ではプリキュアの武具となる。怪物の攻撃による痛みと苦しみをのどかと分かち合い、自らの命を賭してのどかと共に怪物を浄化する。


同期の見習い仲間であるペギタンニャトラン、そして王女のラテと共にプリキュアを探しに地球にやって来た。


誕生日は3月3日。この日は一般的にひな祭りのイメージであるが、実は耳の日でもある(ウサギといえば耳というイメージからこの日に設定されたと推測される)。

一人称は「ラビリン」または「わたし」で、語尾に「〜ラビ」が付く。


本作は妖精とプリキュアが共に戦うと言う事がテーマになっている為、パートナーとなるヒーリングアニマル達はお世話をされる被保護者ではなく、プリキュアと対等で自立した存在として描かれる。

特にラビリンはその傾向が強く、「地球のお医者さん」としては自分の方がのどかより先輩なのだから、自分がのどかを支え守ってあげなくてはと言う意識が強い。

もっとも、ラビリンもまだ見習いの立場なので、のどかが未熟である事に対しての様々な心配事は、そのままラビリン自身にも当てはまる案件になる事も。だけど自分の失敗は素直に反省し、のどかと共に成長を見せていく様子はどこか『双子の姉妹』のようにも見える。


公式サイトの紹介でも「(のどかと)持ちつ持たれつな間柄」となっている。


人物像ラビ編集

勝ち気で正義感が強い性格の持ち主で、ヒーリングアニマル達の中では最も強い使命感を持つ。

その使命を果たす為、プリキュアになるパートナーを探して人前に飛び出したり(結局住人にポリ袋で殴られ&吹っ飛ばされた挙句、ペギタンと共に追っ掛けられる)、人間界に降りて来たビョーゲンズに一匹単独で突撃するが、返り討ちに合った上に、足を倒木に挟まれて行動不能に陥ると言った、かなり体を張った行動が見られ、この点はのどかと同じく無謀な状況下に自らを追い込みかねない危うさを持つ(流石に反省したのか、第2話では人間に見つからない様に行動する事を心掛けるようになる)。

生真面目さのために周囲のいい加減な言動にちょいちょいムクれることがあったり、張り切りすぎて空回りすることもあったりして、人間に例えると典型的な「委員長キャラ」である。


人間界に来た当初は、「大人で強くてカッコ良くて絶対失敗しないお医者さんを自身のパートナーに求めていた。

第2話ではパートナーに選んだばかりに花寺のどかのあまりの運動神経のなさから、一時は幻滅した事もあった(但し、「思いだけで使命に伴う能力がないのどかでは、何時か大きな危機に見舞われてしまう」と言う、ラビリンなりに彼女の身を案じてが真意であり、決して理想ばかりを追い求めて、現実を見ようとしていない訳ではない)が、後にのどかの体の事や役に立ちたいと言う強い思いを聞いて大号泣しながら謝罪し、再び…いや真ののどかのパートナーとなった。

※この一連の下りは、『太陽にほえろ!』第256話でのロッキーこと岩城創のトラウマが起因した「刑事の在り方」を彷彿させた。


自分が委員長タイプであり、ヒーリングアニマルのまとめ役であることには自覚的なのだが、そのために周りから舐められないようにしようとする意識が強い。

第15話ではそれが悪い方向で働き、ニャトランから馬鹿にされないように体裁を整うため、のどかに対してひどい侮辱をぶつけたこともある。(詳細は各話ネタにて)

罪悪感を抱きつつきもラテに叱責されるまでは、のどかに謝罪することもできなかったので、自分の本音を素直に伝えることが苦手なところもある。(上述の第2話の件もそういう側面の現れとも言える)


各話ネタラビ編集

本編編集

■第1話

  • プリキュアを探すため、ペギタンニャトランラテと共に人間界にやってきたラビリン。理想は高く持つべきとして、パートナーになる相手は「大人で強くてカッコ良くて絶対失敗しないお医者さん」と意気込む。だが、マイペースなペギタンやニャトランからはその意識高い系なあり方に若干引かれてしまった。開始早々数分でラビリンのキャラクター性が見えたところであった。
  • が、本人は全く気にせず、人前に堂々と出て「この中にお医者様はいませんか〜!?」と叫び出す。小さな体だったのでほとんどの人が気づかず、気づいた人もAI搭載のしゃべるぬいぐるみと思われて「最近のおもちゃは凝ってるなぁ」と無視される始末。
  • 業を煮やしたラビリンは、道ゆく女性の眼前に近づこうとすると女性はよくわからない不気味な生き物がいきなり顔の前にやってきたとパニックになり、カバンで叩かれバタンキュー。ニャトランに連れられてそのまま路地裏に逃げ込んだため、恐怖に駆られた女性もよくわからないながらもそれ以上追求せず去っていった。
  • それでもめげずにスカウトを続けようとすると、今度は好奇心旺盛な子供たちから未知の動物と思われ動物園に連れて行こうと捕まえられそうになり、必死で逃走する羽目に。
  • メガビョーゲンがついに人間界に現れて、街は大混乱に。ペギタンやニャトランの制止を振り切り、ラビリンは「やめるラビ!」と無謀にも単身立ち向かうが、軽くデコピンで跳ね返される。もっとも、その一撃で大木に叩きつけられて大ダメージを負ってしまう。メガビョーゲンを生み出したダルイゼンからは「やれやれ、ただでさえ見習いのお前たちが叶うわけないじゃないか」と冷たい目で返されるが、ラビリンはそれでも「やってみなくちゃわからないラビ!」と再び立ち向かうが……
  • やはり軽く跳ね返され、ニャトランからは「おい、生きてるか!?」と心配される。ラビリンは息も絶え絶えの中「だからってほっとけないラビ! 地球が……こんなに苦しんでるのに……!」と自分の無力さを嘆く。
  • 自然公園の森が枯れ崩壊していく中、地球とリンクするラテの体調は悪化していく。このままでは地球の生命は死滅してしまうとラビリンは焦るが、小さな体では何もできず、ラビリンは落ちてきた大きな枝の下敷きになり身動きが取れなくなる。今まで必死に恐怖に耐えていた心も折れかけ、「誰か……お医者さんはいないラビ〜!?」と泣き叫んでしまう。

だれか…お医者さんはいないラビ~!

  • するとそこに「いたー!」と誰かが駆けつけてきた。だが目の前にやってきたのは、ひ弱で頼りなさそうなただの中学生の女の子。少なくともラビリンの理想である「大人で強くてカッコ良い」とはかけ離れていた。思わずラビリンはつぶやいてしまう。「お医者さんじゃないラビ……」
  • そして、ラビリンはこの少女とプリキュアの契約を交わしてしまう事になるのだが、その詳細は花寺のどかの各話ネタの第1話解説へ。

■第2話

  • なんと第2話にしていきなりのラビリンの主役回。
  • ラテをペットという形でのどかの家に住まわせることになる。「ラビリンたちもペットのふりをすれば一緒にいられるのに」とするのどかに対して、ラビリンたちはそれはごめんだと固辞。プライドが許さない…というわけではなく、第1話の経験で「自分たちが目立つと良い事ないとわかったから」と言う事。
  • のどかの初登校の日。ラビリン含めた三妖精が学校カバンに入ったまま付いてくる。ラビリンは一緒に行動しないとプリキュアに変身できないからという真っ当な理由だったが、ニャトランは学校が面白そうだから、ペギタンは誰もいなくなると一人で心細いから、というしょうもない理由だったため、「のどかはラビリンのパートナーラビ!」とけん制。そしてみんなも早くパートナー見つけるようにと説教。
  • するとのどかがじゃあ学校でプリキュアやりたい人〜って聞いてみればいいんじゃないと提案するが、ラビリンは「ダメラビ! プリキュアのことは内緒にして欲しいラビ!」とのどかを叱る。その剣幕にのどかは「そうなんだ……わかった……」と焦りながら謝罪。
    • まるでのどかが軽率だったような言われ方をされているが、第1話でいきなり目立つ行動したラビリンが言えた義理では無いと言わざるを得ない。(この後、ペギタンもラビリンに対してさらりと皮肉を込めた言い方をしているのもポイント)
  • のどかがいくつかも運動部の体験活動に参加するためそれを観察。「のどかはきっと最高の記録を叩き出すラビ!」と自信満々な発言をするラビリンに、ニャトランは「なんで分かるんだよ?」と冷静に返す。しかしラビリンは「キュアグレースの活躍を見たら分かるラビ!」と信じて疑わなかったが…
  • 実際はのどかは極めて運動能力が低く、まともに走ることもできず転ぶばかり。当然、テニスや剣道などできるわけもなく醜態を晒す。ラビリンは怒り心頭で「いくらなんでも情けないラビ! プリキュアの時はもっとあざやかに跳んだり跳ねたりしてたラビ!」とのどかに詰め寄るが、のどかは苦笑いしながら「実は私運動得意じゃないんだよね〜」というばかり。ラビリンはショックを受けて「なんでプリキュアやるなんて言ったラビ? のどか絶対ビョーゲンズに負けないって言ったラビ…… 一緒に地球を守っていこうって…」 押し出すようなその言葉に対し、のどかは「うん……」とバツが悪そうな笑顔で頷く。
  • だがその反応を受けたラビリンは「ダメラビ…… ラビリンは新しいパートナーを探すラビ!」と一方的にバディ解消を告げてそのまま飛び去ってしまう。ペギタンはそれを追いかけ、一人で落ち込んでいたラビリンを発見。「自分でパートナーに選んでおいてあれはひどい」とペギタンにしては珍しくきつい口調でラビリンに言い放つ。ラビリンは「わかってる」とは言いつつも、「(のどかには)謝るけど、パートナーはダメラビ」とバディ解消の件は譲ろうとしない。
  • なぜ、といつめるペギタンに、ラビリンは本音を告げる「だって、危ないラビ。ただでさえビョーゲンズの浄化は危険ラビ。なのに、あんなどんくさかったらもっともっと危ないラビ。ラビリンだってまだ見習いラビ。せっかく勇気を出してくれたのどかを危ない目に遭わせちゃったら……」 のどかを好ましく思っているからこそ、彼女を危険に巻き込みたくない。そのジレンマに心が締め付けられ、「心の肉球にキュンと来るってこういうことラビね……」と呟く。
  • その後、学校でメガビョーゲンが発生したことを知ったラビリンは急行するが、そこでのどかが逃げずに生身でメガビョーゲンをなんとかしようとして、相手にもされず跳ね飛ばされる様子を目撃。それでも立ち上がろうとするがふらつくのどか。ラビリンはたまらず「なんで逃げないラビ!」と叫ぶが、のどかは「だって助けたいんだもん! ラテも、エレメントさんも、学校も… みんな病気になってつらいよ!」と涙ながらに叫ぶ。その無謀で必死な姿は、第1話でのどかがやって来るまでのラビリンの姿の鏡写しであった。
  • そしてのどかは、心配そうなラビリンに自分の事情と思いをちゃんと話す。のどかは重篤な病気で長い入院生活を続けていて、ずっと思うように動けなかった。のどかは運動が苦手という以前に、体の動かし方を経験として知らないのである。そしてベッドでの長い生活のせいで体力も常人以下。入院していた頃ののどかは当然まともに学校にも通えず、辛くて、苦しくて、寂しいという気持ちをずっと抱えていたのだが、周りの人たちの支えがありつい最近になってどうにか一人で歩けるまで回復した。そんなのどかは、自分は本当は一人では生きていないはずだったという思いから「生かされている」と強く感じている。だから、自分もいろんな人を助けてあげないと、釣り合いが取れない。この考え方は、のどかにとっては世界のあり方への理解そのものであり、それは善意よりもさらに根源にあるものだ。「だから、プリキュアになれて嬉しかった! ラビリンがわたしを選んでくれて嬉しかったの! 絶対答えたいって思った! 一人じゃできなくても、ラビリンと一緒ならできるって思った! お願い、ラビリン…… わたし運動は得意じゃないけど、お手当だけは…… プリキュアだけは何があっても頑張るから!」
  • のどかの本音を知ったラビリンは自分の理解の甘さを痛感し、のどかに抱きつき謝罪する。「ごめんなさいラビ! のどかの事情も、気持ちも聞かないで色々決めちゃって…… ラビリンお医者さん失格ラビ!」
    • なお、この件に関してラビリンが「お医者さん失格」との言い方をしてるのは、インフォームド・コンセントの視点からだと思われる。
  • 病み上がりで常人よりも脆弱な身体、自分を追い詰めてしまいかねない危うげな性格…… のどかはプリキュアにはとても向いていないかもしれない。だがラビリンは改めて言う。

「のどかに難しいことはラビリンが助けるラビ! だからのどか、やっぱり、ラビリンのパートナー……続けて欲しいラビ!」

センシティブな作品

  • そしてふたりは再びタッグを組み、キュアグレースに変身。ふたりの気合いが高まった事もあってか、変身から1分足らずで浄化技を放ってエレメントさんを救出する。
    • 今回は密度の濃い話だった為、戦闘の尺が短くなったのは仕方ないところだが、まだ第2話の段階での妖精の描写面の濃さとしては歴代を見返しても異例。ラビリンをマスコットではなく「もう一人の主人公」のような位置付けで描いていく、スタッフの決意が感じられる。

■第3話

  • ちゆの実家である「旅館沢泉」を案内されたのどかに付き添う。ペット用の温泉もあるということで、人目がなくなったところでペギタンと一緒に入浴してご満悦。ウサギのくせに風呂好きらしい。(※一般的なウサギは濡れるのがストレスになります)
  • だが、ちゆがやってきて目撃されるとまずいと息を止めて湯の中に長時間潜るはめに、再び人目がなくなった時にはユデダコになっていた。

助かったラビ・・・

  • もっとも、当のちゆはとっくに「のどかが不思議なウサギさんと一緒に行動している」ことに気づいていたので意味なかったのだが、ちゆがキュアフォンテーヌに覚醒したため秘密の共有者として結果オーライとなった。

■第4話

  • ニャトランがひなたをプリキュアに覚醒させるべく、わざと危ない目に合わせようとしたのに流石にブチギレ。これまた結果オーライでひなたがキュアスパークルになったことに「これで良かったのよね」と苦笑いするちゆにも八つ当たり気味な態度だった。

■第5話

  • のどかとちゆが会話している最中、フラフープをして遊んでいる場面が視聴者の間で可愛らしいと話題になっている。

フラフープするラビリン

  • この時、「ひなたに怖がられてるかも」と悩んでいるちゆに対して、ストレートに発言してしまい余計に凹ませた。

■第6話

  • 今回からシリーズ恒例のアバンでの主人公の自己紹介が追加された。だがなんと今年はのどかとラビリンのコンビでの出演。やはり「ふたりでひとり」の扱いなのだ。
  • 就寝前ののどかの部屋で、ラビリンがパジャマ姿で登場。普段はスカーフだけなのにパジャマは着るのかとか、ヒーリングアニマルの服飾感覚は結構な謎ではある。
  • 明日からのどかの母のやすこが仕事に復帰するので昼間はラテの面倒を見られなくなるということで、ラビリンがしっかり面倒を見ると胸を張る。
  • まあ案の定フラグであり、遊びにきたニャトランがラテを外に出してしまい、ラビリンまたもブチギレ。ラテを追いかける三妖精だったが、なかなかおいつかない。とりあえずラビリンはのどかに知らせてくるとその場を離れようとする。ニャトランとペギタンからラテの行き先がわからないのに今別れて大丈夫かと突っ込まれると、ラビリンは「のどかに聞けばわかるから大丈夫」と言うのだが……。
  • ラテが向かったのはやすこが務める運送会社。匂いを辿ってここまで来たのだった。ラビリンはラテが人間界で一番安心できる相手が誰かに気づいていたのである。
  • 当のやすこはいちご農場へ集荷に行っており、ラテを連れてのどかたちはそこへ向かう。しかしそこにビョーゲンズのダルイゼンが現れ、やすこを侮辱したばかりか傷つけて気を失われてしまう。この暴挙に怒ったのどかはキュアグレースに変身するも、蝕まれた地面に足を取られて動けなくなってしまった。ダルイゼンはグレースの無力を嘲笑い、それでもステッキを構えて反撃しようとするグレースに対し、ダルイゼンは汚れた泥の塊をラビリンの口にぶっこむと言うえげつない行動で反撃を封じた。(そしてヒーリングアニマルもプリキュア同様に危険を背負って戦っていることがよくわかる場面でもある)

■第7話

  • 新聞部の益子道男に、「最近の怪物騒ぎの現場にはいつも花寺のどかがいる」と嗅ぎつけられ、のどかが怪物を呼び寄せているのではと疑われていた。こっちは戦ってる側なのに濡れ衣もいいところだとして、ひなたは自分たちがプリキュアだとちゃんと説明しようと言うのだが、ラビリンは慌てて「ダメラビ!」と止める。「もしプリキュアって知られたら一大事ラビ! もしそんなことになったら…」と沈痛な表情で口ごもる。
  • 「ど、どうなるの?」と不安げにきくのどかに、ラビリンたち三妖精は「さぁ?」と首を傾げる。なんとラビリンたちも何が起こるか知らないのであった。ニャトラン曰く「バレることなんて前提にない」と言うこと。

■第9話

  • ショッピングモールの「ゆめぽーと」にみんなでお出かけ。ニャトランとペギタンがビーズメーカーをこっそり使ってラテのお土産にアクセサリを作ろうとするが、ラビリンは「これ違うラビ きっちり白・黄色・赤の順番ラビ」と小姑のような表情でダメ出しをし、やり直しを命じた。ニャトランやペギタンは細かすぎ、厳しすぎと文句をつけていたが、まあビーズメーカーを適当にあしらうと財団Bから粛清があるかもしれないから…

■第12話

  • ビョーゲンズの猛攻が続く中、プリキュア達の強化のための特訓を行う「プリキュア・チームビルディング大作戦」を企画。ヒーリングアニマル達の合同企画らしいが、ラビリンだけやたら張り切っていて、どうもこういう特訓的なシチュエーションに(昔の少年漫画的な意味で)憧れがあるらしい。そしてのどかも目をしいたけにして興奮してたのでやはり似たもの同士か。

■第14話

  • すこやかフェスティバルにみんなで参加。
  • この話のラビリンはどういうわけか異様にはっちゃけており、ひなたの店で作ったパンケーキを食べようとするニャトランに「ちょっと!これはラビリンのラビ!」と激怒してドン引きされ、自分の顔より大きい饅頭を物理的におかしいレベルで一口で平らげ、「もっと食べたいラビ! もっともっと(ry」と中毒患者のごとく癇癪を起こし、すこやかまんじゅう100個が賞品になる大声コンテンストにエントリーするように強引にプリキュア達にけしかけている。
  • いつものラビリンと違うというので視聴者からは結構な反響はあったが、ペギタンやニャトランは別にツッコミもしなかったので、もしかするとラビリンは甘いものを前にすると人格が変わるタイプなのかも知れない。

■第15話

  • ラビリンとのどかのケンカ回。第2話以降、のどかと二度目のすれ違いとなる。
  • ラベンだるまちゃん』を気にいったラビリン。そのあまりに独創的なデザインから、ニャトランに「本気か!?」とドン引きされてしまい、さらにはペギタンからも「可愛くないペエ」と言われ、つい「別に好きじゃないラビ」とはぐらかしてしまう。
  • 深夜、のどかの部屋でチラシを見るラビリン。のどかに気付かれてしまい大声で絶叫、のどかの両親も起こしてしまう。のどかは両親に「悪夢を見た」とごまかし、その場をしのいだ。ラビリンはのどかに「ラベンだるまちゃんのぬいぐるみが欲しい」と打ち明ける。
  • ハーブ専門店『ハーブガーデン』に通いスタンプを集めてぬいぐるみを手に入れ上機嫌のラビリン、その帰り道ニャトランとひなたに遭遇、ニャトランに「あのダサいだるまじゃん」と冷かされ恥ずかしくなり、「こんなの好きじゃないラビ!」とぬいぐるみを地面に投げつけてしまう。「何するのよ!」と怒って抗議するのどか、この出来事からのどかとのケンカに発展してしまう。
  • メガビョーゲンが現れキュアグレースに変身しようとするも、のどかとケンカしたため変身に失敗、この時ラテに「ワン!」と吠えられて叱責され、のどかから目を逸らすも怒ったラテに「ウ~」と唸られ、のどかに素直になれなかった事を謝り仲直り再びキュアグレースに変身した。
  • その後、ハーブガーデンに通い、2個目のぬいぐるみを手に入れた。

■第26話


■第27話

  • グアイワルの召喚したメガビョーゲンを見事撃退し、気球サークルの面々達と打ち上げを嗜む。その最中、遠くの方で妙な音を聞きつけ、真意を探ろうと森へと向かう。そこで衝撃の事件が起こるのであった…

■第28話

  • メガパーツを取り込まれ、苦しんだのどかを心配する。病院で安静にしていたが、話していた時、いきなり苦しみ出して、彼女の手を握る。なんでいきなり苦しみ始めたのかラテによって「プリキュアの力がビョーゲンズを追い出そうとしている。」事がわかって、2人で追い出す事に成功。

  • ケダリーを浄化した後、「この勢いでダルイゼンも浄化するラビ!」と提案するが、やられてしまい、彼の口から衝撃な言葉が聞かされる。

■第29話

  • ストレスを解消する為にランニングの頑張りすぎな彼女を心配する。

■第42話

  • 食欲が無くなるまで、ダルイゼンを助けるか悩み続けていた彼女を心配する。

彼女が帰って来た後、「もし、のどかが助けたいならラビリンは…ラビリンは一緒にダルイゼンを助けるラビ!」と大声で言う。彼女は本当はダルイゼンを助けたいのに、自分の役目が地球をお手当てする事だから、助けなかった。」と思っていた…。しかし、彼女の「助けたくない。」という気持ちを聞いた後、

「だったら、助けなくて良いラビ!悩む必要もないラビ!のどかが、自分を犠牲にしなきゃいけないなんてそんな義理も責任もないラビ!!のどかは、十分頑張ってくれてるラビ、それはラビリン達がよーく知ってるラビ、もしものどかに何か言ってくる奴がいたらラビリンが…ぶっ飛ばしてやるラビ!!だから、のどかは自分の気持ちも体も、大事にして良いラビ。のどかが苦しまなきゃいけない理由は一つもないラビ!」と彼女を励ました事により、のどかの悩みも吹っ切れた。

何度も助けを求めるスーパーダルイゼン「ダルイゼン!のどかの優しさに漬け込むのはやめるラビ!!」と怒鳴る。


■第44話

  • キングビョーゲンとの戦いが終わった後、ヒーリングガーデンに帰ろうとしていた。
  • のどかに「危ない事に巻き込んでゴメンラビ!!」と謝った。

■第45話

  • 彼女は人間という種を快く思わないヒーリングアニマルであるサルローの考えを全否定している。でも、のどか達の考えは違った…。
  • さらにヒーリングアニマルは常に人間の味方と言う訳ではないという事実も明らかになったのだった。
  • 最後はのどか達に手を振って見送った。
  • 余談だが、この回で何故かラテに「すあま」と言われており、ファンからはちょっとネタにされてた。

すあまラビリン


本編外ラビ編集

Blu-ray全巻購入者特典イラスト色紙編集

『ヒーリングっど♥プリキュア』Blu-ray vol.1~vol.4まで全巻に着いている「イラスト色紙全員サービス応募券」を集めて応募するともらえる全巻購入者特典イラスト色紙のサンプル画像で、ラビリンはケダリーすあま…」とつぶやかれている。

ダルイゼン「あれは食えないぞ…」


アニメージュ第43回アニメグランプリ編集

2021年8月号で発表されたアニメージュ第43回アニメグランプリにて、グランプリ作品部門は『ヒーリングっど♥プリキュア』が1位(得票数455point)となっており、山岡直子氏の描き下ろしイラストが掲載された。

イラスト内でラビリンは「なんでダルイゼンがランク入りしてるラビ!?」(男性キャラクター部門でダルイゼンは7位・得票数62point) 「しかもなんでシレっと制服着てるラビィー!!??」(→制服ダルイゼン参照)とダルイゼンの頭を叩いている。

ダルイゼン「知るかよ…」

なお、ラビリンはランク外であった。


演者について編集

担当声優の加隈亜衣氏はプリキュアシリーズ初出演である。

3年後となる2023年の『ひろがるスカイ!プリキュア』において、加隈氏は虹ヶ丘ましろ/キュアプリズム役に選出されることになった。


ちなみに同作品が放送される2023年の干支、すなわちうさぎである。


プリキュア20周年記念作品映画『プリキュアオールスターズF』ではましろと二役で登場することになった。


関連タグラビ編集

ヒーリングっど♥プリキュア キュアグレース ヒーリングアニマル プリキュア妖精一覧


シャルル(プリキュア)7年前のシリーズに登場したピンク色のウサギ型の妖精。こちらも主人公のパートナーかつ女の子。

バニラ11年前の女児アニメに登場した、伝説のスイーツ精霊(スピリッツ)。相方中の人つながり。

ラビリィほぼ同時期の女児アニメに登場した名前繋がりのバーチャルマスコット型のウサギ。

フレディ(GBD):同じく中の人が同じで声のトーンもほぼ同じ、本編の後半戦の放送・配信時期がヒープリとも同時期。更に別の地から救世主となる人物達を求めて接触を図り、その人物達と行動を共にして仲間となって行くのも共通。⇒プGキュアプリキュアビルドファイターズ



桃キュア歴代パートナー妖精編集

シャルルラビリンコメコメ

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